JPH0115132Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115132Y2
JPH0115132Y2 JP1983198285U JP19828583U JPH0115132Y2 JP H0115132 Y2 JPH0115132 Y2 JP H0115132Y2 JP 1983198285 U JP1983198285 U JP 1983198285U JP 19828583 U JP19828583 U JP 19828583U JP H0115132 Y2 JPH0115132 Y2 JP H0115132Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
engaging
screwdriver
engagement hole
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983198285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60106303U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19828583U priority Critical patent/JPS60106303U/ja
Publication of JPS60106303U publication Critical patent/JPS60106303U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0115132Y2 publication Critical patent/JPH0115132Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、可変抵抗器、可変コンデンサ、ロー
タリスイツチ等の、調節用工具を係合させる工具
係合部を有する回転体を備えた回転調節式電子部
品に関するものである。
〔従来技術〕
従来のこの種の電子部品の工具係合部は、第1
図aに示すドライバ係合穴イ及び同図bに示す六
角レンチ係合穴ロのようにプラスドライバやマイ
ナスドライバや六角棒レンチ等の特定の工具のビ
ツトのみを係入し得る輪郭形状を有していたた
め、使用し得る工具が制限される欠点があつた。
そこで実開昭55−79507号公報に示された電子
部品のように、六角レンチ係合穴の下部にプラス
ドライバ係合部を備えた調節式電子部品が提案さ
れた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記公報に示された電子部品のプラスドライバ
係合部には、マイナスドライバのビツトを入れる
こともできるが、使用できるマイナスドライバは
ビツトの幅が狭い小型のものに限られる。そのた
め従来の電子部品では、一般的に用いられる普通
のマイナスドライバでは調整をすることができな
いという問題があつた。またプラスドライバ係合
部は、六角レンチ係合穴の奥に設けられるため、
小型のマイナスドライバのビツトをプラスドライ
バ係合部に係入させる作業は面倒であつた。
本考案の目的は、複数の調節用工具を使用でき
る回転調節式電子部品を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、調節用工具を係合させる工具係合部
を有する回転体を備えた回転調節式電子部品であ
つて、本考案においては、工具係合部は回転体の
端面に開口した第1の工具係合穴と、第1の工具
係合穴の底部に開口した第2の工具係合穴とから
なる。第1の工具係合穴は六角棒レンチを係入し
得る形状の六角レンチ係合部と、該六角レンチ係
合部の外縁の一部に連続し且つ回転体の径方向外
側に延びるように形成された指標部と、六角レン
チ係合部の外縁の一部に連続し且つ指標部と対向
して回転体の径方向外側に延びるように形成され
たマイナスドライバ係入部とを備えている。そし
て指標部とマイナスドライバ係入部との間に第1
のマイナスドライバのビツトを係入し得るマイナ
スドライバ係合部が形成されている。また第2の
工具係合穴は第1のマイナスドライバのビツトよ
りも幅の狭い第2のマイナスドライバのビツトと
プラスドライバのビツトとを係入し得るように十
字形に形成されている。
〔作用〕
上記のように構成すると、第1の工具係合穴を
利用して六角棒レンチ及び普通のマイナスドライ
バを使用することができ、また第2の工具係合穴
を利用してプラスドライバと小型のマイナスドラ
イバとを使用することができる。特に、本考案の
ように指標部を利用してマイナスドライバ係入部
との間にマイナスドライバ係合部を形成すると、
少ない加工量で簡単にマイナスドライバ係合部を
形成することができる上、マイナスドライバを用
いた調整作業を簡単に行える。また六角レンチ係
合部の外縁には、指標部とマイナスドライバ係入
部の2つ突出部しか形成されないため、指標部を
間違いなく識別することができる。
〔実施例〕
以下図面の実施例により本考案を詳細に説明す
る。
第2図乃至第6図は、可変抵抗器に本考案を適
用した一実施例を示したもので、これらの図にお
いて、1は表面に印刷等により抵抗体が形成され
た基板、2は基板1を覆うケーシング、3はケー
シング2内に収納されて摺動子を駆動する回転子
(回転体)。回転子3は円柱状の主部3aと該主部
3aの下面の中央から基板1側に突出した軸部3
bとを一体に有し、主部3aの下面には摺動子4
を収容する凹部3cが形成されている。5は基板
1の裏面に当接する板状部5aと該板状部から基
板1側に突出した筒状部5bと板状部5aの一端
から基板1と反対側に突出した帯状の端子部5c
とを一体に有する中間端子金具で、該中間端子金
具の筒状部5bは基板1に設けた貫通孔1aに嵌
合されている。摺動子4は皿状部4aと該皿状部
4aの外周部に連続して形成された半円弧状の腕
部4bと該腕部4bの中間部に形成された接点部
4cとを有する公知のもので、この摺動子4の皿
状部4aの中央に設けられた孔に貫通孔1aから
基板1の表面側に突出した中間端子金具の筒状部
5bの先端が嵌合されている。筒状部5bの先端
部外周が摺動子4の皿状部4a側にかしめられ、
これにより摺動子4が基板1に対して回転自在に
支持されている。この状態で摺動子4の接点部4
cが基板1の表面の抵抗体に接触するようになつ
ている。前記回転子3の軸部3bは上記筒状部5
bに嵌合され、筒状部5bから軸部3bの端部が
外部に突出するように回転子3がケーシング2に
より基板1に押圧されている。摺動子4は回転子
3の下面の凹部3c内に収容されて適宜の手段に
より回転子3に結合され、該回転子3の回転に伴
つて摺動子4が回転するようになつている。基板
1にはまた端子金具6,6が取付けられ、これら
の端子金具6は、抵抗体の両側に接続されてい
る。ケーシング2の上端には、調節用工具を挿入
するための窓部7が形成され、該窓部7に臨す回
転子3の底部に工具係合部8が形成されている。
工具係合部8は、回転子3の端面に開口したテ
ーパ穴9と該テーパ穴9に連続する第1の工具係
合穴10と、該第1の工具係合穴10の底部に開
口した第2の工具係合穴11とからなつている。
更に詳細に説明すると、第1の工具係合穴10
は、六角棒レンチの6つの係合面のうち5つの係
合面に対応する係合面10a,10a,…を互い
に120゜の角度間隔を有する六角レンチ係合部10
bと、該係合部10bの2面を交差するまで延長
することにより形成した指標部10cと、該指標
部10cと対称な位置又は対向する位置に設けら
れたマイナスドライバ係合用のスロツト10dと
からなつている。また第2の工具係合穴11は、
プラスドライバのビツトとマイナスドライバのビ
ツトとを係入し得るように十字形11aに形成さ
れている。なお上記実施例におたて、スロツト1
0dがマイナスドライバ係入部を構成し、スロツ
ト10dと指標部10cとの間にマイナスドライ
バ係合部が形成される。
上記のように工具係合部を構成すると、第7図
aに示すように第1の工具係合穴10に六角棒レ
ンチAを係入して回転子3を回転させることがで
き、またこの第1の工具係合穴10に第7図bに
示すように普通のマイナスドライバのビツトBを
係入して回転子3を回転させることができる。更
に第2の工具係合穴11にはプラスドライバのビ
ツトを係入することができるだけでなく、互いに
直交した各スロツトに普通のマイナスドライバの
ビツトよりも幅が狭いビツトを有する小型のマイ
ナスドライバのビツトを係入することができる。
このように本考案においては、第1の工具係合穴
10に六角棒レンチとマイナスドライバとを係合
させることができ、また第2の工具係合穴11に
プラスドライバとマイナスドライバとを係合させ
ることができるので、多種類の調節工具を用いる
ことができる。更に本考案においては、第1の工
具係合穴に指標部10cが設けられているので、
該指標部10cにより回転子3の回転位置を知る
ことができ、調節作業を容易にすることができ
る。
尚上記実施例において、窓部7の周縁部に目盛
を設けておくと、上記指標部10cと該目盛とに
より回転子3の位置を明確に知ることができる。
第8図は、本考案の他の実施例を示したもの
で、この実施例においては、基板1′の貫通孔1
a′に嵌合される回転子3′の軸部3b′の先端に貫
通孔1a′からの抜け止めを図る鍔状頭部3d′が形
成されている。また鍔状頭部3d′の貫通孔1a′に
挿入し易くするために、回転子3′の軸部3b′の
先端にスリツト3e′が形成されている。このよう
に構成すれば、第2図乃至第6図に示した実施例
で用いたケーシング2を必要としない。回転子
3′は前記実施例と同様な工具係合部8を構成す
る第1の工具係合穴10と第2の工具係合穴11
とが形成され、回転子3′と基板1′との間に摺動
子4′が介在されている。
尚上記実施例は可変抵抗器に本考案を適用した
ものであるが、本考案はこれに限定されるもので
はなく、可変コンデンサ、ロータリスイツチ等の
他の回転調節式電子部品にも適用することができ
る。
また本考案の電子部品は、同等の電子部品が列
をなして多数個配設されてそれぞれの指標部を同
一方向に指向する必要がある場合に好適である。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、第1の工具係
合穴を利用して六角棒レンチ及び普通のマイナス
ドライバを使用することができ、また第2の工具
係合穴を利用してプラスドライバと小型のマイナ
スドライバとを使用することができるので、回転
調節用に2種類のマイナスドライバを含む4種類
の工具を使用できる利点がある。特に、本考案の
ように指標部を利用してマイナスドライバ係入部
との間にマイナスドライバ係合部を形成すると、
少ない加工量で簡単にマイナスドライバ係合部を
形成することができる上、マイナスドライバを用
いた調整を簡単に行える利点がある。また六角レ
ンチ係合穴の外縁には、指標部とマイナスドライ
バ係入部の2つ突出部しか形成されないため、指
標部を間違になく識別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の工具係合部を示す説明
図、第2図は本考案の一実施例を示す平面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は第2図
の−線断面図、第5図は第1の工具係合穴の
輪郭を示す説明図、第6図は第2の工具係合穴の
輪郭を示す説明図、第7図a,bは第1の工具係
合穴の使用状態を示す説明図、第8図は本考案の
他の実施例を示す縦断面図である。 8……工具係合部、10……第1の工具係合
穴、10b……六角レンチ係合穴、10c……指
標部、10d……マイナスドライバ係入用のスロ
ツト、11……第2の工具係合穴、11a……十
字形の係合穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 調節用工具を係合させる工具係合部を有する回
    転体を備えた回転調節式電子部品において、 前記工具係合部は前記回転体の端面に開口した
    第1の工具係合穴と、前記第1の工具係合穴の底
    部に開口した第2の工具係合穴とからなり、 前記第1の工具係合穴は六角棒レンチを係入し
    得る形状の六角レンチ係合部と、該六角レンチ係
    合部の外縁の一部に連続し且つ前記回転体の径方
    向外側に延びるように形成された指標部と、前記
    六角レンチ係合部の外縁の一部に連続し且つ前記
    指標部と対向して前記回転体の径方向外側に延び
    るように形成されたマイナスドライバ係入部とを
    有し、 前記指標部と前記マイナスドライバ係入部との
    間に第1のマイナスドライバのビツトを係入し得
    るマイナスドライバ係合部が形成され、 前記第2の工具係合穴は前記第1のマイナスド
    ライバのビツトよりも幅の狭い第2のマイナスド
    ライバのビツトとプラスドライバのビツトとを係
    入し得るように十字形に形成されていることを特
    徴とする回転調節式電子部品。
JP19828583U 1983-12-23 1983-12-23 回転調節式電子部品 Granted JPS60106303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828583U JPS60106303U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 回転調節式電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828583U JPS60106303U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 回転調節式電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106303U JPS60106303U (ja) 1985-07-19
JPH0115132Y2 true JPH0115132Y2 (ja) 1989-05-08

Family

ID=30757147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19828583U Granted JPS60106303U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 回転調節式電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60106303U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085525Y2 (ja) * 1990-03-17 1996-02-14 北陸電気工業株式会社 可変抵抗器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4960231U (ja) * 1973-06-29 1974-05-27
JPS5579507U (ja) * 1978-11-29 1980-05-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60106303U (ja) 1985-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0115132Y2 (ja)
US4167882A (en) Adjustable wrench
JPS589295Y2 (ja) 可変電子部品
JPH0453906Y2 (ja)
JPS62810Y2 (ja)
JPH046161Y2 (ja)
JPS6384880A (ja) オウギ型ボルト・オウギ型ドライバ−
JPH0630369Y2 (ja) レンチ
JPH02142504U (ja)
JPH0241714U (ja)
JPS6094424U (ja) 切削工具
JP2693253B2 (ja) 可変式電子部品
JPS61191874U (ja)
JPS595269U (ja) レンチ
JPH04112429U (ja) リミツトスイツチのアクチユエータ
JPH0274178U (ja)
JPS5942863U (ja) ドライバセツト
JPH0227012U (ja)
JPS61168329U (ja)
JPS6289513U (ja)
JPH02150164U (ja)
JPS60113831U (ja) 歯車仕上用研削工具
JPH049275U (ja)
JPH0480912U (ja)
JPS58102820U (ja) 操作軸に対するレバ−の取付構造