JPH01160809A - 硫酸製造方法 - Google Patents

硫酸製造方法

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JPH01160809A
JPH01160809A JP31753287A JP31753287A JPH01160809A JP H01160809 A JPH01160809 A JP H01160809A JP 31753287 A JP31753287 A JP 31753287A JP 31753287 A JP31753287 A JP 31753287A JP H01160809 A JPH01160809 A JP H01160809A
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JP
Japan
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sulfuric acid
oxygen
gas
air
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Pending
Application number
JP31753287A
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English (en)
Inventor
Naohiko Ugawa
直彦 鵜川
Masahito Kaneko
雅人 金子
Takashi Ueda
隆 上田
Michio Haneda
羽田 道夫
Shinichiro Kotake
小竹 進一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/69Sulfur trioxide; Sulfuric acid
    • C01B17/74Preparation
    • C01B17/76Preparation by contact processes
    • C01B17/80Apparatus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
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    • C01B17/76Preparation by contact processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硫酸製造方法に関し、所定量の硫酸を低反応
ガス量で製造し得る方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の硫酸製造法は、純硫黄や硫黄化合物を含むガス等
の原料を大気中の空気とともに燃焼したがヌを、廃熱回
収ボイラに供給することによりスチームを回収する工程
、二酸化硫黄(以下、So、と記す)と酸素(以下、0
8と記す)を成分とする燃焼ガス等の上記ガスをバナジ
ウム系触媒を多段に充填した転化器で三酸化硫黄(以下
、80.と記す)に酸化する工程、およびSOsを硫酸
水溶液に吸収して製品硫酸を製造する工程から構成され
ている。
最近の硫酸製造プロセスでは、エネルギ回収率の高いV
ステム構成を目標に、単体機器等に種々の工夫が凝らさ
れている。
例えば、硫黄燃焼工程では燃焼効率の高い炉の形式が検
討されている。
また、So、から80.への転化工程では、転化器の中
間で反応ガス中のSo3を吸収塔で除去し、再度ガスを
転化器にもどす二段接触(ダブルコンタクト)法が多用
され、この方式ではSO意軸転化率大幅な増加により硫
酸製造量を増すことができる。さらに、空気を吹き込む
ことにより入口ガス中の相対Ox m度を上げ、So、
転化率を上げることも行われている。触媒に関しては、
耐熱性触媒や低温活性触媒の開発が触媒メーカによシ鋭
意行われている。前者は温度を上げることによりSo、
転化反応速度が上がることに着目しており、後者は低温
下で80.の平衡転化率を上げることを目的としている
次に、硫酸製造のためのSO3の吸収工程では、高温の
反応ガスを硫酸水溶液と接触させるため、材料腐食の観
点から吸収塔の温度には上限があったが、エネルギ回収
量を上げるため、高温に耐える材料の開発が行われてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の硫酸製造プロセスでは、空気が硫黄の燃焼源や転
化器への供給ガス希釈源として使用される。後者は、前
述したように、SO,に対する。sの相対濃度を上げる
ことにより、So、からSo、への平衡転化率を上げる
効果がある。
ところで、このような空気は、硫黄燃焼焚きの場合には
、通常、硫酸水溶液をスプレーする乾燥塔で除湿され、
プロアで硫黄燃焼炉および転化器に送られる。これは空
気中の水分とsolが配管やタンク等で硫酸となシ、材
料を腐食させる虞れがあるため、予じめ、乾燥塔で水分
を除去する必要があるからである。
しかしながら、硫黄燃焼焚きにおいて、通常の空気を使
用して硫黄を燃焼する限シ、転化器入口ガスの80.と
0富の濃度の和は21モA/%と一義的に決定される。
従って、転化器に空気を供給しても、平衡転化率は上が
るものの、So。
の相対濃度が下がるため、所定量の製品硫酸を製造する
ためKは、反応ガス量を増す必要がある。これに伴ない
、転化器や熱交換器等の単体機器の容積が結果的に大き
くなシ、空気供給用プロアの動力も上げなければならな
いという欠点があった。
本発明は、反応ガス量を低減させ、従って転化器や熱交
換器等の単体機器の容積を減少させ、かつ運転動力を減
少させて、所定量の硫酸を低コストで効果的に製造でき
る方法を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、硫黄を燃焼させたガスを原料とする接触式硫
酸製造法において、空気供給用設備の前段に酸素分M喚
による酸素富化装置を組み込み、0■濃度の高い空気(
以下、OgAと記す。
なおOEAはO@ Enrichment Air  
の略)を硫黄燃焼部や転化器へ送ることを特徴とする硫
酸製造法に関する。
〔作用〕
以下、木発明方・法の作用を、第1図のフローに従って
詳述する。
第1図において、約140℃に溶融された単体硫黄15
は0EA35と混合して硫黄燃焼炉1で燃焼され、So
、および03に変換される。この燃焼ガス16は、10
00℃以上の高温になるため、廃熱回収ボイラ2に送ら
れ所定の温度まで冷却され、同時に低温スチーム57は
、ことで高温スチーム3Bとなり回収される。廃熱回収
ボイ−y2を出たガスは通常400〜450°Cであり
、転化器3の入口に供給される。
転化器3は触媒、1が41に区切られ、後述のように第
39出ロガスを一旦吸収塔へ導き、再び第4@にガスを
もどす言わゆる二段接触方式となっている。触媒は、通
常、圧填を少なくするため形状が種々工夫されておシ、
バナジウム系化合物を担体に含浸したものが主流を占め
ている。第39出ロガス18の温度は通常的600°C
まで上昇するため、第1熱交換器4へ送られ、0EA3
4と熱交換し、約400℃まで冷却され、第29人口ガ
ス19としてもどされる。第1層でのSO,転化率は5
0〜60%であり、第2.1では80〜90%に転化率
を上げる。第39出ロガス20の温度も500〜550
℃に上昇するため、第2熱交換器5へ送られ、第1吸収
塔11出ロガス24と熱交換し、第31人口ガス21と
してもどされる。第3層ではSO,転化率は90〜99
%であり、従って第39出ロガス22のsolg度が高
くなるため、第5熱交換器6で上記第2熱交換器5出ロ
ガス25と熱交換して冷却され、ガス23として第1吸
収塔11へ送られる。
第1吸収塔11では硫酸水溶液をスプレするベンチュリ
タイプなどの吸収方式でSOsは硫酸に転化される。一
方、吸収されない80.を主体としたガス24は、前述
したように第2熱交換器5で加熱され、仁のガス25は
第3熱交換器6でさらに加熱され、第4層入ロガス26
として供給される。
第4層でSO,は所定のSO,最終転化率まで酸化され
る。この第4層出口ガス27は、通常、エコノマイザ7
で低温スチーム36と熱交換され、加熱されたスチーム
37は前述したように廃熱回収ボイラ2に送られる。一
方、冷却されたエコノマイザ出口ガス28は、第2吸収
塔12において、第1吸収塔11の場合と同様、硫酸水
溶液と接触し、硫酸となる。完全に吸収されなかった8
0.やその他のガス29は大気14へ放出される。製品
となった硫酸SOはタンク13に貯蔵される。なお、第
1吸収塔11、第2吸収塔12および乾燥塔9の間では
、ライン39で硫酸濃度の調整が行われる。
また、乾燥塔9まわシでは、まず空気31が乾燥塔9へ
供給され、硫酸水溶液と接触することKより除湿され、
出口空気32は0意分mmを使用した0!富化装置8へ
供給される。
通常、0雪分111I模を空気が通過する場合、抵抗の
ため、何らかの駆動力が必要となるが、本発明では空気
供給用プロア10の前段に08富化装置8を配置して、
除湿空気32を容易に該○2富化装置8の0意分離模を
通過させる。このようにして、除湿空気を03富化し、
03儂度21%以上の0EA35とする。0鵞分離膜と
しては、種々の材質のものが使用でき、酢酸セルロース
、ポリエチレンシリコン、シリコンポリカーボネートな
どが挙げられる。また、その形状も中空糸状、スパイラ
ル状、平膜状などが適用できる。
プロア出口0EA34は前述の第1熱交換器4で加熱さ
れ、加熱0EA55として硫黄燃焼炉1へ供給される。
また、場合によっては、転化器3触謀、1へ供給される
こともある。
以上のように本発明方法では、o3分離膜によるO!富
化装置8を空気供給用プロア1oの前段に組み込んでO
EAを硫酸製造に使用するため、所定量の硫酸製造に必
要なガス量を大幅に低減することができる。
また、ガス量の低減で、転化器や吸収塔の容積も小さく
なシ、プロアの動力も低減できる。
〔実施例〕
硫酸製造最750 T/’Dの第1図に示すフローの硫
黄燃焼式硫酸製造プラントにおいて、on分離喚を使用
した0意富化装置8を空気供給用プロア10の前段に組
み込み、0!濃度を27 Vat、%および50%Vo
t%に高めた時の各機器の比較を行った。
03分Pi嘆には酢酸セルロースを素材にした中空糸状
モジュールを使用した。
第1表に0!富化装置を組み込まない従来法との比較結
果を示す。
第1表 第1表からも明らかなように、0.富化装置8を組み込
むことによシ、硫黄燃焼炉1出ロガス中のSO,濃度が
増加するため、その濃度に反比例して反応ガス量(硫黄
燃焼炉出口ガス量)は大幅に低減する。この反応ガス量
の低減は転化器3での触媒量、熱交換器類4,5,6.
7の伝熱面積の低下につながり、機器のコンパクト化が
図れることが明らかである。また、プロア10の駆動力
も乾燥塔9への供給空気量にほぼ比例して低減できるた
め、ランユングコストの節減を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明方法によれば、所定量の硫酸を、
低反応ガス量、ひいては各機器の低容積、低動力で製造
することができ、硫酸製造コストを大幅に低減できる。
また、0意分離膜は他のO8富化装置、例えばPSA(
圧力スイング方式による装置)のように余分な加圧装置
などは一切必要とせず、単にブロア前段に組み込むだけ
で良いため、本発明方法によれば、OEA製造・供給の
ための設備費および運転費を大幅に節減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を説明するためのプロセスフローの
一例を赤す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硫黄を燃焼させたガスを原料とする接触式硫酸製造法に
    おいて、空気供給用設備の前段に酸素分離膜による酸素
    富化装置を組み込み、酸素富化空気を硫黄燃焼炉及び/
    又は転化器へ供給することを特徴とする硫酸製造方法。
JP31753287A 1987-12-17 1987-12-17 硫酸製造方法 Pending JPH01160809A (ja)

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