JPH01155115A - 燃焼器の通気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は屋内設置型燃焼器の通気装置に関する。

（従来の技術） 部屋内に燃焼器を設置する場合、その部屋内の空気を燃
焼用空気として利用し、燃焼排気は部屋内に排出するを
一般とする。

しかしながら、燃焼量の多い従来の燃焼器、例えば給湯
器では、その給気及び／又は排気を考慮する必要があり
、そのため部屋の壁に穴を明け、この穴に給気筒及び／
又は排気筒を臨ませて給気及び／又は排気を行なってい
る。

（発明が解決しようとする問題点） したがって、上記従来のものでは、特に燃焼量の多い燃
焼器を設置する場合、部屋の壁に燃焼器の給気筒及び／
又は排気筒を臨ませる穴を明けており、その作業が特に
後から燃焼器を設置する場合であって、しかもコンクリ
ート住宅内に設置する場合には大掛かりになってしまい
、また賃貸住宅に設置する場合には穴を明けることでト
ラブルを生じ、さらに壁穴が増える分美感が損なわれる
不都合を伴う。

（問題点を解決するための手段）　　゛本発明は上記不
都合を解消するために提案するものであって、換気扇を
取付ける壁穴と、屋内設置型燃焼器の給気筒及び／又は
排気筒を臨ませる壁穴とを１個の壁穴で構成したことを
特徴とする。

（作　用） 本発明は上記構成によるもので、これによれば、燃焼器
の給気及び／又は排気は換気扇を屯付ける際形成される
１個の聖人を介して行われる。

したがって、換気扇用の聖人と別個に燃焼器の給気筒及
び／又は排気筒専用の聖人を明けることなく、換気扇を
取付ける際形成される１個の聖人に給気筒及び／又は排
気筒を臨ませる作業を行なうだけで、燃焼器の給気作用
及び／又は排気作用を行なわせることができる。

（実施例） 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図乃至第３図において、（１）はシステムキッチン
（２）のガスコンロ（３）上に設けられた排気フードで
あり、該排気フード（１）内には、上部に燃焼器たる箱
形の給湯器（４）が設置され、側部に換気扇（５）が設
置され、下部にフィルタ（６）が設置される。

譲換気扇（５）は部屋の聖人（７）に嵌め込まれる筒状
のケーシング（８）の前方に斜め下方に向って配置され
たファン（９）を備える構成のものとした。

該給湯器（４）はその内部に図示しないバーナと、該バ
ーナへ燃焼用空気を強制的に送るファンとを備えると共
に、該バーナにガスを供給するガス管（１０と該熱交換
器へ水を供給する給水管（ｉｔ）と該熱交換器により加
熱された湯を外部へ供給する給湯管ａのとが下方に延び
て図示しない夫々の元管に接続され、該バーナへ燃焼用
空気を供給する給気筒０３と、該バーナからの燃焼排気
を部屋外へ排出する排気筒（ＩＱとが水平方向に延びて
前記ケーシング（８）の上面を貫通し、該ケーシング（
８）の後部内を通って部屋外へ出る構成のものとした。

かくするときは、ガスコンロ（３）による調理時に換気
扇（５）を駆動させれば、ガスコンロ（３）の燃焼排気
や調理時に生じる油煙は換気扇（５）により外部へ放出
される。一方、給湯器（４）の使用によれば、図示しな
いファンが作動し、給気筒０を介して部屋外の空気がバ
ーナに供給されて燃焼し、燃焼排気は排気筒ａΦを通っ
て外部へ放出される。

尚、上記した実施例は第４図及び第５図に示すように換
気扇（５）を取付ける際形成される１個の聖人（７）を
ケーシング（８）より若干太き目にし、給湯器（４）の
給気筒０３と排気筒（′ＩＣを該ケーシング（８）内を
貫通させるようにした場合だが、第６図乃至第９図に示
すように該聖人（７）をケーシング（８）よりかなり太
き目にして第６図及び第７図のように該給気筒（１３と
排気筒（′ｌ＠とを該ケーシング（８）上方の空間内を
貫通させるようにしても良く、又第８図のように該ケー
シング（８）上方の空間を区画して給気通路ａ９と排気
通路（ＩＯを形成し、該給気通路（′１９に給気筒４３
の先端開口部を臨ませ、該排気通路００に排気筒（ＩＱ
の先端開口部を臨ませるようにしても良く、さらに第９
図のようにケーシング（８）とこれを囲繞する別のケー
シングとの内外２重構造とし、ケーシング（８）と別の
ケーシングとの間の空間に排気筒ａΦの先端開口部を臨
ませ、別のケーシングと聖人（７）の内周面との間の空
間に給気筒（′ｌｅの先端開口部を臨ませるようにして
も良い。

尚、上記した実施例では給気筒ＣＪ３と排気筒（ｌΦの
両方を聖人（７）に臨ませる（貫通させる場合を含む）
ようにしたが、いずれか一方特に排気筒ａΦのみを聖人
（７）に臨ませるようにしても勿論良い。

尚、上記した実施例では、給湯器（４）を排気フード（
１〉内に設置したので、聖人（７）に近くて好ましく、
給気筒（′ｌｅと排気筒（１４１が見えなくて外観上も
好ましく、しかも給湯器（４）を作動させるとき換気扇
（５）を作動させず単独作動させることかできる。

尚、上記した実施例では燃焼器を排気フード（１）内の
給湯器（４）として説明したが、給湯器（４）は排気フ
ード（１）外に設置しても良く、さらに排気フード（１
）外に設置する場合には給湯器（４）でなく暖房器であ
っても良い。

尚、換気扇（５）と燃焼器の設置は、換気扇（５）を先
に燃焼器を後にしても良く、また両者を同時にしても良
い。

（発明の効果） このように本発明によるときは、換気扇を取付ける聖人
と燃焼器の給気筒及び／又は排気筒を臨ませる聖人とを
１個の聖人で構成したので、別個に聖人を設ける前記従
来のものに比して聖人の加工作業が簡単になり、また特
にコンクリート住宅では後で燃焼器を設置するときもそ
の作業が簡単であり、また賃貸住宅では燃焼器専用の穴
を明けることがなくなってトラブルを生じることがなく
なる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施の１例を示す配置図、第２図及び
第３図はその要部を示す１部破断した正面図及び側面図
、第４図乃至第９図はその聖人と給湯器の給気筒及び排
気筒と換気扇のケーシングとの位置関係を説明した説明
図である。 （４）・・・給湯器（燃焼器）（５）・・・換気扇（７
）・・・壁　穴　　　　　　　０・・・給気筒（ＩΦ・
・・排気筒 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 換気扇を取付ける壁穴と、屋内設置型燃焼器の給気筒及
   び／又は排気筒を臨ませる壁穴とを１個の壁穴で構成し
   たことを特徴とする燃焼器の通気装置。