JPH01155850A

JPH01155850A - 機能回復用トレーニング装置

Info

Publication number: JPH01155850A
Application number: JP63281148A
Authority: JP
Inventors: Patrick Akcelrod; パトリック　アクセルロ; Bernard Papailhau; ベルナール　パペロー
Original assignee: ETAB TASSERIT SA
Current assignee: ETAB TASSERIT SA
Priority date: 1987-11-10
Filing date: 1988-11-07
Publication date: 1989-06-19
Also published as: US4922892A; FR2622794B1; FR2622794A1; EP0316209A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】１１ユ至１月差！本発明は機能回復用トレーニング装置に関するものであ
り、さらに詳細には、例えば事故やすニーマチのために
長期間動けなかったときに萎縮した、例えば臀部の筋肉
をアイツメ）　ＩＪフックレーニングするための装置に
関するものである。

従来の技術アイソメトリックトレーニングを行うための現在公知の
方法の１つによると、治療中の部位を手でもって押した
りこの部位に引っ張り力を及ぼしたりして移動させてこ
の部位の筋肉を強制的に運動させることによってこの部
位に以前の初期形状ならびに初期性能を回復させる。こ
の方法を用いると優れた成果が得られるが、この方法に
は、トレーナ、例えば運動療法の医師が必要とされると
いう大きな問題点がある。しかし、このトレーナがこの
仕事に対して専門的な能力を持っていることは不可欠で
はない。

そこで、トレーナにより熟練度が必要とされる別の仕事
を行わせるために何らかの意味でトレーナの代わりをす
ることのできる装置が実現された。

例えば、１９８０年１０月４日に公開されたドイツ連邦
共和国特許出願第３．０３７．６１９号に記載の装置が
実現されている。

この装置は、滑動用スライダに取り付けられた可動部材
と、この可動部材に反作用を及ぼすための手段、例えば
重力による力を受ける重りと、−端が可動部材の移動方
向に垂直な軸線のまわりを回転できるように取り付けら
れた脚部支持用副木とを備えている。理論上は、この装
置を用いると優れた成果が得られるはずである。しかし
、この装置は頻繁に使用するので、構成部品の中には機
械的に最高の状態で用いないとすぐに緩むものがあり、
その結果として、副木が、特に患者の膝の膝蓋骨の回転
軸線に垂直な平面内で、移動することができなくなる。

従って、患者が脚部に力を入れるときに副木がこの平面
に対して湾曲する可能性がある。このように湾曲が起こ
ると、膝が捩じれて危険な状態になる。ケガを治療しよ
うとしながら、患者にとって同じぐらい害のある別のケ
ガをさらに発生させる可能性がある。

上記の問題点を解決するため、高品質で信頼性の高い機
械部品を備える装置が実現された。しかし、このような
部品を用いると装置の製造原価が非常に高くなるため、
多くの患者にとっては手がでない。

発明が解決しようとする課題上記の２つの問題点を解決することのできる別の装置が
やはり実現されており、例えば２件のフランス国特許出
願第２．０８５．１１８号と第２．４５４．７９８号に
記載されている。この装置は、一端が互いに関節接合さ
れた２つの部分を有する副木を主構成要素としている。

これら２つの部分の残る２つの端部は、固定された土台
に直接または間接に枢軸回転可能に取り付けられている
。この構成にすると、副木が上記の余計な運動をしない
ようにすることができる。しかし、副木が脚部と臀部を
それぞれ支持するための２つの支持部材を備えており、
しかもこの装置には比較的長い堅固な土台が必要とされ
るために、製造原価はそれほど安くはならない。

本発明は、製造原価を安くするとともに重量とサイズが
従来の装置よりもはるかに小さくなるようにするために
標準品質の少数の部品で実現することができる一方、従
来と変わらない優れた成果が得られる機能回復用トレー
ニング装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段さらに詳細には、本発明は、患者の下半身、すなわち脚
部と臀部を合わせた部位の機能回復のために、土台と、
可動部材と、この可動部材を上記台に対して所定の方向
に移動可能に取り付ける手段と、この移動に逆らう力を
及ぼす手段と、患者の脚部を下半身のほぼ足と膝の間で
支持する副木と、この副木の一方の端部を上記可動部材
に枢軸回転可能に取り付けるための手段とを備えるトレ
ーニング装置であって、上記可動部材の移動方向に垂直
な第１の軸線に沿って第１の回転軸を支持するための支
持部材と、少なくとも１本の支持用連接棒とを備え、上
記第１の回転軸は、上記土台を含む半空間の反対側にあ
って上記副木によって規定されている半空間内に位置し
、上記連接棒の第１の端部は上記第１の回転軸に回転可
能に取り付けられ、第２の端部は、軸受手段によって上
記第１の軸線に平行な第２の回転軸線に沿って上記副木
に回転可能に取り付けられていることを特徴とする装置
を対象とする。

本発明の他の特徴および利点は、図面を参照した実施例
についての以下の説明により明らかになろう。なお、本
発明が以下の実施例に限定されることはない。

実施例第１図〜第３図は、本発明による同一の装置を示す図で
ある。このため、参照番号がどの図面に現れるかや、部
材の表現形態が実物に近いか簡単化されているかに関係
なく、各図面で同じ参照番号は同じ部材を指す。

図示された、患者の下半身の機能回復用トレーニング装
置は、土台１と、この土台に対して所定の方向４に沿っ
て移動できるように手段３を介してこの土台に接続され
ている可動部材２とを備えている。この装置はさらに、
この移動に逆らう反作用力を及ぼすための手段５も備え
ている。この反作用の方向は、機能回復トレーニングを
実施するのにどのような方法が必要とされるかによって
異なる。

この装置はまた、患者の脚部７をほぼ足８と膝９の間で
支持するための副木６を備えている。さらに、この装置
は、副木の一端１０を可動部材２に枢軸回転可能に取り
付ける手段を備えている。

本発明の１つの特徴によると、この装置は、可動部材２
の移動方向４に垂直な第１の軸線１３に沿って延在する
第１の回転軸１２を支持する支持部材１１を備えている
。回転軸１２は、土台ｌを含む半空間１５０反対側にあ
って副木６によって規定されている半空間１４内に位置
する。上記装置はさらに、少なくとも１本の連接棒１６
を備えている。この連接棒の第１の端部１７は回転軸１
２に取り付けられている。一方、第２の端部１Ｂは、軸
受手段１９を介して、上記の第１の回転軸線１３に平行
な第２の回転軸線２０に沿って副木６に回転可能に取り
付けられている。

好ましい実施態様によれば、軸受手段１９は、例えば、
第２の回転軸線２０用に副木６上に複数の位置を規定し
ている複数の軸受部３０で構成されている。実際には、
これら複数の軸受部３０は、複数の切り込み３２．３３
．　、　、を備えていて副木６に枢軸回転可能に取り付
けられたカム３１で構成されている。これらの切り込み
には、回転軸線２０に沿って連接棒の端部１８に固定さ
れた第２の軸３４が、回転することにより嵌合する。

支持用の支持部材１１は、第１の回転軸線１３に沿って
、好ましくは回転軸１２にそれぞれ回転可能に取り付け
られた第１と第２のアーム２１．２２を備えていること
が望ましい。第１のアーム２１の端部の内で第２のアー
ム２２に枢軸回転可能に取り付けられた端１２４とは反
対側の端部２３は、第１と第２の回転軸線１３．２０に
平行で土台１に接続された第３の軸線２５のまわりを回
転できるように取り付けられている。さらに、第２のア
ーム２２の端部の内で第１のアーム２１に枢軸回転可能
に取り付けられた端部２７とは反対側の端部２６は、回
転軸線１３．２０．２５に平行ではあるが可動部材に接
続された第４の軸線２８のまわりを回転できるように取
り付けられている。

既に説明したように、可動部材２は、土台に対して方向
４に沿って移動できるように取り付けられている。この
移動を行わせる手段は、土台ｌに対して方向４に沿って
固定されたスライダ３５と、このスライダ３５に対して
滑動可能に取り付けられたリング３６とを備えている。

可動部材２はこのリングに固定されている。

図示の実施例では、反作用力を及ぼす手段５は、土台１
の点３８とリング３６の点３９の間に張られたバネ３７
を備えている。各患者が自分に合ったトレーニングを実
行できるようにするため、上記装置はバネの張力を調節
する手段４０を備えている。このバネ調節手段は、例え
ば、スライダ３５に滑動可能に取り付けられたワッシャ
４１と、このスライダの雄ネジが切られた部分と協働す
るナツト４２とで構成されている。このナツトをいずれ
かの方向に回転させることにより、患者は２点３８．３
９の間のバネの長さを短くしたり長くしたりすることが
できる。

上記の副木６は、例えば、可動部材に接続された支柱４
３と、脚部を収容する少なくとも１つの収容部材４４と
、この収容部材を支柱４３に取り付けてその位置をこの
支柱上で調節するための調節手段４５とを備えている。

上記装置の構造の特徴の１つは、大部分の部材が互いに
回転できるように取り付けられているにもかかわらずこ
の装置が極めて頑丈であるという点にある。

この目的で、上記の装置は、それぞれが第１と第２のア
ームからなる２対のアームと、２本の連接棒とを備えて
いる。これらアームと連接棒は、第１の回転軸１２に垂
直でスライダ３５を通過する平面５０に対してほぼ対称
であり、従って２本の連接棒１６は同一の軸３４によっ
て結合されている。この構成は第３図にはっきりと見る
ことができる。

アームと連接棒はそれぞれ２つに分割されているために
、たいていは頂点が関節接合された四辺形を形成する。

この結果、公知のように、装置を繰り返して多数回使用
した後でも、また、装置全体の製造原価を安くするため
に回転軸線の製造品質が平均的である場合でも、平面、
特に平面５０内で所定の堅固さを維持することができる
。

上記の副木６は短いため、土台１を２つの部分５１．５
２で構成することが望ましい。第１の部分５１は堅固な
材料で構成されており、例えば金属パイプからなるフレ
ームで形成されている。このフレームが、第３の軸線２
５と、可動部材を方向４に沿って移動できるように取り
付ける手段３とを支持する。第２の部分５１の方は柔軟
な材料からなり、例えば蝶番５３またはこれと均等な部
材によって第１の部分５１に接続されている。第２の部
分の長さは、患者がこの第２の部分に座った状態で一方
の脚部７が副木６と協働することができるように決める
。

上記の装置は、例えば臀部の筋肉を元の状態に戻すため
に、以下のようにして使用する。

脚部７をまず収容部材４４内で位置決めし、例えば帯ひ
も６０を用いて脚部をその位置に固定する。

このとき患者は土台１の柔軟な第２の部分５２の上に座
っている。

臀部の筋肉の機能を回復させるために、患者は、刻み付
ナツト４２を用いてトレーナが決めた適当な状態にあら
かじめ伸長させたバネから及ぼされる力に逆らって下半
身を伸ばそうと試みる。

この条件のもとで、下半身を伸ばすときには、バネ３７
がワッシャ４１と土台１の間に張られているため、可動
部材２がこのバネ３７を圧縮しながら方向４に沿って移
動する間、第１のアーム２１は第２図において軸線２５
のまわりを左向きに回転する。

このとき、第２のアーム２２は軸線１３のまわりを右向
きに回転し、２つのアーム２１．２２で形成される三角
形の頂点の角度７０が増加する。この運動の間、連接棒
１６は、本装置の構造のために、特にアームと連接棒が
２つに分割されて中央平面５０に対してほぼ対称になっ
ているために、この平面内に完全に含まれた状態で軸線
１３のまわりを右向きに回転する。従って、膝に横方向
の力が作用することはなく、さきほど述べたケガが発生
する危険性が除かれる。

患者は、下半身を伸ばした後に力を緩める。すると、下
半身は、引き伸ばされるバネ３７の作用を受けて屈曲位
置に戻る。下半身が伸ばされたときには、患者が柔軟な
部分に座っているために患者の体に対して土台１を安定
した位置に維持する反作用力を及ぼすのに患者が寄与す
ることから、土台１の堅固な部分に間接的に加えられる
力は相殺されることに注意されたい。

第２図と第３図に図示された静止位置で患者の脚部と臀
部が成す角度は、多数ある切り込み３２．３３、　、　
、を利用して調節する。切り込みを１つ選択してそこに
軸３４を位置させることにより、土台の面に対して副木
を所定の角度にすることができる。角度の値を調節する
方法は周知である。実際には、第２のアーム２２と連接
棒１６によって決まる２つの辺の長さは一定であるが、
第３の辺の長さが、可動部材２上での副木６０回転軸線
と、カムの切り込みの１つに嵌合した軸３４の軸線２０
の位置の間の距離として決まるために可変長である三角
形を変形させることによって所定の角度にする。

発明の効果このような装置には利点が多数ある。サイズ、少なくと
も長さが、同じ機能回復効果を有する従来の装置の少な
くとも半分になる。このような装置は製造するのが従来
よりも簡単であり、優れた品質である必要がない標準的
な部品を用いて製造することができる。しかし、この装
置は、製造原価が極めて高い部品を用いて製造した等価
な装置と同じ寿命をもつ。最後に、支持部材がアームと
連接棒の対で形成されてそれぞれの頂点が関節接合され
た四辺形を形成しているため、本発明の装置では、様々
な部材が互いに回転するにもかかわらず患者の下肢をう
まく保持するのに十分であるだけでなく害のある外傷性
捩じれが膝に及ぼされるのを防止するのに十分な強度が
維持される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の機能回復用トレーニング装置の一実
施例の斜視図である。第２図と第３図は、第１図の実施例の装置の機能と効果
を明らかにするための、それぞれ概略側面図と概略正面
図である。（主な参照番号）ｌ・・土台、　　　　　　　２・・可動部材、６・・副
木、　　　　　　７・・脚部、８・・足、　　　　　　
　９・・膝、１１・・支持部材、　　　　１２．３４・・回転軸、１
３．２０．２５．２８・・回転軸線、１４．１５・・半
空間、　　　１６・・連接棒、１９・・軸受手段、　　
　　２１．２２・・アーム、３０・・軸受部、　　　　
　３１・・カム、３２．３３・・切り込み、３５・・ス
ライダ、３６・・リング、　　　　　　３７・・バネ、
４Ｄ・・バネ調節手段、　　４４・・収容部材、５１．
５２・・部分

Claims

【特許請求の範囲】

（１）土台（１）と、可動部材（２）と、この可動部材
を上記土台に対して所定の方向に移動可能に取り付ける
手段（３）と、この移動に逆らう力を及ぼす手段と、患
者の脚部を下半身のほぼ足（８）と膝（９）との間で支
持する副木（６）と、この副木の一方の端部を上記可動
部材に枢軸回転可能に取り付けるための手段とを備えた
患者の下半身、すなわち脚部・臀部の全体の機能を回復
させるためのトレーニング装置において、上記可動部材の移動方向に垂直な第１の軸線（１３）に
沿った第１の回転軸（１２）を支持するための支持部材
（１１）と、少なくとも１本の支持用連接棒（１６）と
を備え、上記第１の回転軸は、上記土台を含む半分の空
間（１５）の反対側にあって上記副木によって規定され
ている半分の空間（１４）内に位置し、上記連接棒の第
１の端部（１７）は上記第１の回転軸に回転可能に取り
付けられ、第２の端部（１８）は、軸受手段（１９）に
よって上記第１の軸線（１３）に平行な第２の回転軸線
（２０）に沿って上記副木に回転可能に取り付けられて
いることを特徴とする装置。
（２）上記支持部材（１１）が、互いに枢軸回転可能に
接続された少なくとも第１のアーム（２１）と第２のア
ーム（２２）とを備え、第１のアーム（２１）の端部の
うちで第２のアーム（２２）に枢軸回転可能に取り付け
られた端部（２４）とは反対側の端部（２３）は、上記
第１と第２の軸線に平行な第３の軸線（２５）のまわり
に枢軸回転可能に取り付けられており、この第３の軸線
は上記土台に接続され、上記第２のアーム（２２）の端
部のうちで上記第１のアームに枢軸回転可能に取り付け
られた端部とは反対側の端部（２６）は、上記可動部材
（２）に接続された第４の軸線（２８）のまわりに回転
可能に取り付けられていることを特徴とする請求項１に
記載の装置。
（３）上記軸受手段（１９）が、上記副木上で上記第２
の回転軸線に対して複数の位置を規定する複数の軸受部
（３０）によって構成されていることを特徴とする請求
項１または２に記載の装置。
（４）上記複数の軸受部が、上記副木に枢軸回転可能に
取り付けられていて複数の切り込み（３２、３３）を有
するカムで構成されており、これら切り込みには、上記
連接棒の端部（１８）に固定された第２の回転軸（３４
）が回転して嵌合することを特徴とする請求項３に記載
の装置。
（５）上記可動部材（２）を上記土台に対して所定の方
向（４）に移動可能に取り付ける手段（３）が、この方
向に沿って上記土台（１）に固定されたスライダ（３５
）と、このスライダ（３５）に取り付けられた滑動リン
グ（３６）とを備え、上記可動部材がこのリングに固定
されていることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１
項に記載の装置。
（６）移動に逆らう力を及ぼす上記手段が、上記土台の
一点（３８）と上記リングの一点（３９）の間に張られ
たバネ（３７）を備えていることを特徴とする請求項５
に記載の装置。
（７）上記バネ（３７）の張力を調節する手段（４０）
を備えていることを特徴とする請求項６に記載の装置。
（８）上記副木が、上記可動部材に固定された支柱（４
３）と、脚部（７）の収容部材（４４）と、この収容部
材を上記支柱に取り付けるための調節可能な手段（４５
）とを備えていることを特徴とする請求項１〜７のいず
れか１項に記載の装置。
（９）２対の第１のアーム（２１）と第２のアーム（２
２）と、２本の連接棒（１６）とを備え、これらアーム
と連接棒が、上記第１の回転軸線（１２）に垂直で上記
スライダ（３５）を通る平面（５０）に対してほぼ対称
であることを特徴とする請求項５〜８のいずれか１項に
記載の装置。
（１０）上記土台（１）が２つの部分で構成されており
、第１の部分（５０）は、上記第３の軸線（２５）と上
記可動部材を移動可能に取り付ける手段（３）とを支持
する堅固な材料からなり、第２の部分（５２）が、この
第１の部分に固定された柔軟な材料からなり、第２の部
分の長さは、患者の一方の脚部が上記副木と協働すると
きにこの第２の部分に座ることができるように決められ
ていることを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に
記載の装置。