JPH01149015A - 音響光学素子 - Google Patents

音響光学素子

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Publication number
JPH01149015A
JPH01149015A JP62309121A JP30912187A JPH01149015A JP H01149015 A JPH01149015 A JP H01149015A JP 62309121 A JP62309121 A JP 62309121A JP 30912187 A JP30912187 A JP 30912187A JP H01149015 A JPH01149015 A JP H01149015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane
light
acousto
piezoelectric element
optic
Prior art date
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Pending
Application number
JP62309121A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Tanaka
文雄 田中
Sumi Nishiyama
寿美 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音響光学媒体によりレーザ光などの光を変調
する音響光学素子に関するものである。
従来の技術 音響光学素子は、音響光学媒体に圧電素子を装着した基
本病成であり、圧電素子に電気信号を入力すると、超音
波信号となって音響光学媒体中を伝搬し、ここを通る一
定角度で入射した光を回折するものである。音響光学媒
体には、ガラスや単結晶材料が用いられ、先入出射の面
は光学研磨されるが、そのままでは、空気との屈折率の
違いによりかなりの光が反射されるため、反射防止膜が
施されている。反射防止膜としては、フッ化物や酸化物
を単1−または多層または多mv&として蒸着法などに
より、一定の膜厚に付着させられたものが用いられてい
る。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、反射防止膜の材質を音響光
学媒体の材質に応じ選定して施す必要があり、また耐久
性のある膜を形成するためには加熱も必要となり、極め
てコストが高くなるとともに生産性が悪という問題があ
った。さらξと、入射光の強度が高(なると、反射防止
膜に耐久性が無いため寿命が短かく信頼性に欠けるなど
の問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、反射防止
膜を必要とせず、低コストで信頼性の高い音響光学素子
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の音響光学素子は、
第1の面と、この第1の面と垂直でしかも互いにほぼ平
行な光入出射のための第2および第3の面とを有する音
響光学媒体の上記第1の面に圧電素子を装着するととも
に、この圧電素子に設けられた電極の中心線と上記第2
または第3の面との交差角度がθ51=9Q’−5in
 ’(cos(tan−1〔cos{tan−1(n)
) 3(nは音響光学媒体の屈折率)近傍となるように
なし、かつ光を光入射面の法線に対してθ1= tan
7”(n)近傍の角度でもって傾斜させて入射させるよ
うにしたものである。
作用 この構成により、光の反射防止膜を用いることなく、極
めて反射の少ない光入射が実現でき、その状態で十分な
音響光学媒体が超音波信号により得られて、回折された
光も入射同様極めて反射の少ない状態となる。したがっ
て、反射防止膜は不要となる。また、出射光の方位は入
射光軸の近傍となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本発明に係る音響光学素子の要旨は、音響光学媒体への
先入出射をブリュースター角の近傍にて、゛     
  −τ カ) つ光入出射面を互いにほぼ平行にするとともに、音響光
学媒体内を進行する超音波が入射した光を媒体的に回折
できるように圧電素子に設けた電極の1つの中心線を光
の進行方向にほぼ一致するよう形成したものである。
すなわち、第1図および第2図において、1は音響光学
媒体で、その第1の面1aには高周波電気信号源2に接
続された圧電素子3が有機接着剤または金属により装着
されている。
この第1の面1aの両端部から光入出射面である第2お
よび第3の面It) 、 1(が垂直にしかも互いに平
行に設けられている。そして、入射光は、音響光学媒体
1の光入射面である第2の面lbの法線aより01の角
度で入射するが、このとき、音響光学媒体lの屈折率を
nとすると θ重 =tan−1〔cos{tan−1(n)   
        ・・・・・・    (1)の条件を
満たす角度の近傍である。例えば、音響光学媒体に二酸
化テルル結晶を用い、入射光にヘリウムネオンレーザ光
(波長sazanm)を用いると、n=126 、θ、
 =66.1° となる。この近傍での光反射率は第3
図に示したようになる。
ところで、入射する光の屈折角θ、はスネルの法則と(
1)式により次式となる。
θg==sin ’((sinθ1)/n) =sin
−’(cosθ1)  ・・・・・・(2)この角度θ
、に超音波の波面を一致させるために、圧電素子3に設
けた電極3aの1つの中心線と第2または第3の面1b
 、 1(となす角度θaはθa=90’−62近傍と
されている。すなわち、 #a=90°−5in ’(cosθ、) =90°−
5tn−’ (cos(tan 1〔cos{tan−
1(n)))・・・・・・(3ン近傍となる。
一方、音響光学媒体による光の回折は、真空中の光の波
長λい超音波の周波数f、音響光学媒体中の超音波の伝
搬速度Vとすると、光入射条件満たす角度(ブラッグ角
)θbは θb = 5in7’ (λo −f/2n、v ) 
     −= (4)となる。上述の例でλ。= 6
3L8nm 、 J”−40oMHz 、 n=226
 、 v = 4260rr)/s とすると、θb=
0.19°となる。
光の回折は、超音波の波面に対し、入射光と対称に回折
光が発生し、入射光との分離角は2θbとなる。
したがって、ブラッグ角の設定のために角度を動かせた
場合でも、十分光反射率の少ない状態を保つことが可能
となる。音響光学媒体1の光出射面である第3の面IC
における回折光の出射条件も同様であり、また第2.第
3の面1b 、 Icが平行であるため、封体性により
音響光学媒体による回折光の出射方位に対する影響を相
殺することができる。第2.第3の光入出射面を逆にし
ても全く同様である。
ところで、音響光学媒体1として二酸化テルル(TeO
2)結晶を用いた場合、第1の面1aを(ool)面と
し、第2.第3の面1b、ICをその法線が((IOI
J面上に存在する面とし、入射させる光の電界振動面が
(110)面または(110)面に垂直な直線偏向とさ
れる。また、音響光学媒体lとしてモリブデン酸鉛(P
bMo04)結晶を用いた場合、第1の面1aを(00
1)面とし、第2.第3の面It) 、 ICをその法
線が〔001〕面上に存在する面とし、入射させる光の
電界振部面が(ioo)面または(010)面に垂直な
直線偏光とされる。
発明の媒体 上記本発明の構成によれば、互いにほぼ平行な光入出射
面と圧電素子の電極の中心線とを90°−5in7’(
cos(jan 1〔cos{tan−1(n)) )
近傍の角度でもッテ交差させるとともに、光を光入射面
の法線に対してtan ”(■近傍の角度でもって傾斜
させて入射させるようにしたので、反射防止膜を必要と
しない低コストで信頼性の高い音響光学素子が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における音響光学素子の動作
を説明する概略構成図、第2図は第1図の1−1矢視図
、第3図は光入射角と光反射率の関係を示す特性図であ
る。 l・・・音響光学媒体、lト・・第1の面、1b・・・
第2の面、I C−・・第3の面、3・・・圧電素子、
3a−SiC極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の面と、この第1の面と垂直でしかも互いにほ
    ぼ平行な光入出射のための第2および第3の面とを有す
    る音響光学媒体の上記第1の面に圧電素子を装着すると
    ともに、この圧電素子に設けられた電極の中心線と上記
    第2または第3の面との交差角度がθa=90゜−si
    n^−^1〔cos{tan^−^1(n)}〕(nは
    音響光学媒体の屈折率)近傍となるようになし、かつ光
    を光入射面の法線に対してθ_1=tan^−^1(n
    )近傍の角度でもつて傾斜させて入射させるようにした
    音響光学素子。 2、音響光学媒体に二酸化テルル(TeO_2)結晶を
    用い、第1の面を〔001〕面とし、第2、第3の面を
    その法線が〔001〕面上に存在する面とし、入射させ
    る光の電界振動面が〔110〕面または〔1@1@0〕
    面に垂直な直線偏光とした特許請求の範囲第1項に記載
    の音響光学素子。 3、音響光学媒体にモリブデン酸鉛(PbMoO_4)
    結晶を用い、第1の面を〔001〕面とし、第20第3
    の面をその法線が〔000面上に存在する面とし、入射
    させる光の電界振動面が〔100〕面または〔010〕
    面に垂直な直線偏光とした特許請求の範囲第1項に記載
    の音響光学素子。
JP62309121A 1987-12-07 1987-12-07 音響光学素子 Pending JPH01149015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009068529A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Sanki:Kk 挟持具
US8509576B2 (en) 2008-12-18 2013-08-13 Nec Corporation Optical switch, image display device, image forming device, and method for manufacturing optical switch

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JP2009068529A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Sanki:Kk 挟持具
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