JPH01153823A - トルクリミッタ - Google Patents

トルクリミッタ

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JPH01153823A
JPH01153823A JP31373687A JP31373687A JPH01153823A JP H01153823 A JPH01153823 A JP H01153823A JP 31373687 A JP31373687 A JP 31373687A JP 31373687 A JP31373687 A JP 31373687A JP H01153823 A JPH01153823 A JP H01153823A
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JP
Japan
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torque
inclined cam
elastic member
wedge
setting elastic
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Application number
JP31373687A
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JP2553112B2 (ja
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Masayuki Kuroda
正幸 黒田
Seiichi Takada
声一 高田
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、回転力伝達機構に用いられるトルクリミッ
タに関するものである。
【従来技術およびその問題点】
従来、この種のトルクリミッタは軸に対して回転可能な
回転伝達部材を、両側より摩擦部材とこの摩擦部材を押
すとともに軸と一体回転する押し板ではさみ、この押し
板に圧力をかける押圧ばねとから構成され、回転伝達部
材側面と摩擦部材との摩擦力により伝達トルクを制限す
るトルクリミッタが知られている(例えば特開昭62−
224727)。 ところが、上記従来のトルクリミッタにおいては円板状
の回転伝達部材と摩擦部材との間の摩擦力にバラツキが
あり、これに起因してトルク制限精度が不安定であると
いう問題点がある。
【問題点を解決するための手段】
前記の問題点を解決するために、この発明のトルクリミ
ッタは、円筒状面と傾斜カム面のいずれか一方を内周に
形成した外方部材と、他方を外周に形成した内方部材と
、前記円筒状面と傾斜カム面とを対向させ、その間にり
形成される楔状表面に向かって押圧するばねとから成り
、前記転動体とポケットとの間に回転方向スキマを設け
、かつ前記内方部材と外方部材のうち、傾斜カム面を有
する側の部材と、前記保持器との間にトルク設定弾性部
材を設け、設定トルク以上のトルクが作用したとき、前
記回転方向スキマが無くなるまで保持器が前記傾斜カム
面を有する側の部材に対して相対回転し、転動体と楔状
表面との係合を解くように構成したものである。 これにより、伝達トルクがトルク設定弾性部材の弾性変
形により、精度よく感知され、トルク制限値以上になる
と、転動体と楔状表面とから構成されるクラッチが解除
され、トルクが遮断されるので、トルク制限の精度が高
い。
【実施例】 第1図および第2図は、この発明の第1の実施例に係る
トルクリミッタを示し、第1図は第2図のX−X線横断
面図である。この実施例は複写機等の給紙部に用いられ
る分離ローラに適用したものを示す。 トルクリミッタ1.外方部材2.内方部材3、転動体4
.保持器5.およびばね6を主要な構成とし、外方部材
2の内周には円筒状面7が形成されている。内方部材3
の外周は円筒状であり、等間隔で3ケ所に傾斜カム面8
が形成されている。保持器5には転動体4を収容するポ
ケット9が傾斜カム面8に対応して形成されており、ポ
ケット壁部に設けられた凹部10にばね6が組み込まれ
ている。 ばね6により、円筒状面7と傾斜カム面8とにより形成
される楔状表面20.20’に向かって転動体4が押圧
されている。転動体4とポケットの壁面11との間には
回転方向スキマAが設けられている。内方部材3と保持
器5の間にはトルク設定弾性部材12が設けられており
、保持器5の内周には、内方部材3との間の必要以上の
相対回転を阻止するためにストッパ13が形成されてい
る。外方部材2、保持器5および内方部材3はそれぞれ
各個に相対回転できるよう摺動自在に嵌合されている。 保持器5のボス部14は入力軸15に嵌合し、セットボ
ルト16により入力軸15に固定されている。一方外方
部材2は分離ローラ17と一体結合されている。18は
位置決め板であり、19は止め輪である。 次にこのトルクリミッタの作用を説明する。入力軸は第
1図に示す矢印Bの方向に回転している。分離ローラ1
7の負荷トルクが設定トルク以下の場合には、トルク設
定弾性部材の撓みは少なく、転動体4とポケットの壁面
11との間には回転方向スキマが存在する。入力軸15
の回転力は、保持器5からトルク設定弾性部材12を介
して内方部材3を右方向に回転させる。この時、傾斜カ
ム面8と円筒状面7とにより形成される楔状表面20.
2σに転動体4がばね6により押圧されており、クラッ
チが作動して外方部材2に回転力が伝達され外方部材2
に一体結合された分離ローラ17が右方向に回転する。 次に、分離ローラ17に設定トルク以上のトルクが負荷
された場合は、第3図に示すように、トルク設定弾性部
材12は、撓み、転動体4とポケットの壁面11との間
の回転方向スキマが無くなるまで保持器2は内方部材3
に対して右方向に相対回転し、ポケット壁面11か転動
体4を押圧して楔状表面20゜2ffから係合を解除し
、分離ローラ17は負荷トルクにより左方向に回転する
。これにより、トルク設定弾性部材12により正確に制
限トルクが設定される。 第4図および第5図は、この発明の第2の実施例である
。この実施例は、円筒状面と傾斜カム面が第1の実施例
のトルクリミッタと逆に配置されている。すなわち、外
方部材32の内周に傾斜カム面38が形成されている。 内方部材33は軸45と一体構成とし、軸45の外周に
円筒状面37が形成されている。保持器35は分離ロー
ラ47に一体結合されており、入力軸45との間では相
対回転自在となっている。保持器35と外方部材32と
の間にトルク設定弾性部材42が設けられており、一端
は、外方部材32に取り付けられ、他端は保持器35に
取り付けられている。トルク設定弾性部材42は捩りコ
イルばねとなっている。転動体34と保持器35のポケ
ットの壁面41との間には第1の実施例と同様回転方向
スキマAが設けられており、また転動体34は、ばね3
6により、傾斜カム面38と円筒状面37とにより形成
される楔状表面50.50’に押圧されている。入力軸
45の回転力は、転動体34を介して外方部材32に伝
達され、更にトルク設定弾性部材42を介して、保持器
351分離ローラ47へ伝達される。 尚、51は外方部材32と保持器35の分離を防止する
抑えリングである。 本実施例では、保持器35が出力側である分離ローラ4
7に結合されているのでばね36、楔状表面50.So
’の向きは第1の実施例と逆向きに配置されている。尚
、作用については第1の実施例と同様であるので説明を
省略する。 第6図および第7図は第3の実施例であり、本実施例は
、回転力を伝達する2軸の間に適用されたものを示し、
構造は第2の実施例とほぼ同じである。 保持器65のボス部74は、出力軸77に嵌合し、キー
82により回転方向に固定され 1ている。76はキー
82の押さえボルトである。トルク設定弾性部材72は
捩りコイルばねであり、両端がそれぞれ外方部材62と
保持器65に設けたスリット83.84に係合されてい
る。他の構成については第2の実施例と同じである。
【効果】
この発明は、以上のように構成したので次のような効果
を有する。 (イ)、トルク設定弾性部材の撓みにより伝達トルクを
感知し、トルク制限値以上 になると、転動体および楔状表面から なるクラッチを解除する構造のトルク リミッタであるのでトルク制限の精度 が高い。 (ロ)、構成部品が比較的簡単なリング状であるので安
価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るトルクリミッタの
横断面図、第2図は本発明の第1の実施例を示す縦断面
図、第3図は本発明の第1の実施例の作動説明図、第4
図は本発明の第2の実施例に係るトルクリミッタの横断
面図、第5図は第2の実施例を示す部分縦断側面図、第
6図は本発明の第3の実施例に係るトルクリミッタの横
断面図、第7図は第3の実施例の縦断面図である。 1.31.61 −−−−・−・・−・−トルクリミッ
タ2.32.62−−一−・・−〜−−−−外方部材3
.33,63 −−・−=−・・−内方部材4、 34
.64−一・−・−−−−−−一転動体6、36.66
−−−−−−一−−ば ね?、37.67−・・・・・
−一−−一円筒状面8.38.68   −−−−一傾
斜カム面12.42. 72−−−−−−−  )ルク
設定弾性部材20.20’、50.SO’、80.80
’−−−−−−−一一楔状表面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状面と傾斜カム面のいずれか一方を内周に形成した
    外方部材と、他方を外周に形成した内方部材と、前記円
    筒状面と傾斜カム面とを対向させ、その間に配される複
    数の転動体と、この転動体を一個ずつ収容するポケット
    を備えた保持器と、前記転動体を前記円筒状面と傾斜カ
    ム面とにより形状される楔状表面に向かって押圧するば
    ねとから成り、前記転動体とポケットとの間に回転方向
    スキマを設け、かつ前記内方部材と外方部材のうち、傾
    斜カム面を有する側の部材と、前記保持器との間にトル
    ク設定弾性部材を設け、設定トルク以上のトルクが作用
    したとき、前記回転方向スキマが無くなるまで保持器が
    前記傾斜カム面を有する側の部材に対して相対回転し、
    転動体と楔状表面との係合を解くようにしたことを特徴
    とするトルクリミッタ
JP62313736A 1987-12-10 1987-12-10 トルクリミッタ Expired - Fee Related JP2553112B2 (ja)

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JPH01153823A true JPH01153823A (ja) 1989-06-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017164035A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 Thk株式会社 トルクリミッタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017164035A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 Thk株式会社 トルクリミッタ

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JP2553112B2 (ja) 1996-11-13

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