JPH0115248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115248Y2 JPH0115248Y2 JP1982123944U JP12394482U JPH0115248Y2 JP H0115248 Y2 JPH0115248 Y2 JP H0115248Y2 JP 1982123944 U JP1982123944 U JP 1982123944U JP 12394482 U JP12394482 U JP 12394482U JP H0115248 Y2 JPH0115248 Y2 JP H0115248Y2
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- JP
- Japan
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- transmitting
- output
- receiving
- ultrasonic
- signal
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- Expired
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002463 transducing effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多重化された送受信回路により多数
の超音波変換素子で構成された超音波探触子を分
割して付勢し、いずれか1つの送受信回路が故障
しても他の送受信回路により不完全ながらも送受
信信号の得られる冗長化された超音波送受信装置
に関するものである。
の超音波変換素子で構成された超音波探触子を分
割して付勢し、いずれか1つの送受信回路が故障
しても他の送受信回路により不完全ながらも送受
信信号の得られる冗長化された超音波送受信装置
に関するものである。
第1図に従来の代表的な超音波送受信装置の一
例を示す。同図において、2は超音波変換素子1
を複数個平面状等に配列してなるアレイ振動子で
ある。3は送受信回路で、超音波を送波すべくア
レイ振動子2を励起するための駆動信号を送出す
ると共に振動子2より得られたエコー信号を受信
するものである。更に、送受信回路3はスイツチ
回路,遅延回路を備えていて、スイツチ回路では
リニア走査などにおいて同時に駆動する変換素子
を順次選択し、遅延回路では送受波される超音波
を集束したり音波を所望の方向に偏向させたりし
て超音波の指向性を定めるために必要な遅延量
(時間)を送受信信号に与えるようになつている。
送受信回路3の出力(各素子からのエコー信号)
は、増幅器4において加算合成されると共に適宜
に増幅処理された後、断層像として表示する画像
表示回路(図示せず)に送られる。
例を示す。同図において、2は超音波変換素子1
を複数個平面状等に配列してなるアレイ振動子で
ある。3は送受信回路で、超音波を送波すべくア
レイ振動子2を励起するための駆動信号を送出す
ると共に振動子2より得られたエコー信号を受信
するものである。更に、送受信回路3はスイツチ
回路,遅延回路を備えていて、スイツチ回路では
リニア走査などにおいて同時に駆動する変換素子
を順次選択し、遅延回路では送受波される超音波
を集束したり音波を所望の方向に偏向させたりし
て超音波の指向性を定めるために必要な遅延量
(時間)を送受信信号に与えるようになつている。
送受信回路3の出力(各素子からのエコー信号)
は、増幅器4において加算合成されると共に適宜
に増幅処理された後、断層像として表示する画像
表示回路(図示せず)に送られる。
このような構成の場合、送受信回路3は故障率
が高く、機能上も主要な部分であるから、もし故
障が発生し動作不良となると、他の部分が正常で
あつても装置全体としては機能を果さなくなると
いう問題があつた。
が高く、機能上も主要な部分であるから、もし故
障が発生し動作不良となると、他の部分が正常で
あつても装置全体としては機能を果さなくなると
いう問題があつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、送受信回路に異常
が生じたとしても装置全体としての動作には支障
を来さないような超音波送受信装置を実現しよう
とするものである。
で、その目的とするところは、送受信回路に異常
が生じたとしても装置全体としての動作には支障
を来さないような超音波送受信装置を実現しよう
とするものである。
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。第
2図は本考案に係る超音波送受信装置の一実施例
を示す構成図である。図において、31,32は第
1図の送受信回路3と同様の送受信回路、41,
42も第1図の増幅器4と同様の増幅器、5は加
算器、6はスイツチ、7は減算器、8は弁別器で
ある。送受信回路31は奇数番目の超音波変換素
子の付勢を、送受信回路32は偶数番目の超音波
変換素子の付勢をそれぞれ担当する。両者は同じ
タイミングで作動し、同一の目標物に対して同時
に超音波を投射しかつその反射波も同時に受信す
る。送受信回路31,32の出力(図では各4個の
超音波変換素子からの4つのエコー信号である)
はそれぞれ増幅器41,42で加算され、一方はエ
コー信号A、他方はエコー信号Bとなる。加算器
5は信号Aと信号Bを加算しその1/2倍の信号を
得るようになつており、減算器7は各信号の絶対
値の差|A|−|B|を求めるようになつてい
る。スイツチ6は、加算器5の出力(A+B)、
増幅器41の出力A、増幅器42の出力Bの中のい
ずれか一つを選択して出力するアナログスイツチ
であり、いずれの出力を選択するかは弁別器8に
よつて制御されるようになつている。弁別器8は
減算器7の出力を判別してスイツチ6を制御する
もので、減算器7の出力(|A|−|B|)を3
つの状態に分けて検出し、この3つの状態とスイ
ツチ6の接点位置とが関連するようにスイツチ6
を駆動するものである。すなわち、|A|−|B
|0のときはスイツチ6の接点位置はbとなり
加算器5の出力が選択され、|A|−|B|>0
のときは接点位置はaとなり増幅器41の出力A
が選択され、|A|−|B|<0のときは接点位
置はCとなり増幅器42の出力Bが選択される。
減算器7の出力は送受信回路31,32のいずれか
一方が異常となつた場合には正又は負の信号とな
るので、これをエラー信号として利用することが
できる。
2図は本考案に係る超音波送受信装置の一実施例
を示す構成図である。図において、31,32は第
1図の送受信回路3と同様の送受信回路、41,
42も第1図の増幅器4と同様の増幅器、5は加
算器、6はスイツチ、7は減算器、8は弁別器で
ある。送受信回路31は奇数番目の超音波変換素
子の付勢を、送受信回路32は偶数番目の超音波
変換素子の付勢をそれぞれ担当する。両者は同じ
タイミングで作動し、同一の目標物に対して同時
に超音波を投射しかつその反射波も同時に受信す
る。送受信回路31,32の出力(図では各4個の
超音波変換素子からの4つのエコー信号である)
はそれぞれ増幅器41,42で加算され、一方はエ
コー信号A、他方はエコー信号Bとなる。加算器
5は信号Aと信号Bを加算しその1/2倍の信号を
得るようになつており、減算器7は各信号の絶対
値の差|A|−|B|を求めるようになつてい
る。スイツチ6は、加算器5の出力(A+B)、
増幅器41の出力A、増幅器42の出力Bの中のい
ずれか一つを選択して出力するアナログスイツチ
であり、いずれの出力を選択するかは弁別器8に
よつて制御されるようになつている。弁別器8は
減算器7の出力を判別してスイツチ6を制御する
もので、減算器7の出力(|A|−|B|)を3
つの状態に分けて検出し、この3つの状態とスイ
ツチ6の接点位置とが関連するようにスイツチ6
を駆動するものである。すなわち、|A|−|B
|0のときはスイツチ6の接点位置はbとなり
加算器5の出力が選択され、|A|−|B|>0
のときは接点位置はaとなり増幅器41の出力A
が選択され、|A|−|B|<0のときは接点位
置はCとなり増幅器42の出力Bが選択される。
減算器7の出力は送受信回路31,32のいずれか
一方が異常となつた場合には正又は負の信号とな
るので、これをエラー信号として利用することが
できる。
このような構成によれば、奇数番目の超音波変
換素子により送受波した場合の感度の指向性は第
2図のイのようになり、また偶数番目の超音波変
換素子による場合もやはり同図イと同じ指向性を
呈する。2系統の送受信系の出力A,Bを加算し
たものについてみれば、同図ロに示すようなシヤ
ープな感度の指向性を示すことになる。これは1
系統の送受信系で奇数番目と偶数番目の総べての
超音波変換素子を付勢して得られる指向性に同じ
である。
換素子により送受波した場合の感度の指向性は第
2図のイのようになり、また偶数番目の超音波変
換素子による場合もやはり同図イと同じ指向性を
呈する。2系統の送受信系の出力A,Bを加算し
たものについてみれば、同図ロに示すようなシヤ
ープな感度の指向性を示すことになる。これは1
系統の送受信系で奇数番目と偶数番目の総べての
超音波変換素子を付勢して得られる指向性に同じ
である。
2系統の送受信回路に異常がない場合には弁別
器8は減算器7の出力が0であることからスイツ
チ6をして加算器5の出力を選択し出力させる。
ところで、送受信系のいずれかに異常が生じた場
合(通常異常の生じた方の系の出力信号は零とな
る)には減算器7よりエコー信号の到来時に時を
同じくして正又は負の信号が生じるので、弁別器
8はその信号の極性に応じてスイツチ6を駆動し
て正常に作動している方の送受信系の出力を選択
し出力させる。すなわち、信号A側の系に異常が
あつた場合は、減算器7の出力は負となりスイツ
チ6では信号Bを選択する。逆に信号B側の系に
異常があつた場合には信号Aを選択する。このよ
うな異常時に選択された信号(A又はB)によれ
ば、素子数が全体の半数であるので分解能が低下
するけれども一応は見られる画像が得られるの
で、不十分ではあるが超音波送受信装置としての
機能を果していることになる。
器8は減算器7の出力が0であることからスイツ
チ6をして加算器5の出力を選択し出力させる。
ところで、送受信系のいずれかに異常が生じた場
合(通常異常の生じた方の系の出力信号は零とな
る)には減算器7よりエコー信号の到来時に時を
同じくして正又は負の信号が生じるので、弁別器
8はその信号の極性に応じてスイツチ6を駆動し
て正常に作動している方の送受信系の出力を選択
し出力させる。すなわち、信号A側の系に異常が
あつた場合は、減算器7の出力は負となりスイツ
チ6では信号Bを選択する。逆に信号B側の系に
異常があつた場合には信号Aを選択する。このよ
うな異常時に選択された信号(A又はB)によれ
ば、素子数が全体の半数であるので分解能が低下
するけれども一応は見られる画像が得られるの
で、不十分ではあるが超音波送受信装置としての
機能を果していることになる。
なお、信号AとBから最終的なエコー信号を得
る場合第4図に示すように単に加算器5で加算し
て得るようにしてもよい。
る場合第4図に示すように単に加算器5で加算し
て得るようにしてもよい。
また、増幅器41,42として、エコー信号を信
号処理する対数増幅器やその出力をビデオ信号と
するための検波増幅器までをも含めた回路として
もよい。
号処理する対数増幅器やその出力をビデオ信号と
するための検波増幅器までをも含めた回路として
もよい。
以上説明したように、本考案によれば、超音波
変換素子を含めて送受信系を2分割し、最終段で
は2系統の回路の出力を加算して合成することに
より、正常時には1系統の送受信装置で得たのと
同等のエコー信号が得られ、送受信回路のいずれ
か一方に異常が生じても他方の正常な送受信回路
のみの作動により、分解能は低下するものの、画
像表示のためのエコー信号を得ることができる超
音波送受信装置を実現することができる。
変換素子を含めて送受信系を2分割し、最終段で
は2系統の回路の出力を加算して合成することに
より、正常時には1系統の送受信装置で得たのと
同等のエコー信号が得られ、送受信回路のいずれ
か一方に異常が生じても他方の正常な送受信回路
のみの作動により、分解能は低下するものの、画
像表示のためのエコー信号を得ることができる超
音波送受信装置を実現することができる。
第1図は従来の超音波送受信装置の一例を示す
構成図、第2図は本考案に係る超音波送受信装置
の一実施例を示す構成図、第3図は第2図におけ
る感度の指向性を示す図、第4図は本考案の他の
実施例を示す構成図である。 1……超音波変換素子、2……アレイ振動子、
31,32……送受信回路、41,42……増幅器、
5……加算器、6……スイツチ、7……減算器、
8……弁別器。
構成図、第2図は本考案に係る超音波送受信装置
の一実施例を示す構成図、第3図は第2図におけ
る感度の指向性を示す図、第4図は本考案の他の
実施例を示す構成図である。 1……超音波変換素子、2……アレイ振動子、
31,32……送受信回路、41,42……増幅器、
5……加算器、6……スイツチ、7……減算器、
8……弁別器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 アレイ振動子を奇数番目の振動子群と偶数番目
の振動子群との2つのグループに分けてほぼ同等
の指向性で超音波を送波及び受波し得るように構
成し同じタイミングで作動する2系統の送受信回
路と、 この2つの送受信回路の出力の差を判別するこ
とによつて送受信系の異常を検知し、異常がない
場合には2つの送受信回路の出力を加算した信号
を送出し、異常があつた場合には異常のない送受
信回路側の出力を選択して送出する手段 を具備した超音波送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12394482U JPS5927648U (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 超音波送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12394482U JPS5927648U (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 超音波送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927648U JPS5927648U (ja) | 1984-02-21 |
JPH0115248Y2 true JPH0115248Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30282729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12394482U Granted JPS5927648U (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 超音波送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927648U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6242130B2 (ja) * | 2013-09-18 | 2017-12-06 | 株式会社日立製作所 | 超音波送信装置及び超音波送信方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104364A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-16 | Toshiba Corp | Signal processing unit in duplicating signal system |
JPS551740A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Radio receiver with interphone |
-
1982
- 1982-08-16 JP JP12394482U patent/JPS5927648U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104364A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-16 | Toshiba Corp | Signal processing unit in duplicating signal system |
JPS551740A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Radio receiver with interphone |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927648U (ja) | 1984-02-21 |
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