JPH01153663A - 血圧降下剤 - Google Patents

血圧降下剤

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JPH01153663A
JPH01153663A JP31387887A JP31387887A JPH01153663A JP H01153663 A JPH01153663 A JP H01153663A JP 31387887 A JP31387887 A JP 31387887A JP 31387887 A JP31387887 A JP 31387887A JP H01153663 A JPH01153663 A JP H01153663A
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JP
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formula
derivative
compound
carbon atoms
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JP31387887A
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English (en)
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Katsuya Endo
勝也 遠藤
Kazuhiko Seya
和彦 瀬谷
Hiroshi Hikino
曳野 宏
Katsumi Suzuki
克美 鈴木
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアミノ酸誘導体、詳しくはインドール誘導体又
はアミノシクロヘキシル酢酸誘導体を有効成分として含
有する新規血圧降下剤に関する。
従来の技術 我が国に於ける高血圧症患者は約1200万人といわれ
ており、その頻度は、年齢が進むにしたがって高くなる
。また、高血圧症は、死亡原因の第2位、第3位をしめ
る脳卒中、心臓病の重要な背景ともなっている。従って
、降圧剤は、成人病治療薬のうちでも、最も重要なもの
の一つであると考えることができる。
高血圧症患者の90%以上は、原因の明確でない本態性
高血圧症であり、その治療はあくまで対症療法の域を出
ない。
明が解決しようとする5題点 安全性と有効な薬効を有する血圧降下剤の開発が望まれ
ている。
問題を解決するための手段 本発明者らは前記問題点を解決するために、鋭意検討を
行なった結果新規アミノ酸誘導体、詳しくは下記−最中
(1)で示されるインドール誘導体、及び−最中(2)
で示されるアミノシクロヘキシル酢酸誘導体が優れた血
圧降下活性を示し、合成工程も簡便であり、工業的に容
易に得られることを見出し、この知見に基づいて本発明
を完成するに至った。
z 式中尺1.R2はそれぞれ、水素原子又は置換基を有し
又は有しない炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜1
2のアラルキル基、又は炭素数6〜12のアリール基を
表わす。
一般式(11の環接合部の3a位の水酸基及び7a位の
水素は互いに同一配置であれば、α配置でもβ配置でも
よく、−最中(2)のシクロヘキシル基の1−位の水酸
基及び2−位のアミノ基は同一配置であれば、α配置で
もβ配置でもよい。
本発明のアミノ酸誘導体であるインドール誘導体又はア
ミノシクロヘキシル酢酸誘導体は例えば次の如くして製
造することが出来る。
チロシン又はその誘導体の光増感酸素化反応はこれまで
種々検討されて来たにもかかわらず、酸化生成物を明確
に同定した例は殆んど知られていない。本発明者らはこ
の反応を詳細に検討した結果、中性溶液中では反応はほ
とんど進行しないが、光源として例えばハロゲンランプ
のような可視光源を用いて、アルカリ性溶液中でローズ
ベンガルやメチレンブルーのような増感剤を用いること
によりL−またはD−チロシンの誘導体が光増感酸素化
を受はインドール誘導体(1)を生成することを見出し
た。インドール誘導体はニンヒドリン反応には陽性であ
るが、陽イオン交換樹脂には捕捉されず、又、アセチル
化やNBS酸化を受けない。
得られたインドール誘導体をアルカリ水溶液と処理する
ことにより非天然系アミノ酸であるアミノシクロヘキシ
ル酢酸誘導体(2)を合成することが出来た。ここに得
られた(1)もしくは(2)はラットを用いる薬理活性
試験の結果、顕著な血圧降下作用を示した。本発明の出
発物質と乙て使用するチロシン誘導体はL一体、D一体
のいずれであってもよい。本発明で得られるアミノシク
ロヘキシル酢酸誘導体の場合、ナトリウム、カリウム、
リチウム、カルシウム、バリウム等の金属塩、有機塩基
による塩の形態又は塩酸、硫酸等の無機酸、酢酸、コハ
ク酸等の有機酸による塩の形態であってもよい。有機塩
基としては、アンモニー!yZh(アンモニウム塩)、
ジシクロヘキシルアミン、N−メチル−D−グルカミン
、プロカイン、ピリミジン等のアミンや塩基性アミノ酸
、例えばリジン、アルギニンを採用することができる。
もちろん、本発明の血圧降下剤に含有せしめるアミノシ
クロヘキシル酢酸誘導体として使用するときは医薬的に
許容し得る塩の形態が要求される。
本発明のアミノ酸@導体はヒトに包含される高血圧咄乳
動物を治療する血圧降下剤として有用であり、経口投与
として錠剤、カプセル剤またはエリキシル剤のような調
剤で、または非経口投与として無菌溶剤液または懸濁液
剤で処方することによって血圧を低下せしめるために利
用することができる。本発明のアミノ酸誘導体はかかる
治療を必要とする患者(動物およびヒト)に対して患者
当たり0.2〜500■の用量範囲で一般に数回に分け
て、従って1日当たり1〜2000■の全日用量で投与
することができる。用量は病気の重さ、患者の体重およ
び当業者が認める他の因子によって変化させる。
また本発明のアミノ酸誘導体は他の利尿剤または抗高血
圧剤とともに与えることができる。典型的にはこれらは
1日用量当たりの1単位が最小限度にすすめられる臨時
用量の1/3から単独で与えられる疾病(entiti
es)単位に対して最大限度にすすめられるレベルまで
の範囲である組み合わせである。これらの組み合わせを
具体的に示すと1日当たり15〜200■の範囲で臨床
上有効な本発明の降圧剤の一種は、1日当たりの服用範
囲で次に示される降圧剤および利尿剤とともに1日当た
り3〜200■のレベル範囲で有効に供用することがで
きる:ハイドロクロロチアジド(15〜200■)、ク
ロロチアジド(125〜2000■)、エタクリニソク
アシソド(15〜200■)、アミロライド(5〜20
■)、フロセマイド(5〜80■)、プロプラノロール
(20〜480■)、チモロール(5〜50■)、およ
びメチルドーパ(65〜2000■)。上記の服用範囲
は分割される1日の用量に可能である必要に応じて単位
ベースで調製される。また用量は病気の重さ、患者の体
重および当業者が認める他の因子によって変化させる。
上記で示した典型的な併用は下で検討される通り製薬組
成物に処方する。本発明の誘導体または生理学的に認め
られる塩の化合物または混和物的0.2〜500■は生
理学的に認められるベヒクル、担体、賦形剤、結合剤、
防腐剤、安定剤、香味剤などとともに一般に認められた
製薬実施に要求される単位用量形態で混和される。これ
らの組成物または製剤における活性物質の量は指示され
た範囲の適当な用量が得られるようにするものである。
錠剤、カプセル剤などに混和することができる具体的な
薬剤は次に示すものである:トラガント、アラビマゴム
、コーンスターチまたはゼラチンのような結合剤:微結
晶セルロースのような賦形剤:コーンスターチ、前ゼラ
チン化デンプン、アルギン酸などのような膨化剤:ショ
糖、乳糖またはサッカリンのような甘味剤:ペパーミン
ト、アカモノ油またはチェリーのような香味剤、調剤単
位形態がカプセルである場合には上記のタイプの材料に
、さらに油脂のような液状担体を含有することができる
。種々の他の材料は被覆剤としてまたは調剤単位の物理
的形態を別の方法で変化させるために存在させることが
できる。例えば錠剤はシェラツク、砂糖またはその両方
で被覆することができる。シロップまたはエリキシルは
活性化合物、甘味剤としてショ糖、防腐剤としてメチル
およびプロピルパラベン、色素およびチェリーまたはオ
レンジ香味のような香味剤を含有することができる。
注射のための無菌組成物は注射用水のようなベヒクル中
の活性物質、ゴマ油、ヤシ油、落花生油、綿実油などの
ような天然産出植物油またはエチルオレエートなどの合
成脂肪ベヒクルを溶解または懸濁させる通常の製薬実施
に従って処方することができる。緩衝剤、防腐剤、酸化
防止剤などが必要に応じて結合子ることができる。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1.インドール誘導体の合成 L−チロシン5 g (27,6mmol) 、炭酸ナ
トリウム2.5gおよびローズベンガル0.5gを21
1の水に溶かし3Ilのビーカーに入れ、ビーカーの中
央にハロゲンランプ(ウシオ電器KK製、ハロゲンラン
プJCV−100−20063)を装置り、、撹ff 
下ニ酸!ガスを通気しながら、30〜35℃で22時間
光照射した。反応液を5%塩酸で中和してから濃縮し、
20gのセライトを加えて均等にしみ込ませ蒸発乾固し
た。これをクロマトグラフィー用カラムに詰め200+
++j!のメタノールで溶出した。溶出液を濃縮して1
00gのアルミナを用いたカラムクロマトグラフィーに
付し、塩化メチレン−メタノール(5: 1)の混合溶
媒500mnで溶出し、インドール誘導体(1: R’
 =H) 0.6 g(3,59mmol)を得た。収
率13%。酢酸エチルから再結晶すると無色プリズム晶
になった。融点168℃。〔α) o −138° (
C:0.22.メタノール)。
シリカゲル薄層板を用い塩化メチレン−メタノール(3
:1)混液で展開するとRf O,6に紫外吸収を有す
るスポットを与えた。
UV  λlI、lX(メタノール):212nm(ε
9600)、IRνmmx  (ヌジョール)  :3
3oo、 1670.1560cln−1、MS m/
z:  167.0594.149.125.96.8
2’H−NMRδ(CD30D)  :  2.52(
IHdd)、  2.60(IHd)。
2.6.6(IHd)、  2.87(IHdd)、 
 4.04(IHddd)、  6.03(11(d)
、  6.69(IHd)。
尚、元素分析、赤外スペクトル、核磁気共鳴スペクトル
、マススペクトル等の検討からγ−ラクタム構造を確認
し、ラクタム環はシスと考えられるのでミし一チロシン
から得られたインドール誘導体(1: R’ =H)の
場合CDスペクトル(〔θ) 2ze−58800)よ
り7a−水素及び3a−水酸基は共にβ配置であること
を確認した。
実施例2 アミノシクロヘキシル酢酸の合インドール誘
導体(1: R’ =H) 0.4g(2,39mmo
l)をメタノール30mj!に溶かし、5%パラジウム
炭素0.2gを加えて室温で3時間水素添加した。触媒
を濾別して、濾液に水素化ホウ素ナトリウム0.3g加
えて室温で1時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去して残
渣に水20I117!と水酸化ナトリウム0.5gを加
え、80°Cで5時間加熱した。反応液を5%塩酸で中
和したのち10gの活性炭カラムにかけた。カラムを水
100mIlで洗ってからメタノール200m1!で溶
出した。
溶出液を減圧下に濃縮してアミノシクロへキシル酢酸(
2: R” =H) 、0.2 g (1,06mmo
l)を得た。収率44%。メタノールから再結晶すると
無色針状晶を与えた。融点200〜203℃。シリカゲ
ル薄層板を用いクロロホルム−メタノール−水(5: 
5 : 1)混液で展開すると、Rf O,4にニンヒ
ドリンで紫色に呈色するスポットを与えた。
’ HNMRδ(CD30D)  = 2.4 (28
broad S)、  2.6〜2.9 (IHm)、
  3.6〜4.1  (IHm)。
雄側3 薬理活性試験 ウィスター系1註 型飼料(F−2)で飼育した体重280gのものを用い
た。実験直前まで餌および水を自由に摂取させた上記ラ
ットをウレタン1.4g/kgを皮下投与して麻酔し、
約1時間後に大腿動脈および大腿静脈にカニユーレを挿
入した。
検体50mgを生理食塩水1I111に溶かしたものを
試料溶液とし、これを上記麻酔ラットにそれぞれ0.0
 6 mll (1 0w/kg) 、0.1 4 m
ll (2 5w/kg) 、0.2 8 mll (
5 0mg/kg)ずつ大腿静脈にカニユーレを介して
投与し、大腿動脈圧の変化をトランスジューサーを介し
てバイオフイジオグラフ(三栄測器製)を用いてペン書
きオシログラフ上に記録した。検体(1)および(2)
の最大血圧の変動の結果を下表に示した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式(1)又は(2)で示されるアミノ酸
    誘導体を含有することを特徴とする血圧降下剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1)▲数式、化学
    式、表等があります▼(2) 式中R^1、R^2はそれぞれ、水素原子又は置換基を
    有し又は有しない炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6
    〜12のアラルキル基又は炭素数6〜12のアリール基
    を表わす。
  2. (2)一般式(1)又は(2)で示されるアミノ酸誘導
    体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1)▲数式、化学
    式、表等があります▼(2) 式中R^1、R^2はそれぞれ、水素原子又は置換基を
    有し、又は有しない炭素数1〜6のアルキル基、炭素数
    6〜12のアラルキル基又は炭素数6〜12のアリール
    基を表わす。
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