JPH01148380A

JPH01148380A - 石綿回収装置

Info

Publication number: JPH01148380A
Application number: JP30489487A
Authority: JP
Inventors: Hideo Tominaga; 冨永　英夫; Koji Takemura; 竹村　皓司
Original assignee: Morita Tokushu Kiko KK
Current assignee: Morita Tokushu Kiko KK
Priority date: 1987-12-01
Filing date: 1987-12-01
Publication date: 1989-06-09
Also published as: JPH0460711B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産呈上坐程里分！この発明は天井や壁に断熱材として使用された石綿の回
収に利用される装置に関するものである。

従未勿肢歪従来、建物の断熱性能を良くする為、天井や壁の表面に
断熱効果のある石綿を被着しているが、最近、石綿に発
癌性があることが判明して大きな社会問題にまで発展し
、石綿の回収が要請されている。

ところで、このような石綿の回収はすべて手作業で行わ
れているのが現状である。

（°、′占前述したように、現状では石綿の回収作業がすべて人手
でもって行われている為、非常に多くの労力と時間を要
し、非能率的であるという欠点があった。

そこで、この発明は天井や壁の石綿の回収を機械化して
作業に要する労力と時間を軽減する石綿回収装置を提供
することを目的とする。

占　　　゛　　る　　　のこの発明は斯る目的を達成する為、吸引口を設けた吸引
アタッチメントと、レシーバタンクの先端上部にこれの
内部と連通しかつ当該レシーバタンクがダンプ状態で直
立になるように設けた第１サイクロン、セパレータ、真
空ポンプ、水切装置及び吐出サイレンサを上記順に直列
に接続配管してなる空気輸送装置をマウントした吸引車
とからなり、上記吸引アタッチメントと上記吸引車の第
１サイクロンとを接続配管したという技術的手段を講じ
ている。

■里吸引車のレシーバタンクをダンプして第１サイクロンを
直立した後、吸引車の空気輸送装置により石綿を吸引ア
タッチメントから吸引して吸引車の第１サイクロンに空
気輸送し、ここで石綿を下部のレシーバタンクに落下回
収する。

裏見皿以下この発明を第１図乃至第６図に示す実施例に従って
説明する。

第１図はこの発明に係る石綿回収装置の作業説明図、第
２図はそのフローシート図である。

第１図に於いて、（Ａ）は吸引アタッチメント、（Ｂ）
は吸引車を示す。

吸引アタッチメント（Ａ）は第３図に示すように、固定
車輪（１）（１）と自由車輪（２）（２）により移動自
在な下端を開口した吸入筺（３）内の前部に水噴霧ノズ
ル（４）及び回転ブラシ（５）を配設すると共に後部に
吸入口（６）を配設してあり、吸入筺（３）の前部にて
水噴霧ノズル（４）より床面に落下堆積した石綿に水を
噴霧し乍ら駆動モーフ（７）で回転ブラシ（５）を回転
して当該回転ブラシ（５）により石綿を吸入筺（３）内
の後部に掃き入れ、ここで吸引口（６）より石綿を吸引
するように構成されている。尚、（８）は吸入筺（３）
の後端部に固設された手押しハンドルで、これで吸引ア
タッチメント（Ａ）を所望の位置に移動させる。

吸引車（Ｂ）は第４図及び第５図に示すように、第１サ
イクロン（９）、レシーバタンク（１０）　、第２サイ
クロン（１１）　、セパレータ兼水切装置（１２）　、
真空ポンプ（１３）及び吐出サイレンサ（１４）等から
なる空気輸送装置をトラック等の車体に搭載し、第１サ
イクロン（９）をレシーバタンク（１０）の先端上部に
これの内部と連通してしかも当該レシーバタンク（１ｏ
）がダンプ状態で直立になるように装設すると共に、第
１サイクロン（９）、第２サイクロン（１１）　、セパ
レータ兼水切装置（１２）のセパレータ（１２ａ　）　
、真空ポンプ（１３）、セパレータ兼水切装置（１２）
の水切装置（１２ｂ　）及び吐出サイレンサ（１４）を
上記順に直列に接続配管してあり、レシーバタンク（１
０）をダンプして第１サイクロン（９）を直立した後、
真空ポンプ（１３）により空気流を形成し、この空気流
を利用して吸引アタッチメント（Ａ）で石綿を吸引して
第１サイクロン（９）に空気輸送し、ここで空気流中の
石綿を下部に落下してレシーバタンク（１０）に回収し
、これで石綿は殆ど回収されるが、回収されない粉石綿
が空気流にのり第２サイクロン（１１）に流入し、この
第２サイクロン（１１）内で更に空気流中の粉石綿を下
部のチャンバ（１５）に落下回収し、続いて第２サイク
ロン（１１）から吐出された空気をセパレータ（１２ａ
　）　、真空ポンプ（１３）　、水切装置（１２ｂ　）
及び吐出サイレンサ（１４）を通し除塵、水切り、消音
を行って大気に解放するように構成されている。尚、（
１６）は第２サイクロン（１１）の入口部に装設された
水噴霧ノズルで、水ポンプ（１７）により吸い揚げたチ
ャンバ（１５）の水を噴霧して粉石綿を含む空気流に吹
き付け、これにより空気流中の粉石綿に水分を付着させ
て重量を重くし、第２サイクロン（１１）内で粉石綿が
確実に落下回収されるようにする。（１８）は水ポンプ
で、水源から吸い揚げた水を吸引アタッチメント（Ａ）
の水噴霧ノズル（４）より噴霧させる。（１９）はチャ
ンバ（１５）から水ポンプ（１７）により吸い揚げられ
る水中の異物を除去スるストレーナ、（２０）はバキュ
ームブレーカ、（２１）は負荷解放弁、（２２）は真空
計である。

この発明の石綿回収装置は吸引車（Ｂ）のレシーバタン
ク（１０）をダンプして第１サイクロン（９）を直立し
た後、空気輸送装置をマウントした吸引車（Ｂ）により
石綿を吸引アタッチメント（Ａ）から吸引車（Ｂ）の第
１サイクロン（９）に空気輸送してここで下部のレシー
バタンク（１０）に落下回収するものであり、従来、人
手で行うでいた石綿の回収作業を機械的に行うことがで
き、作業に要する労力と時間が軽減されて作業能率の向
上が図れる。

尚、上記実施例の吸引アタッチメント（Ａ）は床面に落
下堆積した石綿を吸引する床面用であって、第６図に示
す如き天井壁用吸引アタッチメント（Ａ′）を用いると
天井、壁の石綿を掻落し乍ら吸引することが可能である
。

天井壁用吸引アタッチメント（Ａ”）は複数個の車輪（
２３）　　（２３）・・・により移動自在な架台（２４
）に吸入筒（２５）を適宜の手段で上下及び仰角調整可
能に支持してこれの先端部に水噴霧ノズル（２６）と回
転破砕刃（２７）を配設してあり、吸入筒（２５）の先
端部にて水噴霧ノズル（２６）より天井、壁の石綿に水
を噴霧し乍ら駆動モータ（２８）で回転破砕刃（２７）
を回転して当該回転破砕刃（２７）で天井、壁の石綿を
掻落し、この石綿を吸入筒（２５）より吸引するように
構成されている。

皇■坐盈来この発明によれば、吸引車のレシーバタンクをダンプし
て第１サイクロンを直立した後、空気輸送装置により石
綿を吸引アタッチメントから吸引車の第１サイクロンに
空気輸送し、ここで石綿を下部のレシーバタンクに落下
回収するから、石綿の回収作業を機械的に行うことがで
き、作業に要する労力と時間が軽減され、作業能率の向
上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る石綿回収装置の一実施例の作業
説明図、第２図はそのフローシート図である。第３図はこの発明に係る石綿回収装置に使用される吸引
アタッチメントを示す斜視図である。第４図及び第５図はこの発明に係る石綿回収装置に使用
される吸引車の側面図及び平面図である。第６図は天井壁用吸引アタッチメントを示す斜視図であ
る。＜Ａ）〜　床面用吸引アタッチメント、（Ｂ）−吸引車
、　　　　（３’）　−吸入筒、（４）　−・水ａｌ霧
ノズル、（４）・−・回転ブラシ、（６）−一一一吸引
口、　　　　（９）・−第１サイクロン、（１０）　−
・レシーバタンク、（１１）　−−−−一第２サイクロン、（１２）・−・
セパレーク兼水切装置、（１３）　−−−一真空ポンプ
、　　（１４）−吐出サイレンサ、（Ａ’）−ｍ＝・天
井壁用吸引アタッチメント、（２５）　−吸入筒、　　
　　（２６）　−水噴霧ノズル、（２７）　一回転破砕
刃。「了− 特　許　出　願　人　　森田特殊機工株式会社、−！代　　　　理　　　　人　　江　　原　　省　　吾：第
３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸引口を設けた吸引アタッチメントと、レシーバ
タンクの先端上部にこれの内部と連通しかつ当該レシー
バタンクがダンプ状態で直立になるように設けた第１サ
イクロン、セパレータ、真空ポンプ、水切装置及び吐出
サイレンサを上記順に直列に接続配管してなる空気輸送
装置をマウントした吸引車とからなり、上記吸引アタッチメントと上記吸引車の第１サイクロン
とを接続配管したことを特徴とする石綿回収装置。