JPH0116269Y2 - - Google Patents

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JPH0116269Y2
JPH0116269Y2 JP614281U JP614281U JPH0116269Y2 JP H0116269 Y2 JPH0116269 Y2 JP H0116269Y2 JP 614281 U JP614281 U JP 614281U JP 614281 U JP614281 U JP 614281U JP H0116269 Y2 JPH0116269 Y2 JP H0116269Y2
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JP
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support rod
insulation support
section
inter
cross
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JP614281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、固定および可動接触子間を絶縁支持
棒で連結したしや断器に関するものである。
近年、電力需要の増大に伴なつて電力系統はま
すます高圧大容量化し、しや断器に要求される機
能もますます増大している。機能の増大により、
極間コンデンサー、投入抵抗等の容量は増加し、
その重量も増加している。この重量を極間に配設
した絶縁物からなる極間絶縁支持棒で支えるため
には、より剛性の大きい極間絶縁支持棒で支えな
ければならない。極間絶縁支持棒の個数を多くす
ると、極間コンデンサーを配設する空間が少なく
なる。極間絶縁支持棒の個数を少なくした場合、
一本当たりの強度を増やさなければならない。従
来の円形断面を有する極間絶縁支持棒を使用した
場合、強度を増すには径を太くしなければなら
ず、結局タンク径も大きくなつてしまい、しや断
器が大型化するという欠点を有する。
従来のしや断器のしや断部の正面図の一例を第
1図に、またその断面図を第2図に示す。
図において、1,2は消弧室両端の金属製の端
板で、この端板1には固定主接触子4、固定アー
ク接触子5が取り付けられ、端板2にはピストン
6フインガー接触子7がそれぞれ取り付けられて
いる。そして、端板1,2を極間絶縁支持棒3で
支えている。ピストン6の内側にはロツド8が組
み込まれ、このロツド8はバツフア−シリンダー
9の前面に可動アーク接触子10と絶縁ノズル1
1,12が組み合わされて可動部として配置され
ている。13は極間の分圧コンデンサー、14は
投入抵抗、15はタンクである。
第1図および第2図において、Aは消弧部の最
小内径、Bは極間絶縁支持棒3の径、Cはタンク
内径である。
しや断器のしや断容量増大に伴う極間コンデン
サー13、投入抵抗14の増加により、極間絶縁
支持棒3に対する荷重負荷は増大する。この荷重
負荷の増大に対応するため、極間絶縁支持棒3の
径Bを大きくした場合、必然的にタンク内径Cも
また大きくなり、経済性、設置場所のスペース、
輸送の信頼性等、多くの欠点があつた。
本考案は、極間絶縁支持棒の剛性を大きくとる
とタンク径まで大きくなるということに鑑みてな
されたもので、極間絶縁支持棒をタンク径方向に
寸法の小さい異形断面形状にすることによつて、
極間絶縁支持棒の剛性を高めるとともに、タンク
の内径が小さくなるようにしたしや断器を提供す
る。
本考案の一実施例を第3図および第4図に示
す。第3図は小判形断面、第4図は長方形断面の
極間絶縁支持棒で、いずれも図のaは平面断面
図、bは正面断面図、cは側面図を示す。図中、
31は取付けのための埋金である。これら極間絶
縁支持棒3は、第1図の符号3のように端板1,
2を図示されない締付ねじによつて支持するもの
である。
なお、極間絶縁支持棒3のクリープ変形は、第
5図のようになると考えられる。第2図に示す従
来の円形断面の極間絶縁支持棒3と同じ剛性を持
つ小判形断面の極間絶縁支持棒3を使用した場合
のタンクの断面図を第6図に示す。第6図に示す
ように、図示の左右に配置されている極間絶縁支
持棒3の断面を垂直方向すなわち、両接触子と対
向する面が長い形状にすることによつて、第2図
の極間絶縁支持棒3が配置された空間内で垂直方
向の強度を増加させることができる。例えば、矩
形状の断面を有する棒幅をb、高さをhとしたと
き、棒の強度はbh2に比例する。したがつて、高
さhを2倍にすると、強度は4倍になる。この場
合、幅方向を増やしてもよいが、高さを増やす方
がより効果的である。以上の結果から、強度を同
じにすれば極間絶縁支持棒を配置するためのスペ
ースを小さくすることができる。これは、小判形
断面の極間絶縁支持棒3は、円形断面の極間絶縁
支持棒と同じ剛性を持ちながら、その厚みがタン
ク径方向に厚くないからである。長方形断面の極
間絶縁支持棒を使用した場合も同様である。この
ようにして、しや断器を小形にコンパクトにする
ことができ、変電所のスペースや輸送信頼性にも
有効である。
第7図は極間絶縁支持棒をしや断器に取付けた
場合の各種態様を示したもので、図に示すように
小判形断面・長方形断面の極間絶縁支持棒と円形
断面の極間絶縁支持棒との組み合わせによる支持
構造の場合も、同等の効果があることはいうまで
もない。
本考案はSF6ガスしや断器のみならず、油しや
断器、空気しや断器、断路器に適用しても同等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はしや断器のしや断部の正面図、第2図
は従来の円形断面の極間絶縁支持棒を使用した場
合のしや断部の断面図、第3図および第4図は、
本考案の一実施例を示し、第3図は小判形断面、
第4図は長方形断面の極間絶縁支持棒を示し、a
は平面断面図、bは正面断面図、cは側面図、第
5図は極間絶縁支持棒のクリープ変形状態を示す
説明図、番6図は本考案を使用した場合のタンク
の断面図、第7図は円形断面、小判形断面、長方
形断面などの極間絶縁支持棒を取付けた場合の各
種態様の説明図である。なお、図中、同一符号は
同一もしくは相当部分を示す。 図中、1,2は端板、3は支持棒、4は固定主
接触子、5は固定アーク接触子、7はフインガー
接触子、9はバツフアシリンダー、10は可動ア
ーク接触子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の端板に支持された固定接触子と第2の端
    板に支持された可動接触子とを接触可能に構成
    し、上記両端板間を上記両接触子を囲繞した絶縁
    物からなる支持棒で連結したものにおいて、上記
    支持棒の上記両接触子の接離方向と直角方向の断
    面は、上記両接触子と対向する第1の面の長さが
    上記第1の面と隣接した第2の面の長さより大き
    くなるように形成されていることを特徴とするし
    や断器。
JP614281U 1981-01-19 1981-01-19 Expired JPH0116269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP614281U JPH0116269Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JP614281U JPH0116269Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57119435U JPS57119435U (ja) 1982-07-24
JPH0116269Y2 true JPH0116269Y2 (ja) 1989-05-15

Family

ID=29804470

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JPS57119435U (ja) 1982-07-24

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