JPH0379747A - 溶融金属めっき装置 - Google Patents

溶融金属めっき装置

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JPH0379747A
JPH0379747A JP21386589A JP21386589A JPH0379747A JP H0379747 A JPH0379747 A JP H0379747A JP 21386589 A JP21386589 A JP 21386589A JP 21386589 A JP21386589 A JP 21386589A JP H0379747 A JPH0379747 A JP H0379747A
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JP
Japan
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molten metal
slit
opening
opening part
plating
Prior art date
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Pending
Application number
JP21386589A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Yasunaga
繁信 安永
Akinori Otomo
朗紀 大友
Koichi Beppu
別府 紘一
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、走行する金属帯板の表面に溶融金属めっきを
施す装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の溶融金属めっき装置としては、例えば特開昭6
1− 207555号公報に開示されているものがある
上記公報に開示されている溶融金属めっき装置は、第8
図に示すように、走行する金属帯板15のめっきすべき
幅と同幅の開口部16を有するノズルl7と、このノズ
ル基部に接続された溶融金属槽18とで構成される。そ
してこの装置による溶融金属めっきの仕方は、溶融金属
槽18内の溶融金属19を熔融金属静圧により開口部l
6に導き開口部16に熔融金属19のメニスカスを形成
させ、このメニスカスに金属帯板15を近接して走行さ
せることにより、金属帯板l5が溶融金属l9を吸い出
して金属帯板15を溶融金属めっきするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記構成の溶融金属めっき装置では、溶融金
属槽18内の溶融金属静圧にバランスさせて開口部16
に溶融金属l9のメニスカスを形成するようにしている
ため、開口部l6の隙間が狭く形威されており、ノズル
詰まり等のトラブルを起こす危険がある他、溶融金属槽
18内の溶融金属静圧にバランスさせて開口部16に熔
融金属工9のメニスカスを形成させる制御自体が難しい
。また、開口部16の幅を金属帯板15のめっきすべき
幅と同幅にし、且つ金属帯板15を開口部16に極めて
接近させて走行させるため、めっきすべき幅を変更した
り制御することが難しい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって
、開口部に溶融金属のメニスカスをノズル詰まり等のト
ラブルを起こすこと無く容易に形成し得ると共に、その
メニスカスの幅を金属帯板のめっきすべき幅に合わせて
容易に変え得る溶融金属めっき装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を遠戚するために、本発明に係わる溶融金属め
っき装置は、走行する金属帯板の表面に溶融金属めっき
を施す装置であって、溶融金属槽に連通ずるスリット状
開口部を有すると共に、溶融金属槽とスリット状開口部
との間の連通路に路壁を隔てて連通路の幅方向に電磁気
発生機が設けられているものである。
そして、電磁気発生機は、連通路の上下に設けられるこ
とが好ましい。
また、1を磁気発生機は、複数個に分割されて設けられ
ることが好ましい。
〔作  用〕
本発明は、溶融金属槽とスリット状開口部との間の連通
路に設けられた電磁気発生機をt!II Jnすること
により、溶融金属槽内の溶融金属をスリット状開口部へ
量を制御して供給することができ、連通路またはスリッ
ト状開口部を詰まらせることなく、被覆厚さに合う適切
なメニスカスを形成することができる。さらに、電磁気
発生機を複数個に分割して設けることにより、金属帯板
のめっきすべき幅に合わせてメニスカスを形成すること
ができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明に係わる実施例を図面により説明する。
実−1L」違−上 第1図は、本発明に係わる溶融金属めっき装置の断面概
要図、第2図は、第1図のA−A断面図である6図にお
いて、■は溶融金属めっき装置自体、2は溶融金属槽、
3は溶融金属槽2の下方側壁に設けられたノズル、4は
ノズル3の先端に開口するスリット状開口部、5はノズ
ル3の内部に設けられ、且つ溶融金属槽2とスリット状
開口部4との間の連通路、6は連通路5に路壁7を隔て
て設けられた電磁気発生機を示す。
このように構成された溶融金属めっき装置Iによるめっ
きは、例えば金属帯板8の両面をめっきする場合、第3
図に示すように、内部が非酸化性雰囲気に制御されたダ
クト(図示せず)内に2台の溶融金属めっき装W1をス
リット状開口部4が対峙するように設けると共に、対峙
するスリット状開口部4の間隙9を移送する金属帯板8
の厚さに合わせて調節し、次いで溶融金属槽2に溶融金
属IOを注湯すると共に、tm気発生1116を制御し
てスリット状開口部4にメニスカスを形成する。
この後、還元ガス雰囲気中で所定の条件で熱処理並びに
表面を清浄にされた金属帯板8を補助ロール11を介し
て対峙するスリット状開口部4の間隙9に下から上に移
送することにより、スリット状開口部4に形成されたメ
ニスカスから金属帯板8の濡れ性を利用してめっきされ
る。
尚、溶融金属槽2には図示省略しているが、溶融金属の
溶融状態を保持するために加熱・保温装置が具備されて
いる。
実際に、スリット状開口部4の幅が350mm、隙間が
3II11に形成された溶融金属めっき装置1を用いて
、厚さ1.2問1幅250間の121板にm融亜鉛めっ
きを施した。この時、溶融亜鉛の温度は470°C5鋼
板速度は50■/sin 、溶融金属槽2内の溶融亜鉛
浴面とスリット状開口部4のヘッド差は約100問にそ
れぞれ制御し、また電磁気発生機6としては、リニアモ
ータ方式の移動磁界型を使用すると共に、溶融亜鉛に働
く力をスリット状開口部4の方向とは逆向きに作用する
ように制御してスリット状開ロ部4のメニスカスの形成
を調整した。この結果、連通路やスリット状開口部で詰
まりを生じることなく、またスリット状開口部の両端か
ら溶融亜鉛を洩らすことなく、鋼板表面に厚さが30〜
110μの範囲のめっきが行えた。
夫−益一班−1 第4図は、本発明に係わる別態様の溶融金属めっき装置
の断面概要図、第5図は、第4図のB−B断面図である
本実施例における溶融金属めっき装置は、上記実施例1
と基本構造が同じであるので、同一部分は同一符号を以
て示す。即ち、1は溶融金属めっき装置自体、2は溶融
金属槽、3は溶融金属槽2の下方側壁に設けられたノズ
ル、4はノズル3の先端に開口するスリット状間口部、
5はノズル3の内部に設けられ、且つ溶融金属槽2とス
リット状開口部4との間の連通路、68〜6eは連通路
5に路壁7を隔てて設けられた1を磁気発生機を示す。
このように構成された溶融金属めっき装置lによるめっ
きは、例えば金属帯板8の両面をめっきする場合、上記
実施例工で説明した第3図と同様に構成して行われる。
即ち、内部が非酸化性雰囲気にit、lI?11された
ダクト(図示せず)内に2台の溶融金属めっき装置1を
スリット状開口部4が対峙するように設けると共に、対
峙するスリット状開口部4の間隙9を移送する金属帯板
8の厚さに合わせて調節し、次いで溶融金属槽2に溶融
金属10を注湯すると共に、電磁気発生116a〜6e
を制御してスリット状開口部4にメニスカスを形成する
この後、還元ガス雰囲気中で所定の条件で熱処理並びに
表面を清浄にされた金属帯板8を補助ロール11を介し
て対峙するスリット状開口部4の間隙9に下から上に移
送することにより、スリット状開口部4に形成されたメ
ニスカスから金属帯板8の濡れ性を利用してめっきされ
る。
尚、溶融金属槽2には図示省略しているが、溶融金属の
溶融状態を保持するために加熱・保温装胃が具備されて
いる。
実際に、スリット状開口部4の幅が11000I1.隙
間が5問に形成され、且つ有効幅が200+smのTi
’GH気発生機を5台(6a〜6e)設けた溶融金属め
っき装置1を用いて、厚さ1.2mg+、幅600++
s+の鋼板に溶融亜鉛〜アルミ合金めっきを施した。こ
の時、溶融亜鉛の温度は470℃、鋼板速度は501m
/sin、溶融金属槽2内の溶融亜鉛−アルミ合金浴面
とスリット状開口部4のヘッド差は約100mmにそれ
ぞれ制御し、また電磁気発生機68〜6eとしては、リ
ニアモータ方式の移動磁界型を使用すると共に、溶融亜
鉛−アルミ合金に働く力をスリット状開口部4の方向と
は逆向きに作用するようにffJI <’Hし、且つ本
実施例ではスリット状開口部4の幅に比較して鋼板の幅
が狭いので、電磁気発生機6aと6eの電流値を高く調
整してスリット状開口部4に形成される有効メニスカス
幅を600間に調整した。この結果、連通路やスリット
状開口部で詰まりを生じることなく、また、スリット状
開口部4の両端から溶融亜鉛−アルミ合金を洩らすこと
なく、鋼板表面に厚さが30〜110μの範囲のめっき
が行えた。
次に、上記溶融金属めっき装置1を用い、第6図に示す
ように、5台の電磁気発生機6a〜6eの電流値12を
、電磁気発生116aと6eを高くし、電磁気発生1!
6bと6dを90μのめっき厚さに、゛また電磁気発生
機6cを60μのめっき厚さになるようにパターン制御
して、上述の要領で幅600m+wの鋼板8に溶融亜鉛
−アルミ合金によるパターンめっきを行った結果、表面
に厚さ90μのめっきN13と厚さ60ttのめっき層
14とを有するめっき鋼板(第7図参照)が得られた。
またこの要領で5台のt磁気発生41i6a〜6eの電
流@12を変えることにより、部分めっきも可能である
尚、上記実施例1および実施例2において、電磁気発生
機6がノズル3の連通路5の上下面の両方に設けた例を
説明したが、上下面のいづれか一方に設けてもよい、ま
た連通路5が水平の場合を例に説明したが、スリット状
開口部4が高くなるように傾斜を設けてもよい。
〔発明の効果] 上述したように、本発明に係わる溶融金属めっき装置に
よれば、溶融金属槽とスリット状開口部との間の連通路
に設けられた電磁気発生機を1il11することにより
、溶融金属槽内の溶融金属をスリット状開口部へ量を制
御して供給することができ、連通路またはスリット状開
口部を詰まらせることなく、被覆厚さに合う適切なメニ
スカスを形成することができ、且つ金属帯板のめっきす
べき幅に合わせてメニスカスを形成することができ、パ
ターンめっきや部分めっきが容易にできる利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる溶融金属めっき装置の断面概
要図、第2図は、第1図のA−A断面図、第3図は、本
発明に係わる溶融金属めっき装置によるめっきの仕方の
説明図、第4図は、本発明に係わる別J!様の溶融金属
めっき装置の断面概要図、第5図は、第4図のB−B断
面図、第6図乃至第7図は、パターンめっきの説明図、
第8図は、従来技術の説明図である。 l 溶融金属めっき装置 2 溶融金属槽    3 ノズル 4 スリット状開口部 5 連通路 6.6a〜6e  電磁気発生機 7 連通路の路壁   8 金属帯板 9 間隙       10  溶融金属11  補、
助ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行する金属帯板の表面に溶融金属めっきを施す
    装置であって、溶融金属槽に連通するスリット状開口部
    を有すると共に、溶融金属槽とスリット状開口部との間
    の連通路に路壁を隔てて連通路の幅方向に電磁気発生機
    が設けられていることを特徴とする溶融金属めっき装置
  2. (2)電磁気発生機が連通路の上下に設けられているこ
    とを特徴とする第1請求項に記載の溶融金属めっき装置
  3. (3)電磁気発生機が複数個に分割されて設けられてい
    ることを特徴とする第1請求項または第2請求項に記載
    の溶融金属めっき装置。
JP21386589A 1989-08-18 1989-08-18 溶融金属めっき装置 Pending JPH0379747A (ja)

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JP21386589A JPH0379747A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 溶融金属めっき装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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