JPH01160488A - ポリペプチド類を生産するための新規ベクターおよび発現配列 - Google Patents

ポリペプチド類を生産するための新規ベクターおよび発現配列

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JPH01160488A
JPH01160488A JP63283528A JP28352888A JPH01160488A JP H01160488 A JPH01160488 A JP H01160488A JP 63283528 A JP63283528 A JP 63283528A JP 28352888 A JP28352888 A JP 28352888A JP H01160488 A JPH01160488 A JP H01160488A
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JP
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coli
gene sequence
plasmid
growth hormone
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JP63283528A
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English (en)
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Brigitte E Schoner
ブリジット・エリザベス・スコナー
Ronald G Schoner
ロナルド・ジョージ・スコナー
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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Publication date
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    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/70Vectors or expression systems specially adapted for E. coli
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
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    • C07K14/61Growth hormone [GH], i.e. somatotropin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1)ウシ成長ホルモン(bGH)の生物活性
誘導体をコードしている遺伝子の解読フレーム内にある
転写および翻訳活性化ヌクレオチド配列、および 2)誘導条件下で、コピー数の制御能を喪失するレプリ
コン を含有する、選択可能な、自律的に複製する新規な組換
えDNA発現ベクターに関する。本発明は、さらに、こ
のベクターの新規な形質転換体、ウシ成長ホルモン誘導
体およびこれらの使用方法に関する。
bGHを生産するための組換えDNA技術は、遺伝子の
発現性に問題があり、それ故にその開発および利用は妨
げられていた。これらの問題のうち、欧州特許出願公開
第0075444号に記載されている幾つかの問題は、
機能的に最善でない(functionally su
boptimal)m RN Aの転写に関するもので
ある。
組換えDNA技術の開発および利用は、遺伝子発現が高
レベルで得られるベクターが一般に不足していることか
ら、制限を受けている。lac [ロバート(Robe
rts)ら、プロシーディング・オブ・ナショナル・ア
カデミ−・オブ・サイエンス、ニー・ニス・ニー(Pr
oc、 Nat、 Acad、 Sci、 USA 7
6:5596゜197.9)およびガウシテ(Guar
ante)ら、セル(Cell 20:543.198
0)] 、trp [ホールウェル(Hallewel
 1)およびエムテージ(Emtage)のジーン(G
ene 9:27.1980)] 、バクテリオファー
ジλPL[レマウト(Remaut)ら、Gene 1
5(1):81.1981.パーナート(Bernar
d)ら、Gene 5:59.1979およびブロム(
Derom)ら、Gene 17:45.1982コお
よびlpp [ジーベル(Ziebel)ら、ジャーナ
ル・オブ・バクテリオロジ−(J、 Bacterio
l、  145:654.1981)、シー(Lee)
ら、J、 Bacteriol、 146:861.1
981およびナカムラ(Nakamura)およびイノ
ウニ(Inouye)のCe1l 18:1109,1
979]プロモーターシステムが、それらに適合する組
換えDNAベクター類に組み込まれているが、他の使用
し得る発現システムは殆どなく、たとえあるとしてもわ
ずかである。実際、これらの既知の発現ベクターを用い
ても、多(の異種遺伝子は発現されないが、または、せ
いぜい若干量しか発現されない。このような発現の不良
は、mRNAの転写、即ちリボゾームに対する最善でな
い結合または結合不能に関係していることが多い。これ
は、リボゾームと結合する部位を封鎖する不適当なステ
ム(stem)およびループ(loop)構造の形成、
mRNA転写物の一般的な不安定性、またはりボゾーム
の結合性もしくは翻訳の開始を阻害する配列の存在に由
来するのかもしれない。これらの問題の幾つかは、欧州
特許出願公開第0075444号に記載されている。
本発明は、遺伝子の合成による修飾を要することなく、
発現に関する問題を解決するものである。
この合成による修飾は、時間および費用がかかるばかり
でな(、偶発的にせよ、DNA配列に誤りを生じさせか
ねない危険性が実質的に増大する。
本発明は、注目の遺伝子独自の配列を修飾または変化さ
せることなく、mRNA転写物の5°末端部を改変する
ことによって、この問題を回避するものである。
本明細書中に記載の用語を以下に定義する。
組換えDNAクローニングベクター:1つまたはそれ以
上の付加的なりNA上セグメント追加することができる
が、またはこのようなセグメントが既に追加されたDN
A分子を含有している自律的に複製する物質であり、こ
れにはプラスミドがあるが、これに限定されるものでは
ない。
組換えDNA発現ベクター:1つまたはそれ以上の転写
および翻訳活性化配列(群)が組み込まれた組換えDN
Aクローニングベクター。
転写活性化配列: DNAの、RNA転写物への転写を
指令するDNA配列であるが、またはその転写のための
DNA配列。
翻訳活性化配列:mRNA転写物の、ペプチド、ポリペ
プチドまたはタンパク質への翻訳を指令するDNA配列
であるが、またはその翻訳のためのDNA配列。
翻訳開始シグナル:翻訳開始コドンをコードしているD
NA l−リプレット。
翻訳終止シグナル:翻訳終止コドンをコードしているD
NAトリプレット。
形質転換: DNAを受容宿主細胞に導入すること。
形質転換体:形質転換を既に受けている受容宿主細胞。
制限フラグメント:1つまたはそれ以上の制限酵素の作
用によって生成された線状DNA配列。
生物活性ポリペプチド:回収可能な生物学的に活性な同
種(ホモローガス)または異種(ヘテロローガス)ポリ
ペプチドもしくは前駆体、異種ポリペプチドおよび一部
もしくは全部の同種ポリペプチドを含有する回収可能な
ポリペプチド、または、異種ポリペプチドおよび特異的
に開裂することができる生物活性を不活化するポリペプ
チドを含有する回収可能な生物不活性な融合ポリペプチ
ド。
融合憤伝子産物:同種ポリペプチドの一部または全部を
含有する回収可能な異種ポリペプチド。
レプリコン:組換えDNAクローニングおよび発現ベク
ターの復製を制御するDNA配列。
ウシナウェー・レプリコン°コピー数の制御能が欠如し
ているが、または喪失するよう誘導され得るレプリコン
である。このような喪失の結果、複製が非制御下に置か
れ、このようなレプリコンが組み込まれたDNAはコピ
ー数が大幅に増大する。
本発明は、a)転写活性化配列、 b)以下の配列群の中から選ばれるいずれかのDTff
rTTCCTCCTTATA″ITAT−’)’および [式中、Aはデオキシアデニル、Gはデオキシグアニル
、Cはデオキシシチジル、およびTはチミジルである]
、および C)生物活性ポリペプチドをコードしているDNA配列 を連続的に含有している新規な組換えDNA発現ベクタ
ーを提供するものである(ただし、配列aおよび配列す
は配列Cか微生物学的に発現される様位置している)。
本発明は、さらに、このベクターを構築するのに使用さ
れるDNA配列、ならびにこのような配列およびベクタ
ーを含有する形質転換された宿主細胞を提供するもので
ある。
本発明のベクターは、Xbal−Ndel DNAリン
カ−配列a1、a2、a3、a4、a5、a6、a7ま
たはa8のいずれかをpCZ 145の〜92kb X
bal−Ndelフラグメントにライゲートすることに
よって溝築される。得られるプラスミドはそれぞれpC
Z149、pCZ183、pCZ184、pCZ149
川、pCZ149.2、pCZ149.3、pCZ 1
83.lおよびpCZ 183.2と命名され、これら
は、 1・)大腸菌(E.Coli)リポプロテイン遺伝子転
写活性化配列(ナカムラ(Nakamura)およびイ
ノウニ(Inouye)、 1979)、 2)合成翻訳活性化配列、 3)メチオニル−ウシ成長ホルモン(net −b G
 H)をコードしているヌクレオチド配列の解読フレー
ム内に存在する翻訳開始シグナル、および4)met−
bGHコード配列の解読フレーム内に於いて適切に配置
された翻訳終止シグナルを連続的に含有している。
プラスミドpCZ145出発物質は〜9.2kbであり
、Xbal−HgiAI DNAリンカ−配列:を、プ
ラスミドpc2118の0.6kb BamH1−Hg
iAlおよび8.6kb BamHI −Xbalフラ
グメントとライゲートすることによって構築される。
このプラスミドpCZ118は〜9゜2kbであり、〜
1.6kb EcoRI−Ndelフラグメントをプラ
スミドpCZlolから削除することによって構築され
る。このプラスミドpCZ101は〜10.8kbであ
り、プラスミドpNM789Bの0、6 kb Xba
l −B amHIフラグメントを、同様に消化したプ
ラスミドpTM−1°−A3にライゲートすることによ
って構築される。
E.Coliリポプロテイン遺伝子の転写および翻訳活
性化配列ならびに温度誘発性ウシナウェイ・レプリコン
を含有するこの後者のプラスミドは、ノーザン・シージ
ョナル・リサーチ・ラボラトリ−(Northern 
Regional Re5earch Laborat
ory、ペオリア、イリノイ)に寄託され、そのパーマ
ネント・ストック・カルチャー・コレクションの一部を
構成している菌株であるE.Coli K 12  R
V308/p1M  lo−A3から得ることができる
。この菌株は、上記プラスミドの好ましい供給源および
ストック保有宿主として受託番号NRRL  B−15
733の下で入手可能である。上記プラスミドpN、M
789B出発物質は、以下の第1図から第8図および実
施例1に於いて開示し、説明している工程に従い、プラ
スミドpKEN111から得られる。プラスミドpKE
N111は、ノーザン・シージョナル・リサーチ・ラボ
ラトリ−(Northern Regional Re
5earch Laboratory、ベオリア、イリ
ノイ)に寄託され、そのパーマネント・ストック・カル
チャー・コレクションの一部を構成している菌株である
E.Coli K 12 CC620/pKENl 1
1から得ることができる。
この菌株は、上記プラスミドの好ましい供給源およびス
トック保有宿主として受託番号NRRLB−15011
の下で入手可能である。プラスミドpNM789Bも、
E.Coli  リポプロティン遺伝子の転写および翻
訳活性化配列を含有しており、さらに、bGHおよびこ
のbGHのN−末端に位置する9員ポリペプチドからな
る融合タンパク質のコード配列を、適切に配置されてい
る翻訳終止シグナルと共に含有している。Xbal−B
amHIフラグメント内に含有されている前述の転写活
性化配列および融合タンパク質コード配列を、適切に開
裂したプラスミドpIM−1°−A3にライゲートする
ことにより、上記のプラスミドpCZ101出発物質が
得られる。
関連する多くのその他のbGH発現プラスミドを構築す
ることもでき、これらも本発明を例示する。例えば、個
々のDNAリンカ−配列は、mRNA転写物をポリペプ
チドに発現させるものでなければならないが、このよう
な構築に使用できるリンカ−D N A配列の数は、実
際上無限である。
これらの配列は、完全保護ジデオキシリボヌクレオチド
・ビルディングブロックを使用した改良ホスホトリエス
テル法によって、常法により合成することができる。こ
のような合成法は当業界では周知であり、イタクラら[
Itakura、サイエンス(Science)、19
8:1056.1977]およびフレアらEProcN
ak、 Acad、 Sci、 LISA 75:57
65.1978]の操作法に実質的に従うことで行うこ
とができる。
本発明を実施する場合、特定の転写活性化配列を選択す
ることは重要でないので、本発明は、特定の転写活性化
配列を使用することに限定されない。既に例示したリポ
プロテインの転写活性化配列と置換することのできる転
写活性化配列としては、E.Coli  トリプトファ
ン(trp)、E 、 col iラクトース(lac
)、バタテリオファージλPLOL。
バクテリオファージλPROR,バシラス・サブチリス
(Bacillus 5ubLilis、枯草菌)増殖
(veg)およびストレプトマイセス・アズレウス(S
treptomyces azureus)チオストレ
プトン耐性(tsr)遺伝子転写活性化配列などが挙げ
られるが(これらに限定されるものではない。さらに、
1つまたはそれ以上の転写活性化配列、例えばtrpお
よびIac転写活性化配列を直列して使用することがで
きる。
既述した遺伝子の配列はすべて、既に特性化されており
、これらは合成によって、または既知のプラスミドから
構築することができる。
本発明は、非常に応用性が広く、既述のmet −bG
Hコード配列を、生物活性ポリペプチドをコードしてい
る、実際上ありとあらゆるヌクレオチド配列で置き換え
ることができる。このようなコート配列としては、ヒト
成長ホルモン(hGH)、ヒト・プレ成長ホルモン(p
re −h G H) 、ブタ成長ホルモン(pGH)
 、哺乳類成長ホルモン、鳥類成長ホルモン、ヒト成長
ホルモン放出因子、ウシまたはブタ成長ホルモン放出因
子、ヒト・インシュリンA鎖、ヒト・インシュリンBm
、ヒト・プロインシュリン、ヒトおよび非−ヒト・イン
ターフェロン、ウロキナーゼ、組織プラスミノーゲン活
性化因子、インターロイキンIおよびインターロイキン
11.あらゆるポリペプチドホルモン、研究または商業
的に価値のあるあらゆる酵素およびあらゆる生物活性ポ
リペプチドをコードしている配列が挙げられるが、これ
らに限定されない。
より具体的には、例えば生物活性ポリペプチドがhGH
の場合のベクターは、例えば、プラスミドpCZ101
の〜l 0.2kb BamHI−Xbalフラグメン
トおよびプラスミドp NM575の〜05kb Ba
mH[−FnuD ffフラグメントの両者を、既述の
リンカ−配列1.2.3.4.5.6.7または8のい
ずれかにライゲートすることによって構築することがで
きる。
本明細書に開示した具体例では、プラスミドの複製は、
英国(GB)特許公開番号第1,557,774号およ
びウーリン(Uhlin)らのGene 6:91.1
979の両者に開示されている温度誘発性ウシチウェイ
・レプリコンによって決定される。30°C以下の温度
、特に25℃では、このレプリコンは1個の細胞当たり
約10−15コピーと比較的少ないコピー数を維持して
いる。温度を37°Cにした場合には、コピーの制御能
が喪失し、このレプリコンを含有するプラスミドDNA
が1細胞当たり1000−2000のコピー数にまで増
幅する。本明細書に於いて例示している特定のウシナウ
ェイ・レプリコンは、既述のプラスミドp1Mi’−A
3出発物質に含有されている。
本発明が特定のウシナウェイ・レプリコン、即ちコピー
数突然変異物を使用することに限定されるものでないこ
とは、理解されるであろう。他の誘発性ウシナウェイ、
即ち高いコピー数のレプリコンは、適当な選択によって
得ることができ、また、国際公開番号WO321029
01およびピットナー(Bittner)およびヴアブ
ネック(vapnek)のGene 15:319.1
981に記載されている操作法に従えば構築することが
できる。さらに、非−ウシナウェイ・レプリコンも、そ
れがE.Coli、 BacillusSS trep
tomycesまたは他の適当な細菌宿主細胞に於いて
機能的である限り、使用することができる。このような
レプリコンには、限定されるものではないが、例えばE
 、 col i内で複製するバクテリオファージなど
の、pMB l、Co1E1、NR1、RK2、RK6
、psc l Ol、RPI、RP4、Fなど由来のレ
プリコン、またストレプ]・マイセス内で復)ソするバ
クテリオファージなどの、pEL7、pEL103.5
cp2.5CP2*など由来のレプリコン、さらにバシ
ラス内で復製するバクテリオファージなどの、pcI9
4、pBsl、pEI94、p[JB l 10. p
T I 27など由来のレプリコンが挙げられる。当業
者であれば、これらのレプリコン、さらにはウシナウェ
イ・レプリコンの変異物も置換可能であり、これらを使
用して構築される発現ベクターも本発明の範囲内に属す
ることは理解できるであろう。
本発明の発現ベクターおよび本発明の方法は、広い範囲
の宿主生物に使用することができ、これらには、エシェ
リヒア・コリ(Escherichia coli。
大腸菌)、例えばE.Coli K l 2、E.Co
li K 12 RV308、E.Coli K 1’
2 HB I O1、E。
coli K12 C600、E.Coli K12 
C600RK−MK−1E.Coli K 12 RR
1およびE.Coli K 12 MM294など、セ
ラチア(Serratia)、シュードモナス(P s
eudomonas)などのダラム陰性原核生物、パシ
ラス、例えばB、サブチリス(Bacillus 5u
btilis)、B、スリンギエンシス(B。
thringiensis)およびB、スリンギエンシ
スvar。
イスラエレンシス(B、 thringiensis 
var、 1sraelensis)、ならびにストレ
プトマイセス、例えばS。
フラジアエ(S、 fradiae)、S、アンボア 
7 ’、i Z 7ス(S、 aibofaciens
)、S、リヴイダンス(S、 1ividans)およ
びS、グリセオファスカス(S、 griseofus
cus)などのグラム陽性原核生物などがある。本発明
のすべての態様は有用であるが、ウシ成長ホルモンをコ
ードしているDNAを含有するベクターおよび形質転換
体が好ましい。
好ましいベクターには、pCZ149、pCZ183、
pCZ184、pCZ149.1、pCZ149,2、
pCZ149.3、pCZ183゜1およびpCZ18
3.2があり、好ましい形質転換体には、E、col、
i K 12 RV308/pCZ149、E.Col
i K12  RV308/pCZ183、E.Col
i K12  R,V308/pCZ184、E.Co
li K 12  RV308/pCZ 149.1、
E.Coli K 12  RV308/pCZ 14
9.2、E.Coli K12  RV308/pCZ
149.3、E.Coli K 12  RV308/
pCZ 183.1およびE.Coli K12 RV
308/pCZ183.2がある。
当業者であれば、理解されるであろうが、本発明の発現
ベクターおよび方法を使用して適当な宿主生物を形質転
換すれば、標準的な発酵条件下で外来性タンパク生産物
が発現される。次いで、得られた発酵ブロスから常法に
よって外来性タンパク生産物を単離する。以下の実施例
によって、本発明をさらに詳細に説明する。これらには
、本発明のベクターの構築の説明およびその実際の操作
法の両方を適宜記載している。
実施例1 プラスミドpKENO21(第3図、106)のXba
l−Ban+Hr開裂によって調製した〜5、lkbフ
ラグメントを出発物質として使用した。プラスミドpK
ENO21はpKENlll(第1図、101、これは
さらにり−(Lee)らのジャーナル・オブ・バクテリ
オロジ−(J、Bact、) 146461−866゜
1981およびライ−ベル(’Zwiebel)らのJ
、 Bact、 145:654−656.1981に
記載されている)の誘導体であり、このpKENl 1
1はE.Coli CC620(NRRL受託番号15
011)として寄託されており、またE.Coliのリ
ポプロティン遺伝子を含有している〜2.8kbフラグ
メントを有している。
このフラグメントに関する記述は、ナカムラおよびイノ
ウニのCell 18:1109−1117.1979
にある。
pKENO21中、pBR322の唯一のBamH■お
よび5ail制限部位間に於ける6 50 bp(塩基
対)配列を、E 、 cot iのリポプロティン遺伝
子から取った配列と置換した。このリポプロティン遺伝
子配列(ナカムラおよびイノウニ、1979)は、リポ
プロティン遺伝子の最初のトリプレット(メチオニン)
の上流にある、プロモーター、5′−非翻訳領域および
リボゾーム結合部位を含有する462bpのAlulフ
ラグメントを含んでいる。
唯一のXbaI制限部位が、翻訳開始メチオニンシグナ
ルから16bp前のりボゾーム結合部位内に位置してい
る。構造遺伝子の翻訳終止コドンから105bp上流に
位置しているPvun制限部位を、合成りNAリンカ−
(5’CCGGATCCGG3′、コラボレイティブ・
リサーチ(Col 1aborat ive Re5e
arch)から入手)を付加することによりBamHI
制限部位に変換した。リポプロティンの最後の35アミ
ノ酸に対応するコード配列、翻訳終止シグナルおよびメ
ツセンジャーRNAの3”−非翻訳領域に対応する配列
がこのBamHI部位の後ろに続いている。プラスミド
pKENO21はまた、リポプロティン遺伝子と関連の
ない、E、co1i染色体内に於けるその下流に位置す
る約850bpの外来性配列をも含有している。これら
の配列は、リポプロティン遺伝子を最初に単離する時に
使用した方法および制限酵素部位の結果、含まれたもの
である。
プラスミドpKENO21は、以下の方法によってpK
ENl 11から誘導される(第1図、第2図および第
3図を参照):pKENlll (第1図、101)の
約50ugを、20mMトリス・HCQ(pH=7.4
) 、10mM MgC(!−おヨヒ6n+M β−メ
ルカプトエタノールを含有する緩衝i&300μρ中に
於いて、37°Cで2時間、制限酵素Hpa1125単
位を用いて消化した。得られた混合物を、フェノールお
よびクロロホルム50:50の混液300μgで2回抽
出し、次いでエタ/−ル2.5容量および3M酢酸ナト
リウムO1■容量を用い、回収した水層を沈澱させた。
得られたDNAペレットを電気泳動用緩衝液100μe
に溶解し、5%ポリアクリルアミドゲル(アクリルアミ
ド:ビス(N、N’−メチレンビスアクリルアミド)の
比率29;1である。以下、特に明記しない限りすべて
のゲルもこれと同様である。)上で分画した。このゲル
を0.5μg/xσ臭化エチジウムを含有する溶液中で
染色し、バンドを長波長紫外光下で観察した。950b
pバンドを単離し、透析バッグへの電気溶出(elec
troelution)によってゲルから回収した。フ
ェノール/クロロホルム抽出し、エタ/−ル沈澱した後
、回収したDNA (約2.5 u g)をTEN (
10mM NaCQ、10mM  )リス−HCf2(
pH=7.4)および″  1mMエチレンジニトリロ
テトラ酢酸ナトリウム(EDTA) 、pH=8.0)
25μQに溶解した。
得られた9 50bp Hpanルミnフラグメントg
を、50mM NaCQ、6n+M トリス−HCQ(
pH−7,6) 、6mM MgC12,および6mM
β−メルカブトエタノールを含有する緩衝液200″μ
σ中に於いて、37°Cで2時間、制限酵素Alu■で
消化した。得られたDNAを6%ポリアクリルアミドゲ
ル上で分画し、生成した462bpA1u■フラグメン
トを既述の方法によって回収し、精製した。この462
bpA1ulフラグメント(約1μg)を、リン酸化し
たEcoRIリンカ−(5”GGAATTCC3°、C
o11aborative Re5earchから入手
)150ピコモルおよびT4  DNAリガーゼ2単位
を含有するT4  DNAリガーゼ緩衝液(66mM3
リス・HCff(pH=7.6)、 10mM MgC
Qt−,10mM ジチオトレイトール、0.4mM 
ATP)LOltQに溶解した。4°Cで16時間イン
キュベートした後、得られた混合物を65°Cで10分
間暖め、EcoRI緩衝液(100mM)リス・HCQ
 (pH=7.2) 、50mMNaCQ、10mM 
MgCQ、、6mM β−メルカプトエタノール)およ
びEcoRI酵素40単位を加えて希釈した。37°C
で2時間経過した後、得られた試料を常法によりフェノ
ール/クロロホルム抽出し、エタノール沈澱した。次い
で、得られたDNAを、T4  DNAリガーゼ0.1
単位、および前もってE、coRIで線状化した後、ア
ルカリホスファターセで処理しておいたpBR3220
゜1μg(第1図、102)を含有するT4  DNA
 l)ガーゼ緩衝液20μσに溶解した。4°Cで16
時間ライゲートした後、得られたDNAを使用して常法
により、E.Coli菌株に12 HBIOIを形質転
換した。12μg/rttQテトラサイクリンを含有す
る寒天平板上で形質転換体を選別し、バーンポイム(B
irnboim)およびドーリ−(Doly)のヌクレ
イツク・アンノズ・リサーチ(Nucleic Ac1
ds Re5earch)、 7:1513−1523
.1979に記載されている迅速アルカリ性抽出法(r
apid alkaline extract 1on
)によって耐性コロニーからプラスミドを単離した。4
66bp EcoRIフラグメントを含有するプラスミ
ド(第1図、103)を選別し、これを、以下に記載の
次工程に於ける出発物質として使用した。
この得られたプラスミド(第2図、103)の約2ug
を、Hindu緩衝液(60mM NaCQ、10mM
)リス・HCQ (pH=7.4) 、] 00mMM
g CQ 2および6mM β−メルカプトエタノール
)50μσ中に於いて、37°Cで1時間、酵素)(i
ndI[[21位で消化した。フェノール/クロロホル
ム抽出し、エタノール沈澱させた後、得られたDNjA
を、300mM −NaC(!、 30mM酢酸ナトリ
ウム(pH=4.25)、1 mM Z nCQ2およ
びSlヌクレアーゼ(マイルス(Miles)・ラボラ
トリ−)200単位を含有する緩衝液200μQに溶解
した。15℃で1時間経過した後、フェノール/クロロ
ホルム抽出およびエタノール沈澱によって反応を停止さ
せた。得られたDNAを、リン酸化BamHIリンカ−
(5″CCG G A T CCGG3’、Co11a
borative Re5earchから入手)20ピ
コモルおよびT4  DNAリガーゼ2単位を含有する
T4  DNAリガーゼ緩衝液10μeに溶解した。4
°Cで16時間経過した後、得られた反応混合物を65
°Cに10分間暖め、リガーゼを不活性にし、次いでB
amH1酵素20単位を含有するBaIIIHr緩衝液
(150mM NaCl2.20mM  トリス−HC
Q(pH=8.0)、10mMMgcL、6mM β−
メルカプトエタノール)100μCを加えて希釈した。
37°Cで2時間経過した後、得られた混合物を1%ア
ガロースゲル上で精製した。このゲルを染色し、凍結後
に、溶出によって比較的大きいフラグメント(〜4 、
5 kb)を回収し、次いでフェノール/クロロホルム
抽出し、エタノール沈澱して精製した。BamHI粘着
末端を有する回収したフラグメントを、T4  DNA
リガーゼ0.1単位を含有するT4  DNAリガーゼ
緩衝液20μQに溶解した。4°Cで16時間経過した
後、得られたDNAを使用してE.ColiHBlol
を形質転換した。100μg/村のアンピシリンの耐性
能(Apつによって形質転換体を選別し、10ug/x
Qテトラサイクリンに対する感受性(Tc’)について
スクリーニングした。既述したバーンボイム(Birn
boim)の操作によって、Ap’Tc”であるコロニ
ーから幾つかのプラスミドを調製し、これらをHind
l11部位の不存在および単一のBamH1部位の存在
について検査した。EcoRI、5ailで連続的に消
化し、466bpおよび305bpフラグメントを得た
これらの特徴を有するプラスミド(第2図、104)を
選別し、次いでlppプロモーターの上流に位置するE
coR1部位をHindI[r制限部位に変換するよう
修飾した。
プラスミド(第2図、104)2μgを、Ec。
RIo、2単位を含有するEcoRI緩衝液100μQ
中に於いて、37°Cで10分間消化した。65℃に1
0分間暖めることで、反応を停止させ、次いでフェノー
ル/クロロホルム抽出した後、DNAをエタノール沈澱
させ、1000単位/mQのSlヌクレアーゼを含有す
るs1ヌクレアーゼ緩衝液200μQに溶解し、12°
Cで1時間反応させた。この反応をフェノール/クロロ
ホルム抽出およびエタノール沈澱することで停止させた
得られたDNAを、リン酸化HindI[[リンカ−(
5″CCAAGCTTGG3’、Co11aborat
ive Re5earchから入手)20ピコモルおよ
びT4  DNAリガーゼ2単位を含有するT4  D
NAリガーゼ緩衝液10μQに再懸濁した。4°Cで1
6時間経過した後、得られた混合物を65°Cに10分
間暖め、HindI[I酵素10単位を含有するHin
dI[[緩衝液150μQに希釈し、37°Cで2時間
インキュベートした後、1%アガロースゲル上で分画し
た。
最も大きなバンド(1回切断のプラスミドに相当)を常
法により回収して精製し、T4 リガーゼ0゜2単位を
含有するT4 リガーゼ緩衝液20aQに溶解し、4℃
で16時間インキュベートした。
次いで、得られたDNAを使用してE.Coli HB
10]を形質転換した。アンピシリン耐性によって形質
転換体を選別し、常法によりプラスミドを単離し、制限
酵素分析により分析した。EcoRI−HindIII
フラグメント500bpを有するプラスミド(第2図、
105)を選別し、これをIpp遺伝子の3゛領域を付
加するためのクローニングベクターとして使用した。
プラスミド(第3図、105)約2μgを、5ail2
単位を含有する5alT制限緩衝液(150mMNac
f2.6mMトリス−HCffl (pH=7.9)、
6mM MgCl22および6mMβ−メルカプトエタ
ノール)中に於いて、37℃で1時間消化し、次いで2
単位のBamHIを含有するBamHI緩衝液15c)
I&で希釈した。37°Cで1時間経過した後、アルカ
リホスファターゼ2.5単位を加え、次いで65°Cで
1時間インキュベートした。得られた物質をフェノール
/クロロホルム抽出し、エタノール沈澱してTENに溶
解し、これをlpp 3′フラグメントのためのクロー
ニングベクターとして使用した。
1pp3“領域を含有するフラグメントを得るために、
pKENlll(第3図、+01)10μgを、Hpa
rlO単位を含有するHpar緩衝液(20mM KC
Q、10mM トリス・HCl2(pH−74) 、1
0mM MgCQv および6mM β−メルカプトエ
タ/−ル)中に於いて、37℃で2時間消化した。フェ
ノール/クロロホルム抽出し、エタノール沈澱した後、
得られたDNAを、リン酸化5allリンカ−(5’G
GTCGACC3°、Co11aborative R
e5earchから入手)20ピコモルおよびT4  
DNAリガーゼ2単位を含有するT4D N A ll
ガーゼ緩衝液10μQに溶解し、次いで4°Cで16時
間インキュベートした。このリガーゼを、65°Cに1
0分間暖めて不活性化した。得られた物質を、5all
酵素10単位含有する5alI緩衝液100μQに加え
て希釈し、37°Cで10Mインキュベートし、次いで
PvuII制限酵素10単位を含有するPvulI緩衝
液(60mM NaCQ、6mM)リス・HCQ (p
H=7.5) 、6mM MgCQ、および6mMβ−
メルカプトエタノール)300μQで希釈した。37°
Cで1時間経過した後、得られたDNAを5%ポリアク
リルアミドゲル上で分画した。950bpフラグメント
約0.5μgを回収し、精製し、TENに溶解した。こ
のフラグメント0.2μgを、リン酸化BamHIリン
カ−(5’CCGGATCCGG3’、Co11ab。
rative Re5earchから入手)20ピコモ
ルおよびT4.DNAリガーゼ2単位を含有するT4 
 DNAリガーゼ緩衝液20μaに希釈し、次いで4°
Cで16時間インキュベートした。次いで、得られたD
NAを65°Cに10分間暖め、BamHI2Q単位を
含有するBamHI緩衝液100μgに希釈し、37°
Cで2時間インキュベートした後、5%ポリアクリルア
ミドゲル上で分画し、過剰のリンカ−分子を除去した。
得られたBamHIおよび5all粘着末端を有する9
50bl)フラグメントを常法により精製し、既述した
クローニングベクター〇、2μgおよびT4  DNA
リガーゼ0.2単位をともに含有するT4  DNAリ
ガーゼ緩衝液20μaに溶解した。4℃で16時間イン
キュベートした後、得られたD N Aを使用してE.
ColiK12 HBIOIを形質転換した。アンピシ
リン耐性の形質転換体からプラスミドを調製し、常法に
よりSal I −BamHIフラグメントに関して分
析した。所望のプラスミド(〜5.2 kb)をpKE
NO21と命名したく第3図、106)。
pKENO21の10μgを、X ba I / B 
amHI緩衝液(150mM NaCQ、l OmM 
ト’) ス−HCQ、(1)H=8)、10mM Mg
CQlおよび6mMβ−メルカプトエタノール>200
μρ中に於いて、10単位のBamHIを用いて37°
Cで1時間、次いでXbaIIQ単位を用いてさらに1
時間消化した。次いで、アルカリホスファターゼ2゜5
単位で15時間65°Cに於いて処理し、フェノール/
クロロホルム抽出し、エタノール沈澱によって所望のX
bal−BamHI消化DNAを捕集し、これをTEN
50μQに溶解して以後の使用に備えた(第3図、10
7)。
B、プラスミドpNM575の構築 マーンヤル(Martial)らサイエンス205:6
02−607゜1979に記載されているプラスミドp
trpE D 50 chGH800(第4図、108
)を、ヒト成長ホルモン遺伝子の一部をフードしている
コード配列を含有するDNAフラグメントの供給源とし
て使用した。このフラグメントは、合成によっても構築
することができ「イタクラら(1977)およびフレア
(Crea)ら(1978)] 、あるいはヒトの下垂
体からヒト成長ホルモンをコードしているmRNAを単
離することによって、グツドマン(Goodman)ら
のメソッズ・イン・エンザイモロギー(Methods
 in Enzymology)、 68ニア5−90
.1979に記載された容認されている方法により得る
ことができる。プラスミドptrpE D 50 ch
G、H800のヒト成長ホルモン遺伝子部分は、その遺
伝子の翻訳終止コドンから6bp下流に1つのSmal
制限部位を有している。
この部位を以下の操作によってBamHI部位に変換し
た。このプラスミド6μgを、S ma I制限緩衝液
(15mMトリス−HC(! (pH=8.0)、6m
M M g CQ 2.15mMKCgおよび6mM 
β−メルカプトエタノール)200μσ中に於いて、3
7°Cで1.5時間、Sma16単位で消化した。消化
が完全に終了した後、フェノール/クロロホルム抽出を
行い、エタノール沈澱によって、得られたDNAを回収
し、次いでTEN24μρに溶解した。リン酸化Bam
HIアダプターフラグメント(Collaborati
ve Re5earch) 40ピコモルを、T4  
DNAリガーゼ2単位を含有する上記の消化プラスミド
0.511 g  (0,2picomole end
s)のりガーゼ緩衝液16μρに加えた。得られた混合
物を22℃で2時間、4°Cで16時間、次いで65°
Cで10分間インキュベートした。BamHI制限酵素
で通常の消化を行いBamHI粘着末端を生成させた。
この酵素は、得られたリンカ−配列を開裂させ、またク
ローンされたヒト成長ホルモンcDNA配列の始めに位
置するBamH1部分をも開裂させた。6%ポリアクリ
ルアミドゲルで分離し、次いで常法により回収すること
で、粘着BamHI末端を有する691bpのフラグメ
ントを得た。回収したDNAフラグメントを、BamH
I消化し、かつアルカリホスファターゼ処理したpBR
322(第4図、102)とライゲートした[これには
、既述の条件下で20μe緩衝液中、T4  DNAリ
ガーゼ0.2単位を使用した]。4°Cで16時間経過
した後、得られた物質を使用してE.Coli菌株JA
221 (NRRL番号B−15014)を形質転換し
た[ウェンシカ(Wensink)らのCell、 3
:315−325.1974の形質転換法に実質的に従
った]。形質転換体を100μg/zσアンピシリンを
含有した寒天平板上で選別し、次いでプラスミドを常法
により単離し、制限酵素分析および電気泳動分析によっ
て同定した。所望のプラスミド[pNM575と命名(
第4図、109)]は、大きさが約700bpのBam
HIフラグメントを含有しており、これを以後の使用の
ために増幅させた。
C,プラスミドp NM645の構築 成熟ヒト成長ホルモンのDNA配列は、最初のヌクレオ
チドから47bpにある1つのFnuDI[部位を含有
している。25μgのpNM575を、25単位のBa
mHIを含有するBamHI緩衝液250μσ中に於い
て37°Cて1時間消化した。BamHI粘着末端を有
する691bpフラグメントを常法により6%ポリアク
リルアミドゲルから単離し、精製した。このフラグメン
トを精製した後、そのl/3(プラスミド8μgに相当
)を、25単位F nuD 11を含有したFnuDI
T緩衝液(6mMNaC12,6mM)リス−HC(1
(pH=7.4)、6mM MgCQ*、および6mM
β−メルカブトエ9/−ル)  100tt(l テ、
37°Cに於イテ1.5時間消化した。6%ポリアクリ
ルアミドゲルで電気泳動を行い、標準的な方法で回収し
、その遺伝子の後部175アミノ酸およびその後の翻訳
終止シグナルをコードしているコード配列を含有する5
38bpDNAフラグメントを単離した。
このヒト成長ホルモンコード領域にlppプロモーター
領域を結合させるために、二重鎖のDNAフラグメント
(第5図、1lO)をホスホトリエステル法によって合
成した。この二重鎖のDNAフラグメントは、下記の配
列を有している:祖阻工 このフラグメントは、以下のセグメントを調製すること
によって、容認されているホスホトリエステル方法論に
基づいて調製した: 1)CTAGAGGGTAT 2)TAATAATGTTCC 3)CATTGGATGAT 4)GATGATAAGTTCC 5)CAACCATTCCC 5)TTATCCAGGC 7)TTTTTGACAACG 8)CTATGCTCCG 9)CATTATTAATACCCT to)ATGGGAA 11)CTTATCATCATCCA 12)GGTTGGGAA 13)C,GATAAGGGAAT 14)GTCAAAAAGCCT 15)CGGAGCATAGCGTT 調製した上記セグメントを使用し、T4リガーセにより
触媒される結合反応を以下の工程によって行った: a)5°−非リン酸化セグメント1を、5゛−リン酸化
セグメント9の存在下にT4リガーゼを使用して5゛−
リン酸化セグメント2に結合し、二本鎖DNA分子lを
調製した[ブラウン(Brown)ら、Methods
 in Enzymology 68:109−151
.1979]。
この二本鎖分子を15%ポリアクリルアミドの調製用ゲ
ル電気泳動によって単離した。
b)5′−リン酸化セグメント3を、5′−リン酸化セ
グメント11の存在下にT4リガーゼを使用して5”−
リン酸化セグメント4に結合し、二本鎖DNA分子2を
調製し、次いでこの二本鎖分子を15%ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動によって精製した。
C)5″−リン酸化セグメント5を、5゛−リン酸化セ
グメント12および13の存在下にT41/ガーゼを使
用して5′−リン酸化セグメント6に結合し、二本鎖D
NA分子3を調製し、次いでこの二本鎖分子を15%ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動によって精製した。
d)5゛−リン酸化セグメント7を、5°−リン酸化セ
グメント14および5゛−非リン酸セグメント15の存
在下にT4リガーゼを使用して5“−リン酸化セグメン
ト8に結合し、二本鎖DNA分子4を調製し、次いでこ
の二本鎖分子を15%ポリアクリルアミドゲル電気泳動
によって精製した。
e)次いで、得られた二本鎖DNA分子2.3および4
を、T4リガーゼを使用して相互に結合し、二本鎖DN
A分子5を調製し、次いでこの二本鎖分子を15%ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動によって精製した。
f)5°−リン酸化セグメント10および二本lDNA
分子5を、T4リガーゼの存在下に二本鎖DNA分子l
に加えた。得られた二本鎖DNA分子(第5図、110
)を10%ポリアクリルアミドゲル電気泳動によって精
製した。次いで、この二本鎖DNA分子を、T4ポリヌ
クレオチドキナーゼおよび[γ−P”] ATPを使用
して酵素学的にリン酸化し、次いで確立された操作に付
した。
プラスミドpKENO21のXbal −BamHTフ
ラグメント(第5図、107)0.’1ピコモル(0,
4μgL合成りNAフラグメント(第5図、110)0
.025ピコモルおよび538bpフラグメント(第5
図に於ける109由来)0゜3ピコモル(0,08μg
)を、T4  DNAリガーセ1.5単位を使用したラ
イゲート緩衝液24μσ中で酵素学的に結合させ、発現
プラスミドpNM645を構築した。4°Cで16時間
インキュベートした後、得られた混合物を使用して、既
述のようにE.Coli J A221を形質転換した
。lOOμg/x(lアンピシリンを含有した寒天平板
を用いて形質転換体を選別し、これを、所望の発現プラ
スミドの好ましい供給源として常法、により培養した。
ヒト成長ホルモンの発現を、標準的な放射免疫検定法(
ラジオイムノア、ライ)[ツォーメイ(Twomey)
ら、クリニカル・ケミストリー(CI in、 Che
m、 )20:389−391. f974]によって
検出し、細胞1個当たりに少なくとも200万個の分子
があることを確認した。
D、プラスミドpNM789の構築 プラスミドpNM645(第6図、111)、ヒト成長
ホルモンの発現プラスミドを、Met−Phe −P 
ro −L eu −A sp −A sp −A s
p −A sp −L ys−bGHを発現するプラス
ミドを構築するための出発物質として使用した。
ウシ成長ホルモン遺伝子の一部をコードしているコード
配列を含有する2つのDNAフラグメントの供給源とし
て、ミラー(liller)らのジャーナル・オブ・バ
イオロジカル・ケミストリー(J、 Bi。
1、 Chem、255ニア521−7524.198
0)に開示されたプラスミドpBP348 (第6図、
112)を使用した。このプラスミドは、pBR322
のPstl制限部位にクローンされている831bpウ
シ成長ホルモンコ一ド配列を含有している。ミラーら[
1980]に開示されている方法の替わりとして、ウシ
成長ホルモンのこの配列は合成により構築することがで
き[イタクラら、1977およびフレアら、1978]
 、あるいはグツドマンら(1979)に開示された今
では常套手段である手法によってウシ下垂体から単離し
たメツセンジャーRNAから得ることもできる。
ヒト成長ホルモンおよびウシ成長ホルモンのコード配列
は非常に似ており、これらは高い相同性(homo I
ogy)を示す。ウシ成長ホルモンの発現プラスミドを
構築する上で特に有用なものは、制限酵素PvuIIの
消化によって生成されるフラグメントである。この生成
フラグメントの大きさは、ヒト成長ホルモンでは497
bpであり、ウシ成長ホルモンでは494 bpであり
、両配列ともに、対応する制限部位が同じ解読フレーム
内に生じる。
1)NM645(第6図、111)10μgを、Pvu
II制限緩衝液(60mM NaCf2,6mM  )
リス・HCf! (pH=7.5) 、6n+M Mg
C12t、 6mMβ−メルカプトエタノール’)20
0μe中に於いて37°Cで10分間、PvuIIl単
位を用いて部分消化した。65°Cに10分間暖めて反
応を停止させた後、得られたDNAをアルカリホスファ
ターゼで処理し、1%アガロースゲルによって、得られ
たフラグメントを分離した。494bpPvuIIフラ
グメントか欠けたDNA (1カ所切断プラスミドより
も若干速く行う)に対応する大きさの、得られた線状D
NAフラグメント(第6図、113)を常法により取り
出し、精製し、次いで中間プラスミド(第6図、114
)の構築に使用した。
プラスミドpBP348の1011gを、Pvul11
0単位を含有するPvuII緩衝液200μρ中に於い
て37°Cで1時間消化し、プラスミドpBP348の
494 bp Pvu[Iフラグメントを調製した。こ
のフラグメントを6%ポリアクリルアミドゲル上で分難
し、所望の494 bpフラグメント(第6図、112
由来)を常法によって明視化し、精製した。
中間プラスミド(第6図、114)は、T4DNAリガ
ーゼ2単位を含有するT4  DNAリガーゼ緩衝液2
0μg中、プラスミドpNM702のPvulIフラグ
メント0.2 tt gを494bpフラグメント0.
05μgと4°Cで16時間反応させることによって構
築した。形質転換し、アンピシリン耐性による選択を行
った後、プラスミドを常法により、494bp Pvu
IIフラグメントの存在および適正な方向に関して検定
した。494 bpPvuIIフラグメントおよび44
0bp Xbal −3malフラグメントを有するプ
ラスミドを選択し、その後の構築に使用した。
中間プラスミド(第7図、114)10μgを、Pvu
II緩衝液20 OttQ中、37℃で5分間Pvu■
1単位で消化した。65°Cで10分間暖めた後、得ら
れた混合物を1%アガロースゲル上に展開し、1分子当
たり唯一のPvuII切断しかされていない線状DNA
を回収し、精製した。この回収した物質(約3μg)を
Xbal  5単位で完全に消化し、アルカリホスファ
ターゼで処理した。得られたフラグメントを1%アガロ
ースゲル上に展開し、最も大きなフラグメント(ヒトお
よびウシ成長ホルモンに於けるXbalおよび初めのP
vu11部位間の109bpフラグメントを欠いている
)を常法により回収した(第7図、115)。
つ/成長ホルモンに於ける、初めのPVLI11部位マ
でノ最)/L7)237ミ/酸(69bp) のDNA
配列は、2つ(1) Hpa l]制限部位を含有して
おり、この最初の部分はコード配列の最明のヌクレオチ
ドから23bpにある。63bpフラグメント(第7図
、+16)をホスホトリエステルl去によって合成した
。このフラグメントは、lppリポゾーム結合部位内の
Xha[部位からATG翻訳開始/グナルまでの19b
p配列、その陵のP be −P ro −L cu 
−A sp −A sp −A sp −A sp −
L ysのコード配列(24bp)およびウシ成長ホル
モンのコード配列の20ヌクレオチド(Pheから初め
のI−1pa 11部位まで)に対応している。このフ
ラグメントは以下の配列を有する 砧徂工 この63bpフラグメントの調・シソに際して、以下の
9個のセグメントを調製した: 1)CTAGAGGGTAT 2)TAATAATGTTCC 3)CATTGGATGAT 4)GATGATAAGTTCC 5)CAGCCATGTCCTTGTC6)ATGGG
AACATTATTAATACCT 7)TTATCATCATCATCCA8)ATGGC
TGGGAAC 9)CGGACAAGGAC 調製した上記セグメントを使用し、T4リガーゼにより
触媒される結合反応を以下の工程によって行った: a)5゛−非リン酸化セグメント1を、5゛−リン酸化
セグメント6の存在下にT4リガーゼを使用して5゛−
リン酸化セグメント2に結合し、二本鎖DNA分子lを
調製し、これを15%ポリアクリルアミドゲルの電気泳
動によって精製した。
b)5”−リン酸化セグメント3.4および5を、5°
−リン酸化セグメント7および8の存在下に、T4リガ
ーセを使用して5″−非リン酸化セグメント9に結合し
、二本鎖D N A分子2を調製し、次いでこれを15
%ポリアクリルアミドゲル電気泳動によって精製した。
C)次に、得られた二本鎖分子1および2を、T41J
ガーゼを使用して相互に結合し、二本鎖DNA分子(第
7図、116)を調製し、次いでこの二本鎖分子を15
%ポリアクリルアミドゲル電気泳動によって精製した。
次いで、この二本鎖DNA分子を、確立された方法に従
って、T4ポリヌクレオチドキナーゼおよび[γ−P”
]ATPを使用して酵素学的にリン酸化した。
前述のHpaI[部位からPvuII部位までの46b
pDNAフラグメントは、合成によって構築することが
でき、またあるいは原型のpBP348プラスミドから
得ることができる。従って、プラスミドpBP348の
100μgを、Pvu[50単位を含有するPvuU緩
衝液400μρ中に於いて、37°Cで2時間消化した
。フェノール抽出し、エタノール沈澱させた後、得られ
たDNAを、50単位のPstlを含有するPstI緩
衝i&(50mMNaCQ、6mM)リス−HC& (
pH=7.4)、6 m M M g CQ tおよび
6mM β−メルカプトエタノール)中に、37°Cで
2時間溶解した。得られたDNAフラグメントを6%ポ
リアクリルアミドゲル上で展開し、所望の46bp配列
を含有する135bpフラグメントを回収し、標準的な
方法で精製した。回収したDNAの1/3量(33μg
に相当)を、HpaII緩衝液(20LIIMトリス・
HCQ (pH=7.4) 、7mM MgC+b、(
3mMβ−メルカプトエタノール)lo’oμg中に於
けるHpaI[制限酵素1単位の限定消化反応(37°
C140分間)に付した。65°Cに10分間暖めた後
、DNAフラグメントを、適当なサイズマーカーと共に
5%アクリルアミドゲル(アクリルアミド:ビス比率−
191)で展開した。135hpフラグメント(第7図
、112由来)のHpa11部分消化によって得られた
所望の46bpフラグメントを標準的な方法によって精
製した。
プラスミドベクター(第7図、115)のXbaI−P
vu[lフラグメント2/10μg、63bp合成フラ
グメント(第7図、116由来)3.2ピコモルおよび
46bpフラグメント(第7図、112由来)0.5ピ
コモルを、T4  DNAリガーゼ2単位を含有するラ
イゲート緩衝液lOμρ中で4°Cで16時間インキユ
ヘートした。このライゲート混合物を使用してE.Co
li J A221を形質転換し、アンピシリン(A 
p ’)の耐性能によって形質転換体(従って、これは
所望のプラスミドp NM789を含有している)を選
別した。
プラスミドpNM789 (第7図、117)について
、常法により、Pvull 494bpフラグメントお
よびXbaI −PvulI 109bpフラグメント
の両者の存在に関してスクリーニングすることによって
その同定を行った。
E、プラスミドp N M 789 Bの最終的構築ウ
シ成長ホルモンの完全な転換を図るには、プラスミドp
NM789 (第8図、117)に1つのアミノ酸コド
ンを変換する必要である。これは、p NM789のP
vuI[からBamHIまでの28bpフラグメントを
除去し、以下の配列を有する合成二重鎖フラグメントで
置換すれば行える(第8図、118): 3”−GACACG GAA GAT CCTAG−5
“p NM789の10μgをPvuII緩衝液200
μρ中、Pvu111単位を用いて消化した。65°C
に10分間暖めた後、得られた混合物にBamHI緩衝
液を加えて300μeに希釈し、10単位のBamHI
を用いて37°Cで1時間完全に消化し、アルカリホス
ファターゼ5単位で処理し、65°Cで1時間インキュ
ベートした。得られたDNAフラグメントを1%アガロ
ースゲルで分離し、1カ所切断された大きさのプラスミ
ドp NM789のDNAフラグメント(第8図、11
9)を常法により精製した。このフラグメント2/10
μgを、リガーゼ緩衝液20μρ中、T4リガーゼ2単
位を使用して合成フラグメント5ピコモルにライゲート
した。このライゲート反応は4°Cで一晩行った。形質
転換した後、幾つかのプラスミドを単離し、適当なPv
uIlフラグメント(494bp)およびXbal −
BamHIフラグメント(628bp)に関してスクリ
ーニングした。上記のフラグメントを含有するプラスミ
ドは、所望のプラスミドpNM789(第8図、120
)を構成していた。
実施例2 通常の微生物学的操作法に従い、細菌E 、 col 
1K12/p1M−1−A3 (NRRL B−157
33)を、50μg/m(lカナマイシンを含有するT
Yブロス[1%トリプトン、0.5%酵母エキス、0.
5%塩化ナトリウム、pH=7.4]中、25°Cで培
養した。得られた培養物を新鮮なブロスでl:10に希
釈し、37°Cで3時間インキュベートした後、培養物
約0.5x&を1.5次σ容量エッペンドルフ試験管に
移し、約15秒間遠心分離した。特に明記しない限り、
すべての手法は、環境温度で行った。得られた上清を、
微小先端のアスピレータ−を用いて注意深く除去し、得
られた細胞ペレットを、2μg/mQ リゾチーム、5
0mM グルコース、10mM EDTA (ジアミン
テトラアセテート)および25m1VIトリス・HCQ
 (pH=8)を含有する調製したばかりのりVチーム
溶液(2tt g/xc )約100 ttQに再懸濁
した。アルカリ性SDS (ドデシル硫酸ナトリウム)
溶液約200μQ(0,2N NaOH11%5DS)
を加え、試験管を穏やかに逆さにし、次いで細胞溶解が
完了するまで(〜5分間)、0°Cを維持した。次ぎに
、3M酢酸ナトリウム約150μgを加え、数秒間穏や
かに逆さにするごて試験管の内容物を混合した。
この試験管を少なくとも60分間O℃に維持し、次いで
15分間遠心分離にかけ、殆ど清澄な上清を得た。この
上清を別の遠心管に移し、これに100%冷エタノール
3容量を加えた。この遠心管をドライアイス−エタノー
ル上に5分間放置した後、得られた沈澱物を遠心分離(
5分間)によって集め、アスピレータ−法によって上清
を除去した。捕集したベレットをTE(10mM  ト
リス・HC((pH=8.0)、1mM EDTA)1
00μeに溶解し、これを所望のpIM−1’−A3プ
ラスミドDN、Aと選定した。
グメントの生成 以下の組成を有するHi塩緩衝液5olle中、プラス
ミドpNM789B  DNA約5μgを制限酵素Ba
mHIおよびXbaI各々10単位とともに37℃で約
1時間インキュベートした。3M酢酸ナトリウム(pH
=7.0)5μσを加えた後、100%エタノール3容
量を用いてDNAを沈澱させた。所望のDNA消化物を
TE緩衝液100μgに溶解し、今後の使用に備えてo
′cで保存した。
*Hi塩緩衝液は以下の成分を用いて常法により調製し
た。
100mM NaCQ 20mM トリス−HCQ(pH=8.0)10mM 
MgCb 5mM β−メルカプトエタノール。
C,プラスミドp1M−ビーA3のXbal −Bam
HI消化 プラスミドpNM789Bではなくプラスミドp1M−
ビーA3を用い、実施例2Bの操作法に実質的に従い、
所望の消化反応を行った。得られた所望のDNAをTE
緩衝液約100μQに溶解し、以後の使用に備えてO′
Cで保存した。
D ライゲートおよび形質転換 プラスミドp IM−1’−A3消化物約1μg、プラ
スミドpNM789 B  Xbal −BamHI消
化物Jμg、水40μg、(5mM) AT P 5 
μe、ライゲート用ミックス2)5μgおよびT4DN
A  リガーゼ5単位を、20’Cで2時間インキュベ
ートした。65°Cで2分間インキュベートした後、水
上で冷却し、次いて得られたライゲート混合物を使用し
、ウェンシンク(Wensink)、 Cell 3:
315.1974に開示されている形質転換法に実質的
に従って、E.Coli K 12  RV308を、
50μg/rRQのカナマイシンを含有するTY平板(
1%トリプトン、0.5%酵母エキス、0.5%塩化ナ
トリウム、1.5%寒天、pH=7.4)上で形質転換
した。菌株E.Coli K12  RV308は、ノ
ーイン・レギオナル・リサーチ・ラボラトリ−(ペオリ
ア、イリノイ)のパーマネント・ストック・カルチャー
・コレクションの一部ヲ構成し、そこに寄託され、受託
番号NRRL B−15624のもとて一般に入手可能
である。
得られた形質転換体の幾つかは、アガロースゲル電気泳
動法[マニアチス(Maniatis)ら、1982]
および他の検定法から通常分かるように、所望の〜10
.8kbプラスミド(第9図)のみを含有していた。本
明細書に於いてはE.Coli K l 2 RV30
8/pCZ 101と命名したこのような形質転換体を
選択し、適当な抗生物質を含有するTY寒天にプレート
し、次いで通常の微生物学的手法によって培養した。実
施例IAの操作法に実質的に従い、得られた細胞を使用
してプラスミドpCZIOIを単離した。
a)ライゲート用ミックス(緩衝液)は、以下の成分か
ら調製できる: 500mM  トリス−HC4(pH=7.8)20C
)mM  ジチオトレイトール l QQmM MgCL 実施例3 E.Coli K 12  [) IM −1’−A3
の代わりにE.Coli K 12  RV308/p
CZ 101を使用し、実施例2Aて説明した操作法に
実質的に従い、プラスミドpCZ101  DNAを得
た。所望のフラグメントは、プラスミドpNM789B
iよび制限酵素BamHIおよびXbalの代わりにそ
れぞれプラスミドpCZ101および制限酵素EcoR
IおよびNdelを使用し、実施例2Bで説明した操作
法に実質的に従って溝築した。所望の8.6kb Ec
oRI−Ndel制限フラグメントを常法により分離し
、アガロースゲル電気泳動法(Maniatis(マニ
アチス)ら、1982)で単離し、次いでTE緩衝液約
100μσに溶解し、以後の使用に備えてO′Cに保存
17た。
A、ライゲートおよび形′転換 プラスミドpCZ101の〜8.6kb EcoRI−
Ndelフラグメント約1μgをクレノー・ポリメラー
ゼ(Klenow Polymerase) Iおよび
4つのデオキシリボヌクレオチドとともにインキュベー
トし、−本鎖部分を充填した。クレノー・ポリメラーゼ
[[ベーリンガー・マンハイム・バイオケミカルズ(B
oehringer−Mannheim Bioche
micals)、7941カストロウニー・ドライブ、
P、○ボックス50816、インデイアナポリス、IN
4.6250から市販されているコは、DNAポリメラ
ーゼ■のタンパク質加水分解の開裂によって得られるフ
ラグメントである。それは、粗酵素[コーンベルブ(K
 ornberg)、 1974. W、 H、F r
eemen andCo、 、 SFo、 98]の5
′→3′ポリマー化活性、3”→5°エキソヌクレアー
ゼ活性を有しているが、5”→3°エキソヌクレアーゼ
活性を存していない。
反応混合物を50°Cに暖め、10’Cまでゆっくりと
冷却させ、次いでクレノー酵素4μgを加えた。室温で
15分間インキュベートし、次いで37°Cで30分間
インキュベートした後、0.25MEDTA5μσを加
え、反応を停止させた。
得られた反応混合物をフェノールで抽出し、クロロホル
ムで抽出し、次いでエタノールで沈澱させた。得られた
DNAをライゲートl衝液に再懸濁してライゲートし、
次いで実施例2Dの操作法に実質的に従って、得られた
プラスミドを使用してE.Coli K12 RV30
8を形質転換した。
得られた耐性形質転換体の幾つかは、アガロースゲル電
気泳動法[マニアチス(Maniatis)ら、198
2]および他の検定法から通常分かるように、所望の〜
9.2kbプラスミド(第1O図)のみを含有していた
。本明細書に於いてはE.Coli K 12RV30
8/pCZ 118と命名したこのような形質転換体を
選択し、適当な抗生物質を含有するTY寒天にプレート
し、次いで通常の微生物学的手法によって培養した。
実施例4 プラスミドpNM7−89Bの代わりにプラスミドpc
2118を用い、実施例2Bの操作法に実質的に従って
、所望のフラグメントを構築した。
所望の〜8.6kb BamHI−Xbal制限フラグ
メントを常法により分離し、アガロースゲル電気泳動法
「マニアチス(Maniatis)ら、1982]によ
って単離し、次いでTE緩衝液約100μgに溶解し、
以後の使用に備えてO′Cで保存した。
プラスミドpNM789Bおよび制限酵素XbaIを使
用する代わりにそれぞれプラスミドpCZ101および
制限酵素Hg1A Iを用い、実施例2Bの操作法に実
質的に従って、所望のフラグメントを構築した。所望の
〜0.6kb BamHI −HgiAT制限フラグメ
ントを常法により分離し、アガロースケル電気泳動法[
マニアチス(Maniatis) ラ、1982]によ
って単離し、次いでTE緩iIi液約100μgに溶解
し、以後の使用に備えてo′cで保存した。
所望のリンカ−配列を、イタクラら、1977およびフ
レアら、1978に開示された方法に実質的に従い、改
良ホスホトリエステル法によって常法とおりに合成した
。この合成法は、実施例1にら詳細に説明されている。
D ライケートおよび形質転換 実施例/ICのDNAリンカ−約20ピコモル、プラス
ミドpCZl]8の〜l 0.2kb Bam)−11
Xbalフラグメント1μgおよびプラスミドpCZ1
01の〜0.6kb BamHr −HgiA I 7
ラグメント05μgをライゲートし、得られたプラスミ
ドを使用し、実施例2Dの操作法に実質的に従い、E.
Coli K12  RV308を形質転換した。
得られた形質転換体の幾つかは、アガロースゲル電気泳
動法[マニアチス(Man ia t i s)ら、1
982]および他の検定法から通常分かるように、所望
の〜9.2kbプラスミド(第11図)のみを含有して
いた。このような形質転換体を選択しく本明細書に於い
てE.Coli K 12 RV308/pCZ145
と命名する)、適当な抗生物質を含有するTY寒天上に
プレートし、次いて通常の微生物学的手法に従って培養
した。SDSゲル電気泳動法、tAおよび他の検定法に
より、得られた細胞では、met−bGHが高いレベル
で発現されていることが証明された。プラスミドpCZ
145は温度誘発性ウシナウェイ・レプリコンを含有し
ているので、培地温度約37°Cの時にmet −b 
G Hの最高発現が認められた。
実施例5 プラスミドpc]45DNA約5 tt gを、1−1
1塩k lr液50μ(!中でXbalおよびNdel
制限酵素各々10単位とともに、37°Cで約1時間イ
ンキュベートした。3M酢酸ナトリウム(pr−r=7
.0)5μ(を加えた後、100%エタ/−ル3容量を
用いてl) N Aを沈澱させた。このDNAを゛rE
緩函液100μaに溶解し、以後の使用に6fifえて
O′Cで保存した。
所望のリンカ−配列を、イタクラら(1977)および
フレアら(197g)に開示された方法に実質的に従い
、改良ホスホトリエステル法によって、常法どおり合成
した。この合成法は、実施例1にも詳細に説明されてい
る。
C,ライゲートおよび形質転換 実施例5Bのリンカ−約20ピコモルおよび実施例5A
のpCZ145消化物111gをライゲートし、実施例
2Dの操作法に実質的に従い、得られたプラスミドを使
用してE.Coli K 12  RV308を形質転
換した。
得られた形質転換体の幾つかは、アガロースケル電気泳
動法[マニアチス(Maniatis)ら、1982]
および他の検定法から通常分かるように、所望の〜9.
2kbプラスミドのみを含有していた。
このような形質転換体を選択しく本明細書に於いてE.
Coli K12 RV308/pCZ149と命名す
る)、適当な抗生物質を含有するTY寒天上にプレート
し、次いで通常の微生物学的手法に従って培養した。S
DSゲル電気泳動法、RI 、Aおよび他の検定法によ
り、得られた細胞はmet −b G Hが高いレベル
で発現されていることが分かつた。プラスミドpCZI
49は温度誘発性ウシナウェイ・レプリコンを含有して
いるので、培地温度約37°Cの時にmet −b G
 Hの最高発現が認められた。
実施例6 DNAリンカ−配列: を、実施IZ15のリンカ−配列の代わりにfψ用する
以外は、実施例5の操作法に実質的に従って、所望の構
築物を構築した。イタクラら(1977)およびフレア
ら(1978)に開示された常法に実質的にウェイ、上
記のリンカ−配列を溝築した。この合成法は、実施例1
にも詳細に説明されている。
所望の形質転換体(本明細書に於いてE.ColiK1
2  RV308/pCZ183と命名する)を、適当
な抗生物質を含有するTY寒天上にプレートし、次いで
常法により以後のプラスミドpCZ183の生産および
単離のために培養した。SDSケル電気泳動法、RI 
Aおよび池の検定法により、得られた形質転換体はmc
L −b G I−Iが高いレベルで発現することが分
かった。プラスミドpCZ I 83はj!+!+ I
U +ji%発性ウシナウェイ・レプリコンを含イfし
ているので、培地l晶度約37°Cの時に5et−b 
G Hの最高発現が認められた。
実施例7 DNAリンカ−配列: を、実施例5のリンカ−配列の代わりに1史用する以外
は、実施例5の操作法に実質的に1ノでって、所望の構
築物を構築した。イタクラら(+977)およびフレア
ら(1978)に開示された常法に実fl的に従い、上
記のリンカ−配列を114築した。この合成法は、実施
例Iにも詳細に説明されている。
所望の形質転換体(本明細書に於いてE.ColiKI
2 1ンV308/pCZ184と命名する)を、適当
な抗生物質を含有する′FY寒天上にプレートし、次い
で常法により以後のプラスミドpCZ184の生産およ
び単離のために培養した。SDSゲル電気泳動法、RI
Aおよび他の検定法により、得られた形質転換体はme
t −b G tlが高いレベルで発現することが分か
った。プラスミドpCZI8/lは温度誘発性ウシナウ
ーイ・レプリコンを含有しているので、培地温度約37
°Cの時にmeL−b G Hの最高発現が認められた
実施例8 DNAリンカ−配列: を、実施例5のリンカ−配列の代わりに使用する以外は
、実施例5の操作法に実質的に従って、所望の構築物を
構築した。イタクラら(1977)およびフレアら(1
978)に開示された常法に実質的に従い、上記のリン
カ−配列を構築した。この合成法は、実施例1にも詳細
に説明されている。
所望の形質転換体(本明細書に於いてE.ColiK1
2  RV308/pCZ149.1と命名する)を、
適当な抗生物質を含有するTY寒天上にプレートし、次
いで常法により以後のプラスミドpCZ149,1の生
産および単離のために培養した。
SDSゲル電気泳動法、RIAおよび他の検定法により
、得られた形質転換体はmet−bGHが高いレベルで
発現することが分かった。プラスミドpc2149.1
は温度誘発性ウシナウェイ・レプリコンを含有している
のて、培地を晶度約37°Cの時にnet −b G 
Hの最高発現が認められた。
実施例9 DNAリンカ−配列: を、実施例5のリンカ−配列の代わりに使用する以外は
、実施例5の操作法に実質的に従って、所望の構築物を
構築した。イタクラら(+977)およびフレアら(1
978)に開示された常法に実質的に従い、上記のリン
カ−配列を構築した。この合成法は、実1r=例1にも
詳細に説明されている。
所望の形質転換体く本明細書に於いてl’:.Coli
!(12RV308/pCZ]49.2と命名する)を
、適当な抗生物質を含有するTY寒天上にプレートシ、
次いて常法により以後のプラスミドpCZ149,2の
生産および単離のために培養した。
SDSケル電気泳動法、RI Aおよび池の検定法によ
り、1すられた形質転換体はmat −b G Hか高
いレベルで発現することか分かった。プラスミドpCZ
 l 49.2はt温度誘発性ウシナウェイ・レプリコ
ンを含有しているので、培地温度約37°Cの時にne
t −b G Hの最高発現が認められた。
実施例10 DNAリンカ−配列: を、実施例5のリンカ−配列の代わりに使用する以外は
、実施例5の操作法に実質的に従って、所望の構築物を
構築した。イタクラら(1977)およびフレアら(1
978)に開示された常法に実質的に従い、上記のリン
カ−配列を構築した。この合成法は、実施例1にも詳細
に説明されている。
所望の形質転換体(本明細書に於いてE 、 cot 
1KI2  RV308/pCZ149.3と命名する
)を、適当な抗生物質を含をするTY寒天上にプレート
シ、次いて常法により以後のプラスミドpCZ149,
3の生産および単離のために培養した。
SDSゲル電気泳動法、RIAおよび他の検定法により
、得られた形質転換体はmcL−、bGHが高いレベル
で発現することが分かった。プラスミドpCZ149,
3は温度誘発性ウシチウェイ・レプリコンを含有してい
るので、培地1品度約37℃の時にmeL−bGHの最
高発現が認められた。
DNAリンカ−配列: を、実施例5のリンカ−配列の代わりに使用する以外は
、実施例5の操作法に実質的に従って、所望の構築物を
構築した。イタクラら(+977)およびフレアら(1
978)に開示された常法に実質的に従い、l記のリン
カ−配列を構築した。この合成法は、実施例1にも詳細
に説明されている。
所望の形質転換体(本明細書に於いてE.ColiK1
2  RV308/、pCZ183川と命名する)を、
適当な抗生物質を含有するTY寒天上にブレートし、次
いで常法により以後のプラスミドpC7183川の生産
および単離のために培養した。
SDSゲル電気泳動法、尺rAおよび曲の検定法により
、得られた形質転換体はmat  bG)Iが高いレベ
ルで発現することが分かった。プラスミドpCZ183
.lは温度誘発性ウシナウェイ・レプリコンを含有して
いるので、培地温度約37°Cの時にset −b G
 Hの最高発現が認められた。 ′実施例12 DNAリンカ−配列: を、実施例5のリンカ−配列の代わりに使用する以外は
、実施例5の操作法に実質的に従って、所望の構築物を
構築した。イタクラら(1977)およびフレアら(1
978)に開示された常法に実質的に従い、上記のリン
カ−配列を構築した。この合成法は、実施例1にも詳細
に説明されている。
所望の形質転換体(本明細書に於いてE 、 col 
1K12  RV308/pCZ183.2と命名する
)を、適当な抗生物質を含有するTY寒天上にプレート
シ、次いで常法により以後のプラスミドpCZ183,
1の生産および単離のために培養した。
SDSゲル電気泳動法、RIAおよび他の検定法により
、得られた形質転換体はmet −b G Hが高いレ
ベルで発現することが分かった。プラスミドpc218
3.2は温度誘発性ウシナウェイ・レプリコンを含有し
ているので、培地温度約37°Cの時にmet−bGH
の最高発現が認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、プラスミドpNM575の構築の
プロトコールを表した模式図、第5図から第8図は、プ
ラスミドpNM789Bの構築のプロトコールを表した
模式図、ならひに第9図はプラスミドpCZ to l
の制限部位地図、第10図はプラスミドpCZ118の
制限部位地図および第11図はプラスミドpCZ145
の制限部位地図をそれぞれ表す模式図である。 特許出願人 イーライ・リシー・アンド・カンパ代 理
 人 弁理士 前出 葆 (外1名)第1図 pKENlll           pBR322第
2図 デ2p白03(第1の /S1 λ2し1−にり 第3図 t5.tjF’105 @  2  n第4図 第5図 第6図 al l 第7図 第8図 ピVLI II 掘取Pv’ II Bam +t1 
 BamHI                   
 4功保フンクヌンヒ第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)転写活性化配列、 b)以下の配列群の中から選ばれるいずれかのDNA配
    列:1)【遺伝子配列があります。】2)【遺伝子配列
    があります。】 3)【遺伝子配列があります。】 4)【遺伝子配列があります。】 5)【遺伝子配列があります。】 6)【遺伝子配列があります。】 7)【遺伝子配列があります。】 および 8)【遺伝子配列があります。】 [式中、Aはデオキシアデニル、Gはデオキシグアニル
    、Cはデオキシシチジル、およびTはチミジルである]
    、および c)生物活性ポリペプチドをコードしているDNA配列 を連続的に含有している組換えDNA発現ベクター。 2、プラスミドである請求項1に記載の組換えDNA発
    現ベクター。 3、転写活性化配列が、E.Coliトリプトファン、
    E.coliリポプロテイン、E.coliラクトース
    、バクテリオファージλP_LO_L、バクテリオファ
    ージλP_RO_R、バシラス・サブチリス増殖または
    ストレプトマイセス・アズレウスチオストレプトン耐性
    転写活性化配列である請求項1または請求項2に記載の
    組換えDNA発現ベクター。 4、プラスミドpCZ149、pCZ183、pCZ1
    84、pCZ149.1、pCZ149.2、pCZ1
    48.3、pCZ183.1またはpCZ183.2で
    ある請求項1から請求項3までのいずれかに記載のベク
    ター。 5、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の組換
    えDNA発現ベクターを含有する宿主細胞。 6、E.coliである請求項5に記載の宿主細胞。 7、E.coliK12RV308である請求項6に記
    載の宿主細胞。 8、機能的なポリペプチドを生産するための方法であっ
    て、 1)a)転写活性化配列、 b)以下の配列群の中から選ばれるいずれかのDNA配
    列; 1)【遺伝子配列があります。】 2)【遺伝子配列があります。】 3)【遺伝子配列があります。】 4)【遺伝子配列があります。】 5)【遺伝子配列があります。】 6)【遺伝子配列があります。】 7)【遺伝子配列があります。】 および 8)【遺伝子配列があります。】 [式中、Aはデオキシアデニル、Gはデオキシグアニル
    、Cはデオキシシチジル、およびTはチミジルである]
    、および c)生物活性ポリペプチドをコードしているDNA配列 を連続的に含有している組換えDNA発現ベクターで原
    核生物細胞を形質転換し、 2)適当な遺伝子発現の条件下に、この形質転換した細
    胞を培養すること を特徴とする生産方法。 9、転写活性化配列が、E.coliトリプトファン、
    E.coliリポプロテイン、E.coliラクトース
    、バクテリオファージλP_LO_L、バクテリオファ
    ージλP_RO_R、バシラス・サブチリス増殖または
    ストレプトマイセス・アズレウスチオストレプトン耐性
    転写活性化配列である請求項8に記載の方法。 10、転写活性化配列が、直列に1つまたはそれ以上の
    E.coli転写活性化配列を含有している請求項8に
    記載の方法。 11、転写活性化配列がE.coliトリプトファンま
    たはE.coliラクトース転写活性化配列である請求
    項9に記載の方法。 12、組換えDNA発現ベクターがプラスミドである請
    求項8から請求項10までのいずれかに記載の方法。 13、生物活性ポリペプチドのコード配列が、ウシ成長
    ホルモン、ヒト成長ホルモン、ヒト・プレ成長ホルモン
    、ブタ成長ホルモン、哺乳類成長ホルモン、鳥類成長ホ
    ルモン、ヒト成長ホルモン放出因子、ウシ成長ホルモン
    放出因子、ブタ成長ホルモン放出因子、ヒト・インシュ
    リンA鎖、ヒト・インシュリンB鎖、ヒト・プロインシ
    ュリン、ヒトおよび非−ヒト・インターフェロン、ウロ
    キナーゼ、組織プラスミノーゲン活性化因子、インター
    ロイキン I またはインターロイキンIIをコードしてい
    る配列である請求項8から請求項11のいずれかに記載
    の方法。 14、プラスミドが、pCZ183、pCZ184、p
    CZ149.1、pCZ149.2、pCZ149.3
    、pCZ183.1またはpCZ183.2である請求
    項12に記載の方法。 15、形質転換される細胞が原核生物細胞である請求項
    8から請求項13までのいずれかに記載の方法。 16、形質転換される原核生物細胞がE.coliであ
    る請求項15に記載の方法。 17、形質転換される原核生物細胞がE.coliK1
    2RV308である請求項16に記載の方法。 18、配列が、 1)【遺伝子配列があります。】 2)【遺伝子配列があります。】 3)【遺伝子配列があります。】 4)【遺伝子配列があります。】 5)【遺伝子配列があります。】 6)【遺伝子配列があります。】 7)【遺伝子配列があります。】 および 8)【遺伝子配列があります。】 [式中、Aはデオキシアデニル、Gはデオキシグアニル
    、Cはデオキシシチジル、およびTはチミジルを示す] であるDNAリンカー配列を含有する組換えDNA発現
    ベクター。
JP63283528A 1987-11-09 1988-11-09 ポリペプチド類を生産するための新規ベクターおよび発現配列 Pending JPH01160488A (ja)

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