JPH0116080Y2 - - Google Patents
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- JPH0116080Y2 JPH0116080Y2 JP1984027767U JP2776784U JPH0116080Y2 JP H0116080 Y2 JPH0116080 Y2 JP H0116080Y2 JP 1984027767 U JP1984027767 U JP 1984027767U JP 2776784 U JP2776784 U JP 2776784U JP H0116080 Y2 JPH0116080 Y2 JP H0116080Y2
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- guide rod
- assembly
- fuel
- rod
- resistor
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はスケルトンアセンブリに燃料棒を挿入
して燃料集合体を組立てる燃料集合体組立装置に
関する。
して燃料集合体を組立てる燃料集合体組立装置に
関する。
現在使用されている加圧水型軽水炉には燃料集
合体が用いられている。この燃料集合体は第1図
に示すように上下に離間されて配設された上部ノ
ズル1及び下部ノズル2と、これらの間に所定の
間隔をおいて配設され、ストラツプにより形成さ
れた格子空間を有する複数の支持格子3と、これ
ら支持格子3の格子空間内に所定の間隔をおいて
挿通され、かつ支持格子3の固定部により固定さ
れ、さらにそれぞれの上下端部を上部ノズル1、
下部ノズル2に連結された制御棒案内管4と、被
覆管5内に密封された多数の燃料ペレツト6及び
押えばね7を有し、支持格子3の多数の格子空間
のうちの所定の格子空間内に挿通され、支持格子
3の支持部により弾力的に支持された多数の燃料
棒8とから構成されたものである。
合体が用いられている。この燃料集合体は第1図
に示すように上下に離間されて配設された上部ノ
ズル1及び下部ノズル2と、これらの間に所定の
間隔をおいて配設され、ストラツプにより形成さ
れた格子空間を有する複数の支持格子3と、これ
ら支持格子3の格子空間内に所定の間隔をおいて
挿通され、かつ支持格子3の固定部により固定さ
れ、さらにそれぞれの上下端部を上部ノズル1、
下部ノズル2に連結された制御棒案内管4と、被
覆管5内に密封された多数の燃料ペレツト6及び
押えばね7を有し、支持格子3の多数の格子空間
のうちの所定の格子空間内に挿通され、支持格子
3の支持部により弾力的に支持された多数の燃料
棒8とから構成されたものである。
このような燃料集合体を、組立てるには、まず
第2図に示すように支持格子3を所定の間隔をお
いて平行に配列し、これら支持格子3の所定の格
子空間内に複数の制御棒案内管4を挿通して支持
格子3に固定し、これによりスケルトンアセンブ
リ9を構成する。
第2図に示すように支持格子3を所定の間隔をお
いて平行に配列し、これら支持格子3の所定の格
子空間内に複数の制御棒案内管4を挿通して支持
格子3に固定し、これによりスケルトンアセンブ
リ9を構成する。
次に、このスケルトンアセンブリ9を第3図に
示す組立台10に着脱自在に固定し、次に回転す
る上下のフイードローラ(駆動機構)11間に、
これらフイードローラ11の一方側より燃料棒8
を挿通してフイードローラ11により燃料棒8を
順次各支持格子3の所定の格子空間内に挿入す
る。
示す組立台10に着脱自在に固定し、次に回転す
る上下のフイードローラ(駆動機構)11間に、
これらフイードローラ11の一方側より燃料棒8
を挿通してフイードローラ11により燃料棒8を
順次各支持格子3の所定の格子空間内に挿入す
る。
ところが、従来のこのような燃料集合体の組立
て方にあつては、燃料棒8の被覆管5が薄肉で細
長く、この被覆管内部に燃料ペレツト6が密封さ
れて燃料棒8が重くなるため、第3図及び第4図
に示す状態で燃料棒8の先端側が下方へ撓み、燃
料棒8の先端が支持格子3の格子空間内に入る時
に支持格子3の入口部に当り、格子空間内に燃料
棒8を円滑に挿通し難くなるばかりか、この燃料
棒8により支持格子3を傷つけるおそれがあつ
た。
て方にあつては、燃料棒8の被覆管5が薄肉で細
長く、この被覆管内部に燃料ペレツト6が密封さ
れて燃料棒8が重くなるため、第3図及び第4図
に示す状態で燃料棒8の先端側が下方へ撓み、燃
料棒8の先端が支持格子3の格子空間内に入る時
に支持格子3の入口部に当り、格子空間内に燃料
棒8を円滑に挿通し難くなるばかりか、この燃料
棒8により支持格子3を傷つけるおそれがあつ
た。
本考案は上記問題点を解消するもので、その目
的は、スケルトンアセンブリに燃料棒を挿通する
際にこの燃料棒の挿通を円滑かつ速やかに行なう
ことができ、しかも燃料棒によつて支持格子に傷
をつけるのを防止することができる燃料集合体組
立装置を提供することにある。
的は、スケルトンアセンブリに燃料棒を挿通する
際にこの燃料棒の挿通を円滑かつ速やかに行なう
ことができ、しかも燃料棒によつて支持格子に傷
をつけるのを防止することができる燃料集合体組
立装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために本考案において
は、スケルトンアセンブリに挿通されかつ抵抗器
により所定の力で押えられたガイド棒を介してス
ケルトンアセンブリの所定箇所に燃料棒を駆動機
構により挿入する構成とし、前記抵抗器に、少な
くとも一方が弾性部材によつてガイド棒側へ付勢
され、ガイド棒と摺接する一対の押え部材を有備
え、かつ、少なくとも一方の押え部材のガイド棒
との摺接面をガイド棒の外周面とほぼ同一寸法の
半径を有する円弧面としている 上述の構成により、スケルトンアセンブリへの
燃料棒の挿通を自動的にかつ円滑に行なうことが
でき、しかもこの燃料棒により支持格子に傷をつ
けるのを防止することができる。
は、スケルトンアセンブリに挿通されかつ抵抗器
により所定の力で押えられたガイド棒を介してス
ケルトンアセンブリの所定箇所に燃料棒を駆動機
構により挿入する構成とし、前記抵抗器に、少な
くとも一方が弾性部材によつてガイド棒側へ付勢
され、ガイド棒と摺接する一対の押え部材を有備
え、かつ、少なくとも一方の押え部材のガイド棒
との摺接面をガイド棒の外周面とほぼ同一寸法の
半径を有する円弧面としている 上述の構成により、スケルトンアセンブリへの
燃料棒の挿通を自動的にかつ円滑に行なうことが
でき、しかもこの燃料棒により支持格子に傷をつ
けるのを防止することができる。
以下、本考案の一実施例を第5図乃至第10図
に基づいて説明する。なお、この実施例において
従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
に基づいて説明する。なお、この実施例において
従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
第5図中21は組立台であり、この組立台21
のテーブルは上下動し所定箇所で停止するように
なされている。組立台21の上部にはスケルトン
アセンブリ9が横臥状に2つのブラケツト22を
介して着脱自在に固定して取り付けられている。
組立台21の一方側にはロツドローダ23が配設
されている。ロツドローダ23はその上部に第5
図において前後方向(紙面の表裏方向)及び上下
方向に移動可能とされた移動台24を有してい
る。移動台24は第5図において上下左右に所定
の間隔をおいて回転自在に配設された上下一組の
複数組のフイードローラ11を有している。これ
らフイードローラ11には回転駆動機構(図示せ
ず)が一般によく知られた手段により連結されて
おり、この回転駆動機構により上部のフイードロ
ーラ11はそれぞれ第5図において反時計方向回
転、下部のフイードローラ11はそれぞれ第5図
において時計方向回転するようになされている。
これにより、上下のフイードローラ11間に挿入
された燃料棒8を各フイードローラ11によりス
ケルトンアセンブリ9側へ送ることができるよう
になつている。なお、移動台24はこの移動台2
4に連結された制御装置(図示せず)により所定
箇所に移動させられ、その箇所において動かぬよ
うに停止させられるようになされている。
のテーブルは上下動し所定箇所で停止するように
なされている。組立台21の上部にはスケルトン
アセンブリ9が横臥状に2つのブラケツト22を
介して着脱自在に固定して取り付けられている。
組立台21の一方側にはロツドローダ23が配設
されている。ロツドローダ23はその上部に第5
図において前後方向(紙面の表裏方向)及び上下
方向に移動可能とされた移動台24を有してい
る。移動台24は第5図において上下左右に所定
の間隔をおいて回転自在に配設された上下一組の
複数組のフイードローラ11を有している。これ
らフイードローラ11には回転駆動機構(図示せ
ず)が一般によく知られた手段により連結されて
おり、この回転駆動機構により上部のフイードロ
ーラ11はそれぞれ第5図において反時計方向回
転、下部のフイードローラ11はそれぞれ第5図
において時計方向回転するようになされている。
これにより、上下のフイードローラ11間に挿入
された燃料棒8を各フイードローラ11によりス
ケルトンアセンブリ9側へ送ることができるよう
になつている。なお、移動台24はこの移動台2
4に連結された制御装置(図示せず)により所定
箇所に移動させられ、その箇所において動かぬよ
うに停止させられるようになされている。
組立台21の他方側にはガイド棒受台27が配
設されている。このガイド棒受台27はその上方
よりガイド棒28を収容することができるように
なされている。
設されている。このガイド棒受台27はその上方
よりガイド棒28を収容することができるように
なされている。
ガイド棒28は第7図に示すように例えばステ
ンレスからなる長尺の管29の一端に結合具30
が固着され、他端に略円錐状の端栓31が固着さ
れたもので、管29の外径は燃料棒8の外径より
も若干小径とされ、スケルトンアセンブリ9の支
持格子3内を通過し易くされている。結合具30
は例えば合成樹脂(ナイロン)からなる段付円柱
状のもので管29の端部に嵌入固着されており、
結合具30の外端には円錐面32を有する凹部3
3が形成されている。凹部33は燃料棒端部の端
栓8aが嵌入するように形成されている。
ンレスからなる長尺の管29の一端に結合具30
が固着され、他端に略円錐状の端栓31が固着さ
れたもので、管29の外径は燃料棒8の外径より
も若干小径とされ、スケルトンアセンブリ9の支
持格子3内を通過し易くされている。結合具30
は例えば合成樹脂(ナイロン)からなる段付円柱
状のもので管29の端部に嵌入固着されており、
結合具30の外端には円錐面32を有する凹部3
3が形成されている。凹部33は燃料棒端部の端
栓8aが嵌入するように形成されている。
また、ガイド棒受台27はその上部に、上下移
動し所定箇所で停止する上下動台35を有してい
る。上下動台35の組立台21側部には抵抗器3
6が配設されている。抵抗器36は第8図乃至第
10図に示すように構成されている。即ち、ガイ
ド棒受台27の上下動台35上には抵抗器基板3
7が垂直に固定されている。抵抗器基板(押え部
材)37の下部には、上下動台35の上面と平行
にかつ所定の相互間隔を有して複数のガイド棒2
8の外径より若干大径の貫通孔38が形成されて
いる。また、抵抗器基板37の上部には貫通孔3
8の上方に位置し上下方向に延びる複数の段付長
孔39が形成されている。また、抵抗器基板37
には、その上面から各貫通孔38の中心線の若干
下方に達する深さの溝40が抵抗器基板37の板
厚方向の中央部に形成されている。
動し所定箇所で停止する上下動台35を有してい
る。上下動台35の組立台21側部には抵抗器3
6が配設されている。抵抗器36は第8図乃至第
10図に示すように構成されている。即ち、ガイ
ド棒受台27の上下動台35上には抵抗器基板3
7が垂直に固定されている。抵抗器基板(押え部
材)37の下部には、上下動台35の上面と平行
にかつ所定の相互間隔を有して複数のガイド棒2
8の外径より若干大径の貫通孔38が形成されて
いる。また、抵抗器基板37の上部には貫通孔3
8の上方に位置し上下方向に延びる複数の段付長
孔39が形成されている。また、抵抗器基板37
には、その上面から各貫通孔38の中心線の若干
下方に達する深さの溝40が抵抗器基板37の板
厚方向の中央部に形成されている。
各貫通孔38の上方にはそれぞれ上部押え板4
1、下部押え板(押え部材)42が離間させられ
かつ溝40内に位置させられて設けられ、上部押
え板41と下部押え板42との間にはスプリング
(弾性部材)43が介在させられている。上部押
え板41には第9図、第10図において上下方向
に延びる通し孔44が形成され、この通し孔44
には軸棒45が上部押え板41に対し通し孔44
の軸線方向に移動自在に挿通されている。軸棒4
5の下端部にはねじが形成され、軸棒45は下部
押え板42に螺合されて取り付けられている。軸
棒45の上端部は常に抵抗器基板37の上面から
突出するようにされている。また、各上部押え板
41には、抵抗器基板37の両側から前記各段付
長孔39に挿通されたボルト46が常に軸棒45
の上下動を許容してねじ込まれており、これらボ
ルト46をゆるめて上下動させ、所定位置におい
て締め付けることにより、上部押え板41を適当
な高さ位置に固定することができるようになされ
ている。下部押え板42の下面中央にはガイド棒
28の外周面の半径と同一寸法の半径の円弧面か
らなる凹部47が第9図に示すように形成されて
いる。
1、下部押え板(押え部材)42が離間させられ
かつ溝40内に位置させられて設けられ、上部押
え板41と下部押え板42との間にはスプリング
(弾性部材)43が介在させられている。上部押
え板41には第9図、第10図において上下方向
に延びる通し孔44が形成され、この通し孔44
には軸棒45が上部押え板41に対し通し孔44
の軸線方向に移動自在に挿通されている。軸棒4
5の下端部にはねじが形成され、軸棒45は下部
押え板42に螺合されて取り付けられている。軸
棒45の上端部は常に抵抗器基板37の上面から
突出するようにされている。また、各上部押え板
41には、抵抗器基板37の両側から前記各段付
長孔39に挿通されたボルト46が常に軸棒45
の上下動を許容してねじ込まれており、これらボ
ルト46をゆるめて上下動させ、所定位置におい
て締め付けることにより、上部押え板41を適当
な高さ位置に固定することができるようになされ
ている。下部押え板42の下面中央にはガイド棒
28の外周面の半径と同一寸法の半径の円弧面か
らなる凹部47が第9図に示すように形成されて
いる。
次に、上記のように構成された燃料集合体組立
装置の作用について説明する。
装置の作用について説明する。
(1) 予め、ボルト46が段付長孔39の上端に位
置する状態で抵抗器36の下部押え板42によ
るガイド棒28の押え力を下記の手順により適
宜調節する。まず、貫通孔38及び貫通孔38
と下部押え板42の凹部47との間にガイド棒
28を挿通し、次にボルト46をゆるめて段付
長孔39に沿つて押し下げる。すると、上部押
え板41が下降し、スプリング43の力が下部
押え板42にかかり、この下部押え板42がガ
イド棒28を抵抗器基板37の貫通孔38の下
部内面に押し付ける。この押し付け力が適切
(フイードローラ11によるガイド棒28の送
りを阻止しない程度)に働いたとき、ボルト4
6を締め付け、そのときの抵抗器基板37の上
面からの軸棒45の突出長さを見極め、抵抗器
基板37、スケルトンアセンブリ9からガイド
棒28を抜き去る。
置する状態で抵抗器36の下部押え板42によ
るガイド棒28の押え力を下記の手順により適
宜調節する。まず、貫通孔38及び貫通孔38
と下部押え板42の凹部47との間にガイド棒
28を挿通し、次にボルト46をゆるめて段付
長孔39に沿つて押し下げる。すると、上部押
え板41が下降し、スプリング43の力が下部
押え板42にかかり、この下部押え板42がガ
イド棒28を抵抗器基板37の貫通孔38の下
部内面に押し付ける。この押し付け力が適切
(フイードローラ11によるガイド棒28の送
りを阻止しない程度)に働いたとき、ボルト4
6を締め付け、そのときの抵抗器基板37の上
面からの軸棒45の突出長さを見極め、抵抗器
基板37、スケルトンアセンブリ9からガイド
棒28を抜き去る。
(2) 次に、組立台21の上下動部を上下動させて
スケルトンアセンブリ9を適宜高さ位置に固定
する。次に、第6図に示す上下のフイードロー
ラ11間にガイド棒28を挿入し、このガイド
棒28を、ロツドローダ23の移動台24を移
動させてスケルトンアセンブリ9に設けられた
支持格子3の所定格子空間の中心線延長上に位
置させると共にこの中心線延長上に抵抗器36
の所定の貫通孔38を、ガイド棒受台27の上
下動台35を上下動させて位置させ、フイード
ローラ11の回転駆動によりガイド棒28を組
立台21側へ送り、スケルトンアセンブリ9内
に挿入し、支持格子3の所定の格子空間を貫通
させて端栓31側部を抵抗器36の貫通孔38
内及び貫通孔38と下部押え板42の凹部42
との間に挿通し、抵抗器36の下部押え板42
によりガイド棒28を貫通孔38の下部内面に
押し付ける。このとき、ガイド棒28の結合具
30がロツドローダ23に最も近い支持格子3
よりロツドローダ23側に突出するようにして
おく。ここで、ガイド棒28はステンレス等の
管からなり中空で軽いので、真直状態にある。
スケルトンアセンブリ9を適宜高さ位置に固定
する。次に、第6図に示す上下のフイードロー
ラ11間にガイド棒28を挿入し、このガイド
棒28を、ロツドローダ23の移動台24を移
動させてスケルトンアセンブリ9に設けられた
支持格子3の所定格子空間の中心線延長上に位
置させると共にこの中心線延長上に抵抗器36
の所定の貫通孔38を、ガイド棒受台27の上
下動台35を上下動させて位置させ、フイード
ローラ11の回転駆動によりガイド棒28を組
立台21側へ送り、スケルトンアセンブリ9内
に挿入し、支持格子3の所定の格子空間を貫通
させて端栓31側部を抵抗器36の貫通孔38
内及び貫通孔38と下部押え板42の凹部42
との間に挿通し、抵抗器36の下部押え板42
によりガイド棒28を貫通孔38の下部内面に
押し付ける。このとき、ガイド棒28の結合具
30がロツドローダ23に最も近い支持格子3
よりロツドローダ23側に突出するようにして
おく。ここで、ガイド棒28はステンレス等の
管からなり中空で軽いので、真直状態にある。
(3) 次に、第6図、第5図に示すように上下のフ
イードローラ11間に燃料棒8を挿入し、この
燃料棒8をフイードローラ11により組立台2
1側へ送り、スケルトンアセンブリ9内に挿入
する。すると、燃料棒8の先端の端栓8aが第
7図に示すようにガイド棒28の凹部33の円
錐面32に案内されて凹部33に嵌入する。従
つて、燃料棒8は、凹部33に嵌入する前フイ
ードローラ11、結合具30間において下方へ
撓んでいたとしても、端栓8aが凹部33に嵌
入することにより真直性をとりもどす。そし
て、燃料棒8はさらにガイド棒28に嵌合(結
合)し、ガイド棒28を押しながらこのガイド
棒28に案内されて所定の格子空間に真直性を
保持した状態で挿入される。なお、このとき抵
抗器36がガイド棒28に前述の押し付け力を
与えているので、この押し付け力がガイド棒2
8の軸線方向への移動に対する送り抵抗力とな
り、ガイド棒28が燃料棒8から離間して先方
へとび出すことはない。
イードローラ11間に燃料棒8を挿入し、この
燃料棒8をフイードローラ11により組立台2
1側へ送り、スケルトンアセンブリ9内に挿入
する。すると、燃料棒8の先端の端栓8aが第
7図に示すようにガイド棒28の凹部33の円
錐面32に案内されて凹部33に嵌入する。従
つて、燃料棒8は、凹部33に嵌入する前フイ
ードローラ11、結合具30間において下方へ
撓んでいたとしても、端栓8aが凹部33に嵌
入することにより真直性をとりもどす。そし
て、燃料棒8はさらにガイド棒28に嵌合(結
合)し、ガイド棒28を押しながらこのガイド
棒28に案内されて所定の格子空間に真直性を
保持した状態で挿入される。なお、このとき抵
抗器36がガイド棒28に前述の押し付け力を
与えているので、この押し付け力がガイド棒2
8の軸線方向への移動に対する送り抵抗力とな
り、ガイド棒28が燃料棒8から離間して先方
へとび出すことはない。
また、燃料棒8をスケルトンアセンブリ9の
最初の支持格子3に挿通させるまでの間に、何
らかの事情によりフイードローラ11を停止さ
せることがあるが、この場合においても、フイ
ードローラ11の停止と同時にガイド棒28も
停止し、ガイド棒28が燃料棒8から離間する
ことはない。したがつて、フイードローラ11
の送り速度を速くすることができ、燃料棒8を
スケルトンアセンブリ9に速やかに挿通するこ
とができる。
最初の支持格子3に挿通させるまでの間に、何
らかの事情によりフイードローラ11を停止さ
せることがあるが、この場合においても、フイ
ードローラ11の停止と同時にガイド棒28も
停止し、ガイド棒28が燃料棒8から離間する
ことはない。したがつて、フイードローラ11
の送り速度を速くすることができ、燃料棒8を
スケルトンアセンブリ9に速やかに挿通するこ
とができる。
(4) フイードローラ11は燃料棒8をスケルトン
アセンブリ9へ挿入すると自動的に停止する。
アセンブリ9へ挿入すると自動的に停止する。
(5) 次に抵抗器36からガイド棒28を引き抜
く。
く。
(6) 次に前記(2)〜(5)の操作をくり返し各所定の格
子空間に燃料棒8を挿入する。なお、抵抗器基
板37に複数の上部押え板41、下部押え板4
2、貫通孔38等を設けたのは、複数の燃料棒
8をフイードローラ11により同時にスケルト
ンアセンブリ9に挿入するためである。また、
抵抗器基板37の上面から軸棒45が突出する
ようにしたのは、この軸棒45の突出長さによ
り下部押え板42がガイド棒28を貫通孔内面
下部に押し付けているかどうか、押し付けてい
ればその押し付け力はどの程度であるか見当を
つけるためである。
子空間に燃料棒8を挿入する。なお、抵抗器基
板37に複数の上部押え板41、下部押え板4
2、貫通孔38等を設けたのは、複数の燃料棒
8をフイードローラ11により同時にスケルト
ンアセンブリ9に挿入するためである。また、
抵抗器基板37の上面から軸棒45が突出する
ようにしたのは、この軸棒45の突出長さによ
り下部押え板42がガイド棒28を貫通孔内面
下部に押し付けているかどうか、押し付けてい
ればその押し付け力はどの程度であるか見当を
つけるためである。
従つて、軸棒45の上部に、抵抗器基板37の
上面からの軸棒45の突出長さを容易に知るため
の目盛を付しておけば、前記下部押え板42によ
るガイド棒28の押し付け状態が一目で分り便利
となる。
上面からの軸棒45の突出長さを容易に知るため
の目盛を付しておけば、前記下部押え板42によ
るガイド棒28の押し付け状態が一目で分り便利
となる。
以上のようにこの実施例によれば、スケルトン
アセンブリ9内に複数の燃料棒8を支持格子に傷
をつけることなく自動的に、円滑かつ速やかに装
着することができる。
アセンブリ9内に複数の燃料棒8を支持格子に傷
をつけることなく自動的に、円滑かつ速やかに装
着することができる。
また、下部押え板42の凹部47および抵抗器
基盤37の貫通孔38がガイド棒28の外周面と
面接触するように構成しているから、上部押え板
41の位置を適宜変更することにより、ガイド棒
28に最適な送り抵抗を与えることができる。こ
れは、燃料棒8はジルカロイからなる薄肉の被覆
管の内部に燃料ペレツトが密封されて重くなつて
おり、しかも長さが約4mあることを考慮する
と、燃料棒8のたわみを防止するためにも極めて
重要な効果といえる。
基盤37の貫通孔38がガイド棒28の外周面と
面接触するように構成しているから、上部押え板
41の位置を適宜変更することにより、ガイド棒
28に最適な送り抵抗を与えることができる。こ
れは、燃料棒8はジルカロイからなる薄肉の被覆
管の内部に燃料ペレツトが密封されて重くなつて
おり、しかも長さが約4mあることを考慮する
と、燃料棒8のたわみを防止するためにも極めて
重要な効果といえる。
なお、前記実施例においては、上部押え板41
を各貫通孔38の上方にそれぞれ別体として設け
たが、これに限られることなく、上部押え板を一
体として各貫通孔38の上方に設けてもよく、こ
のようにすれば前記各下部押え板42の押し付け
力を同時に調節することができる。
を各貫通孔38の上方にそれぞれ別体として設け
たが、これに限られることなく、上部押え板を一
体として各貫通孔38の上方に設けてもよく、こ
のようにすれば前記各下部押え板42の押し付け
力を同時に調節することができる。
また、前記実施例においては、組立台21を、
その上部のスケルトンアセンブリ9が上下動し得
るように構成したが、これに限られることなく、
スケルトンアセンブリ9を上下動不可能に固定す
る構成のものとしてもよい。
その上部のスケルトンアセンブリ9が上下動し得
るように構成したが、これに限られることなく、
スケルトンアセンブリ9を上下動不可能に固定す
る構成のものとしてもよい。
本考案は以上述べたように、一端に結合具を有
するガイド棒をスケルトンアセンブリ内に挿入し
かつ抵抗器により所定の力で押え、前記結合具を
介して燃料棒をガイド棒と同軸状に結合させ、ス
ケルトンアセンブリ内の所定箇所にガイド棒を介
して燃料棒を挿入する構成とし、前記抵抗器に、
少なくとも一方が弾性部材によつてガイド棒側へ
付勢され、ガイド棒と摺接する一対の押え部材を
備え、かつ、少なくとも一方の押え部材のガイド
棒との摺接面をガイド棒の外周面とほぼ同一寸法
の半径を有する円弧面としているので、スケルト
ンアセンブリ内への燃料棒の挿入の際にこの燃料
棒の撓みを修正してスケルトンアセンブリ内に燃
料棒を自動的に、円滑かつ速やかに挿入すること
ができ、この燃料棒の挿入により支持格子に傷を
つけるのを防止することができる等の効果を有す
る。
するガイド棒をスケルトンアセンブリ内に挿入し
かつ抵抗器により所定の力で押え、前記結合具を
介して燃料棒をガイド棒と同軸状に結合させ、ス
ケルトンアセンブリ内の所定箇所にガイド棒を介
して燃料棒を挿入する構成とし、前記抵抗器に、
少なくとも一方が弾性部材によつてガイド棒側へ
付勢され、ガイド棒と摺接する一対の押え部材を
備え、かつ、少なくとも一方の押え部材のガイド
棒との摺接面をガイド棒の外周面とほぼ同一寸法
の半径を有する円弧面としているので、スケルト
ンアセンブリ内への燃料棒の挿入の際にこの燃料
棒の撓みを修正してスケルトンアセンブリ内に燃
料棒を自動的に、円滑かつ速やかに挿入すること
ができ、この燃料棒の挿入により支持格子に傷を
つけるのを防止することができる等の効果を有す
る。
第1図は燃料集合体の一例を示す一部切欠断面
図、第2図はスケルトンアセンブリの概略斜視
図、第3図は従来の燃料集合体組立装置の一例を
示すもので、一部を断面により示した側面図、第
4図はその支持格子への燃料棒の挿入直前の状態
を示す断面図、第5図は本考案の一実施例を示す
概略断面図、第6図はその要部の一部切欠断面
図、第7図はそのガイド棒と燃料棒との結合状態
を示す一部省略断面図、第8図はその抵抗器の一
部切欠一部省略平断面図、第9図はその抵抗器の
一部切欠一部省略断面図、第10図は第9図のX
−X線に沿う断面図である。 8……燃料棒、9……スケルトンアセンブリ、
11……フイードローラ(駆動機構)、21……
組立台、23……ロツドローダ、27……ガイド
棒受台、28……ガイド棒、30……結合具、3
6……抵抗器、37……抵抗器基盤(押え部材)、
42……下部押え板(押え部材)、43……スプ
リング(弾性部材)、45……軸棒。
図、第2図はスケルトンアセンブリの概略斜視
図、第3図は従来の燃料集合体組立装置の一例を
示すもので、一部を断面により示した側面図、第
4図はその支持格子への燃料棒の挿入直前の状態
を示す断面図、第5図は本考案の一実施例を示す
概略断面図、第6図はその要部の一部切欠断面
図、第7図はそのガイド棒と燃料棒との結合状態
を示す一部省略断面図、第8図はその抵抗器の一
部切欠一部省略平断面図、第9図はその抵抗器の
一部切欠一部省略断面図、第10図は第9図のX
−X線に沿う断面図である。 8……燃料棒、9……スケルトンアセンブリ、
11……フイードローラ(駆動機構)、21……
組立台、23……ロツドローダ、27……ガイド
棒受台、28……ガイド棒、30……結合具、3
6……抵抗器、37……抵抗器基盤(押え部材)、
42……下部押え板(押え部材)、43……スプ
リング(弾性部材)、45……軸棒。
Claims (1)
- スケルトンアセンブリ内の所定箇所に燃料棒を
駆動機構により挿通して燃料集合体を組立てる燃
料集合体組立装置において、一端に前記燃料棒を
同軸状に結合させる結合具を有し前記スケルトン
アセンブリ内の所定箇所に挿通されるガイド棒
と、該ガイド棒を所定の力で押えるべく該ガイド
棒の周囲に設けられた抵抗器とからなり、前記抵
抗器に、少なくとも一方が弾性部材によつてガイ
ド棒側へ付勢され、ガイド棒と摺接する一対の押
え部材を備え、かつ、少なくとも一方の押え部材
のガイド棒との摺接面をガイド棒の外周面とほぼ
同一寸法の半径を有する円孤面としたことを特徴
とする燃料集合体組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984027767U JPS60139300U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 燃料集合体組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984027767U JPS60139300U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 燃料集合体組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139300U JPS60139300U (ja) | 1985-09-14 |
JPH0116080Y2 true JPH0116080Y2 (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=30525019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984027767U Granted JPS60139300U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 燃料集合体組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139300U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2566219B2 (ja) * | 1986-01-14 | 1996-12-25 | 三菱原子燃料 株式会社 | 杆状体の分離収納装置 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP1984027767U patent/JPS60139300U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60139300U (ja) | 1985-09-14 |
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