JPH01153564A - 白色珪藻土及びその製造方法 - Google Patents
白色珪藻土及びその製造方法Info
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- JPH01153564A JPH01153564A JP62313086A JP31308687A JPH01153564A JP H01153564 A JPH01153564 A JP H01153564A JP 62313086 A JP62313086 A JP 62313086A JP 31308687 A JP31308687 A JP 31308687A JP H01153564 A JPH01153564 A JP H01153564A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H17/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
- D21H17/63—Inorganic compounds
- D21H17/67—Water-insoluble compounds, e.g. fillers, pigments
- D21H17/69—Water-insoluble compounds, e.g. fillers, pigments modified, e.g. by association with other compositions prior to incorporation in the pulp or paper
-
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、濾過助剤、触媒担体、紙用フィラー、プラ
スティック用フィラー、塗料用フィラー等に用いられる
珪藻土に関する。
スティック用フィラー、塗料用フィラー等に用いられる
珪藻土に関する。
珪藻土は、ＳｉＯを主成分とする鉱物であって、純度の
高いものはほぼ白色であるが、殆どの珪藻土は、有機物
や鉄その他の無機物を不純物として含有するため、原鉱
は黄色あるいは灰色であることが多い。この着色した不
純物分含有する珪藻土を、珪藻土の特徴の一つである珪
藻殻を利用して濾過助剤、触媒担体などとして用いる場
合、或いは充填剤として、紙、プラスティック、塗料等
に使用する場合には、原鉱から水分を除さ、有機物を分
解して除くために焼成する必要がある。着色した珪藻土
原鉱を焼成すると、不純物として含まれている鉄分が酸
化されてヘマタイトとなり赤色になる。赤色に着色した
珪藻土は充填剤としては適しないし、可溶性の鉄分やそ
の他の無機物を含有したま＼の珪藻土は濾過助剤、触媒
担体としては好ましくない。
高いものはほぼ白色であるが、殆どの珪藻土は、有機物
や鉄その他の無機物を不純物として含有するため、原鉱
は黄色あるいは灰色であることが多い。この着色した不
純物分含有する珪藻土を、珪藻土の特徴の一つである珪
藻殻を利用して濾過助剤、触媒担体などとして用いる場
合、或いは充填剤として、紙、プラスティック、塗料等
に使用する場合には、原鉱から水分を除さ、有機物を分
解して除くために焼成する必要がある。着色した珪藻土
原鉱を焼成すると、不純物として含まれている鉄分が酸
化されてヘマタイトとなり赤色になる。赤色に着色した
珪藻土は充填剤としては適しないし、可溶性の鉄分やそ
の他の無機物を含有したま＼の珪藻土は濾過助剤、触媒
担体としては好ましくない。
そこで、不純物を含む珪藻土原鉱に、原鉱１００重量部
に対して１０〜１５重量部のソーダ灰等のアルカリある
いはアルカリ土類金属塩を添加して焼成し、有機物企分
解して除去すると共に、鉄等の発色成分を添加したアル
カリあるいはアルカリ土類金属塩によって生ぜしめたガ
ラス中に溶かし込むことによって、白色の珪藻土企製造
することが行なわれている。
に対して１０〜１５重量部のソーダ灰等のアルカリある
いはアルカリ土類金属塩を添加して焼成し、有機物企分
解して除去すると共に、鉄等の発色成分を添加したアル
カリあるいはアルカリ土類金属塩によって生ぜしめたガ
ラス中に溶かし込むことによって、白色の珪藻土企製造
することが行なわれている。
しかしこの従来方法では、白さが今ひとつ不充分である
し、濾過助剤、触媒担体として使用する場合には、原鉱
中の鉄分等の無機不純物の含ＫＮが多いと添加したアル
カリあるいはアルカリ土類金属塩によって、珪藻殻まで
熔融してガラス化し珪藻殻を残したまま白色化すること
が困難となる場合があった。
し、濾過助剤、触媒担体として使用する場合には、原鉱
中の鉄分等の無機不純物の含ＫＮが多いと添加したアル
カリあるいはアルカリ土類金属塩によって、珪藻殻まで
熔融してガラス化し珪藻殻を残したまま白色化すること
が困難となる場合があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来よりも白い白色珪藻土及び上記の従来方
法に依るよりも白く、又珪藻殻を残したまま白色化でき
る珪藻土の製造方法を提供することにある。
法に依るよりも白く、又珪藻殻を残したまま白色化でき
る珪藻土の製造方法を提供することにある。
本発明の上記の問題点を解決するための手段は、鉄、そ
の他の無機物からなる不純物と、該不純物として含まれ
た鉄をＦｅ Ｏとして換算した重量の５倍以上の重量の
燐酸（ＨＰｏ １００％として）とを含み、前記不純物
が珪藻土の一部と前記燐酸とによって生じたガラス中に
含有せしめられている白色珪藻土、及び着色した珪藻土
原鉱に、該珪藻土に含有されている鉄をＦｅ Ｏとして
換算した重量の５倍以上の重量の燐酸（ＨＰｏ １００
％として）と、該燐酸の重量の４倍以下の重量の水とを
添加して混合し、該混合物を６５０Ｃ以上の温度で焼成
する白色珪藻土の製造方法にある。
の他の無機物からなる不純物と、該不純物として含まれ
た鉄をＦｅ Ｏとして換算した重量の５倍以上の重量の
燐酸（ＨＰｏ １００％として）とを含み、前記不純物
が珪藻土の一部と前記燐酸とによって生じたガラス中に
含有せしめられている白色珪藻土、及び着色した珪藻土
原鉱に、該珪藻土に含有されている鉄をＦｅ Ｏとして
換算した重量の５倍以上の重量の燐酸（ＨＰｏ １００
％として）と、該燐酸の重量の４倍以下の重量の水とを
添加して混合し、該混合物を６５０Ｃ以上の温度で焼成
する白色珪藻土の製造方法にある。
着色した不純物を含有する珪藻土を焼成すると１水分は
蒸発し、有機物は分解して揮発することによって除去で
さる。鉄、その他の無機物は、酸化することなく燐酸と
珪藻土の一部と共に、水あるいは各種溶剤に不溶のガラ
スを形成し、無色となり白色の珪藻土が得られる。
蒸発し、有機物は分解して揮発することによって除去で
さる。鉄、その他の無機物は、酸化することなく燐酸と
珪藻土の一部と共に、水あるいは各種溶剤に不溶のガラ
スを形成し、無色となり白色の珪藻土が得られる。
燐酸（ＨＰＯとして）の量が、原鉱珪藻土の中に含まれ
ている鉄分をＦｅ Ｏとして換算した重量の５倍未満で
は、鉄分の少ないものでも焼成した珪藻土に赤味が残る
ので５倍以上添加する必要がある。
ている鉄分をＦｅ Ｏとして換算した重量の５倍未満で
は、鉄分の少ないものでも焼成した珪藻土に赤味が残る
ので５倍以上添加する必要がある。
燐酸を原鉱に添加するとさ、燐酸と原鉱との混合をよく
するために、燐酸をなるべく多量の水に溶かした溶液と
して添加するのが良いが、水を多量に添加すると、混合
の際原鉱の珪藻土が団粒化した場合にその表面からの水
分の蒸発に伴ない、燐酸水溶液が内部から表層に移動し
、団粒の内部では燐酸の濃度が低く、表層では高くなる
ため、焼成した団粒の内部に赤味が残りこれを粉砕して
使用するとき赤味を帯びるようになるので、混合の際団
粒化しないように、又団粒化しても焼成時の、団粒の内
部と表層での燐酸の濃度差を少なくするため、添加する
水の量を燐酸の重量の４倍までの重量とする。
するために、燐酸をなるべく多量の水に溶かした溶液と
して添加するのが良いが、水を多量に添加すると、混合
の際原鉱の珪藻土が団粒化した場合にその表面からの水
分の蒸発に伴ない、燐酸水溶液が内部から表層に移動し
、団粒の内部では燐酸の濃度が低く、表層では高くなる
ため、焼成した団粒の内部に赤味が残りこれを粉砕して
使用するとき赤味を帯びるようになるので、混合の際団
粒化しないように、又団粒化しても焼成時の、団粒の内
部と表層での燐酸の濃度差を少なくするため、添加する
水の量を燐酸の重量の４倍までの重量とする。
焼成温度を６５０Ｃ以上とするのは、６５０Ｃ未満では
原鉱中の有機物が残存して、黒色ないし灰色となり、白
色の珪藻土が得られないからである。
原鉱中の有機物が残存して、黒色ないし灰色となり、白
色の珪藻土が得られないからである。
又、焼成温度が１３５０ ’Ｃを超えると白色の珪藻土
は得られるが、珪藻殻は熔融して存在しなくなる。珪藻
殻を相当量有する白色珪藻土を製造する場合は、７００
〜１２００ Ｃで焼成するのが良い。
は得られるが、珪藻殻は熔融して存在しなくなる。珪藻
殻を相当量有する白色珪藻土を製造する場合は、７００
〜１２００ Ｃで焼成するのが良い。
燐酸の添加重量が含有鉄分のＦｅ Ｏ換算重量の７５倍
を超えると珪藻殻は完全に熔融して存在しなくなる。珪
藻殻を相当最浅したままの白色珪藻土を得るには、６〜
２０倍とするのが良い。
を超えると珪藻殻は完全に熔融して存在しなくなる。珪
藻殻を相当最浅したままの白色珪藻土を得るには、６〜
２０倍とするのが良い。
表１の化学成分の珪藻土を用い、表２に示す配合及び焼
成温度で、表２に示す珪藻土を得た。
成温度で、表２に示す珪藻土を得た。
表 １ 珪藻土の化学成分
表 ２ 実施例・比較例
（註）水の合計とは、添加した水と燐酸溶液の水分の合
計 〔発明の効果〕 本発明によれば従来よりも白さにおいて優れた商品価値
の高い珪藻土を得ることができ、実施°例に示したよう
に、鉄分の多い珪藻土原鉱からでも珪藻殻を有Ｔる白色
珪藻土を得ることがでさる０手続補正書 昭和６３年２月１日 １、事件の表示 昭和６２年特 許 願第３１３０８６号２、発明の名称
白色珪藻土及びその製造方法３、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市北区堂島浜−丁目２番６号氏 名（名
称） イソライト工業株式会社４、代理人 ５、補正命令の日付 ６、 補正により増加する発明の数 ７、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄
計 〔発明の効果〕 本発明によれば従来よりも白さにおいて優れた商品価値
の高い珪藻土を得ることができ、実施°例に示したよう
に、鉄分の多い珪藻土原鉱からでも珪藻殻を有Ｔる白色
珪藻土を得ることがでさる０手続補正書 昭和６３年２月１日 １、事件の表示 昭和６２年特 許 願第３１３０８６号２、発明の名称
白色珪藻土及びその製造方法３、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市北区堂島浜−丁目２番６号氏 名（名
称） イソライト工業株式会社４、代理人 ５、補正命令の日付 ６、 補正により増加する発明の数 ７、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄
Claims (3)
- （１）鉄、その他の無機物からなる不純物と、該不純物
として含まれた鉄をＦｅ＿２Ｏ＿３として換算した重量
の５倍以上の重量の燐酸（Ｈ＿３ＰＯ＿４１００％とし
て）とを含み、前記不純物が珪藻土の一部と前記燐酸と
によつて生じたガラス中に含有せしめられている白色珪
藻土。 - （２）着色した珪藻土原鉱に、該珪藻土に含有されてい
る鉄をＦｅ＿２Ｏ＿３として換算した重量の５倍以上の
重量の燐酸（Ｈ＿３ＰＯ＿４１００％として）と、該燐
酸の重量の４倍以下の重量の水とを添加して、混合し、
該混合物を６５０℃以上の温度で焼成する白色珪藻土の
製造方法。 - （３）燐酸の添加量が５〜７５重量倍であり、焼成温度
が６５０〜１３５０℃である特許請求の範囲（２）項に
記載の白色珪藻土の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62313086A JPH01153564A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 白色珪藻土及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62313086A JPH01153564A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 白色珪藻土及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01153564A true JPH01153564A (ja) | 1989-06-15 |
| JPH057324B2 JPH057324B2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=18037012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62313086A Granted JPH01153564A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 白色珪藻土及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01153564A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5656568A (en) * | 1995-08-11 | 1997-08-12 | Advanced Minerals Corporation | Highly purified biogenic silica product |
| JP2006223445A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Nisshoku Corp | ラインパウダーとこれを用いた線引き方法並びにラインの消去方法 |
| EP2361233A1 (en) * | 2008-09-26 | 2011-08-31 | World Minerals, Inc. | Diatomaceous earth products containing reduced soluble metal levels, processes for reducing soluble metal levels in diatomaceous earth products, and methods of using the same |
| JP2012001421A (ja) * | 2010-05-20 | 2012-01-05 | Taiheiyo Cement Corp | 高純度シリカの製造方法 |
| JP2012530956A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-12-06 | エムシーエーサンド カンパニーリミテッド | 固まらない粘土組成物及びその製造方法 |
| US9834684B2 (en) | 2009-03-11 | 2017-12-05 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | Natural amorphous silica filler products |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP62313086A patent/JPH01153564A/ja active Granted
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5656568A (en) * | 1995-08-11 | 1997-08-12 | Advanced Minerals Corporation | Highly purified biogenic silica product |
| US6653255B2 (en) | 1995-08-11 | 2003-11-25 | Advanced Minerals Coroporation | Highly purified biogenic silica product |
| JP2006223445A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Nisshoku Corp | ラインパウダーとこれを用いた線引き方法並びにラインの消去方法 |
| JP4684676B2 (ja) * | 2005-02-16 | 2011-05-18 | 日本植生株式会社 | ラインパウダーとこれを用いた線引き方法並びにラインの消去方法 |
| EP2361233A1 (en) * | 2008-09-26 | 2011-08-31 | World Minerals, Inc. | Diatomaceous earth products containing reduced soluble metal levels, processes for reducing soluble metal levels in diatomaceous earth products, and methods of using the same |
| EP2361233A4 (en) * | 2008-09-26 | 2013-01-09 | Imerys Filtration Minerals Inc | DIATOMATED EARTH PRODUCTS CONTAINING REDUCED RATES OF SOLUBLE METALS, METHODS OF REDUCING THE RATES OF SOLUBLE METALS IN DIATOMATED EARTH PRODUCTS, AND METHODS OF USING THE SAME |
| US8663475B2 (en) | 2008-09-26 | 2014-03-04 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | Diatomaceous earth products containing reduced soluble metal levels, processes for reducing soluble metal levels in diatomaceous earth products, and methods of using the same |
| US9834684B2 (en) | 2009-03-11 | 2017-12-05 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | Natural amorphous silica filler products |
| JP2012001421A (ja) * | 2010-05-20 | 2012-01-05 | Taiheiyo Cement Corp | 高純度シリカの製造方法 |
| JP2012530956A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-12-06 | エムシーエーサンド カンパニーリミテッド | 固まらない粘土組成物及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH057324B2 (ja) | 1993-01-28 |
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