JPH01148120A - 排稈カッターの支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 この発明は、脱穀後の排藁を切断する排稈カッターに関
するものであって、コンバインなどに利用できる。

〔従来技術〕

従来のこの種、排稈カッターは、これを脱穀機に開閉自
由に枢着支持する場合、脱・穀樋自体に枢着していた。

したがって、枢着部分は、強度上問題があり、相当太い
頑丈な構成にする必要があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は、上述の従来型の欠点を解決せんとするもの
であって、整備点検などのメンテナンスを行なうために
、カッターを脱穀機から開くとき比較的軽く、そのため
、枢着部も簡単な構成で支持できるものである。

特に、カッターは、支持杆の車台に近い部分で重量を支
え、高い位置で傾きを防止する合理的な支持構成として
、上述の従来型の欠陥を解消せんとするにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上述の目的を達成するために、次の如き技
術手段を講する。即ち、脱穀機１の排藁側２において、
基部３を車台４に取付けた支持杆５の上部に下部支持部
６を設け、該下部支持部６の上方に、車台４から立設し
た支持杆７に設けた上部支持部８を位置させて設け、排
藁を切断するカッター９を、前記下部支持部６と上部支
持部８とに回動自由に支持するに、下部支持部６で重量
を受け、上部支持部８で傾きを防ぐように分担支持して
構成した排稈カッターの支持装置の構成とする。

〔発明の作用、および効果〕

この発明によれば、カッター９は、下部支持部６で重量
を支え、上部支持部８で傾斜を支えているから、全体と
して極めて安定した支持構成となり、充分な強度を確保
できるものである。

しかも、カッター９は、脱穀機１に対して回動させると
き、下部支持部６で重量を支え上部支持部８が単なるた
おれ支えとして、補助的に機能するのみであるから、上
下両支持部で均等に重量を受けているものに対して、操
作が軽く円滑に開閉できる優れた特徴を有する。

〔実施例〕

カッター９は、切断部１０と案内通路枠１１とからなり
、切断部１０は、２つの平行する回転軸１２．１３の一
方１２に掻込ロータ１４を配設し。

他方１３に円盤刃１５を配設して構成している。

そして、案内通路枠１１は１周囲を案内板１６で囲み、
その中の回転軸１７に拡散羽根１８を配設して切断部１
０の下方に設け、切断藁を拡散する構成としている。

そして、支持杆５は、基部３を車台４に取付は上部に下
部支持部６を設けている。

支持杆７は、基部を車台４に取付けて上方に延長した主
杆７ａと、これに枠組み構成した横杆７ｂとから構成し
、その横杆７ｂの端部に上部支持部８を設けている。

この上部支持部８は、下部支持部６と同心となるべく、
上方に位置させて設けている。

そして、カッター９は、下方の案内通路枠１１を支持杆
５と７とに取付けて固定し、その上部の切断部１ｏを、
前述の下部支持部６と上部支持部８とに枢着して構成し
ている。

この場合、切断部１０は、第１図及び第２図に示すよう
に、上下の枢軸１９．２０を二つの支持部６，８に挿通
支持するが、下部枢軸２０を下部支持部６の上面に密着
させた状態で、カッター９の重量を受けさせ、上部枢軸
１９を上部支持部８の上面から若干の間隔を保って挿通
し補助的に支持させる構成としている。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は斜面図
、第２図（イ・口）は破断して示す側面図、第３図は１
部を破断して示す斜面図である。 図中、符号１は脱穀機、２は排藁側、３は基部、４は車
台、５は支持杆、６は下部支持部、７は支持杆、８は上
部支持部、９はカッター、１０は切断部、１１は案内通
路枠、１２．１３は回転軸、１４は掻込ロータ、１５は
円盤刃、１６は案内板、１７は回転軸、１８は拡散羽根
、１９は枢軸、２０は枢軸を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 脱穀機の排藁側において、基部を車台に取付けた支持杆
   の上部に下部支持部を設け、該下部支持部の上方に、車
   台から立設した支持杆に設けた上部支持部を位置させて
   設け、排藁を切断するカッターを、前記下部支持部と上
   部支持部とに回動自由に支持するに、下部支持部で重量
   を受け、上部支持部で傾きを防ぐように分担支持して構
   成した排稈カッターの支持装置