JPH01148205A

JPH01148205A - 成型式歯ブラシ

Info

Publication number: JPH01148205A
Application number: JP29775887A
Authority: JP
Inventors: Teien-Fa Pai; パイ・ティエン‐ファ; Min-Kun Lai; ライ・ミン‐クン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-11-27
Filing date: 1987-11-27
Publication date: 1989-06-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は従来用いられている歯ブラシの製造方法と構造
とを変更した新規の設計を提案するもので、歯ぐき疾患
を持つ人々の様々な症状に適合する歯ブラシを提供する
ものであり、異種材料の接続による従来の歯ブラシの問
題の解消を意図している。

従来の歯ブラシに対する一般のイメージは、歯ブラシの
把手の前端に多数の小孔を設け、該小孔にそれぞれプラ
スチック製毛を密植させたものであって、植毛部の長短
、幅の大小、把手の形状、電動式歯ブラシであるかどう
かの相違点はあっても一員して前記の構成が踏襲されて
いるため、そのような方式の歯ブラシが固定観念として
一般に定着する一方、種々な特殊需要に対応した歯ブラ
シの研究は殆ど行われなかった。

虫歯を持つ人にとって歯ブラシによる清掃は苦痛を伴う
もので、歯ブラシを使用するたびに歯ぐきの出血によっ
て恐怖を与え、また歯ブラシの使用後にも耐え難い疼痛
が残る。したがって歯ぐき疾患をもつ人々に対して長期
間にわたって歯ぐぎが損傷すると回復の望みはほとんど
なく、その原因は使用する歯ブラシの毛の不適応によっ
て歯ぐきを更に損傷させる。

上記の事情に鑑み、従来の歯ブラシの問題点を分析した
結果として、本発明は歯ぐき疾患を持つ人々に適合し、
使用に便利で、かつ硬度が適切であって歯ぐきを損傷し
ない歯ブラシを提供するものである。

歯ブラシの毛は歯に付着する歯こう（垢）等を除去する
ために用いられる。本発明では三角すい形の細毛を使用
し、この形状の毛は従来の歯ブラシの毛に比べるとｉｓ
力は劣っているが、それでも歯に付着する歯こうの大部
分が除去されるので、歯こうによる発酵、酸性化、歯牙
侵食は起らない。

断面が三角すい状のブラシ毛は先端部が微細な半円すい
球状に形成されており、歯間の間げきに挿通可能であり
、また該間げきに付着する歯こうを除去するのに十分な
弾性を有する。

さらにブラシ毛同士の間げきは優れた混合作用を呈する
ように設定されているため、口腔内の細菌、歯こう、歯
磨き及び水分を完全に混合し、微細な泡沫を発生するこ
とにより、口腔内の歯こうを容易に除去する。

第１図について説明する。本発明に係る歯ブラシは把手
（１）の前端に座板（２）を−・体形成し、座板（２）
には円すい状の底部（３０１）を備えた複数個の小孔（
３）を穿設するとともに、該小孔の底部（３０１）の反
対側に浅狭で平坦な溝（４）を刻設する。

゛把手（１９）は硬化性樹脂等で成型したのら、次いで
該把手（１）上に柔軟なブラシ毛部を形成する。このブ
ラシ毛部はプラスチック材製としてよい。該“ブラシ毛
郡上に複数列に整列した三角すい状の微細な毛（５）を
配するとともにその先端（ＳＯｔ）を半球状に形成し、
また毛（５）の根元（５０２）は相互に連結された状態
で座板（２）の前記みぞ（４）の中に嵌挿する。さらに
毛（５）の爪部（５０３）が前記底部（３０１）の対向
面から延出して、小孔（３）及びその底部（３０１）上
に固着されている。

プラスチック材料の゛硬化後の硬度と弾性とは配合物の
ブレンドによって調整可能であるので、ブラシ毛（５）
の硬度は歯ぐきを損傷しない範囲に調整することができ
る。さらにブラシ毛（５）の断面が微細な三角すい形に
構成されているため、歯に対する歯ブラシの圧接力を高
めればブラシ毛（５）と歯ぐき間の接触面積が増大する
。したがってブラシ毛（５）の柔軟性を増すほど、歯ぐ
きとの接触面積が拡大し、歯ぐきに・加わる圧ツノが再
び分散されるため、歯ぐき−の損（１７’ｌｔ起らない
のである。これにより、歯ぐき疾患を持つ人々に対して
歯磨きの苦痛を緩和するという効果が促進される。

次に第２図について説明する。本発明による歯ブラシが
歯と接触する確率を概算した結果では、ブラシ毛（５）
は多数の列に整列”するのが好ましく、また図示の実施
例によるブラシ毛（５）の頂部から根元までの断面収縮
率は、そのまま変更しないで様々な硬度のブラシ毛材料
に適用した場合でも、ブラシ毛の切断がほとんど起らな
いという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の歯ブラシの断面図、第２図はその透視
図である。１・・・把手　　　　　　　２・・・座板３・・・小孔
　　　　　　　４・・・溝５・・・ブラシ毛　　　　３
０１・・・孔底部５０１・・・毛の先端　　　　　５０
２・・・毛の根元５０３・・・毛の爪部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）硬質の把手と軟質の毛とを具備し、歯ぐき疾患者
の様々な症状に対応して口腔内を清掃するほか、歯ぎく
の出血を防止する歯ブラシであつて、把手と、上記把手の一部として形成され、上面に浅狭で平坦な溝
を形成するとともに円すい状の底部を有する多数の小孔
を穿設した座板と、複数列に整列した毛を具備しており、上記毛の根元が相
連結した状態で上記座板の浅狭溝に嵌入されるブラシ毛
部とを有していて、上記ブラシ毛の爪部が上記座板の円すい状の小孔内にそ
れぞれ固着されており、かつ硬質の把手上に軟質の毛を
成型していることを特徴とする成型式歯ブラシ。
（２）特許請求の範囲第１項に記載のブラシ毛であって
、ブラシ毛が先端部を除いて三角すい状に形成されてお
り、また該ブラシ毛の先端部が半円すい形であることを
特徴とするブラシ毛。