JPH0116117Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116117Y2 JPH0116117Y2 JP1982057550U JP5755082U JPH0116117Y2 JP H0116117 Y2 JPH0116117 Y2 JP H0116117Y2 JP 1982057550 U JP1982057550 U JP 1982057550U JP 5755082 U JP5755082 U JP 5755082U JP H0116117 Y2 JPH0116117 Y2 JP H0116117Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- label
- sensitive
- sensitive coloring
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、感熱発色性のラベルに関するもので
ある。
ある。
従来の感熱発色性のラベルは、発色機能を有す
る素材に水溶性の材料を利用するために、湿気等
に耐する耐候性がなく、しかも、加熱すると発色
するので、製造時において発色機能を有する材料
を塗布した後ほとんど加熱することなく乾燥させ
るため、その乾燥に時間がかかり、又、耐候性・
耐水性等を確保するためには、溶剤性の材料を発
色機能を有する素材として用いればよいが、それ
では溶剤は発色剤そのものを劣化させる性質があ
り、使用し得ない。ゆえに、耐薬品性、耐溶剤性
に乏しく、耐薬品性あるいは耐溶剤性等が要求さ
れる場所での使用に適さず、苛酷な条件下で使用
されるラベルとしては適さず、その用途も限定さ
れ、実用化の大きな障害となつている。
る素材に水溶性の材料を利用するために、湿気等
に耐する耐候性がなく、しかも、加熱すると発色
するので、製造時において発色機能を有する材料
を塗布した後ほとんど加熱することなく乾燥させ
るため、その乾燥に時間がかかり、又、耐候性・
耐水性等を確保するためには、溶剤性の材料を発
色機能を有する素材として用いればよいが、それ
では溶剤は発色剤そのものを劣化させる性質があ
り、使用し得ない。ゆえに、耐薬品性、耐溶剤性
に乏しく、耐薬品性あるいは耐溶剤性等が要求さ
れる場所での使用に適さず、苛酷な条件下で使用
されるラベルとしては適さず、その用途も限定さ
れ、実用化の大きな障害となつている。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、従来のラベルの諸欠点を除去し、製造に際し
ては感熱発色材料の乾燥が容易で、ラベルの生産
能率を上げることができ、冷凍ケース等のような
苛酷な条件下で使用されるラベルとしても使用す
ることができ、感熱発色材料が水気や湿気を帯び
たり、薬品等が感熱発色材料と接触する機会を少
なくして、感熱発色材料の劣化を防止した感熱発
色性のラベルを提供せんとするものである。
で、従来のラベルの諸欠点を除去し、製造に際し
ては感熱発色材料の乾燥が容易で、ラベルの生産
能率を上げることができ、冷凍ケース等のような
苛酷な条件下で使用されるラベルとしても使用す
ることができ、感熱発色材料が水気や湿気を帯び
たり、薬品等が感熱発色材料と接触する機会を少
なくして、感熱発色材料の劣化を防止した感熱発
色性のラベルを提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に基づき具体的に説明す
る。
る。
1は、紙、合成紙、合成樹脂シートまたはフイ
ルム、金属箔等の単体またはそれ等をラミネート
した複合シート等からなるラベル基材である。
ルム、金属箔等の単体またはそれ等をラミネート
した複合シート等からなるラベル基材である。
2は、加熱すると発色する感熱発色層である。
該感熱発色層2は、固体粒子たるロイコ、ラクト
ン、ラクタムなどの常温時無色又は淡色の染料3
及び該染料3を発色せしめる酸性物質等からなる
感熱要素4を芯物質とし、該芯物質の周囲に熱軟
化性樹脂等の製膜性物質5で被包して、マイクロ
カプセル化した感熱発色剤6を紫外線硬化材料7
中に分散させ結着させ、かかる液体を前記ラベル
基材1の表面に塗布し、乾燥してなる。
該感熱発色層2は、固体粒子たるロイコ、ラクト
ン、ラクタムなどの常温時無色又は淡色の染料3
及び該染料3を発色せしめる酸性物質等からなる
感熱要素4を芯物質とし、該芯物質の周囲に熱軟
化性樹脂等の製膜性物質5で被包して、マイクロ
カプセル化した感熱発色剤6を紫外線硬化材料7
中に分散させ結着させ、かかる液体を前記ラベル
基材1の表面に塗布し、乾燥してなる。
紫外線硬化材料7としては、紫外線硬化可能な
ポリエステル樹脂、アクリレート類、メタクリレ
ート類等プレポリマーと光開始剤と反応性希釈剤
等からなり、ラベル基材1の表面に塗布された
後、市販されている紫外線硬化装置にて、紫外線
を照射して硬化させられる。
ポリエステル樹脂、アクリレート類、メタクリレ
ート類等プレポリマーと光開始剤と反応性希釈剤
等からなり、ラベル基材1の表面に塗布された
後、市販されている紫外線硬化装置にて、紫外線
を照射して硬化させられる。
8は、ラベル基材1の裏面に形成された粘着剤
層で、感圧接着剤等を塗布してなる。
層で、感圧接着剤等を塗布してなる。
9は、該粘着剤層8を保護し、複数のラベル基
材1を連続して支持すべく、ラベル基材1が仮着
される剥離シートである。
材1を連続して支持すべく、ラベル基材1が仮着
される剥離シートである。
而して、感熱発色層2の表面より、サーマルヘ
ツドA等で熱を加えると、マイクロカプセル化し
た芯物質の周囲の熱軟化性樹脂等の壁物質が溶解
し、染料3と感熱要素4とが接触して化学反応を
起こし、発色することになる。
ツドA等で熱を加えると、マイクロカプセル化し
た芯物質の周囲の熱軟化性樹脂等の壁物質が溶解
し、染料3と感熱要素4とが接触して化学反応を
起こし、発色することになる。
なお、本ラベルは、第2図に示すように所定の
ラベル形状ではなく、当初帯状のラベル基材1を
剥離シート9の上に積層し、所定の刃を有する打
抜型Bでラベル基材1表面より剥離シート9表面
に達するがそれを傷つけない程度に打ち抜き、不
要な部分を剥離シート9より引き剥して、形成し
たものでもよい。
ラベル形状ではなく、当初帯状のラベル基材1を
剥離シート9の上に積層し、所定の刃を有する打
抜型Bでラベル基材1表面より剥離シート9表面
に達するがそれを傷つけない程度に打ち抜き、不
要な部分を剥離シート9より引き剥して、形成し
たものでもよい。
そして、本ラベルは、例えば第3図に示す如
く、ロール状に捲重してラベル印字貼着機に装着
し、その表面にサーマルヘツドAを当接して、感
熱発色層2を発色させて、文字、バーコードシン
ボル等を印字し、利用するとよい。
く、ロール状に捲重してラベル印字貼着機に装着
し、その表面にサーマルヘツドAを当接して、感
熱発色層2を発色させて、文字、バーコードシン
ボル等を印字し、利用するとよい。
本考案は、上記のように構成され、感熱発色層
はマイクロカプセル化された感熱発色剤を紫外線
硬化材料中に分散結合させたものを塗布してなる
ため、水溶性の材料を用いた場合の如く、製造時
においてその乾燥に時間を要することなく、ラベ
ル基材に塗布した後の乾燥は熱ではなく紫外線照
射によるため乾燥中に感熱発色剤が発色する心配
はなく、又瞬時に硬化するため作業性にも優れて
いる。
はマイクロカプセル化された感熱発色剤を紫外線
硬化材料中に分散結合させたものを塗布してなる
ため、水溶性の材料を用いた場合の如く、製造時
においてその乾燥に時間を要することなく、ラベ
ル基材に塗布した後の乾燥は熱ではなく紫外線照
射によるため乾燥中に感熱発色剤が発色する心配
はなく、又瞬時に硬化するため作業性にも優れて
いる。
又、紫外線硬化型樹脂を使用するので、化学的
に安定しており、発色剤そのものに影響を与える
ことがない。而して、感熱発色性のラベルの生産
性の向上を図ることができる上に、紫外線硬化型
樹脂が三次元的に架橋した硬化膜となれば、耐水
性、耐候性に優れ、耐薬品性、耐溶剤性にも優れ
た感熱発色性のラベルを得ることができ、冷凍シ
ヨーケース等に入れる商品のパツケージに貼付さ
れるラベル等の如く苛酷な条件下におかれるラベ
ルとしても利用でき、バーコードラベル等として
その利用範囲は極めて広くなる。
に安定しており、発色剤そのものに影響を与える
ことがない。而して、感熱発色性のラベルの生産
性の向上を図ることができる上に、紫外線硬化型
樹脂が三次元的に架橋した硬化膜となれば、耐水
性、耐候性に優れ、耐薬品性、耐溶剤性にも優れ
た感熱発色性のラベルを得ることができ、冷凍シ
ヨーケース等に入れる商品のパツケージに貼付さ
れるラベル等の如く苛酷な条件下におかれるラベ
ルとしても利用でき、バーコードラベル等として
その利用範囲は極めて広くなる。
第1図は、本考案の一実施例たるラベルを図式
的に示した断面図で、第2図はその製造法の一例
を示す断面図であり、第3図はその利用法を示す
説明図である。 1……ラベル基材、2……感熱発色層、3……
染料、4……感熱要素、6……感熱発色剤、7…
…紫外線硬化材料、8……粘着剤層、9……剥離
シート。
的に示した断面図で、第2図はその製造法の一例
を示す断面図であり、第3図はその利用法を示す
説明図である。 1……ラベル基材、2……感熱発色層、3……
染料、4……感熱要素、6……感熱発色剤、7…
…紫外線硬化材料、8……粘着剤層、9……剥離
シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 適宜な形状に成形されてなるラベル基材と、 前記ラベル基材の一方主面に染料、感熱要素等
からなる感熱発色要素を芯物質として、その周囲
に熱軟化性樹脂で壁膜をつくつてその内部に封じ
こめてなる感熱発色剤を、紫外線硬化材料中に分
散させ、塗布してなる感熱発色層と、 前記ラベル基材の他方主面に形成された接着剤
層とを含む、ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5755082U JPS58159572U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5755082U JPS58159572U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | ラベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58159572U JPS58159572U (ja) | 1983-10-24 |
JPH0116117Y2 true JPH0116117Y2 (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=30067994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5755082U Granted JPS58159572U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58159572U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5478141A (en) * | 1977-12-02 | 1979-06-22 | Honshu Paper Co Ltd | Heat sensitive recording material and method of producing same |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP5755082U patent/JPS58159572U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5478141A (en) * | 1977-12-02 | 1979-06-22 | Honshu Paper Co Ltd | Heat sensitive recording material and method of producing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58159572U (ja) | 1983-10-24 |
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