JPH01150955A - メモリのチェック・サム回復処理方式 - Google Patents

メモリのチェック・サム回復処理方式

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JPH01150955A
JPH01150955A JP62308778A JP30877887A JPH01150955A JP H01150955 A JPH01150955 A JP H01150955A JP 62308778 A JP62308778 A JP 62308778A JP 30877887 A JP30877887 A JP 30877887A JP H01150955 A JPH01150955 A JP H01150955A
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word
check
words
error
memory
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JP62308778A
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Shigeharu Matsuzaki
松崎 重治
Yuji Yoshida
裕司 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 メモリの多重化冗長ワード領域に発生した誤りをチェッ
ク・サム処理により回復する記憶部のチェック・サム回
復処理方式に関し、 2以上の複数ワードの複数ビットに誤りが発生した場合
にも誤りを訂正可能にして、チェック・サム回復処理能
力を向上させることを目的とし、メモリの多重化冗長ワ
ード領域上の誤り処理機能を有する各ワードに発生した
誤りをチェック・サム処理により回復゛するメモリのチ
ェック・サム回復処理方式において、チェック・サム処
理用の検査ワードの数を、多重化冗長ワードの多重度又
はその整数倍の数に選定し、同一の多重化冗長ワード内
の各ワードには、それぞれ別の検査ワードの割り付けを
行って、メモリのチェック・サム回復処理を行うように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、メモリの多重化冗長ワード領域に発生した誤
りをチェック・サムにより回復するメモリのチェック・
サム回復処理方式に関する。
〔従来の技術〕
メモリの内容を読み出して使用する場合は、通常、読出
しデータに対する誤りチエツクを行って読出しデータの
正常性を保証するようにしている。
メモリのデータに発生した誤りを検出する場合には、通
常パリティ・チエツク方式が用いられ、誤りの検出と訂
正を行う場合には、誤り訂正コード(E CC: Er
ror−correcting code)が用いられ
る(以下、ECCチエツクという)。
パリティ・チエツクは、誤りの検出は可能であるが、誤
り訂正能力は有していない。ECCチエツクは、エラー
検出と1ビット誤りの訂正は可能であるが、2ビット以
上の誤りは検出のみで訂正することはできない。
そこで、誤り訂正能力を向上させ、2ビット以上の誤り
も訂正可能とするために、パリティ、チエツクやECC
チエツクにチェック・サム回復処理を組み合せることが
行われている。
次に、第4図及び第5図を参照して、従来のメモリのチ
ェック・サム回復処理方式について説明する。
第4図において、31は、制御記憶等のメモリである。
WE、〜WE、はワード領域で、それぞれmビットから
なるワードW。−W、lのデータが格納される。ADR
3O〜ADR3nは、ワード領域WE、〜WE、のアド
レスである。
ワードW0〜W7には、必要に応じてパリティ・チエツ
ク・コードやECCが付加される。また、ワードW0〜
W、lは、後述するように多重化冗長ワードの形をとる
場合がある。
チェック・サム回復処理方式では、メモリ31の特定の
ワード領域が、検査用ワードを格納する検査ワード領域
として用いられる。第4図においては、Wnを検査ワー
ドとして割り付け、WE、lが検査ワード領域とした場
合の例が示されている。
検査ワードW7の各ビットは、検査ワードWfiを含め
た全ワードの対応するビットの排他論理和を求め、その
結果が“0″となるように選定される。すなわち、ワー
ドW0〜W、、(7)iビットをWOi”’W(n−1
)iとすると、検査ワードWl、のiビットWfiAは
、次の(1)式で選定される。
W n i ” W Oi■Wli■・・・・・・■W
い−1)i  ・・・(1)各ワードW0〜Wnの同一
ビットに発生する誤りが単一ワードに限定されるとすれ
ば、ビットiに誤りがある場合は(1)式のビットWn
iは1”となる。
したがって、単一ワード内の異なるビットに発生した最
大mビットの誤りを訂正することができる。しかしなが
ら、2以上の複数のワードの同一ビットに誤りが発生し
た場合には、チェック・サム回復処理のみでは誤りを訂
正することができない。
次に、メモリ31から読み出されるデータの誤り検出・
訂正を行う他の方式として、多重化冗長ワードを用い、
多重化冗長ワードの多数決論理演算結果を出力データと
する方式がある。
多重化冗長ワードを用いる場合は、多重度(pとする)
に等しい数の同一ワードがメモリ31に格納される。す
なわち、メモリ31のワード領域WE0〜WE、を、G
、(WE、〜WEp−+ )。
G、(WE、〜WE zp−I)等、p個の連続したワ
ード領域からなる各多重化冗長ワード領域に分割する。
あるワードをメモリ31に書き込む場合は、同じp個の
ワードが同一多重化冗長ワード領域に書き込まれる。
メモリ31に格納されたワードを読み出す場合は、同一
多重化冗長ワード領域内のp個の同じワードが同時に読
み出され、このp個のワードに対する多数決論理演算を
行って出力データとする。
第5図は、p=4の場合、すなわち多重化冗長ワードの
場合の多数決論理と誤りチエツクの関係を示したもので
ある。
4多重化冗長ワードの場合、その4ワードをWII +
 wb l wc及びW6とし、その多数決論理出力デ
ータをRDとすると、4ワードW1〜W、のピッ)iの
多数決論理値RD、は、次式で定義される。
RD t  = w、、 HW bt + w、、 +
 Wa =    ”・(2)この多数決論理演算は、
票決論理(Voter Logic)演算と呼ばれてい
るものである。
第5図(A)の(1)欄は、4多重化冗長ワードW1〜
W、のiビット(w −+−w d□)の出現態様を示
したものである。W、i〜Wむは誤りが無ければすべて
が同一値であるが、誤りの発生した場合は、図示の16
通りの現れ方がある。次の(2)欄は、多数決論理出力
データRD、の値が示されている。
次の(3)欄はW、、−W□が“0″であるときが正し
い場合の故障ビット数と、そのパリティ・チエツク誤り
(P、E)検出の有無が示されている。P。
Eが記入されている所は、パリティ・チエツク誤りが検
出されることを示し、空欄はパリティ・チエツク誤りが
検出されないことを示す。最後の(4)欄は、W、、−
Wむが“1″であるときが正しい場合の故障ビット数と
、そのP、E検出の有無が示されている。
第5図(B)は、同図(A)の結果を整理して1ビット
誤り、2ビット誤り、3ビット誤り及び4ビット誤りが
ある場合のP、E検出能力及び多数決(票決)論理出力
データRD、の正常性を図示したものである。*PEは
、PEが検出されないことを示す。
第5図(B)に示されているように、1ビット誤りの場
合は、P、Eは検出されず、その誤りは常に訂正されて
出力データの正常性が保証される。
2ビット誤りのときは、P、Eが検出されず誤りが訂正
されて出力データの正常性が保証される場合と、P、E
が検出されて(パリティ・チエツク値が正常時と反転す
る)、出力データの正常性が保証されない場合がある。
3ビット以上の誤りがある場合は、出力データの正常性
は保証されないがP、Eは検出される。
この多重化冗長ワードを用い、る誤すチェック方式に前
述のチェック・サム回復処理方式を併用すると、誤り訂
正能力を一層向上させることができる。この場合の検査
ワード及びそのiビットの値の選定は、前述のチェック
・サム回復処理方式と同様にして行われる。表1は、こ
の多重化冗長ワードにチェック・サム処理を行った場合
の誤り処理能力を、各故障モードについて、誤り処理機
能が誤り検出機能である場合と誤り訂正機能(ECC)
を有している場合に分けて示したものである。
表  1 [1)に示す単一ワードの単一ビット誤りの場合は、E
CCによる誤り訂正機能がある場合はもちろん、パリテ
ィ・チエツクによる誤り検出機能だけである場合も、チ
ェック・サム処理により単一ビット誤りを訂正すること
ができる。
(2)に示す単一ワードの複数ビット誤りの場合は、誤
り検出機能だけではもちろん、ECCによる誤り訂正機
能によっては複数ビットの誤り訂正はできないが、チェ
ック・サム処理により単一ワード内の複数ピッ) 35
4りを訂正することができる。
(3)に示す複数ワードの単一ビット誤りの場合、すな
わち複数ワード内の同一の単一ビットに誤りがある場合
は、誤り検出機能とチェック・サム処理だけでは、誤り
訂正を行うことはできない。しかし、ワードが誤り訂正
機能を有している場合は、各ワード内の単一ビット誤り
は訂正できるので、複数ワードの単一ビット誤りを訂正
することができる。
(4)に示す複数ワードの複数ビット誤りの場合、すな
わち複数ワードのそれぞれに複数ビットの誤りがある場
合は、誤り検出機能だけの場合はもちろん、誤り訂正機
能も2ビット以上の誤りに対しては誤り検出しかできな
いので、チェック・サム処理を併用しても誤り訂正を行
うことができない。
何となれば、検査ワードが1個の場合、その内で訂正可
能なものは単一ワードの誤りのみであり、複数ワードの
誤りに対しては、同一ビットの誤りか異なるビットの誤
りかを識別することができないために、それらの誤りを
訂正することができない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のメモリのチェック・サム回復処理方式は、各ワー
ドがmビットの場合、単一ワード内に発生した最大mビ
ットの誤りを訂正すすることが可能である。
しかしながら、その誤り訂正は、前述のように多重化冗
長ワードの各ワードに発生する誤りが単一ワードに限定
されており、2以上のワードに誤りが発生した場合、特
に複数ビット誤りが発生した場合には誤り訂正ができな
いという問題があった。
本発明は、2以上の複数ワードに複数ビット誤りが発生
した場合にも誤り訂正ができるように回復処理能力を向
上させたメモリのチェック・サム回復処理方式を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の採用した解決手段を、第1図の原理図を参照し
て説明する。
第1図において、11は、制御記憶等のメモリである。
WE、〜WE、はワード領域で、それぞれmビットから
なるワードW0〜Woのデータが格納される。ADR3
O〜ADR3Flは、ワード領域WE、〜WE、のアド
レスである。
ワード領域WE、〜WE、は、多重化冗長ワードの多重
度(pとする)に等しいp個の連続したワード領域から
なる多重化冗長ワード領域G0 (WE、〜WEp−+
 )、G+  (WEp〜W E tp−I)等に分割
され、各多重化冗長ワード領域には、それぞれ同一ワー
ドが書き込まれる。各ワードには、パリティ・チエツク
等の誤り検出コード又はECC等の誤り訂正コードが付
加されている。
このメモリ11の各多重化冗長ワード領域には、次のア
ルゴリズムに従って、検査ワードの割り付けが行われる
■ チェック・サム処理用の検査ワードの数を、多重化
冗長ワードの多重度又はその整数倍の数に選定する。
■ 同一の多重化冗長ワード内の各ワードには、それぞ
れ別の検査ワードを割り付ける。
なお、検査ワードが格納される検査ワード領域は、多重
化冗長ワード領域のあるメモリ11上に設ける代りに、
他のメモリやレジスタ領域に格納するようにしてもよい
〔作 用〕
第1図は、前述のアルゴリズムに従って検査ワードの割
付けが行われた場合の、記憶部11内の各ワード領域の
配置の一例を示したものである。
第1図においては、メモリ11のワード領域WE0〜W
EnをアドレスADR3の順に連続したp個のワード領
域を有する多重化冗長ワード領域  。
GO、G+ 、G2等に分けて、各多重化冗長ワードが
格納される。
最後のp個のワード領域を検査ワード領域として、p個
の検査ワードが格納される(アルゴリズム■)。
同一の多重化冗長ワード内のp個のワードには、それぞ
れ別の検査ワードが割り付けられる(アルゴリズム■)
。第1図では、検査ワード領域の1番目の検査ワード、
領域W E n−(p−、、には、各多重化冗長ワード
領域Go 、G+ 、G!等の1番目のワード領域(W
E、、WEp等)の各ワードに対する検査ワードが格納
される。一般にi番目の検査ワード領域WEn−(p−
+1には、各多重化冗長ワード領域Go 、G+ 、G
!等のi番目のワード領域(WEi−1、WEp+!−
1+ WE2p+1−1等)の各ワードに対する検査ワ
ードが格納される。
このような検査ワードの割付けを行うと、各多重化冗長
ワードのp個のワードがそれぞれの検査ワードを持つこ
とになるので、誤り訂正能力、すなわちチエ7り・サム
回復処理能力を大幅に向上させることができる。
表2は、本発明の場合の誤り処理能力を、表1と同様に
各故障モードについて、誤り処理機能が誤り検出機能で
ある場合と誤り訂正機能(E CC’)を有している場
合に分けて示したものである。
表  2 (1)及び(2)に示す単一ワードの単一ビット誤り及
び単一ワードの複数ビット誤りの誤り訂正は、表1に示
す従来方式と同様にして誤り訂正が行われる。
(3)に示す複数ワードの単一ビット誤りの場合は、誤
り検出機能だけである場合でも、多重化冗長ワード内の
各ワード毎に検査ワードが異なるので、(1)の単一ワ
ードの単一ビット誤りの場合と同様に、チェック・サム
処理により誤り訂正を行うことができる。ただしく※の
意味)、この複数ワードは、同一多重化冗長ワード領域
内の複数ワードであって、他の多重化冗長ワード領域内
の対応するワード(同一検査ワードに属するワード)で
誤りが起っていない場合である。複数の多重化冗長ワー
ド領域内の同一検査ワードに属する複数ワードの複数ビ
ットに誤りがあった場合は、表1の複数ワードの複数ビ
ット誤りと同じになるので、チェック・サム処理により
誤りを訂正することができないが、従来方式よりもチェ
ック・サム回復処理能力を大幅に向上させることができ
る。誤り訂正機能がある場合は、表1の場合と同様に、
複数ワードの単一ビット誤りを訂正することができる。
(4)に示す複数ワードの複数ビットの誤りの場合も、
多重化冗長ワード内の各ワード毎に検査ワードが異なる
ので、(2)の単一ワードの複数ビット誤りの場合と同
様に、チェック・サム処理により誤り訂正を行うことが
できる。ただしく※の意味)、この場合の複数ワードも
、前述の複数ワードの単一ビット誤りの場合と同様に、
同一多重化冗長ワード領域内の複数ワードの場合に限定
されるが、従来方式よりもチェック・サム回復処理能力
を大幅に向上させることができる。
検査ワード数をpの整数(S≧2)倍にすると、sMA
の多重化冗長ワード領域内の各ワード(pxS個)に、
それぞれ別の検査ワードを持たせることができる。
このようにすると、表2の(3)及び(4)の場合にお
いて、複数ワードは同一多重化冗長ワード内のワードに
限定されず、同一検査ワードに属しない多重化冗長ワー
ド領域にまたがる最大検査ワード数に等しい複数ワード
の複数ビット(ワードがmビットならば最大mビット)
の誤りを訂正することが可能となるので、更にチェック
・サム回復処理能力を向上させることができる。
以上のように、2ワ一ド以上の複数のビットに誤りが発
生した場合にも、最大検査ワード数に等しいワード数の
複数ビット誤りを訂正することが可能となり、メモリの
チェック・サム回復処理能力を大幅に向上させることが
できる。
なお、第1図は本発明によるメモリ配置の一例を示した
ものであって、本発明のメモリ配置は、これに限定され
るものでない。
〔実施例〕
本発明の実施例を、第2図を参照して説明する。
第2図は、本発明の一実施例システムの構成をブロック
図で示したものである。以下、4多重化冗長ワードを用
いる場合を例にとって、本発明の一実施例について説明
する。
(A)実施システムの構成 第2図において、11は制御記憶等のメモリで、4多重
化冗長ワードの多重度4に合せて、4個のウェイ (W
AYII〜WAYりで構成される。1つの4多重冗長ワ
ードは、4個のウェイW A Y 。
〜WAY3に分けて格納される。
12゜〜12.はアドレス・レジスタ(C3AR)で、
対応するWAY、〜W A Y s内の各ワード領域を
アクセスするアドレスが保持される。
13はメモリ・ロー・アドレス・レジスタ(C3ALR
)で、4個のWAY、〜WAY3を個々にアクセスする
ための2ビツトのロー・アドレス(CS A L)が外
部から書き込まれる。
14は多数決論理・選択部(VLF−3EL)で、多数
決論理処理部として機能するときは、各W A Y o
〜WAY3から4多重化冗長ワードを選択してそれらに
ついての多数決論理演算を行い、選択部として機能する
ときは、各W A Y o〜WAY3からの各ワード・
データを選択する処理を行う。
15は出力データレジスタ(CS D R)で、VLF
−3EL14の演算結果又は選択データが保持される。
C3DR15の一部のフィールドは、セレクタ22に加
られ、メモリ11の次のアドレスを指示する。また、一
部のフィールドはセレクタ16にQUADモード信号と
してセレクタ16に加えられ、次のメモリ11の読出し
動作を規定する。
セレクタ16は、外部から加えられるQUADモード信
号とC3DR15からのQUADモード信号を選択して
VLF−3EL14に入力する。
外部からのQUADモード信号は、初期起動時に0PC
ODEアドレスに付加して与えられる。
VLF −SEL 14はQUADモード信号が“1”
のときは、4多重化冗長ワードの多数決論理処理を行い
、QUADモード信号が“O”のときは、記憶部11の
WAY、〜WAY3の読出しデータを、アドレスC3A
Lによって選択する。
17はデコーダで、C3DR15のデータをデコードし
て、各種の処理を行う機能ユニット(FU)18a、1
8b等に送られる。
19はチェック・サム回復処理部で、チェック・サムに
よる誤り回復処理を行う。
20はCSライト・レジスタ(C3WR)で、チエツク
サム・データとチェック・サムにより誤りを回復された
ワードが保持される。チェック・サム処理動作時は、C
3WR20は最初rOJに設定される。
21はセレクタで、メモリ11に格納される初期マイク
ロ・ローディング・データ(IMLデータ)とC3WR
20のデータを選択する。
22はセレクタで、IMLデータのアドレス(IMLア
ドレス)とC3DR15のアドレス及び初期起動時に与
えられるO P COD E (OperationC
ode)アドレスを選択してC3AR12o 〜12、
に送る。IMLアドレス及びIMLデータは、初期化時
に外部装置等より与えられる。
23はエラー検出部で、パリティ・チエツク又はFCC
チエツクによるエラー検出、エラーアドレスを含むエラ
ー情報の保持、チェック・サム回復処理部19へのエラ
ー報告を行う。
(B)実施システムの動作 実施システムの動作を、(1)初期化動作と、(2)4
多重化冗長ワードによるデータ処理と、(3)チェック
・サム回復処理動作に分けて説明する。
(1)  初期化動作 初期化時は、外部より初期化用のIMLデータがセレク
タ21を通ってメモリ11に加えられ、IMLアドレス
がセレクタ22を通ってC3AR12゜〜12sに加え
られる。
C3AR12゜〜12.の指示するアドレスに従って、
IMLデータは、メモリ11のWAYO〜WAY3に4
重化冗長ワードの形で格納される。
また、C3WR20は、オール″0″に初期化される。
(2)4多重化冗長ワードによるデータ処理4多重化冗
長ワードによるデータ処理時は、C3A12゜〜123
には、C3DR15にあるアドレスがフィードバックし
てセントされる。これにより、記憶部11のWAY、〜
WAY!にある1つの4多重化冗長ワードがセレクトさ
れ、4多重化冗長ワードの各ワードのデータが同時に読
み出されてVLF−3EL14に送られる。
また、4多重化冗長ワードによるデータ処理の場合は、
最初外部からQUADモード信号「1」がセレクタ16
に加えられ、その後はC5DR156のフィールドの一
部がQUADモード信号としてセレクタ16に加えられ
る。
QUADモード信号“l”がセレクタ16より加えられ
ると、VLF −SEL 14は、多数決論理処理部と
して機能し、次に再掲する票決論理と呼ばれる多数決論
理演算式(2)により、4多重化冗長ワードの各ビット
・データについて多数決論理演算を行う。
RDt =Wai ’ Wb=+Wc= ’ Wa!”
”(2)ここで、RD、は既に述べたように4多重化冗
長ワード(Wa 、 Wb 、 We 、Wa )の多
数決論理出力データRDのi番目のビットの多数決論理
値であり、W、、、Wb、、We五及びW、正は、4多
重化冗長ワードW、、W、、Wc及びW4のi番目のビ
ットの値である。
この多数決論理演算の具体的な内容については、第5図
において既に説明したとおりであり、その結果はC5D
R15に保持される。
デコーダ17は、C3DR15にある演算結果をデコー
ドし、機能ユニット188.18b等に送って所定の処
理を行わせる。
(3)  チェック・サム回復処理動作前述の(2)の
データ処理においてエラー検出部23で誤りが検出され
ると、ただちにデータ処理は中断されてエラー回復処理
を行う。エラー回復処理動作においてはC3DR15か
らのQUADモード信号を0”として、C3AL信号が
C3ALR13を通してC3A12゜〜12コに加えら
れる。これにより、メモリ11のWAY+、〜WAY、
にある各ワードが個々にアクセスされる。
VLF −SEL 14は、セレクタ16より受は取っ
たQUADモード信号が“0”であることから、セレク
タとして機能する。この場合は、C8AL情報によりW
 A Y o〜W A Y xにある1つのワードが選
択されてC3DR15に書き込まれる。
チェック・サム回復処理部19は、C3DR15からチ
ェック・サムにおける同一検査ワードの各ワードを順次
読出し、そのチェック・サムの値を求めて誤りの訂正を
行う。すなわち、C3WR20は最初「0」になってお
り、このC3WR20の値と4多重化冗長ワードの最初
のワードの排他論理和(EOR)が求められ、その結果
が再びC3WR20にセットされる。次にこのC3WR
20の値と次の4多重化冗長ワードの同一番目のワード
とのEORが求められてC3WR20にセットされる。
以下、同様にしてチェック・サムが求められる。
次に、チェック・サム回復処理部19は、誤りを検出し
た4多重化冗長ワードの対応するワードすなわち誤りを
起している可能性のあるデータを読出し、先に求めたチ
ェック・サムとの排他的論理和により誤り訂正をする。
すなわち、各ビットについてチェック・サムがθ″のと
きは誤りが無いと判別し、“l”のときはそのビットに
誤りが有ると判別して誤りのあるワードビット値を反転
して誤りを訂正する。
このチェック・サム回復処理の終ったデータはC3WR
20に書き込まれる。
C3WR20のデータはセレクタ21を通してメモリ1
1に戻され、C3AL情報によりWAY。〜WAY:I
のエラーの検出された4多重化冗長ワードの対応するワ
ード領域に再書込みされる。
以下同様にしてすべての検査ワードグループに対して、
順次チェック・サム回復処理を行い、チェック・サム回
復処理の終った4多重化冗長ワードの各ワードが、メモ
リ11のWAY、〜WAY、に順番に再書込みされる。
これにより、検査ワード数か多重度に等しい4個の場合
は、同一4多重化冗長ワードの領域内の最大4ワードに
生じた複数ピント(ワードがmビットならば最大mビッ
ト)の誤りが訂正される。
検査ワード数を多重度のS (2≦S≦4)倍とした場
合は、同一検査ワードに属しない多重冗長化領域にまた
がる最大4Sワードの最大mビットの誤りが訂正される
(C)他の実施例 前述の実施例は、多重化冗長化ワードの各ワードには誤
り検出コード又は誤り訂正コードが付加されているが、
各検査ワードにはこれらの各コードは付加されていない
各検査ワードにも誤り訂正コードを付加すると、各検査
ワードの誤りが訂正されるので、チェック・サム値に発
生した誤りが訂正され、チェック・サム回復処理の信頼
性を向上させることができる。
第3図は、4多重化冗長ワードの場合を例にとって、4
個の検査ワードに誤り訂正コードとしてECCを付加し
た場合を示したものである。
第3図において、メモリ11には4個の連続したワード
領域からなる4多重化冗長ワード領域G。(W E o
〜WE3 )、G+  (WE4〜WE? )等に分け
られ、各4多重化冗長のワード領域には、それぞれの4
多重化冗長ワードが格納される。右端の領域はECCが
格納されるE CCRfJ域である。
24は、メモリ11とは別個に設けられた検査ワード格
納部で、多重度4に等しい4個の検査ワードを用いる場
合が示されている。検査ワード領域CWE;  (t=
o〜3)には、各4多重化冗長ワード領域G、、G、等
の第1番目のワード領域の各ワードの検査ワードが格納
されている。
以上のメモリ構成は、第1図のメモリ構成と共通する。
本実施例では、第3図に示すように、検査ワード格納部
23の各検査ワード領域CWEO〜CWE3の右端に更
に誤り訂正コード(E CC”)を格納するE CCe
I域が設けられる。これにより、各検査ワードの誤りが
訂正され、チェック・サム回復処理の信頼性を向上させ
ることができる。
このように各検査ワードに誤り訂正コードを付加した場
合のチェック・サム回復処理システムの構成及び動作は
、前述の実施例と同様であるので、その説明は省略する
以上、4多重化冗長ワードの場合の実施例について説明
したが、4多重以外の多重化冗長ワードの場合にも、同
様にしてチェック・サム回復処理を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、2ワ一ド以上の
複数ワードの複数ビットに誤りが発生した場合にも、最
大検査ワード数に等しいワードの複数ビットに生じた誤
りを訂正することが可能となり、メモリのチェック・サ
ム回復処理能力を大幅に向上させるこ止ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理説明図、 第2図は、本発明の1実施システムの構成の説明図、 第3図は、本発明の他の実施例のメモリ構成の説明図、 第4図は、従来のチェック・サム回復処理方式の説明図
、 第5図は、多数決論理処理方式の一例の説明図。 第1図〜第3図において、 11・・・メモリ、12(12゜〜123)・・・アド
レス・レジスタ(C3AR) 、13・・・メモリ・ロ
ー・アドレス・レジスタ(C3ALR) 、14・・・
多数決論理・選択部(VLF−3EL)、15・・・出
力データ・レジスタ(C3DR) 、16・・・セレク
タ、17・・・デコーダ、18  (18,、IQb)
・・・機能ユニット(FU)、19・・・チェック・サ
ム回復処理部、20・・・CSライト・レジスタccs
wR)、21.22・・・セレクタ、WAY (WAY
。 〜W A Y 3 )ウェイ、23・・・エラー検出部
、24・・・検査ワード格納部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メモリ(11)の多重化冗長ワード領域上の誤り
    処理機能を有する各ワードに発生した誤りをチェック・
    サム処理により回復するメモリのチェック・サム回復処
    理方式において、 (A)チェック・サム処理用の検査ワードの数を、多重
    化冗長ワードの多重度又はその整数倍の数に選定し、 (B)同一の多重化冗長ワード内の各ワードには、それ
    ぞれ別の検査ワードの割り付けを行う、ことを特徴とす
    るメモリのチェック・サム回復処理方式。
  2. (2)各ワードの誤り処理機能が、エラー検出機能であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメモリ
    のチェック・サム回復処理方式。
  3. (3)各ワードの誤り処理機能が、エラー訂正機能であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のチェッ
    ク・サム回復処理方式。
  4. (4)各検査ワードに誤り訂正機能を持たせたことを特
    徴とする特許請求の範囲第2項又は3項記載のメモリの
    チェック・サム回復処理方式。
JP62308778A 1987-12-08 1987-12-08 メモリのチェック・サム回復処理方式 Pending JPH01150955A (ja)

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