JPH0114969Y2 - - Google Patents

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JPH0114969Y2
JPH0114969Y2 JP3182682U JP3182682U JPH0114969Y2 JP H0114969 Y2 JPH0114969 Y2 JP H0114969Y2 JP 3182682 U JP3182682 U JP 3182682U JP 3182682 U JP3182682 U JP 3182682U JP H0114969 Y2 JPH0114969 Y2 JP H0114969Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、放電式除電器やレコード盤上の静電
気を直接集電ブラシで導出し接地する除電器(以
下、ブラシ式除電器と言う)によりレコード盤に
帯電した静電気を除去する際に使用するレコード
盤除電器のためのレコード盤用置台に関し、除電
器内に滞留する不要電荷を除電器外に導出し、空
中放電により除去するようにしたものである。
レコード盤は、塩化ビニール樹脂のような誘電
率の高い物質により作られているため、静電気が
生じやすい。しかし、レコード盤に帯電した静電
気は、再生時のノイズ発生や塵埃付着の原因とな
るため除去する必要があり、そのため従来より
種々の除去方法が提案されてきた。その一つとし
て、除電器本体内にてコロナ放電を発生させ、そ
れによつて生じたイオンをレコード盤面に吹き付
けて、レコード盤の静電気を中和除去するものが
知られている。しかし、この方法においては、放
電によつて生じたイオンは、そのすべてがレコー
ド盤に帯電した静電気の中和除去に費消されず、
相当量のイオンは除電器肉に残余滞留し、除電器
に内蔵された電気系のノイズの発生原因となるな
どの欠点があつた。また、ブラシ式除電器におい
ても、集電した電荷を例えば接地することにより
器外へ放出しなければならない。
そこで、本考案はかかる放電式除電器やブラシ
式除電器による除電の欠点を解消する目的でなさ
れたものであつて、除電を行う際に用いるレコー
ド盤の置台上に立設する支柱を導電性物質により
形成するとともに、この支柱に接続された先端尖
鋭に形成した放電部を設け、除電器を置台上にセ
ツトした状態で支柱と除電器の除電手段とを電気
的に接続することにより、レコード盤上および除
電器内に滞留する不要電荷を放電部まで導出し、
この放電部にて空中放電させて除去するようにし
たものであり、以下、図面に沿つて本考案の実施
例を、放電式除電器を例に説明を行う。
第1図は、レコード盤用置台の斜視図であつ
て、レコード盤用置台1は、合成樹脂製の長箱形
の基台2と、基台2上に嵌着載置する円盤状の板
体3とから成つている。
基台2の上面は、レコード盤のレーベル部を支
持する基板部41、レコード盤の録音部に対応す
る底板部42、及びレコード盤の周縁無録音部を
支持する端板部43とから成つており、板体3は
基板部41に形成された凹入部5に嵌着載置され
る。
板体3の中心には、真鍮や銅などの導電性物質
により形成された支柱6が立設されており、第2
図に示すように支柱6の下面には先端を尖鋭に形
成した放電部としてのカーボンブラシ7が植設さ
れている。
第3図は、使用中の断面図であつて、凹入部5
に板体3を嵌着すると、カーボンブラシ7は凹入
部5の中心に形成された開孔8を通つて、基板部
1の下側に突出するようになつている。また、
レコード盤9と除電器10は、それぞれ中心孔
9′及び支柱嵌入孔11を支柱6に嵌入すること
により置台1上にセツトされるが、除電器10の
支柱嵌入孔11の上方には接片12があり、支柱
6を支柱嵌入孔11に嵌入すると、支柱6の頂部
はこの接片12に接触するようになつている。こ
の接片12は、導電線13を介して放電電極17
とともに除電手段を構成する陰極板14に接続さ
れている。15はスイツチ釦、161は自走用の
駆動輪、162は支え用の補助輪、17は前記陰
極板14と対向配設された放電極板である。
本置台1は上記のような構成より成り、置台1
上にレコード盤9と除電器10をセツトし、スイ
ツチ釦15を押すと、駆動輪161はモータ(図
示せず)により駆動されてレコード盤9上を自走
旋回する。これとともに放電極板17と陰極板1
4の間に放電が発生し、それによつて生じた正負
イオンはレコード盤9に吹き付けられる。
さて、上述のように放電によつて生じたイオン
は、そのすべてがレコード盤9の帯電除去のため
に費消される訳ではなく、相当量のイオンは除電
器10内に残余滞留する。
然しながら、上記構成において除電器10内に
滞留するイオンは直ちに陰極板14に捉えられ、
導電線13、接片12、支柱6を通つてカーボン
ブラシ7へ流れ、カーボンブラシ7の近傍におい
て生じる空中放電により消滅する。この場合、カ
ーボンブラシ7は基板部41の下側まで突出して
いるので、放電発生部とレコード盤9は完全に隔
離されており、従つて空中放電により生じたイオ
ンがレコード盤9に付着してレコード盤9が再び
帯電することはない。
以上のように、本置台1によれば除電器10内
に滞留する残余イオンを速かに除電器10外へ導
出し、空中放電により、除去することができる。
第4図及び第5図は、本考案の他の実施例の要
部断面図及び部分平面図であつて、板体18の中
心に立設された導電性支柱19の下面には、上記
第一実施例のカーボンブラシ7に換えて、導電性
の針状突起20が突設されている。また除電器2
1の支柱嵌入孔21′には金属リング22が装着
されており、この金属リング22は導電線23に
より陰極板24と接続されている。従つて、除電
器21内の滞留イオンは、導電線23、金属リン
グ22、支柱19を経て針状突起20まで導出さ
れ、針状突起20の近傍にて生じる空中放電によ
り中和除去される。
第6図は、更に他の実施例の要部断面図であつ
て、置台25の凹入部26の下面には、カーボン
ブラシ27が植設された導電板28が装着されて
いる。また、板体29に立設された導電性支柱3
0の下端は、板体29の下方に突出しており、板
体29を凹入部26に嵌着すると、支柱30の下
端は導電板28に接触するようになつている。従
つて、除電器内の滞留イオンは支柱30から導電
板28へと流れ、カーボンブラシ27の先端近傍
にて発生する放電により中和除去される。
第7図及び第8図は、更に他の実施例の断面図
及び部分斜視図であつて、導電性の支柱31は置
台32の基板部33に直接立設されている。ま
た、置台32の後端面32′には、カーボンブラ
シ34が植設された導電板35が装着され、この
導電板35と支柱31の下部は、導電線36によ
り接続されている。従つて、除電器内に滞留する
イオンは支柱31、導電線36を通つて導電板3
5に流れ、カーボンブラシ34の先端近傍におい
て生じる空中放電により中和除去される。而し
て、カーボンブラシ34は置台32の後端面3
2′に設けられているので、置台32上のレコー
ド盤9とは離隔しており、従つて空中放電によつ
て生じたイオンがレコード盤9に付着することは
ない。
上記各実施例から明らかなように、本考案に係
るレコード盤用置台は種々の設計変更が可能であ
り、要は置台上に立設する支柱を導電性物質によ
り形成するとともに、この支柱と接続される放電
部を設ければよく、更に望ましくは、放電部はレ
コード盤と離隔して設けるようにすればよい。
なお、本考案は上記実施例以外にも、除電手段
として集電ブラシを使用するものであつても良
く、この場合集電ブラシは置台へのセツト状態で
支柱と電気的に接続されるものである。
以上説明したように、本考案は内方に除電手段
を備えるとともに、下面に設けた支柱嵌入孔を中
心にレコード盤上を旋回させながら除電を行うレ
コード盤除電器のためのレコード盤用置台であつ
て、レコード盤が載置される置台の上面に上記支
柱嵌入孔に嵌入するための導電性物質により形成
された支柱を突設するとともに、置台に先端を尖
鋭に形成した放電部を設けて上記支柱と接続し、
上記除電器を置台上にセツトした状態で、置台側
の支柱と除電器側の除電手段とを電気的に接続す
るようにしたので、除電器10,21内に滞留す
る不要な静電気は、支柱6,19,30,31を
通つて放電部7,20,27,34まで流れ、空
中放電により速やかに中和除去されることとな
り、特にコロナ放電等による放電式の除電器にお
いては、除電器10,21に内蔵された電気系
が、滞留イオンにより電気的悪影響を受けること
がなく、従来の接地するための種々のリード部材
が不要となり、また使用場所も自由に選定でき、
使い易いものとすることができる。なお、このよ
うな置台は、自走式のものに限らず、支柱と係合
して用いる手動式の除電器を用いる場合にも適用
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は置台の斜視図、第2図は部分断面図、第3
図は使用中の断面図、第4図及び第5図は、それ
ぞれ本考案の他の実施例の要部断面図及び部分平
面図、第6図は更に他の実施例の要部断面図、第
7図及び第8図は、それぞれ更に他の実施例の断
面図及び部分斜視図である。 1,25,32……置台、6,19,30,3
1……支柱、7,27,34……カーボンブラ
シ、20……針状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内方に除電手段を備えるとともに、下面に設け
    た支柱嵌入孔を中心にレコード盤上を旋回させな
    がら除電を行うレコード盤除電器のためのレコー
    ド盤用置台であつて、レコード盤が載置される置
    台の上面に上記支柱嵌入孔に嵌入するための導電
    性物質により形成された支柱を突設するととも
    に、置台に先端を尖鋭に形成した放電部を設けて
    上記支柱と接続し、上記除電器を置台上にセツト
    した状態で、置台側の支柱と除電器側の除電手段
    とを電気的に接続するようにしたことを特徴とす
    るレコード盤除電器のためのレコード盤用置台。
JP3182682U 1982-03-04 1982-03-04 レコード盤除電器のためのレコード盤用置台 Granted JPS58135014U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182682U JPS58135014U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 レコード盤除電器のためのレコード盤用置台

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JP3182682U JPS58135014U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 レコード盤除電器のためのレコード盤用置台

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Publication Number Publication Date
JPS58135014U JPS58135014U (ja) 1983-09-10
JPH0114969Y2 true JPH0114969Y2 (ja) 1989-05-02

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ID=30043479

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JP3182682U Granted JPS58135014U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 レコード盤除電器のためのレコード盤用置台

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JPS58135014U (ja) 1983-09-10

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