JPH0115962Y2 - - Google Patents

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JPH0115962Y2
JPH0115962Y2 JP1982197982U JP19798282U JPH0115962Y2 JP H0115962 Y2 JPH0115962 Y2 JP H0115962Y2 JP 1982197982 U JP1982197982 U JP 1982197982U JP 19798282 U JP19798282 U JP 19798282U JP H0115962 Y2 JPH0115962 Y2 JP H0115962Y2
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JP
Japan
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governor
rotating body
supply port
pressure supply
line pressure
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JP1982197982U
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JPS59103966U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動変速機用油圧制御装置のガバナ
弁に関する。
[従来の技術] 従来、ガバナ弁のライン圧供給口は軸に直交す
るスリツトが形成されてなるライン圧供給口を設
けたパイプ状の回転胴部と、該回転胴部の端に装
置されたリターンスプリング付ガバナウエイト
と、端にガバナウエイトが圧着されて回転胴部を
摺動するスプールからなるガバナ弁においては、
ライン圧供給口のスリツトは直線をなして切削さ
れていた。
[本考案が解決しようとする問題点] しかし、第1図の断面図に示されるように回転
胴部100の内側穴101とスリツト102との
交差部103が鋭角に形成されるため、スリツト
102の加工時に交差部103にバリが発生しや
すく、バルブステイツクの大きな原因となつてい
た。
そこで、バリの発生を防止し、バルブステイツ
クを防止するガバナ弁の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案のガバナ弁はパイプ状の回転胴部1と、
該回転胴部の端に装置されたリターンスプリング
付ガバナウエイト5と、一端に該ガバナウエイト
が圧着されて回転胴部を摺動するスプール11と
からなるガバナ弁において、前記回転胴部1はラ
イン圧供給口3とガバナ圧出力口14とドレーン
口15を有し、該ライン圧供給口3はパイプ状の
前記回転胴部1の内側穴2に向つて円弧状に切削
されて形成されているスリツト3からなることを
特徴とするものである。
[作用及び効果] 本考案は遠心力によつて作動するガバナウエイ
ト5の動きに応じて軸方向に摺動するスプール1
1によつて圧油を制御するガバナ弁のおいて、回
転胴部1のライン圧供給口のスリツト3をパイプ
状の回転胴部1の内側穴2に向つて円弧上に切削
加工することによつて、内側穴2とスリツト3の
交差部の角度がより鈍角になり、バリの発生を防
止し、軸方向に摺動するスプール11によつて回
転胴部1に形成された出力口14の穴が制御され
ることによつてガバナ圧を車速に応じて制御する
ことができる。
[実施例] 本考案を図に示す実施例に基づき説明する。
第1図は従来のライン圧供給口を表す図。第2
図は本考案にかかるライン圧供給口を表す図。第
3図はガバナ弁の正面図。第4図はガバナ弁の断
面図である。
1は本考案に要旨である内側穴2に向つて円弧
上に切削された一対のスリツト3の対応位置の支
持壁19に設けられたライン圧供給口3、ガバナ
圧出力口14及びドレーン口15がが設けられた
パイプ状回転体の回転胴部1と、該回転胴部1の
一端に装着されたリターンスプリング9付のガバ
ナウエイト5と、一端12にガバナウエイト5が
圧接されて回転胴部1内を摺動するスプール11
とからなり、該スプール11には先端側(図示右
方)から第1のランド16と第2のランド17と
が設けられ、ランド16と第2のランド17との
間の油室18は前記ライン圧供給口3、ガバナ圧
出力口14及びドレーン口15と連通し、ランド
16後方の油室20はランド16内を貫通する穴
21によつて油室18と連通されている。
上記構成により回転を与えられたガバナ弁はリ
ターンスプリング9の力と遠心力とのつり合いに
よりガバナウエイト5が回転速度に応じて開閉
し、スプール11を押圧し、該スプール11がラ
イン圧供給口3、油室16及び穴17を介して油
室20と供給されるライン圧によるフイードバツ
ク圧とガバナウエイト5による押圧力とにより変
位され、油室18とライン圧供給口3の連通面積
を増減させ、又ランド17によつて油室18とド
レーン口15との連通面積を増減させることによ
つてガバナ弁の回転速度に応じて調圧したガバナ
圧を出力口14から出力する。
以上述べた如く本考案は遠心力によつて作動す
るガバナウエイト5の動きに応じて軸方向に摺動
するスプール11によつて圧油を制御するガバナ
弁のおいて、回転胴部1のライン圧供給口のスリ
ツト3をパイプ状の回転胴部1の内側穴2に向つ
て円弧上に切削加工することによつて、内側穴2
とスリツト3の交差部の角度がより鈍角になり、
バリの発生を防止し、軸方向に摺動するスプール
11によつて回転胴部1に形成された出力口14
の穴が制御されることによつてガバナ圧を車速に
応じて制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の直線加工になるスリツト部の
横断面図、第2図は、本考案のガバナ弁の円弧上
に切削されてなるスリツト部の横断面図、第3図
は、本考案にかかるガバナ弁の正面図、第4図は
本考案にかかるガバナ弁の断面図である。 1……回転胴部、2……内側穴、3……スリツ
ト、4……内側穴とスリツトの交差部、5……ガ
バナウエイト、9……リターンスプリング、11
……スプール、12……スプール端部、14……
ガバナ圧出力口、15……ドレーン口、16……
ランド、17……ランド、18……油室、19…
…支持壁、20……油室、21……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パイプ状の回転胴部と、該回転胴部の端に装置
    されたリターンスプリング付ガバナウエイトと、
    一端にガバナウエイトが圧着されて回転胴部を摺
    動するスプールとからなるガバナ弁において、 前記回転胴部はライン圧供給口とガバナ圧出力
    口とドレーン口を有し、 該ライン圧供給口はパイプ状の回転胴部の内側
    穴に向つて円弧状に切削されて形成されているス
    リツトからなることを特徴とするガバナ弁。
JP19798282U 1982-12-29 1982-12-29 ガバナ弁 Granted JPS59103966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19798282U JPS59103966U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 ガバナ弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19798282U JPS59103966U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 ガバナ弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103966U JPS59103966U (ja) 1984-07-12
JPH0115962Y2 true JPH0115962Y2 (ja) 1989-05-11

Family

ID=33307775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19798282U Granted JPS59103966U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 ガバナ弁

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JP (1) JPS59103966U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59103966U (ja) 1984-07-12

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