JPH01157945A - p−ビニルフェノールとポリイソシアネートの反応生成物 - Google Patents

p−ビニルフェノールとポリイソシアネートの反応生成物

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JPH01157945A
JPH01157945A JP63269634A JP26963488A JPH01157945A JP H01157945 A JPH01157945 A JP H01157945A JP 63269634 A JP63269634 A JP 63269634A JP 26963488 A JP26963488 A JP 26963488A JP H01157945 A JPH01157945 A JP H01157945A
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JP
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diisocyanate
isocyanate
radiation
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aliphatic
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JP63269634A
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James W Watkins
ジエームズ ダブリユー ワトキンズ
Darrell D Hicks
ダリス デイ ヒツクス
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Hoechst Celanese Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • C08G18/671Unsaturated compounds having only one group containing active hydrogen

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリエチレン性不飽和モノマーに関連する。
(従来の技術とその課題) ポリエチレン性不飽和モノマー、即ち末端不飽和結合を
もつ単址体化合物は多くの用途をもつ周知の化合物であ
る。
かかるモノマーは放射線(即ち光)硬化性コーティング
組成物の反応成分及び反応稀釈剤として、熱硬化性ポリ
エステル組成物の反応成分としであるいはスチレンモノ
マーの架橋剤として有用である。
米国特許第3.297.745号には少なくとも2個の
エチレン性不飽和炭素−炭素結合を少なくとも2個のウ
レタン結合Y4つ重合性モノマーが開示されている。こ
れらのモノマーは有機ポリイソシアネートとエチレン性
不飽和アルコール、タトエばアリルアルコール又はヒド
ロキシアルキルアクリレートとの反応でつくられる。
米国特許第3.560,237には多塩基酸又は酸クロ
リドをヒドロキシアルキルアクリレート又はメタクリレ
ートと反応させてつくったポリエチレン性不飽和エステ
ルが開示されている。
米国特許第3.259.605号には、インプロペニル
フェノールと酸又は酸クロリドとの反応によるポリエチ
レン性不飽和エステルの製造が開示されている。このイ
ソプロペニル基は重合が幾分困難であり、特に放射線重
合は困難である。
(課題を解決するための手段) 本発明は重合性、ポリエチレン性不飽和オリゴマーに関
する。第1に本発明は不飽和基がビニル芳香族基である
ポリエチレン性不飽和オリゴマーに関する。第2に、本
発明はウレタン結合をもつポリエチレン性不飽和オリゴ
マーに関する。
本発明のオリゴマーは式 ここで2は2〜4の整数、Rは2と同じ価の有機基であ
り、且つ A、脂肪族、芳香族、多環芳香族、アラルキル、アルカ
リールもしくは脂環族のジー、トリー又はテトラ−イソ
シアネート、又は B、脂肪族、芳香族、アラルキル、アルカリール又は脂
環族のジイソシアネートとポリオール(但しポリオール
は脂肪族炭化水素のジオール、トリオールもしくはテト
ラオール又はポリエーテルもしくはポリエステルのジオ
ール又はトリオールである)とをポリオールの各水酸基
当りジイソシアネート1モルの比で反応させて得たプレ
ポリマー、のイソシアネート基を除いた核を意味する、
で示される。
本発明の重合性、ポリエチレン性不飽和ウレタンオリゴ
マーはp−ビニルフェノールと有機ジー、トリー又はテ
トラ−イソシアネートとを、ポリイソシアネートのイソ
シアネート基の各当量歯りp−ビニルフェノール1モル
の比で反応させてつくられる。
本発明のオリゴマーは放射線硬化性コーティング組成物
及び熱硬化性成形組成物の成分として有用である。
p−ビニルフェノールは4−ヒドロキシスチレントモ称
される公知の化合物であり種々の工業用途でホモポリマ
ー又はコポリマーの製造に使われている。COゾロ1 
等はJosrsaL  of  Orgasie  C
hat*1atrIB  23、544〜549(19
58)でフェノールからp−ビニルフェノールをつくる
5段階法を開示している。ここではフェノールをまづア
セチル化してp−ヒドロキシアセトフェノンとし、次い
でこれをアセチル化してp−アセトキシ−アセトフェノ
ンとしている。この化合物を水素化してアーヒドロキシ
フェニルメチルカルビノールとし、次いで脱水してp−
アセトキシスチレンとして℃・る。セしてp−アセトキ
シスチレンを水酸化カリウムを用いて鹸化してp−ビニ
ルフェノールを得ている。
本発明に有用な有機ポリイソシアネートは1分子当りイ
ソシアネート基を2.3又は4個持ち、本発明で用いる
条件即ちイソシアネート基と水酸基が反応する条件で水
酸基と反応する他の基を持たないポリイソシアネートで
ある。
かかる有機ポリイソシアネートには、脂肪族、芳香族、
アラルキル、アルカリール、又は脂環族のジー、トリー
又はテトラ−イソシアネートがある。これらのポリイソ
シアネートの具体例とし【は1.6−へキサメチレンジ
イソシアネート、1,4−へキサメチレンジイソシアネ
ート、2゜2.4−)リメチルへキサメチレンジイソシ
アネート、1.3−トリメチレンジイノシアネート、ト
ルエンジイソシアネート、惧−フェニレンジイソシアネ
ート、p−フェニレンジイソシアネート、4.4’−ジ
フェニルジイソシアネート、1e3−す7タレンジイソ
シアネート、4.4’−トルイジンジイソシアネー)、
1.4−キシレンジイソシアネート、メチレンビス(4
−シクロヘキシルジイソシアネー))、1.3−シクロ
ペンタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、1.4−シクロヘキサンジイソシアネート、トリフ
ェニルメタン−4、4’、 4’−)ジイソシアネート
、1,3.5−)リイソシアナトベンゼン、2.4.6
−ドリイソシアナトトルエン、4.4’−ジフェニル−
ジメチルメタン−2,2’、5.5’−テトライソシア
ネート、重合体ポリイソシアネート(たとえばトルエン
ジイソシアネートのダイマー及びトリマー)及び、2及
び3のNCO官能基を持つポリメチレン−ポリフェニレ
ンポリイソシアネートがある。他のポリイソシアネート
の具体例にはモベイケミカルコーポレーションが「MB
2」シリーズの名で、またアップジョンカンパニーが[
PAPIJシリーズの名で市販している多芳香族ポリイ
ソシアネートがある。これらのポリイソシアネートはメ
チレン鎖で芳香族環が連結し且つ実質上すべてのNCO
基がパラ位に配されている。これらのイソシアネート官
能性は平均2〜4である。
他の有用なポリイソシアネートはいわゆるオリゴマーで
あり、これはジイソシアネートとポリオールとを、ポリ
オールの各水酸基当りジイソシアネート1モルの比で反
応させて得られる。このプレポリマー製造用のジイソシ
アネートは前記した本のと同様である。ポリオールは脂
肪族炭化水素のジオール、トリオール又はテトラオール
であり、具体例としてはエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1.4−ブチレンクリコール、1,6−
ヘキジレンクリコール、クリセロール、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン等がある。他の有用々
ポリオールとしてはポリエーテルのジオールとトリオー
ルがあり、その具体例としてはポリオキシエチレングリ
コール、ポリオキシクロロピレングリコール、ポリオキ
シブチレングリコール及びエチレンオキシドとプロピレ
ンオキシドとのブロックコポリマーカする。エチレンオ
キシド又はプロピレンオキシドをトリメチロールエタン
又はトリメチロールプロパンと反応させて得たトリオー
ルも有用である。有用なポリエーテルポリオールの分子
量は約200〜約2000である。
別の有用なポリオールは末端に水酸基をもつポリエステ
ルであり、カプロラクトンと、二もしくは三塩基性酸を
ジオールもしくはトリオールと反応させて得た低分子量
ポリマーからつくられたポリマーである。このポリマー
の分子量は約500〜約3000である。
本発明のオリゴマーの製造では、p−ビニルフェノール
とポリイソシアネートとをポリイソシアネートの各イソ
シアネート基当りp−ビニルフェノール1モルの当を比
で反応させる。副反応によってイソシアネート基が損失
するのを防ぐため反応は無水条件で行なわれる。反応成
分を、好ましくは溶媒中で、混合し、実質上全部のイソ
シアネート基が反応するまで約20〜約100℃に保つ
。これら2成分は一度に混合してもよいし一方を他方に
徐々に添加して混合してもよい。好ましくはp−ビニル
フェノールをポリイソシアネートに徐々に添加する。フ
ェノール性水酸基とイソシアネート基の反応を促進する
ためにウレタン形成触媒を用いうる。かかる触媒の例に
はスズ触媒、即ちジアルキルスズカルボキシレート、ジ
アルキルスズジクロリド、トリアルキルスズカルボキシ
レート、トリアルキルスズクロリド及びトリアルキルス
ズオキシド等がある。具体例としてはジブチルスズジア
セテート、ジブチルスズジラウレート及びジブチルスズ
ジクロリドがある。他の例には修酸チタン、グリコール
酸チタン、ナクン酸グリセロール等のチタンキレートが
ある。ウレタン形成触媒は反応体重量当り約0.5〜約
5%、好ましくは約1〜約2%用いられる。
本発明で用い5る溶媒としては炭化水素、エーテル、エ
ステル、ケトン等がある。これらはイソシアネート基と
反応性の基である水酸基、酸基、アミン基をもたない本
のである。
ビニルフェノールの重合を禁止するために、分子状酸素
、ハイドロキノン、t−ブチルカテコール等の重合禁止
剤をビニルフェノール重量当り約10 pt”〜約1%
程度用いることが好ましい。
本発明の重合性ポリエチレン性不飽和ウレタンオリゴマ
ーは放射線硬化性即ち光硬化性コーティング組成物の成
分として特に有用である。この場合本発明のオリゴマー
を他のモノマー及び添加剤と混合する。かかる混合によ
り、すぐれたコーティング特性をもつコーティング組成
物が得られる。
本発明のオリゴマーと混合する他のモノマーは2以上、
好ましくは2〜約6のエチレン性不飽和基を持つ放射線
硬化性ポリエチレン性不飽和化合物である。エチレン性
不飽和基としてはアクリレート基、メタクリレート基、
ビニル基及びアリル基がある。アクリレート基又はメタ
クリレート基な4つ化合物には1分子当り2以上の水酸
基をもつポリオールのアクリル酸もしくはメタクリル酸
エステルがある。かかる化合物の具体例にはエチレング
リコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、ポリオキシエチレン
グリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオ
キシブチレングリコールのジアクリル酸もしくはジメタ
クリル酸エステル、グリセリン、ヘキサントリオール、
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンのジー
及びトリアクリル酸もしくはメタクリル酸エステル、ペ
ンタエリスリトールのジー、トリー及びテトラアクリル
酸もしくはメタクリル酸エステル、ジペンタエリスリト
ールのジー、トリー、テトラ−、ペンタ−及びヘキサア
クリル酸もしくはメタクリル酸エステル等がある。他の
ポリアクリレート又はメタクリレートにはアクリレート
化又はメタクリレート化したエポキシ化合物がある。そ
の具体例は二価のフェノールのアクリレート化もしくは
メタクリレート化グリシジルエーテル、アクリレート化
もしくはメタクリレート化したエポキシ化植物油、アク
リル化もしくはメタクリル化したウレタン及びアクリル
化もしくはメタクリル化したポリエステルである。
ポリビニル化合物及びポリアリル化合物の例にはジビニ
ルベンゼン、ジビニルトルエン、ジアリルベンゼン、ジ
アリルトルエン、ジアリルテレフタレート、ジアリルマ
レエート、ジアリルフマレート等がある。
本発明で用いうる更なるモノマーは1分子当り1個のエ
チレン性不飽和基をもつ周知の単量体化合物である。か
かるモノマーの例にはアルキル基の炭素数が1〜12で
あるアルキルアクリレート及びメタクリレート、アルコ
キシ基とアルキル基の炭素数が1〜4で分子中に1〜2
0のアルコキシ基をもつポリアルコキシアクリレート及
びメタクリレート、アルキル基の炭素数が1〜6である
ヒドロキシアルキルアクリレート及びメタクリレート、
ビニル芳香族化合物、ビニルハライド、ビニルピロリド
ン、ビニルピリジン、ビニルカルバゾール等がある。
本発明の放射線硬化性組成物は通常の活性光線照射によ
る適宜の硬化性で硬化し5る。放射線としてはイオン化
放射線(粒子又は非粒子)又は非イオン化剤がある。粒
状放射線源としては電子又は帯電核を放出しうる適宜の
ものを用いうる。粒状放射線は電子加速機(たとえはバ
ンダーグラフ加速機)、樹脂状トランスフォーマ−1線
状加速機、絶縁コアトランスフォーマ−1放射性元素(
たとえばコバルト60)等によって発生させうる。好ま
しい非粒子、非イオン性放射線源としては10−”〜2
000オングストロームの放射線を出す適宜のものが好
ましい。好ましいものとしてキセノン又はクリプトンア
ークのような真空紫外ランプがある。好ましい非イオン
性放射線源として2000〜4000オングストローム
の放射線を出す適宜のものがある。好ましいものとして
水銀アーク、炭素アーク、タングステンフィラメントラ
ンプ、太陽ランプ及びレーザーがある。これらの装置や
照射源はいづれも周知であり、いかにして放射myt出
しまたどのような注意が必要かは放射線技術分野の専問
家がよく知っていることである。
本発明の組成物を紫外線等の非イオン性放射線によって
硬化させる場合には光開始剤を組成物に加えておくこと
が好ましい。好ましい光開始剤としては2,2−ジェト
キシアセトフェノン、2,3−又は4−ブロモアセトフ
ェノン、ベンズアルデヒド、ベンゾイン、ベンゾフェノ
ン、9゜10−ジブロモアンスラセン、4.4’−ジク
ロロベンゾフェノン、2,3−ペンタンジオン、ヒドロ
キシシクロへキシルフェニルケトン、キサントン等があ
りこれらはいずれも公知の光開始剤である。光開始剤は
通常硬化性組成物全Ii量に対し約0.1〜10重量%
、好ましくは1〜5重量%加えられる。
光開始剤と共に光活性化剤も用いうる。光活性化剤の例
としてはメチルアミン、トリブチルアミン、2−アミン
エタノールアミン、シクロヘキシルアミン、ジフェニル
アミン、トリベンジルアミン等がある。
放射線硬化性コーティング組成物はCA)本発明のウレ
タンオリゴマー約20〜約60重量%と(B)放射線重
合性ポリエチレン性不飽和七ツマ−約10〜約80重童
%及び(のモノエチレン性不飽和モノマー0〜約40重
量%(重量%は(A)、CB)及びCC)の全重蓋に対
するものである)を混合することによってつくられる。
本発明の放射線硬化性コーティング組成物は公知の手段
、たとえばスプレー、カーテン塗布、浸漬パディング、
ロール塗布、ブラシ塗布等によって塗布しうる。被塗布
面は木、金属、ガラス、布帛、紙、繊維、プラスチック
等通常の適宜のものが対象となる。
本発明組成物に加えうる更なる添加剤としては湿潤剤、
充填剤、脱泡剤、染料、顔料等通常のものがある。
本発明な実施例で説明する。特に断りのないかぎり部及
び%はxi部及び1董%を意味する。
例  1゜ 攪拌機、コンデンサー、温度計及び満願ロート付きの反
応器にトルエンジイソシアネー)25.06部を入れ、
満願ロートにp−ビニルフェノール溶液(ハイドロキノ
ンモノメチルエーテル0.1%で安定化したメチルイン
ブチルケトンにp−ビニルトルエン50%を溶かした溶
液)72.8部を入れた。乾燥空気をスパークとして満
願ロートと反応器に入れ反応中継続した。p−ビニルフ
ェノール溶液を3時間かけて徐々に反応器に加えた。そ
の間温度が25℃から29℃に上昇した。反応中メチル
インブチルケトンを加えて粘度を制御した。全体で40
部加えた。反応体からイソシアネート基が消えたかどう
かを定期的にチエツクした。
25〜30℃で20時間後にまた50℃で16時間後に
イソシアネート基は実質上なくなった。
反応生成物をフィルム蒸発器を用いて真空下に処理し溶
媒を除いた。得られたジビニルジウレタン生成物の融点
は125〜130℃だった。NMRにより理論構造との
同一性を確認した。
例  2゜ 例1と同様の付属部品をもつ反応器にイソホロンジイン
シアネー)44.4部を加えた。満願ロートに等量のメ
チルイソブチルケトンにとかし、ハイドロキノンのモノ
メチルエーテル0.1%で安定化したp−ビニルフェノ
ール48部を加えた。加熱して温度を80℃に上昇させ
た。p−ビニルフェノール溶液の添加を開始し2時間で
完了した。80℃での加熱を1時間続けた。分析の結果
未反応のイソシアネート基が認められた。そこで70℃
に加熱し、ジブチルスズジラウレート0.5部を加えた
。温度を85℃に上げこの温度に2.5時間保った。分
析の結果イソシアネート基は実質上認められなかった。
フィルム蒸発器を用いて生成物から溶媒を除いた。得ら
れたワックス状固体の融点は110.5℃だった。
例  3゜ 例1と同様の部品を備えた反応器にメチレンビス(シク
ロヘキシルイソシアネー) ) 21.83部とジブチ
ルスズジラウレート0.5部を加えた。p−ビニルフェ
ノール20fflS、アセトン80部、ハイドロキノン
のモノメチルエーテル0.2部からなる溶液をつくった
。この溶液を6時間かけて攪拌下の反応器に加えた。そ
の間温度を25℃に保った。
更に8時間攪拌後分析するとイソシアネート基は実質上
認められなかった。フィルム蒸発器を用い真空下に溶媒
を除去し目的物を得た。
例  4゜ 例1と同様の部品を備えた反応器にポリエステルジオー
ル分子量530のカプロラクトンポリマー)87.2部
、インホロンジインシアネー)73.2部、ジプテルス
ズジ2ウレート0.5部及びアセトン70部を加えた。
発熱反応で温度が80℃に上昇した。温度が降下し始め
たときジブチルスズジラウレート0.5部を加えた。p
−ビニルフェノール39.6部のアセトン溶液を3.5
時間かけて加えた。その間の温度は37〜40℃だった
。40℃で更に2時間経過後分析するとイソシアネート
基は実質上認められ々かった。
フィルム蒸発器を用いて真空下に溶媒を除いた。生成物
は粘性固体の目的物である。
例  5゜ 例4の生成物30部、トリメチロールプロパントリアク
リレート40部、エトキシエトキシアクリレート10部
、N−ビニルピロリドン20部及びヒドロキシシクロへ
キシルフェニルケトン2部から混合物をつくった。充填
粒子板上に塗膜を0.5ミルの厚さに形成し、イリノイ
州プレインフィールドのラジエーションポリマーカンパ
ニーのモデルQCC−1202なるRPC紫外線硬化器
(赤外フィルターなしの水銀蒸気ランプ300ワット/
インチ1個つき)を用い20〜50フイ一ト/分のライ
ン速度で硬化処理した。顕著に優れた硬化塗膜が得られ
た。
例  6゜ 例2の生成物10部、1,6−ヘキサンジアクリレート
13部、ペンタエリスリトールトリアクリレート10部
、エチルアクリレート14部及びヒドロキシシクロへキ
シルフェニルケトン2部から混合物をつくった。2ミル
のワイヤ巻き棒を使ってガラス上に塗膜を形成した。例
5と同様に硬化処理し顕著に優れた硬化塗膜を得た。
本発明の好ましい態様と操作について例示したが本発明
は勿論これらに限られるものではなく、本発明の技術思
想に基づいて適宜の変更をなしうる。
特許出願人   へキスト セラニーズ コーポレーシ
ョン化 理 人 弁理士  斉 藤 武 彦  、同 
  弁理士  川 瀬 良 治−11゜手続補正書 昭和63年11月28日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殴 1事件の表示 昭和63年特許願第269634号 2発明の名称 p−ビニルフェノールとポリイソシアネートの反応生成
物3補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称  へキスト セラニーズ コーポレーション4代
理人 5補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでxは2〜4の整数、Rはxと同じ価の有機基であ
    り、且つ A、脂肪族、芳香族、多環芳香族、アラルキル、アルカ
    リールもしくは脂環族のジ−、トリ−又はテトラ−イソ
    シアネート、又は B、脂肪族、芳香族、アラルキル、アルカリール又は脂
    環族のジイソシアネートとポリオール(但しポリオール
    は脂肪族炭化水素のジオール、トリオールもしくはテト
    ラオール又はポリエーテルもしくはポリエステルのジオ
    ール又はトリオールである)とをポリオールの各水酸基
    当りジイソシアネート1モルの比で反応させて得たプレ
    ポリマー、のイソシアネート基を除いた核を意味する、
    で示される重合性ポリエチレン性不飽和オリゴマー。 2、Rがイソホロンジイソシアネートのイソシアネート
    基を除いた核である請求項1記載のオリゴマー。 3、Rがトルエンジイソシアネートのイソシアネート基
    を除いた核である請求項1記載のオリゴマー。 4、Rが2モルのジイソシアネートと1モルのポリエス
    テルジオールからつくられたプレポリマーのイソシアネ
    ート基を除いた核である請求項1記載のオリゴマー。 5、ジイソシアネートがイソホロンジイソシアネートで
    ありポリエステルジオールがカプロラクトンのポリマー
    である請求項4記載のオリゴマー。 6、Rがメチレンビス〔4−シクロヘキシルイソシアネ
    ート〕のイソシアネート基を除いた核である請求項1記
    載のオリゴマー。 7、A、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでxは2〜4の整数、Rはxと同じ価の有機基であ
    り、且つ (a)脂肪族、芳香族、多環芳香族、アラルキル、アル
    カリールもしくは脂環族のジ−、トリ−又はテトラ−イ
    ソシアネート、又は (b)脂肪族、芳香族、アラルキル、アルカリール又は
    脂環族のジイソシアネートとポリオール(但しポリオー
    ルは脂肪族炭化水素のジオール、トリオールもしくはテ
    トラオール又はポリエーテルもしくはポリエステルのジ
    オール又はトリオールである)とをポリオールの各水酸
    基当りジイソシアネート1モルの比で反応させて得たプ
    レポリマー、のイソシアネート基を除いた核を意味する
    、で示される重合性ポリエチレン性不飽和オリゴマー約
    20〜約80重量%; B、放射線重合性ポリエチレン性不飽和モノマー約10
    〜約80重量%;及び C、放射線重合性モノエチレン性不飽和モノマー0〜約
    40重量% との混合物からなる放射線硬化性コーティング組成物。 8、放射線重合性ポリエチレン性不飽和モノマー(B)
    が1分子当り少なくとも2個のエチレン性不飽和基をも
    つ請求項7記載の放射線硬化性組成物。 9、放射線重合性ポリエチレン性不飽和モノマーが2〜
    6個のエチレン性不飽和基をもつ請求項8記載の放射線
    硬化性組成物。 10、光開始剤を含有する請求項7記載の放射線硬化性
    組成物。 11、光開始剤が組成物全重量当り約0.1〜約10重
    量%存在する請求項10記載の放射線硬化性組成物。 12、光開始剤が約1〜約5重量%存在する請求項11
    記載の放射線硬化性組成物。
JP63269634A 1987-10-29 1988-10-27 p−ビニルフェノールとポリイソシアネートの反応生成物 Pending JPH01157945A (ja)

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