JPH01148757A - パッチング補修材 - Google Patents

パッチング補修材

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Publication number
JPH01148757A
JPH01148757A JP62308413A JP30841387A JPH01148757A JP H01148757 A JPH01148757 A JP H01148757A JP 62308413 A JP62308413 A JP 62308413A JP 30841387 A JP30841387 A JP 30841387A JP H01148757 A JPH01148757 A JP H01148757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alumina
weight
sol
silica
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP62308413A
Other languages
English (en)
Inventor
Matsuichi Yoshimura
吉村 松一
Masao Oguchi
征男 小口
Tatsuo Kawakami
川上 辰男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Refractories Corp
Original Assignee
Kawasaki Refractories Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Refractories Co Ltd filed Critical Kawasaki Refractories Co Ltd
Priority to JP62308413A priority Critical patent/JPH01148757A/ja
Publication of JPH01148757A publication Critical patent/JPH01148757A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、耐熱性にすぐれ、かつ炉壁との接着力にすぐ
れたパッチング補修材に関する。
従来の技術とその問題点 耐熱性に富むパッチング補修材(以下単に補修材とする
)としては、軽量骨材またはセラミックファイバーを主
成分とし、これに耐火物微粉、耐火粘土などを添加した
ものがある。しかしながら、軽量骨材を使用する吹付材
は、通常の耐火吹付材よりは断熱性に富むものの、未だ
不十分である。
セラミックファイバーを使用する吹付補修材の一例とし
て特開昭57−145082号公報に開示されているも
のがある。セラミックファイバーを多量に使用する場合
には、ノズルミックスで吹付けるに際し水の均一な混合
が難しく、また施工部の厚さも不均一となる欠点がある
。一方、スラリーミックスで吹付ける場合には、施工部
の厚さは均一になるものの、スラリーの均一分散状態を
維持して、セラミックファイバーの沈降防止を図ること
が難しい。
更に、セラミックファイバーに耐火微粉、耐火粘土など
を添加し、有機結合剤を配合して、混練し、施工現場で
パッチングすることも行なわれている。この場合に使用
される有機結合剤は、施工部に対する補修材の接着性を
向上させるのに十分な粘性を有しているが、昇温時に分
解消失するために、炉壁に対する補修材の接着力が低下
して、衝撃が加わった時に剥離する場合がある。但し、
このタイプの補修材は、セラミックファイバーを多量に
使用しているので、断熱性そのものは十分に高いので、
昇温時に剥離を生じなければ、断熱性に優れた補修材と
して極めて有用である。
問題点を解決するための手段 セラミックファイバーを含有する補修材における上記の
如き問題点に鑑みて、本発明者は、種々研究を重ねた結
果、有機増粘剤とシリカゾル及び/又はアルミナゾルと
を配合する場合には、昇温時の剥離を生じることなく、
施工時の良好な付着性及び優れた断熱性とが有効に発揮
される補修材が得られることを見出した。
即ち、本発明は、セラミックファイバー70〜90重量
%、アルミナ超微粉5〜25重量%及びベントナイト1
〜5重量%からなる耐火成分100重量部に有機増粘剤
0.1〜2重量部並びにシリカゾル及び/又はアルミナ
ゾル10〜100重量部を配合してなるパッチング補修
材を提供するものである。
本発明におけるセラミックファイバーとしては、市販さ
れているアルミナ・シリカ繊維、アルミナ繊維などがそ
のまま使用できる。一般に、前者は、Af2203含有
足が40〜60%のもので非晶質であり、使用温度は1
300°C以下である。また、後者は、ムライト、アル
ミナなどを主鉱物とする結晶質のものであり、AQ20
3含有量は80〜95%である。この様なアルミナ繊維
は、1400〜1600°Cの最高使用温度を有してい
る。非晶質のセラミックファイバーは、加熱により、結
晶化して、大巾に収縮するのに対して、結晶質のセラミ
ックファイバーは、熱的に安定である。従って、対象と
する炉の温度に応じて低温用(1300°C以下)には
、アルミナ・シリカ繊維を、また高温用(1300°C
以上)にはアルミナ繊維を使用することが好ましい。こ
れらのセラミックファイバーは、通常的2〜10μmの
径を有するが、本発明で使用するものの径は、特に限定
されない。これらのセラミックファイバーは、バルク状
のものを使用するのが好ましい。耐火成分中のセラミッ
クファイバーの使用量が70重曾%を下回る場合には、
他成分が相対的に多くなって、断熱効果が低下する。一
方90重量%を超えると、断熱効果は良好であるが、セ
ラミック繊維の占める割合が多くなり過ぎて、他成分の
割合が少なくなり、炉壁との付着性などの作業性が著し
く低下する。
アルミナ超微粉としては、通常平均粒径が10μm以下
のもの、好ましくは5μm以下のものを使用し、二種以
上の粒径の異なるアルミナ微粉を併用することも可能で
ある。アルミナ微粉としては、焼結アルミナ、仮焼アル
ミナ、水酸化アルミナなどが使用できる。耐火成分中の
アルミナ超微粉の使用量が5重量%未満では作業性の低
下、耐火性の低下等が生じ、25重足%を上回ると、焼
き締まりによる収縮が生じる。
ベントナイトとしては、通常耐火物において使用されて
いるものであれば良く、粘性を高めるために、耐火成分
中1〜5重量%使用する、5重量%を超える場合には、
耐火性の低下をもたらし、1重量%未満では、増粘効果
が十分でない。
本発明においては、補修材の粘性をより高めるために、
有機増粘剤を併用する。有機増粘剤としては、メチルセ
ルローズ、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニール
アルコール、ポリアクリル酸ソーダなどの高分子物質が
例示され、これらの使用量としては、セラミックファイ
バー、アルミナ超微粉及びベントナイトからなる耐火成
分100重量部に対し、0.1〜2重量部とすることが
好ましい。0.1重量部未満では十分な粘着性改善が得
られず、2型組部を上回る場合には、添加水景が増加し
て、施工後の収縮が大きくなるので、好ましくない。
本発明においては、補修材の乾燥後の接着強度を向上さ
せるために、シリカゾル及び/又はアルミナゾルを耐火
成分100重量部に対して10〜100重量部の割合で
配合する。シリカゾル及びアルミナゾルは、市販のもの
が使用でき、通常それらの固形物は、10〜40重量部
である。これらの添加量が10重量部未満では、十分な
乾燥接着強度が得られず、一方100重量部を上回る場
合には、乾燥時に過剰のバインダーが表面に移行して、
表面と背面とで収縮率が異なる様になり、壁面とパッチ
ング材乾燥物の間に隙間ができる場合がある。
本発明で任意成分として使用するシリカ超微粉としては
、通常平均粒径1μm以下のものが使用され、具体的に
はフェロシリコン、金属シリコンなどを製造するときに
発生するシリカフニームより得られるシリカフラワーが
好適に使用される。
シリカ超微粉の使用量は、5型皿部を上限とし、5重量
部を上回る場合には、耐火性の低下をもたらすので好ま
しくない。シリカ超微粉の使用により、作業性が向上し
、また超微粉の凝集力によって強度の発現に寄与するこ
とができる。
本発明補修材は、上記の各成分をミキサー中で混練する
ことにより得られ、軟らかさが不足する場合には、水を
添加し、調整する。混線物は、通常缶に収容し、施工現
場で開封し、使用する。
発明の効果 本発明によれば、断熱性にすぐれ、かつ付着性もよく、
接着性も高いパッチング補修材が得られる。従って、本
発明補修材を例えば、炉外面の断熱材として使用する場
合には、その高い断熱性により、熱のロスが低下すると
ともに、断熱材として長期間継続的に使用できる。
実施例 以下に実施例を示し、本発明の特徴とするところをより
一層明らかにする。
実施例1〜4及び比較例1〜2 第1表に実施例1〜4及び比較例1〜2の補修材におけ
る各成分の配合比率を示す。
第2表に各補修材配合物を使用して作製した4 0mm
X40mmX 160mmの試料を乾燥し、焼成し、各
種の物理試験に供した結果を示す。
また、耐火れんが焼成用トンネルキルンの外壁に各補修
材を1mX1mX厚み約30mmに施工し、1ケ月経過
後の状態を観察した。なお、その時の外壁の温度は約1
50℃であった。
比較例1の補修材は、接着性は良好であるものの、かさ
比重が実施例と比較して約2倍と高く、断熱性の面で劣
っていた。
比較例2の補修材は、かさ比重は低いが、強度がほとん
どなく、1ケ月後には、表面及びコーナ一部がボロボロ
と剥落した。
これに対し、実施例1〜4の補修材は、いずれも、かさ
比重が低く、断熱性に優れ、強度も一定値以上を示して
、1ケ月経過後においても、はとんど変化なく、パッチ
ング補修材として、十分満足すべきものであった。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セラミックファイバー70〜90重量%、アルミナ
    超微粉5〜25重量%及びベントナイト1〜5重量%か
    らなる耐火成分100重量部に有機増粘剤0.1〜2重
    量部並びにシリカゾル及び/又はアルミナゾル10〜1
    00重量部を配合してなるパッチング補修材。
JP62308413A 1987-12-04 1987-12-04 パッチング補修材 Pending JPH01148757A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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