JPH0116273Y2 - - Google Patents

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JPH0116273Y2
JPH0116273Y2 JP3496283U JP3496283U JPH0116273Y2 JP H0116273 Y2 JPH0116273 Y2 JP H0116273Y2 JP 3496283 U JP3496283 U JP 3496283U JP 3496283 U JP3496283 U JP 3496283U JP H0116273 Y2 JPH0116273 Y2 JP H0116273Y2
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level
liquid
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cylindrical case
case
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は同一容器内に比重差によつて層別して
位置する絶縁性液体と導電性液体の各液面レベル
を検知するレベルスイツチに係り、特に小型化と
低価格化を図つたレベルスイツチに関する。
(b) 技術の背景 例えば暖房用石油ストーブ等の石油タンク、と
りわけ屋外から室内のストーブに石油を供給する
ように構成された屋外設置用の石油タンクでは、
外気温度の昇降によるタンク内結露等によつて経
時的に該タンク内に水が蓄積する。
この蓄積した水が所定量を越えて給油路に侵入
すると該給油路に繋がるストーブが消火すると共
にその後の清掃が煩わしくなるため、通常これら
の石油タンクに石油および水の液面レベルを検知
するスイツチ(またはセンサ)と排水用のドレン
コツクを設け水が所定量以上に蓄積しないように
している。
(c) 従来技術と問題点 第1図および第2図は、油タンク内に層別して
位置する油および水の両液面を検知するレベルス
イツチの構造例を示す模式図である。
第1図において、1は油の液面レベル(以下油
面レベルとする)、2は水の液面レベル(以下水
面レベルとする)すなわち両液体の境界面をそれ
ぞれ示している。
また保持金具3で支持されたレベルスイツチ4
は、絶縁性プラスチツクよりなる有底筒状ケース
5の内部に2個のリードスイツチ6および7を相
互に絶縁を保つて軸方向に位置をずらせた状態で
収容、保持したものであり、2個のリードスイツ
チの内、端子12,13に繋がるリードスイツチ
6は該ケース5を取り巻いて油面レベル1に浮か
ぶ浮子8の内径部分に装着したリング状の永久磁
石9と対をなし、また端子14,15に繋がるリ
ードスイツチ7は該ケース5を取り巻いて水面レ
ベル2に浮かぶ浮子10の内径部分に装着したリ
ング状の永久磁石11と対をなすように構成して
いる。
従つて、油面レベル1の変動に伴つて永久磁石
9が上下動し該油面レベル1が一定値になつたと
きにリードスイツチ6が動作しその開閉情報が端
子12,13から送出される。同様に水量の増減
に伴つて永久磁石11が上下動し該水面レベル2
が所定値に達した時に動作するリードスイツチ7
の開閉信号が端子14,15から送出されるよう
になる。
そこで該リードスイツチ6および7を予め設定
した位置関係を保つて配置することにより、所定
の液面レベルに到達した油面と水面を独立して検
知することができる。
第2図において、21は油面レベルをまた22
は水面レベルをそれぞれ示しているが、図の場合
には油面レベル21を検出するレベルスイツチ2
3と水面レベル22を検出するセンサ24を独立
させて構成している。
すなわち、保持金具29で第1図同様に支持固
定されているレベルスイツチ23は、端子30,
31で外部回路に繋がるリードスイツチ26を絶
縁性プラスチツクよりなるケース25の内部に収
容・保持したもので、該リードスイツチ26をケ
ース25を取り巻いて油面レベル21に浮かぶ浮
子27の内径部分に装着したリング状の永久磁石
28に対応させて構成している。
一方、保持金具36で容器と絶縁を保ち且つ上
記浮子27の外側で該ケース25と対応する位置
に該ケース25と平行に支持固定されている2個
の棒状電極32,33よりなるセンサ24は、少
なくともその両先端部が許容の水面レベル22に
浸されるように配置しているものであり他端は対
をなす端子34,35で外部回路に接続されてい
る。
従つて油面レベル21の検知情報は第1図で説
明した如く端子30,31から送出されて該油面
レベル21が容易に検知できる。
一方導電性を有する水面レベル22は、棒状電
極32,33の水中に浸漬されている部分の長さ
による両電極間の電気抵抗の変化を端子34,3
5を介して検知することにより知ることができ
る。
なお、水がない場合すなわち水面レベル22が
0のときは該電極32,33の間に導通がないこ
とから容易に検知できる。
しかし、第1図で説明したレベルスイツチでは
第2図で示したレベルスイツチより高価になると
言う欠点があり、また第2図で説明したレベルス
イツチでは構成的に大型となつて小さなスペース
には取付けられないと言う欠点があつた。
(d) 考案の目的 本考案の目的は、上記問題点に鑑み小型化と低
価格化を実現したレベルスイツチを提供すること
にある。
(e) 考案の構成 上記目的は、層別して共存する導電性液体と該
導電性液体より比重の小なる絶縁性液体中には導
電体よりなる有底筒状ケースが、開口部は変動す
る上記絶縁性液体の液面より突出する如くにまた
底面は上記導電性液体の許容液面より下方に位置
する如くに設けられ、該有底筒状ケースの内部所
定位置には該ケースに対して絶縁保持した感磁ス
イツチング素子が、また該ケースの外周には上記
絶縁性液体の変動する液面に対応して上下動する
リング状の磁性体を持つ浮子を配設すると共に、
該有底筒状ケースの上記浮子の外側には、該有底
筒状ケースと平行で上端は上記絶縁性液体の液面
より突出し下端部は少なくとも上記導電性液体の
許容液面より下方に位置する金属電極を配置し、
該有底筒状ケースに設けた電極端子と上記金属電
極との間では導電性液体の液面レベルを、また該
有底筒状ケースの内部に装着した上記感磁スイツ
チング素子の端子間では絶縁性液体の液面レベル
をそれぞれ検知する如くに構成してなることを特
徴としたレベルスイツチによつて達成される。
(f) 考案の実施例 以下図面に従つて本考案の実施例を説明する。
第3図は本考案の一実施例に係わるレベルスイ
ツチの構造を説明する模式図であり、第4図は前
記スイツチに1個の棒状電極を併用した場合を説
明する模式図である。
第3図で、41は金属性の油タンク、42は油
面レベル、43は水面レベルをそれぞれ示してい
る。
また、少なくとも該油タンク41とは絶縁され
た状態で保持金具44で支持されたレベルスイツ
チ45は、金属または導電性プラスチツクよりな
る第2図同様の有底筒状ケース46の内部所定位
置に端子50,51で外部回路と接続したリード
スイツチ47を該ケース46と絶縁を保つて保持
したもので、該ケース46の上部開口部は変動す
る油面レベル42から上部に突出していると共に
該ケース46の底面部は許容の水面レベルより下
側で油タンク41には接触しないように配置構成
している。
なお該ケース46内の上記リードスイツチ47
は、該ケース46を取り巻いた状態で油面レベル
42に浮かぶ浮子48の内径部に装着したリング
状の永久磁石49により開閉するように構成され
ている。
また該ケース46の油面レベルより上の端部に
設けた該ケースと導通する端子金具52および油
タンク41の側壁外部に装着した該油タンク41
と導通する端子金具53には、接続端子54,5
5がそれぞれ接続されている。
かかる構成になるレベルスイツチでは、油面レ
ベル42を検知する情報は上下動する永久磁石4
9によつて端子50,51を介して知ることがで
きると共に、水面レベル43は片側の電極となる
上記ケース46と他方の電極となる油タンク41
の間の電気抵抗を接続端子54,55を介して測
定することによつて検知することができる。
従つて従来の第1図で説明した場合に比べると
水面レベル2を検知するリードスイツチ7および
該リードスイツチ7を動作させるための浮子10
が不要となる。
第4図は第2図に対応する場合の例を示したも
のである。
図で、65は油面レベルをまた66は水面レベ
ルをそれぞれ表わしている。
保持金具61で支持された第3図と同等のレベ
ルスイツチ45の浮子48の外側には、油面レベ
ル65から突出する上端部に接続端子64を備え
且つ下端部が該レベルスイツチ45と同様に許容
水面レベルより下側に位置するように保持金具6
2で支持された棒状電極63が並設されている。
この場合には、油面レベル65は第3図で説明
した如く端子50,51を介して知ることができ
ると共に、水面レベル66は上記ケース46に繋
がる接続端子54と棒状電極63に繋がる接続端
子64の間の電気抵抗を測定することによつて検
知できる。
従つて従来の第2図の場合に比べると、水面レ
ベル22を検知するためのセンサ24の2個の電
極32,33が1個の電極63で検知可能とな
る。
なお上記各実施例におけるレベルスイツチ45
ではリードスイツチを有底筒状ケースに収容して
構成しているが、リードスイツチに代えて他の感
磁素子例えばホール効果を利用して磁界の強さを
電気信号に変換するホール素子等を利用しても全
く同等の効果を得ることができる。
(g) 考案の効果 上述の如く本考案により、従来構成になるレベ
ルスイツチよりも小型で低価格のレベルスイツチ
を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2個のリードスイツチを収容して2液
の液面レベルを検知するレベルスイツチの従来構
造を説明するための模式図、第2図は1個のリー
ドスイツチを収容したレベルスイツチと一対の電
極を備えてなるレベルスイツチとを併用して2液
の液面レベルを検知する従来方法を説明するため
の模式図、第3図は本考案の一実施例に係わるレ
ベルスイツチの構造を説明するための模式図、第
4図は第3図に示したレベルスイツチに一本の電
極を併用した使用方法を説明するための模式図で
ある。 図中において、1,21,42,65は油面レ
ベル、2,22,43,66は水面レベル、3,
29,36,44,61,62は保持金具、4,
23,45はレベルスイツチ、5,25,46は
有底筒状ケース、6,7,26,47はリードス
イツチ、8,10,27,48は浮子、9,1
1,28,49は永久磁石、12,13,14,
15,30,31,34,35,50,51は端
子、24はセンサ、32,33,63は棒状電
極、41は容器、52,53は端子金具、54,
55,64は接続端子、をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 層別して共存する導電性液体と該導電性液体よ
    り比重の小なる絶縁性液体中には導電体よりなる
    有底筒状ケース46が、開口部は変動する上記絶
    縁性液体の液面より突出する如くにまた底面は上
    記導電性液体の許容液面より下方に位置する如く
    に設けられ、 該有底筒状ケース46の内部所定位置には該ケ
    ース46に対して絶縁保持した感磁スイツチング
    素子47が、また該ケース46の外周には上記絶
    縁性液体の変動する液面に対応して上下動するリ
    ング状の磁性体49を持つ浮子48を配設すると
    共に、 該有底筒状ケース46の上記浮子48の外側に
    は、該有底筒状ケース46と平行で上端は上記絶
    縁性液体の液面より突出し下端部は少なくとも上
    記導電性液体の許容液面より下方に位置する金属
    電極を配置し、 該有底筒状ケース46に設けた電極端子52と
    上記金属電極との間では導電性液体の液面レベル
    を、また該有底筒状ケース46の内部に装着した
    上記感磁スイツチング素子47の端子50,51
    間では絶縁性液体の液面レベルをそれぞれ検知す
    る如くに構成してなることを特徴としたレベルス
    イツチ。
JP3496283U 1983-03-11 1983-03-11 レベルスイツチ Granted JPS59141637U (ja)

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JPS59141637U JPS59141637U (ja) 1984-09-21
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