JPH01163016A - Ｆｒｐ成形物の製造方法 - Google Patents
Ｆｒｐ成形物の製造方法Info
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- JPH01163016A JPH01163016A JP29914787A JP29914787A JPH01163016A JP H01163016 A JPH01163016 A JP H01163016A JP 29914787 A JP29914787 A JP 29914787A JP 29914787 A JP29914787 A JP 29914787A JP H01163016 A JPH01163016 A JP H01163016A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、ＦＲＰ （強化プラスチック）成形物の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
［従来の技術］
ＦＲＰのハンドレイアップ法或はレジンインジェクショ
ン法等による成形物に於いて、剛性増大の為適宜補強リ
ブを設け、該補強リブ内には補強材を埋設する。
ン法等による成形物に於いて、剛性増大の為適宜補強リ
ブを設け、該補強リブ内には補強材を埋設する。
然し、この補強リブを設けると断面形状が急激に変化し
肉厚が局部的に増大するので、硬化の際本体表面の樹脂
収縮によるヒケが発生する。
肉厚が局部的に増大するので、硬化の際本体表面の樹脂
収縮によるヒケが発生する。
このヒケの状態を第２図、第３図に於いて具体的に説明
する。
する。
第２図は例えばマイクロバスのエンジンフードを示すも
のであり、該エンジンフード１の内面所要位置には破線
で示す補強リブ２が設けられる。この補強リブ２は断面
が第３図で示される如く、断面矩形の補強材３が埋設さ
れており、硬化成形した場合にはヒケ４がエンジンフー
ド表面の補強材３の面幅端縁に発生する。
のであり、該エンジンフード１の内面所要位置には破線
で示す補強リブ２が設けられる。この補強リブ２は断面
が第３図で示される如く、断面矩形の補強材３が埋設さ
れており、硬化成形した場合にはヒケ４がエンジンフー
ド表面の補強材３の面幅端縁に発生する。
ヒケが発生した場合には見栄えが低下し、商品価値に影
響するので、ヒケ防止の対策が講じられる。
響するので、ヒケ防止の対策が講じられる。
従来のヒケ防止対策の−としては特公昭ｅｔ−５７１７
１号に示されるものがある。第４図に於いてこの先行技
術について略述すると、該例では補強材として芯材５の
上面両端縁に上面を延長する如く薄肉突片Ｂを張出させ
、該薄肉突片６の幅を補強リブＷの幅よりも大きくした
ものである。
１号に示されるものがある。第４図に於いてこの先行技
術について略述すると、該例では補強材として芯材５の
上面両端縁に上面を延長する如く薄肉突片Ｂを張出させ
、該薄肉突片６の幅を補強リブＷの幅よりも大きくした
ものである。
この薄肉突片は、成形時に成形材料が硬化されて収縮を
生じた際でも、弾性変形して収縮を吸収してしまう働き
を有し、リブ両端縁での本体表面に収縮が及ばない様に
し、成形物にヒケが生じるのを防止するものである。
生じた際でも、弾性変形して収縮を吸収してしまう働き
を有し、リブ両端縁での本体表面に収縮が及ばない様に
し、成形物にヒケが生じるのを防止するものである。
【発明が解決しようとする問題点］
然し、上記した従来例では補強材としてＴ字状の断面形
状が必要である。
状が必要である。
この為、金属材料、樹脂材料では切削加工、押出加工、
引抜き加工等で成形され、木材では切削加工で成形され
ており、切削加工によった場合は加工コストが著しく高
くなり、押出加工、引抜き加工によるとしても特別のダ
イスを用いた押出加工、引抜き加工となって型費が高く
加工の手間が掛かってしまうという問題があった。
引抜き加工等で成形され、木材では切削加工で成形され
ており、切削加工によった場合は加工コストが著しく高
くなり、押出加工、引抜き加工によるとしても特別のダ
イスを用いた押出加工、引抜き加工となって型費が高く
加工の手間が掛かってしまうという問題があった。
［問題点を解決するための手段］
本発明は上記実情を鑑みてなしたものであって、補強リ
ブを有するＦＲＰ成形物の製造方法に於いて、一方の成
形型の補強リブ成形部に強化繊維マットを介在させ適宜
な剛性を有する補強材を配置し、該補強材の上方に該補
強材とは別体の独立気泡のヒケ防止シートを補強リブ全
幅に亘って掛渡る様敷設し、更にヒケ防止シートに強化
繊維マットを在させて他方の成形型を当接せしめ、成形
型内に樹脂を注入硬化させることを特徴とするものであ
る。
ブを有するＦＲＰ成形物の製造方法に於いて、一方の成
形型の補強リブ成形部に強化繊維マットを介在させ適宜
な剛性を有する補強材を配置し、該補強材の上方に該補
強材とは別体の独立気泡のヒケ防止シートを補強リブ全
幅に亘って掛渡る様敷設し、更にヒケ防止シートに強化
繊維マットを在させて他方の成形型を当接せしめ、成形
型内に樹脂を注入硬化させることを特徴とするものであ
る。
［作 用］
補強リブ内に埋設した補強材により成形品の補強がなさ
れ、リブの幅と路間じかそれ以上の幅を有するヒケ防止
シートによってヒケが防止される。
れ、リブの幅と路間じかそれ以上の幅を有するヒケ防止
シートによってヒケが防止される。
［実 施 例］
以下図面を参照しつつ本発明の１実施例を説明する。
第１図（イ）〜Ｇ＝）に於いて、成形用型の一方１３に
強化繊維マツドアを敷設し、その後該繊維マツドア上に
断面矩形（下端両縁を面取等してもよい）の柱状補強材
１Ｇを乗置する。この補強材ｌＯは適宜な強さと、剛性
を有するもので容易に入手し得るもの例えば木材を用い
る。補強材ＩＯの上に強化繊維マット９を敷設し、更に
ヒケ防止シート１１を敷設する。該ヒケ防止シート１１
は、独立気泡（気泡と気泡が連通していないもの）の発
泡シートで厚さが３ｍ〜５ｍ程度で幅が補強リブ２の幅
に略等しいか、それ以上の幅を有するものとする。
強化繊維マツドアを敷設し、その後該繊維マツドア上に
断面矩形（下端両縁を面取等してもよい）の柱状補強材
１Ｇを乗置する。この補強材ｌＯは適宜な強さと、剛性
を有するもので容易に入手し得るもの例えば木材を用い
る。補強材ＩＯの上に強化繊維マット９を敷設し、更に
ヒケ防止シート１１を敷設する。該ヒケ防止シート１１
は、独立気泡（気泡と気泡が連通していないもの）の発
泡シートで厚さが３ｍ〜５ｍ程度で幅が補強リブ２の幅
に略等しいか、それ以上の幅を有するものとする。
ヒケ防止シート１１の上に強化繊維マット９を乗せ、も
う一方の成形用型１４で上記積重ねたものを挟み込み、
樹脂注入口１２から樹脂を注入した後熱硬化させる。
う一方の成形用型１４で上記積重ねたものを挟み込み、
樹脂注入口１２から樹脂を注入した後熱硬化させる。
この熱硬化の際樹脂は収縮するが、前記ヒケ防止シート
１１の弾性によりヒケが防止される。
１１の弾性によりヒケが防止される。
ここで、ヒケ防止シー）１１を独立気泡の発泡シートと
したのは本発明者が種々の実験を行った上で効果的にヒ
ケを防止し得るものとの結果に基づくものであり、樹脂
注入時に樹脂が気泡内に浸入してヒケ防止シートの弾力
性を損わない及び、熱硬化時に於ける樹脂の流れを完全
に阻止して、ヒケ防止シートの弾性変形によるヒケ防止
機能を効果的に発揮させるものである。
したのは本発明者が種々の実験を行った上で効果的にヒ
ケを防止し得るものとの結果に基づくものであり、樹脂
注入時に樹脂が気泡内に浸入してヒケ防止シートの弾力
性を損わない及び、熱硬化時に於ける樹脂の流れを完全
に阻止して、ヒケ防止シートの弾性変形によるヒケ防止
機能を効果的に発揮させるものである。
又、補強材の形状については前記ヒケ防止シートがヒケ
を防止するので、特にヒケ対策を講じる必要はなく、リ
ブの形状に適宜合せれば加工の容易な形状としてよく、
又必要に応じた強度、剛性を有するものを採用すればよ
い。
を防止するので、特にヒケ対策を講じる必要はなく、リ
ブの形状に適宜合せれば加工の容易な形状としてよく、
又必要に応じた強度、剛性を有するものを採用すればよ
い。
尚、上記実施例に於いて、補強材とヒケ防止シートの間
の強化繊維マット９は省略してもよい。
の強化繊維マット９は省略してもよい。
［発明の効果］
以上述べた如く本発明によれば、補強材は単なる角材で
よく、而も材料としては任意のものでよいので木材の廃
材が使用でき、ヒケ防止シートも市販のテープ又はシー
ト状のものを切断するだけで容易に製作できるので、補
強材は極めて安価となり、ヒケの防止についても独立気
泡のヒケ防止シートにより効果的に防止することができ
る。
よく、而も材料としては任意のものでよいので木材の廃
材が使用でき、ヒケ防止シートも市販のテープ又はシー
ト状のものを切断するだけで容易に製作できるので、補
強材は極めて安価となり、ヒケの防止についても独立気
泡のヒケ防止シートにより効果的に防止することができ
る。
第１図（イ）（Ｏ）（Ａ＞（＝）は本発明の実施例を示
す工程説明図、第２図は補強リブを有するＦＲＰ成形品
の１例を示す斜視図、第３図は第２図のＡ−Ａ矢視図、
第４図は従来例の説明図である。 ７．８．９は強化繊維マット、１０は補強材、ｌｌはヒ
ケ防止シート、１２は樹脂注入口、１３．１４は成形用
型を示す。
す工程説明図、第２図は補強リブを有するＦＲＰ成形品
の１例を示す斜視図、第３図は第２図のＡ−Ａ矢視図、
第４図は従来例の説明図である。 ７．８．９は強化繊維マット、１０は補強材、ｌｌはヒ
ケ防止シート、１２は樹脂注入口、１３．１４は成形用
型を示す。
Claims (1)
- １）補強リブを有するＦＲＰ成形物の製造方法に於いて
、一方の成形型の補強リブ成形部に強化繊維マットを介
在させ適宜な剛性を有する補強材を配置し、該補強材の
上方に該補強材とは別体の独立気泡のヒケ防止シートを
補強リブ全幅に亘って掛渡る様敷設し、更にヒケ防止シ
ートに強化繊維マットを介在させて他方の成形型を当接
せしめ、成形型内に樹脂を注入硬化させることを特徴と
するＦＲＰ成形物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29914787A JPH01163016A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | Ｆｒｐ成形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29914787A JPH01163016A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | Ｆｒｐ成形物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163016A true JPH01163016A (ja) | 1989-06-27 |
| JPH0511724B2 JPH0511724B2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=17868734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29914787A Granted JPH01163016A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | Ｆｒｐ成形物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01163016A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06226756A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-16 | Shinano Polymer Kk | 液状樹脂の無加圧加熱硬化成形方法およびこれを利用した押釦スイッチ用カバー部材 |
| JP2016145473A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 住友建機株式会社 | ショベル用カバー |
| CN106182829A (zh) * | 2014-11-26 | 2016-12-07 | 株式会社东芝 | 包含金属板的碳纤维加固的成形产品及其制造方法 |
| JP2019217651A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 日産自動車株式会社 | 複合材料構造体の形成方法 |
| JP2020525317A (ja) * | 2017-07-06 | 2020-08-27 | ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー | 特に、延伸装置及び／又は搬送チェーン用の摺動片並びに関連する延伸装置又は搬送チェーン |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110385810B (zh) * | 2018-04-17 | 2021-11-05 | 河南平高电气股份有限公司 | 杆类浇注件的二次定型工装及杆类浇注件二次定型的方法 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP29914787A patent/JPH01163016A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06226756A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-16 | Shinano Polymer Kk | 液状樹脂の無加圧加熱硬化成形方法およびこれを利用した押釦スイッチ用カバー部材 |
| JP2657171B2 (ja) * | 1993-01-29 | 1997-09-24 | 信越ポリマー株式会社 | 押釦スイッチ用カバー部材の製造方法 |
| CN106182829A (zh) * | 2014-11-26 | 2016-12-07 | 株式会社东芝 | 包含金属板的碳纤维加固的成形产品及其制造方法 |
| JP2016145473A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 住友建機株式会社 | ショベル用カバー |
| JP2020525317A (ja) * | 2017-07-06 | 2020-08-27 | ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー | 特に、延伸装置及び／又は搬送チェーン用の摺動片並びに関連する延伸装置又は搬送チェーン |
| JP2019217651A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 日産自動車株式会社 | 複合材料構造体の形成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0511724B2 (ja) | 1993-02-16 |
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