JPH01149948A - 冷延鋼板の連続処理装置 - Google Patents

冷延鋼板の連続処理装置

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JPH01149948A
JPH01149948A JP30843387A JP30843387A JPH01149948A JP H01149948 A JPH01149948 A JP H01149948A JP 30843387 A JP30843387 A JP 30843387A JP 30843387 A JP30843387 A JP 30843387A JP H01149948 A JPH01149948 A JP H01149948A
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sheet steel
steel plate
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rolled steel
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Susumu Yamaguchi
進 山口
Nobuo Uematsu
植松 伸夫
Toshihiko Miki
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同−設備で冷延鋼板又はメッキ鋼板のいずれ
をも製造することができる連続処理装置に関する。
〔従来の技術〕
鋼板に対して溶融メッキを行う場合、第3図に示すよう
な装置が使用されている。すなわち、メッキされる鋼板
1は、ターンダウンロール31によってメッキ浴32を
保持するボット内に導かれる。
そして、ポット内でジンクロール33により進行方向を
曲げられて、サポートロール34を経てメッキ浴32の
外に搬出される。このようにして鋼板1の表面に付着し
たメッキ金属はエアワイパ35によって付着量が調節さ
れる。
このようにしてメッキ鋼板を製造するラインを従来の冷
延鋼板製造設備に組み込んで、メッキ鋼板或いは冷延鋼
板のいずれをも同一の設備で生産することができるよう
にしたものが、特開昭57−177965号公報で提案
されている。第4図は、その設備を示す図である。
この兼用製造設備においては、鋼板1がメッキ浴41に
浸漬される一点鎖線で示した通板路と、メッキ浴41を
迂回する点線で示した通板路の2通りの通板路が設けら
れている。そして、これら通板路の分岐点にはシャー4
2が、合流点には溶接機43が配置されている。
この設備を冷延鋼板製造工程からメッキ鋼板製造工程に
切り換える場合、鋼板1をシャー42によって切断し、
デフレフクロール44.45.  メッキ浴41、ジン
クロール46.デフレフクロール47.48に沿って走
行させる。鋼板1は、メッキ浴41を通過することによ
って溶融メッキされ、溶接機43で先行する鋼板の後端
部に溶接され、ルーパ等の後続設備に送られる。
他方、メッキ鋼板製造工程から冷延鋼板製造工程に切り
換える場合には、鋼板1を、シャー42によって切断し
、デフレフクロール44からデフレフクロール48に直
接通板させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この通板路の切換えに際し、シャー42
による鋼板1の切断、切断した後の鋼板1をデフレフク
ロール44.45.47.48及びジンクロール46に
沿わせる作業、鋼板1の先端部を先行する鋼板の後端部
に接続する作業等が必要となる。
そのため、切換え作業が長時間にわたって行われること
になり、製造設備の稼動率が悪くなる。
本発明は、連続熱処理炉から搬出された鋼板のU字状通
板経路を昇降させることにより、メッキ浴に浸漬された
状態又は非浸漬の状態で通板し、メッキ鋼板製造工程と
冷延鋼板製造工程との間の切換えを容易且つ迅速に行う
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の連続処理装置は、その目的を達成するため、連
続熱処理炉の出側に0字状の通板経路を形成し、前記連
続熱処理炉から送り出された冷延鋼板の下向き走行長さ
を規制するガイド及び前記冷延鋼板を上向きに走行させ
る非接触通板安定化装置とを前記連続熱処理炉の出側に
設けた溶融メッキ装置に対して昇降自在に配置し、前記
冷延鋼板が前記溶融メッキ装置のメッキ浴に浸漬或いは
非浸漬状態で走行するように前記ガイド及び前記非接触
通板安定化装置を垂直方向に移動させる昇降装置を備え
ていることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本実施例の連続処理装置を使用して冷延鋼板
を製造している状態を示す。
この連続処理装置は、連続熱処理炉から搬出された鋼板
1がターンダウンロール2を経た後で垂直下方に走行す
るように、本例ではガイドロール3を備えている。この
ガイドロール3を経た鋼板lは、U字の底辺に沿って走
行した後、非接触通板安定化装置4によって垂直上方に
向かう搬送路に沿って上昇する。次いで、鋼板lは、出
側ビンチロール5を経て後続工程に送り出される。ここ
で、非接触通板安定化装置4としては、鋼板1を電磁力
によって拘束する電磁石やりニアモータ。
鋼板1の表面に不活性ガスを吹きつけて拘束するガスク
ツション等が使用される。また、メッキ鋼板製造のため
に、鋼板1の搬送路下流側にゼロスパングル装置や合金
化装置を必要に応じて設けることもできる。
このとき、鋼板1がメッキ浴6に浸漬又は接触しないよ
うに、シリンダ等の昇降装置ff7a、 7bによって
ガイドロール3及び非接触通板安定化装置4が上方に移
動されており、U字状搬送路の底辺がメッキ浴6の液面
より上方に維持される。なお、メッキ浴6から蒸発した
亜鉛等のメッキ金属が鋼板lの表面に付着しないように
、メッキ浴6の液′面に適宜のカバー(図示せず)を張
設し、蒸発したメッキ金属の逸散を防止することが好ま
しい。
他方、連続熱処理炉から送り出された鋼板1をメッキす
る場合には、第2図において矢印で示すように、昇降装
置7a、 7bの駆動によりガイドロール3及び非接触
通板安定化装置4を下方に移動させる。これにより、U
字状搬送路の底辺部分がメッキ浴6を通過する状態とな
る。そして、ガイドロール3を経由した鋼板1がメッキ
浴6を通過する際、鋼板1の表面にメッキ層が形成され
る。
また、鋼板1を溶融メッキする場合、その表面に付着し
たメッキ層の厚みを調整するため、ワイパー8からワイ
ピングガスをメッキ鋼板の表面に吹き付ける。このとき
、スプラッシュ発生状況。
メッキ性状、メッキ層の厚み、温度等の条件に応じてワ
イピング位置を変更することができるように、ワイパー
8を垂直方向に移動自在にすることが好ましい。ワイパ
ー8の移動手段としては、ワイパー8を非接触通板安定
化装置4に一体的に取り付け、昇降袋N7bによってワ
イパー8を上下動させることも可能である。或いは、ワ
イピング位置選定の自由度を増すため、単独の昇降装置
によりワイパー8を上下動させることも可能である。
ただし、ワイパー8を下げすぎると、ワイピングガスが
メッキ浴を叩き、その液面を振動させ、メッキされた鋼
板1に模様が入りやすくなる。更に、鋼板1により持ち
上げられたメッキ金属の厚みが未だ厚く、ここにワイピ
ングガスが吹き付けられるとスプラッシュの発生が生じ
る。逆に、ワイパー8の位置が高すぎると、合金層の厚
みが大きくなり、メッキ層を薄肉化するワイピングの効
果が期待できない。このようなことを考慮して、メッキ
浴の液面からワイパー8までの高さを設定する。
なお、第2図では、鋼板1の両面にメッキ層を形成する
場合を示している。しかし、両面メッキに限らず、鋼板
1の片面にメッキ層を形成することにも本発明を適用す
ることができる。この場合には、メッキされる側の鋼板
1表面、すなわち図において鋼板1の下側表面をメッキ
浴6の液面に沿って搬送する。このための手段としては
、たとえば鋼板1の上側表面に搬送路を規制する案内ロ
ールを当接させる。そして、メッキ浴6の液面に沿って
移動する鋼板1の下側表面に対して、メッキ金属を噴出
又は溢流させることによって接触させる。
このように、鋼板1のU字状搬送路全体を一様にさげる
ことにより、僅か数分という極めて短時間のうちに冷延
鋼板製造工程からメッキ鋼板製造工程に移行することが
できる。これに対し、第4図に示した搬送路を切り換え
る方式にあっては、分岐点及び合流点における鋼板lの
切断や接続、それぞれの搬送路に鋼板1を沿わせる作業
が必要なだめ、16〜20時間の長期間にわたり設備を
停止することが必要であった。
また、本実施例では、冷延鋼板製造工程及びメッキ鋼板
製造工程の切換えにあたり、ガイドロール3及び非接触
通板安定化装置4を昇降させて、それぞれの工程に適し
た鋼板1の通板経路を形成するようにしたので、いずれ
の工程においても、安定した条件下で操業が行われる。
とくに、ワイパー8も含めて非接触通板安定化装置4を
昇降させる方式としたことによって、冷延鋼板製造時に
、鋼板lの通板経路を上方に形成して鋼板1の安定な通
板を図ることが可能となった。すなわち、メッキ鋼板製
造時におけるワイパー8の設置位置は、メッキ浴面から
上方300〜800mm程度の位置であるので、ワイパ
ー8及び非接触通板安定化装置4を固定式とした場合は
、冷延鋼板製造時における鋼板1の通板経路がメッキ浴
面に近い下方に形成されて鋼板1の張力が大きくなる。
このために非接触通板安定化装置4の受は持つ水平力が
大きくなること、及び同非接触通板安定化装置4とメッ
キ浴面との距離が短いことから、設備設計上及び設備費
用の面から不利となる。これに対して本実施例では、ワ
イパー8と非接触通板安定化袋U4及びガイドロール3
を昇降方式として、冷延鋼板製造時には鋼板1の通板経
路を上方に形成するようにしたので、鋼板1の張力が大
きくなることがなく、従って非接触通板安定化装置4を
有利に設計することができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、連続熱処理
炉から送り出された鋼板をU字状搬送路に沿って走行さ
せ、そのU字状搬送路自体を上下動させることによって
、冷延鋼板製造工程及びメッキ鋼板製造工程の切換えを
行っている。そのため、工程の迅速な切換えが容易に行
われる。しかも、溶融メッキ浴にジンクロールやサポー
トロール等を浸漬していないため、そのメンテナンスが
不要となり、またこれらに起因して鋼板に疵が発生する
こともない。更に、鋼板の搬送路を上下動させることに
よって、冷延鋼板製造工程及びメッキ鋼板製造工程のそ
れぞれに適した通板経路が形成される。このように、本
発明によるとき、単一の設備で多品種の鋼板を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の連続処理装置が冷延鋼板製造工
程にある状態を示し、第2図は同じくメッキ鋼板製造工
程における状態を示す。他方、第3図は従来の溶融メッ
キ装置を示し、第4図はメッキ鋼板及び冷延鋼板の兼用
製造設備を示す。 特許出願人    新日本′yA¥li  株式會社代
 理 人    小 堀  益(ほか2名)第1図 第2図 第3図 第4図 −25゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、連続熱処理炉の出側にU字状の通板経路を形成し、
    前記連続熱処理炉から送り出された冷延鋼板の下向き走
    行長さを規制するガイド及び前記冷延鋼板を上向きに走
    行させる非接触通板安定化装置とを前記連続熱処理炉の
    出側に設けた溶融メッキ装置に対して昇降自在に配置し
    、前記冷延鋼板が前記溶融メッキ装置のメッキ浴に浸漬
    或いは非浸漬状態で走行するように前記ガイド及び前記
    非接触通板安定化装置を垂直方向に移動させる昇降装置
    を備えていることを特徴とする冷延鋼板の連続処理装置
JP30843387A 1987-12-04 1987-12-04 冷延鋼板の連続処理装置 Expired - Lifetime JPH0627310B2 (ja)

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JPH01149948A true JPH01149948A (ja) 1989-06-13
JPH0627310B2 JPH0627310B2 (ja) 1994-04-13

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JP30843387A Expired - Lifetime JPH0627310B2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 冷延鋼板の連続処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011024290A1 (ja) * 2009-08-28 2011-03-03 大和鋼管工業株式会社 金属めっき鋼管の製造方法及び製造システム

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JPH0627310B2 (ja) 1994-04-13

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