JPH01162352A - 半導体類の封止法 - Google Patents

半導体類の封止法

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JPH01162352A
JPH01162352A JP32170087A JP32170087A JPH01162352A JP H01162352 A JPH01162352 A JP H01162352A JP 32170087 A JP32170087 A JP 32170087A JP 32170087 A JP32170087 A JP 32170087A JP H01162352 A JPH01162352 A JP H01162352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding agent
adhesive
semiconductor
base
elastic bodies
Prior art date
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Pending
Application number
JP32170087A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ota
伸一 太田
Yutaka Yamaguchi
豊 山口
Yasushi Goto
泰史 後藤
Toshiyuki Arai
敏之 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01162352A publication Critical patent/JPH01162352A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キャビティ構造を有する半導体類の封止法に
関する。
(従来技術とその問題点) 近年、半導体類のパッケージにおいては、樹脂と半導体
類との熱膨張係数の違いにより、半導体類のアルミ配線
にずれや断線が生ずるため、中空の、いわゆるキャビテ
ィ構造を有するパッケージが提案されている。
ところで、従来の接着剤使用によるパッケージ材の封止
においては、接着剤の加熱硬化時に、キャビティ内の内
圧が上昇し、接着部に貫通孔(ブローホール)が生ずる
という問題があった。
このようなブローホールを防止するには、常温硬化型の
接着剤を使用すればよいが、常温硬化型の接着剤には、
半導体類の湿熱試験に充分に耐え得る接着性がないこと
、また一般に硬化するまでの時間が長い等の問題がおっ
た。
そこで、加熱硬化型の接着剤を使用し、ブロー  ゛ホ
ールの生成を防止する方法が種々提案されている。
特開昭59−134851号および特開昭60−189
5号では、予めパッケージ材の1箇所に貫通孔を設け、
接着剤の加熱硬化後にこの貫通孔を塞ぐ方法が提案され
ている。
また、特開昭61−281540号では、形状記憶合金
を使用し、接着剤が硬化しはじめたときに、一対のパッ
ケージ材が合体されるようにしてブローホールの生成を
防止している。
ざらに、特開昭62’−20207号では、高温雰囲気
下で接着剤の塗布作業を行ない、加熱硬化時の内圧の上
昇を防止する方法が提案されている。
しかしながら、上記の如き方法では、以下に述べるよう
な問題点がある。
まず、特開昭59−134851号および特開昭60−
1895号で提案されているように、パッケージ材の1
箇所に貫通孔を設け、接着剤の加熱硬化後にこの貫通孔
を埋め込む方法では、貫通孔を埋め込むための工程が1
工程増えること、またパッケージ材が熱可塑性樹脂の場
合は再溶融させ、貫通孔を埋め込むことが可能であるが
、熱硬化性樹脂の場合には再溶融できず、結局接着剤に
より貫通孔を塞ぐことになり、本質的な解決とはなって
いない。
また、特開昭61−281540号では、形状記憶合金
を使用し、接着剤が硬化しはじめるときに、一対のパッ
ケージ材が合体されるようにしてブローホールの生成を
防止しているが、この方法では、形状記憶合金が接着剤
の硬化が開始するときに一対のパッケージが合体される
ように調整する必要があるとともに、コスト的にも高く
なるという問題がある。
また、特開昭62−20207号のものは、高温雰囲気
下で接着剤の塗イ「作業を行ない、加熱硬化時の内圧の
上昇を防止するものであるが、高温雰囲気下の作業であ
るため、高温での接着剤の滞留時間を短くしないと接着
剤が硬化するおそれがあること、またパッケージ材も充
分に予熱されていないと、結局はキャビティ内外に圧力
差が生ずる等の問題がある。
(発明の目的) 本発明は上記の如き問題点に鑑み、ブローホールの防止
が図られているとともに、しかも簡易低コストに生産で
きるキャビティ構造を有する半導体類の封止法を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一対のパッケージ材よりなるとともに、少な
くとも一側は半導体類を収納するためのキャビティ構造
を有する半導体類用のパッケージの封止法において、 上記パッケージ材間に接着剤を塗布し、この接着剤塗布
部の外周に弾性体を密着させた状態で加熱硬化させた後
、弾性体を取除くことを特徴とする半導体類の封止法に
関する。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の模式図で、まず第1図(a)に示すよ
うに、キャビティ構造を有する樹脂ベース1の凹部中央
部にはタブ5を設けるとともに、両端にはリードフレー
ム2を一体的に介挿する。
次に第1図(b)に示すように、上記タブ5上にIC等
の半導体類3を載置固定し、半導体類3とリードフレー
ム2とを、ワイヤ4でポンディングする。
さらに第1図(C)に示すように、ベース1上に接着剤
9を塗布し、キャップ7を載置するとともに、接着剤9
が塗布された外周には接着剤を介して弾性体8を装着す
る。この場合、必要に応じて弾性体8には離型剤を塗布
しておく。また、接着剤を使用せず適宜方法で弾性体8
を圧接してもよい。
最後に、第1図(C)の状態で、キャップとベース間を
図示しないクリップ等で挾み込み、硬化炉に投入し、接
着剤を硬化させ、これにより半導体類3の封止が完了す
ることになる。
なお、上記の場合、予めリードフレーム2を一体的に設
けたベース1にキャップ7を装着して、キャビティ構造
を得たが、第2図に示すように予め半導体類を収容する
ためのキャビティ構造を有する一対の成形品10.10
′を用意し、この−対の成形品をリードフレーム2を介
して装着してもよい。すなわち、リードフレーム2と成
形品10.10−間にともに接着剤9を塗布するととも
に、接着剤9が塗布された外周には弾性体8を装着し、
加熱硬化するものである二 次に本発明に用いられるパッケージ材は、使用される半
導体類の用途特性等に応じて適宜選択されるが、金属、
セラミック、樹脂等が用いられる。
樹脂の場合には、高い耐熱性(耐熱変形性および耐熱劣
化性)と低い透湿性および一定水準以上の電気、機械特
性に加え、さらに成形性にも優れていることが必要であ
る。
例えば、コバール、アルミナ、エポキシ系樹脂、フェノ
ール系樹脂、エーテル系樹脂、エステル系樹脂、芳香族
ポリエステル系樹脂、炭酸エステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂等の中で、吸水率の低いグレード、ポリフェニレ
ンサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエ
ーテルケトン等の樹脂、およびこれらの樹脂の1種また
は2種以上と各種充填剤との混合物等を挙げることがで
きる。
また加熱硬化型接着剤としては、エポキシ系、シリコン
系、ビニルニトリルゴム系およびウレタン系のものが好
ましい。
一方、弾性体としては、シリコン系、テフロン系等のも
のが好ましい。
本発明は、上記の如く、接着剤とともに弾性体を併用し
、弾性体のシール効果により、加熱硬化時のキャビティ
内部の内圧の上昇によるブローホールの生成を防止して
いる。これにより封止性の良好な半導体類のパッケージ
を得ることができることになる。
また弾性体は離型剤の塗布等により容易に剥離されるの
で、繰り返し使用することができる。
なお、上記においては、DIP型パッケージについて説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、キ
ャビティ構造を有する全てのパッケージに応用できるこ
とは勿論である。
(実施例) 次に本発明を実施例および比較例によって説明する。
実施例 樹脂としてエポキシ樹脂(CE L−F−757PI−
1,日立化成■製)、リードフレームとして300m1
lDIP用の16ピンのリードフレームを使用して、第
1図(a)に示すように、リードフレーム2と一体的に
樹脂ベース1を成形した。
次に第1図(b)に示すように、タブ5上に半導体類(
TTL型IC>3を載置固定し、半導体類3とリードフ
レーム2を金線のワイヤ4でボンディングした。
さらに第1図(C)に示すように、ベース1の上に接着
剤(S/W22’14H丁、住友スリーエム製)9を塗
布し、予め成形したベース1と同一材料よりなるキャッ
プ7をかぶせるとともに、接着剤9の塗布された外周に
直径0.5mmのシリコンゴム製の弾性体8を配置し密
着させた。
そして最後に、図示しないクリップによってキャップと
ベース間を挾み込み、これを120℃の恒温槽に40分
間投入し、接着剤を硬化させた。
硬化後、クリップおよび弾性体を取除きキャビティ構造
を有する封止品を得た。
次に上記の如くして得られた20個の封止品につき、M
I L−8TD−750Gで規定されている封止法を評
価するグロスリーク試験に供した結果、全数バブルの発
生がなく充分な封止性を示した。
比較例 弾性体を用いない以外は上記実施例と同様にしてキャビ
ティ構造を有する封止品を20個得た。
得られた封止品の外観検査を行なったところ、全ての封
止品の接着剤層に、ブローホールに起因する小孔が見ら
れた。
さらに、この封止品をグロスリーク試験に供したところ
、全てにわたって上記小孔からバブルの発生があった。
(発明の効果) 本発明になる半導体類の封止法は、上記の如く、上下一
対のパッケージ材の間に接着剤を塗布するとともに、こ
の接着剤塗布部の外周上には弾性体を配し、加熱硬化さ
せることによって封止しているので、接着剤の加熱硬化
時にキャビティ内の内圧が上昇しても、弾性体のシール
効果により、内圧が直接接着剤層にかからなくなる。こ
のため、ブローホールの生成を防止することができ、充
分な封止信頼性を有する半導体類のパッケージが得られ
るとともに、弾性体は硬化終了後に取除くので、繰り返
し使用でき、低コストに封止できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる半導体類の封止法を説明する模式
図、第2図は本願発明の他の封止例を説明する模式図で
ある。 1・・・ベース 2・・・リードフレーム 3・・・半導体類 4・・・ワイヤ 5・・・タブ 7・・・キャップ 8・・・弾性体 9・・・接着剤 10.10−・・・成形品 (C) 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対のパッケージ材よりなるとともに、少なくと
    も一側は半導体類を収納するためのキャビティ構造を有
    する半導体類用のパッケージの封止法において、 上記パッケージ材間に接着剤を塗布し、この接着剤塗布
    部の外周に弾性体を密着させた状態で加熱硬化させた後
    、弾性体を取除くことを特徴とする半導体類の封止法。
JP32170087A 1987-12-18 1987-12-18 半導体類の封止法 Pending JPH01162352A (ja)

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JP32170087A JPH01162352A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 半導体類の封止法

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JP32170087A JPH01162352A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 半導体類の封止法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9073028B2 (en) 2005-04-25 2015-07-07 Advanced Technology Materials, Inc. Liner-based liquid storage and dispensing systems with empty detection capability
US9079758B2 (en) 2005-06-06 2015-07-14 Advanced Technology Materials, Inc. Fluid storage and dispensing systems and processes
JP2018142617A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 三菱電機株式会社 半導体装置およびその製造方法

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