JPH01159954A - 透過型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 - Google Patents
透過型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡Info
- Publication number
- JPH01159954A JPH01159954A JP31720387A JP31720387A JPH01159954A JP H01159954 A JPH01159954 A JP H01159954A JP 31720387 A JP31720387 A JP 31720387A JP 31720387 A JP31720387 A JP 31720387A JP H01159954 A JPH01159954 A JP H01159954A
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- stm
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- microscope
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims abstract description 84
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- 230000005641 tunneling Effects 0.000 claims description 19
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 abstract 1
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- 238000004627 transmission electron microscopy Methods 0.000 description 3
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は走査トンネル顕微鏡に係わり、特に透過型電子
顕微鏡に組め込むようにした走査トンネル顕微鏡に関す
るものである。
顕微鏡に組め込むようにした走査トンネル顕微鏡に関す
るものである。
一般に、探針先端の原子と試料の原子の電子雲とが重な
り合うlnm程度まで探針を試料に近づけ、この状態で
探針と試料との間に電圧をかけると電流が流れる。この
電流は1〜ンネル電流と呼ばれ、電圧が数mVのとき、
1〜LOnA程度である。
り合うlnm程度まで探針を試料に近づけ、この状態で
探針と試料との間に電圧をかけると電流が流れる。この
電流は1〜ンネル電流と呼ばれ、電圧が数mVのとき、
1〜LOnA程度である。
このトンネル電流の大きさは、試料と探針との間の距離
により変化し、トンネル電流の大きさを測定することに
より試料と探針との間の距離を超精密測定することがで
き、探針位置が既知であれば試料の表面形状を原子レベ
ルで求めることができる。またトンネル電流が一定にな
るように探針位置を制御すれば探針位置軌跡により同様
に試料の表面形状を測定することができる。
により変化し、トンネル電流の大きさを測定することに
より試料と探針との間の距離を超精密測定することがで
き、探針位置が既知であれば試料の表面形状を原子レベ
ルで求めることができる。またトンネル電流が一定にな
るように探針位置を制御すれば探針位置軌跡により同様
に試料の表面形状を測定することができる。
このような原理に基づく走査型トンネル顕微鏡(Sca
nning Tunnel ling Micros
cope 、略してSTM)は、大気中、液体中、真空
中などどのような状態ででも使用できるため、近年、各
方面で開発が行われている。
nning Tunnel ling Micros
cope 、略してSTM)は、大気中、液体中、真空
中などどのような状態ででも使用できるため、近年、各
方面で開発が行われている。
このうようなSTMを走査形電子顕微鏡(SEM)の中
に組み込み、二次電子像とSTM像を得ることを目的に
したものの報告がある。
に組み込み、二次電子像とSTM像を得ることを目的に
したものの報告がある。
ところで、S’FMで像を観察したり評価しようとする
と、STM単体では試料のどの位置を観察しているか分
からないという問題がある。そこで、SEMとSTMを
組み合わせ、SEMで視野探しを行わせるようにするこ
とが考えられる。
と、STM単体では試料のどの位置を観察しているか分
からないという問題がある。そこで、SEMとSTMを
組み合わせ、SEMで視野探しを行わせるようにするこ
とが考えられる。
SEMでの観察は、凹凸の変化の大きい試料には非常に
有効であるが、凹凸の小さい試料では二次電子の発生度
合の違いが小さく、そのため観察が難しい。このため、
STMに必要な平らな面を探すことばにはあまり向いて
いない。
有効であるが、凹凸の小さい試料では二次電子の発生度
合の違いが小さく、そのため観察が難しい。このため、
STMに必要な平らな面を探すことばにはあまり向いて
いない。
またSEMによる観察では、高分解能像を得るためには
、ビームを絞らねばならず、試料ダメージ、コンタミネ
ーションが問題となり、表面状態を変えてしまう可能性
が大で、この点でもSTMには不向きである。
、ビームを絞らねばならず、試料ダメージ、コンタミネ
ーションが問題となり、表面状態を変えてしまう可能性
が大で、この点でもSTMには不向きである。
一方、透過型電子顕微鏡(TEM)においてもSTM像
を得ることが望まれていた。しかしながら、TEMはS
EMより分解能が高いため、対物レンズポールピースの
ギャップが狭く、STM走査部が入らないことや、試料
と針を近づける手段、試料の良い視野に針を移動させる
手段、試料にヘーク、茎着等の加工を施した時、針に蒸
気や金属が付着するのを防止する手段等がなく、またS
TM走査部の剛性を上げて耐振性を良くする方法がない
ためにTEMにSTMを組め込むことはできなかった。
を得ることが望まれていた。しかしながら、TEMはS
EMより分解能が高いため、対物レンズポールピースの
ギャップが狭く、STM走査部が入らないことや、試料
と針を近づける手段、試料の良い視野に針を移動させる
手段、試料にヘーク、茎着等の加工を施した時、針に蒸
気や金属が付着するのを防止する手段等がなく、またS
TM走査部の剛性を上げて耐振性を良くする方法がない
ためにTEMにSTMを組め込むことはできなかった。
本発明は上記問題点を解決するだめのもので、TEMに
STMを組み込め、試料の電子顕微鏡による観察と1〜
ンネル現象を利用した超精密測定とを可能にした透過型
電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡を提供することを目的
とする。
STMを組み込め、試料の電子顕微鏡による観察と1〜
ンネル現象を利用した超精密測定とを可能にした透過型
電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡を提供することを目的
とする。
そのために本発明の透過型電子顕微鏡用走査I・ンネル
顕微鏡は、試料表面が光軸に直角になるように試料を保
持した試料ホルダー中に、探針を備えた走査トンネル顕
微鏡走査機構を配置した透過型電子顕微鏡用走査トンネ
ル顕微鏡であって、試料に電子線を照射して透過像を得
ると共に、走査トンネル顕微鏡により試料表面の観察を
行うようにしたことを特徴とする。
顕微鏡は、試料表面が光軸に直角になるように試料を保
持した試料ホルダー中に、探針を備えた走査トンネル顕
微鏡走査機構を配置した透過型電子顕微鏡用走査トンネ
ル顕微鏡であって、試料に電子線を照射して透過像を得
ると共に、走査トンネル顕微鏡により試料表面の観察を
行うようにしたことを特徴とする。
本発明の透過型電子顕微鏡用走査i・ンネル顕微鏡は、
透過電子顕微鏡法により透過像を得、これを利用して視
野探しを行い、さらに走査トンネル顕微鏡により試料表
面の超精密観察を行うものであり、また探針の透過像、
即ち試料像上の探針の影により探針位置を知ることがで
きる。
透過電子顕微鏡法により透過像を得、これを利用して視
野探しを行い、さらに走査トンネル顕微鏡により試料表
面の超精密観察を行うものであり、また探針の透過像、
即ち試料像上の探針の影により探針位置を知ることがで
きる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は電子顕微鏡用走査1−ンネル顕微鏡により透過
像を得る場合の本発明の実施例を示す図で1はホルダー
、2は試料、3は試料固定台、4はSTM走査部、5は
STM針、6は対物レンズ(OL)ポールピース、7は
光軸、8.9は固定用ネジである。
像を得る場合の本発明の実施例を示す図で1はホルダー
、2は試料、3は試料固定台、4はSTM走査部、5は
STM針、6は対物レンズ(OL)ポールピース、7は
光軸、8.9は固定用ネジである。
ホルダー1 (詳細は後述する)は、図示しないサイド
エントリゴニオメータにより移動させられて試料2を所
定位置にセントするようになっている。このホルダー1
内には、試料2が試料固定台3にネジ8.9により図示
のように取りつけられ、またピエゾ素子からなるSTM
走査走査部数納され、STM針5が図示のように角度を
もって試料1に対向して設けられている。このSTM走
査走査部数約1 、 6 ui X 3 tIIX 5
1程度のもので、ホルダー1内に十分収納可能なように
構成されている。
エントリゴニオメータにより移動させられて試料2を所
定位置にセントするようになっている。このホルダー1
内には、試料2が試料固定台3にネジ8.9により図示
のように取りつけられ、またピエゾ素子からなるSTM
走査走査部数納され、STM針5が図示のように角度を
もって試料1に対向して設けられている。このSTM走
査走査部数約1 、 6 ui X 3 tIIX 5
1程度のもので、ホルダー1内に十分収納可能なように
構成されている。
このような構成において、電子線が試料面に直角に照射
され、その透過像が図示しない感光面状に結像され、こ
の透過像により試料を観察することができる。この透過
像では試料表面の微小な凹凸までは観察できない。そこ
で、この凹凸の程度はSTM走査走査部数動してSTM
走査針5により超精密に測定される。この場合、前述し
たようにSTMの分解能は原子レベルであるので、ST
M針の許容される振動の振幅は0.1Å以下であるが、
本発明においては試料と針とが1つのホルダー内に固定
されているため耐振上極めて有利となる。
され、その透過像が図示しない感光面状に結像され、こ
の透過像により試料を観察することができる。この透過
像では試料表面の微小な凹凸までは観察できない。そこ
で、この凹凸の程度はSTM走査走査部数動してSTM
走査針5により超精密に測定される。この場合、前述し
たようにSTMの分解能は原子レベルであるので、ST
M針の許容される振動の振幅は0.1Å以下であるが、
本発明においては試料と針とが1つのホルダー内に固定
されているため耐振上極めて有利となる。
また、STM針で試料面上を走査する場合、どの位置を
観察しているのか分からないという問題があるが、試料
と共に探針の透過像を得るようにすれば、探針の影が試
料像上に観察されるので、容易に観察位置を知ることが
できる。
観察しているのか分からないという問題があるが、試料
と共に探針の透過像を得るようにすれば、探針の影が試
料像上に観察されるので、容易に観察位置を知ることが
できる。
第2図は本発明におけるホルダーの一実施例を示す図で
、同図(イ)は試料観察状態を示す図、同図(ロ)はS
TM走査部を試料から離した状態を示す図で、第1図と
同一番号は同一内容を示している。なお、IAX IB
は窓、11はアーム、12は球、13.14.15は○
リング溝、16はバー、17は内筒、18はダイアル、
19はロック部材、20はネジ、21はネジ、22はノ
ブ、23は導線、24はハーメチックシール部、25は
くさび、26はピエゾ素子、27はピン、28はネジ、
29はハネ、30は導線収納空間、31は貫通孔である
。
、同図(イ)は試料観察状態を示す図、同図(ロ)はS
TM走査部を試料から離した状態を示す図で、第1図と
同一番号は同一内容を示している。なお、IAX IB
は窓、11はアーム、12は球、13.14.15は○
リング溝、16はバー、17は内筒、18はダイアル、
19はロック部材、20はネジ、21はネジ、22はノ
ブ、23は導線、24はハーメチックシール部、25は
くさび、26はピエゾ素子、27はピン、28はネジ、
29はハネ、30は導線収納空間、31は貫通孔である
。
本発明のホルダー構成は、ホルダー1の中に、)、Y、
Z3軸の試料移動機構を設け、そこにSTM走査走査部
子5を設げたものである。
Z3軸の試料移動機構を設け、そこにSTM走査走査部
子5を設げたものである。
ホルダー1内には、試料固定台3が固定され、また内筒
17がホルダー軸方向に摺動可能なように内面に接して
設けられている。試料2は、その面がボルダ−1の中心
軸に一致するように試料固定台3に固定され、これに対
向して針5がSTM走査走査部子端に取りイ」けられ、
STM走査走査部子−ム11に固定されている。内筒1
7の先端部には真空シール用のOリング溝13を設けた
テーパ部が設けられ、アーム11と一体の球12を気密
状態を保持して回動自在に受けるようになっている。そ
して球12にはバー16が一体に設けられ、その先端は
フリーで、バネ28により上方へ付勢されると共に、ネ
ジ21で下方へ押下げられるようになっている。したが
って、ネジ21を回してバー16の自由端を上下に動か
すことにより、球12を支点としてアーム11を動かす
ことができ、針5を試料に近づけたり離したりすること
ができる。また紙面に垂直にネジ21と同様のネジ(図
示せず)が設けてあり、このネジを操作することにより
針5を試料面に沿って移動でき、視野探しを行うことが
できる。
17がホルダー軸方向に摺動可能なように内面に接して
設けられている。試料2は、その面がボルダ−1の中心
軸に一致するように試料固定台3に固定され、これに対
向して針5がSTM走査走査部子端に取りイ」けられ、
STM走査走査部子−ム11に固定されている。内筒1
7の先端部には真空シール用のOリング溝13を設けた
テーパ部が設けられ、アーム11と一体の球12を気密
状態を保持して回動自在に受けるようになっている。そ
して球12にはバー16が一体に設けられ、その先端は
フリーで、バネ28により上方へ付勢されると共に、ネ
ジ21で下方へ押下げられるようになっている。したが
って、ネジ21を回してバー16の自由端を上下に動か
すことにより、球12を支点としてアーム11を動かす
ことができ、針5を試料に近づけたり離したりすること
ができる。また紙面に垂直にネジ21と同様のネジ(図
示せず)が設けてあり、このネジを操作することにより
針5を試料面に沿って移動でき、視野探しを行うことが
できる。
これらアーム11、球12、バー16は、ボルダ−1の
中心軸から外れた偏心位置(図では上側)に設けられ、
その下方に導線23の収納空間30を形成するようにし
ている。また内筒17とホルダー1との間は真空シール
用の0リング溝14が形成され、これとOリング溝13
とにより試料側を真空に保持し、また、STM走査走査
動駆動用トンネル電流取り出し用の導線23の為のハー
メチックシール部24が形成されている。また内筒17
は、ダイアル1日のネジ部と噛み合うネジ20を有し、
ダイアル18を回すと内筒17はピン27により回転で
きないため、軸方向に移動する。この移動により試料の
軸方向の視野探しを行うことができる。また内筒17の
内面にはテーパ状先端部が球12の所まで伸びると共に
、ネジ21が貫通ずる貫通孔31が設りられたロック部
材19が設けられ、また後端部には、ノブ22が取イ」
けられるネジ28が設けられ、ロック部材の後端と接し
ている。そして、ノブ22を回し、ロック部材19を押
ずことにより、ロック部材先端のテーパが球12を押圧
して固定し、アーム11を動き難くシて剛性を上げられ
るようになっている。
中心軸から外れた偏心位置(図では上側)に設けられ、
その下方に導線23の収納空間30を形成するようにし
ている。また内筒17とホルダー1との間は真空シール
用の0リング溝14が形成され、これとOリング溝13
とにより試料側を真空に保持し、また、STM走査走査
動駆動用トンネル電流取り出し用の導線23の為のハー
メチックシール部24が形成されている。また内筒17
は、ダイアル1日のネジ部と噛み合うネジ20を有し、
ダイアル18を回すと内筒17はピン27により回転で
きないため、軸方向に移動する。この移動により試料の
軸方向の視野探しを行うことができる。また内筒17の
内面にはテーパ状先端部が球12の所まで伸びると共に
、ネジ21が貫通ずる貫通孔31が設りられたロック部
材19が設けられ、また後端部には、ノブ22が取イ」
けられるネジ28が設けられ、ロック部材の後端と接し
ている。そして、ノブ22を回し、ロック部材19を押
ずことにより、ロック部材先端のテーパが球12を押圧
して固定し、アーム11を動き難くシて剛性を上げられ
るようになっている。
また内筒17のホルダー1との接触面の一部にテーパを
持った溝が設けられ、この溝にはくさび25と、くさび
を押す積層型のピエゾ素子26が設けられ、ピエゾ素子
26を駆動して伸ばすことによりくさび25を押し、内
筒17とホルダー1との間に圧入させることにより内筒
17をロックして剛性を上げる構造となっている。
持った溝が設けられ、この溝にはくさび25と、くさび
を押す積層型のピエゾ素子26が設けられ、ピエゾ素子
26を駆動して伸ばすことによりくさび25を押し、内
筒17とホルダー1との間に圧入させることにより内筒
17をロックして剛性を上げる構造となっている。
このような構成において、図示しないサイドエントリゴ
ニオメータにホルダー1を挿入し、ホルダーを移動させ
ることにより試料移動を行って視野探しを行い、TEM
法により試料面を観察する。
ニオメータにホルダー1を挿入し、ホルダーを移動させ
ることにより試料移動を行って視野探しを行い、TEM
法により試料面を観察する。
こうして得られた透過像の中でさらにSTMにより観察
したい領域を設定し、ダイアル18で軸方向移動、ネジ
21で試料との接近、ネジ21と同様の図示しない紙面
に直交するネジで試料面に沿った方向の針の移動を行う
。試料移動を行う場合、TEM法で試料と針の像を観察
すれば、試料像」二の針の影から観察位置を容易に知る
ことができる。
したい領域を設定し、ダイアル18で軸方向移動、ネジ
21で試料との接近、ネジ21と同様の図示しない紙面
に直交するネジで試料面に沿った方向の針の移動を行う
。試料移動を行う場合、TEM法で試料と針の像を観察
すれば、試料像」二の針の影から観察位置を容易に知る
ことができる。
こうして、針の七ノドを行った後、ノブ22を回してロ
ック部材19を押して球12、アーム11を固定し、さ
らにピエゾ素子26を駆動して内筒17を固定すること
により全体として剛性を上げて37M走査の耐振性を良
くしてSTM法による超精密測定を行う。
ック部材19を押して球12、アーム11を固定し、さ
らにピエゾ素子26を駆動して内筒17を固定すること
により全体として剛性を上げて37M走査の耐振性を良
くしてSTM法による超精密測定を行う。
なお、ホルダー1内での試料の加工を行う場合には、ネ
ジ21を回して針5を試料2から離し、周囲に当たらな
くなる状態にしてダイアル18を回すことにより内筒1
7を引き込んで第2図(口に示す状態とし、この状態で
試料のヘーク、蒸着等を行えば、針が試料面から離れて
いるので金属や蒸気が針に付着する等の悪影響を防止す
ることができる。
ジ21を回して針5を試料2から離し、周囲に当たらな
くなる状態にしてダイアル18を回すことにより内筒1
7を引き込んで第2図(口に示す状態とし、この状態で
試料のヘーク、蒸着等を行えば、針が試料面から離れて
いるので金属や蒸気が針に付着する等の悪影響を防止す
ることができる。
なお、上記実施例では針の移動、ロック等をネジによる
駆動力を使用して行う例について説明したが、てこの原
理を使用したり、またピエゾ素子を用いて行う等、駆動
機構はどのような手段を使用してもよい。
駆動力を使用して行う例について説明したが、てこの原
理を使用したり、またピエゾ素子を用いて行う等、駆動
機構はどのような手段を使用してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、試料表面が光軸に直角に
なるように試料を保持した試料ボルダー中に、走査I−
ンネル顕i敦鏡走査機構を配置することにより、透過電
子顕微鏡法により試料像を観察して視野探しを行って後
、さらに走査l・ン不ル顕微鏡により超精密に試料面の
観察を行うことができ、また探針をTEM法で観察して
試料像上の針の影の位置から、容易に探針位置を知るこ
とができる。
なるように試料を保持した試料ボルダー中に、走査I−
ンネル顕i敦鏡走査機構を配置することにより、透過電
子顕微鏡法により試料像を観察して視野探しを行って後
、さらに走査l・ン不ル顕微鏡により超精密に試料面の
観察を行うことができ、また探針をTEM法で観察して
試料像上の針の影の位置から、容易に探針位置を知るこ
とができる。
第10は電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡により透過像
を得る場合の本発明の実施例を示す図、第2図は本発明
におけるボルダ−の一実施例を示す図で、同図(イ)は
試料観察状態を示す図、同図(ロ)はSTM走査部を試
料から離した状態を示す図である。 ■・・・ホルダー、2・・・試料、3・・・試料固定台
、4・・・STM走査部、5・・・STM針、6・・・
対物レンズ(OL)ポールピース、7・・・光軸、11
・・・アーム、12・・・球、16・・・バー、17・
・・内筒、18・・・ダイアル、19・・・ロック部材
、22・・・ノブ、23・・・導線、28・・・ネジ。 出 願 人 日本電子株式会社
を得る場合の本発明の実施例を示す図、第2図は本発明
におけるボルダ−の一実施例を示す図で、同図(イ)は
試料観察状態を示す図、同図(ロ)はSTM走査部を試
料から離した状態を示す図である。 ■・・・ホルダー、2・・・試料、3・・・試料固定台
、4・・・STM走査部、5・・・STM針、6・・・
対物レンズ(OL)ポールピース、7・・・光軸、11
・・・アーム、12・・・球、16・・・バー、17・
・・内筒、18・・・ダイアル、19・・・ロック部材
、22・・・ノブ、23・・・導線、28・・・ネジ。 出 願 人 日本電子株式会社
Claims (2)
- (1)試料表面が光軸に直角になるように試料を保持し
た試料ホルダー中に、探針を備えた走査トンネル顕微鏡
走査機構を配置した透過型電子顕微鏡用走査トンネル顕
微鏡であって、試料に電子線を照射して透過像を得ると
共に、走査トンネル顕微鏡により試料表面の観察を行う
ようにしたことを特徴とする透過型電子顕微鏡用走査ト
ンネル顕微鏡。 - (2)試料像上の探針の影により探針位置を求める特許
請求の範囲第1項記載の透過型電子顕微鏡用走査トンネ
ル顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31720387A JPH0616410B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 透過型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31720387A JPH0616410B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 透過型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01159954A true JPH01159954A (ja) | 1989-06-22 |
JPH0616410B2 JPH0616410B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=18085612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31720387A Expired - Fee Related JPH0616410B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 透過型電子顕微鏡用走査トンネル顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616410B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175302A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Canon Inc | トンネル電流検出装置 |
JPH03185302A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-13 | Hikari Gijutsu Kenkyu Kaihatsu Kk | 走査トンネル顕微鏡 |
JPH0413904A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-17 | Hitachi Ltd | 走査型トンネル顕微鏡 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3005499U (ja) * | 1994-06-22 | 1994-12-20 | サンモール電子株式会社 | 発光型安全ベスト |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP31720387A patent/JPH0616410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03175302A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Canon Inc | トンネル電流検出装置 |
JPH03185302A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-13 | Hikari Gijutsu Kenkyu Kaihatsu Kk | 走査トンネル顕微鏡 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0616410B2 (ja) | 1994-03-02 |
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