JPH01147171A - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents
可変容量型斜板式圧縮機Info
- Publication number
- JPH01147171A JPH01147171A JP62304906A JP30490687A JPH01147171A JP H01147171 A JPH01147171 A JP H01147171A JP 62304906 A JP62304906 A JP 62304906A JP 30490687 A JP30490687 A JP 30490687A JP H01147171 A JPH01147171 A JP H01147171A
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- swash plate
- pressure
- control pressure
- chamber
- inclination
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- Granted
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 title abstract description 10
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims abstract description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 36
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 36
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 13
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000001404 mediated effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は両頭ピストンを備えた可変容量型斜板式圧縮機
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
回転軸に対して前後に揺動可能かつ回転軸との相対回転
可能に斜板を支持したいわゆるワッブル式可変容量圧縮
機では斜板の傾角が斜板収容室内の制御圧力と冷房負荷
を反映する吸入圧とのピストンを介した差圧により変動
し、この傾角変動により冷房負荷に応じた吐出容量制御
が行われる。
可能に斜板を支持したいわゆるワッブル式可変容量圧縮
機では斜板の傾角が斜板収容室内の制御圧力と冷房負荷
を反映する吸入圧とのピストンを介した差圧により変動
し、この傾角変動により冷房負荷に応じた吐出容量制御
が行われる。
しかも、斜板の揺動中心が斜板の回転半径方向に見たピ
ストンの往復動位置付近に設定されているためにピスト
ンの圧縮行程上死点が定位置に設定されることになり、
小容量側の制御限界、即ち最小容量まで可及的に小さく
することが可能である。
ストンの往復動位置付近に設定されているためにピスト
ンの圧縮行程上死点が定位置に設定されることになり、
小容量側の制御限界、即ち最小容量まで可及的に小さく
することが可能である。
しかしながら、斜板収容室内の制御圧力と吸入圧とのピ
ストンを介した圧力対抗により斜板の傾角を制御するワ
ッブル式圧縮機では1つのピストンに対して1つの圧縮
室のみしか対応し得ないため、回転軸と一体的に回転す
る斜板及び両頭ピストンを備えた可変機能を持たない斜
板式圧縮機に比して冷房効率の劣性は否めない。
ストンを介した圧力対抗により斜板の傾角を制御するワ
ッブル式圧縮機では1つのピストンに対して1つの圧縮
室のみしか対応し得ないため、回転軸と一体的に回転す
る斜板及び両頭ピストンを備えた可変機能を持たない斜
板式圧縮機に比して冷房効率の劣性は否めない。
可変機能のない斜板式圧縮機の冷房効率を兼ね備えた可
変容量型圧縮機が特開昭58−162782号公報に開
示されている。この圧縮機では斜板が回転軸と一体的に
回転可能かつ前後に揺動可能に支持されており、この斜
板の傾角が冷房負荷を反映する吸入圧情報に基づいて制
御されるようになっている。
変容量型圧縮機が特開昭58−162782号公報に開
示されている。この圧縮機では斜板が回転軸と一体的に
回転可能かつ前後に揺動可能に支持されており、この斜
板の傾角が冷房負荷を反映する吸入圧情報に基づいて制
御されるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、斜板の揺動中心が回転軸上の固定位置に
設定されているため、両頭ピストンの圧縮行程上死点が
前後側圧縮室のいずれにおいても斜板傾角に応じて変動
し、斜板傾角が零側に近い小容量側の圧縮作用領域では
実質的な圧縮及び吐出を行なうことができない。即ち、
斜板傾角が小さくなるにつれて圧縮室内の冷媒ガス吐出
残量が増大し、この残留ガスが吸入行程で再膨張して吸
入量が減少してしまうことにより吐出を伴わない圧縮及
び膨張が繰り返されるだけの状態となる。
設定されているため、両頭ピストンの圧縮行程上死点が
前後側圧縮室のいずれにおいても斜板傾角に応じて変動
し、斜板傾角が零側に近い小容量側の圧縮作用領域では
実質的な圧縮及び吐出を行なうことができない。即ち、
斜板傾角が小さくなるにつれて圧縮室内の冷媒ガス吐出
残量が増大し、この残留ガスが吸入行程で再膨張して吸
入量が減少してしまうことにより吐出を伴わない圧縮及
び膨張が繰り返されるだけの状態となる。
そのため、可変機能のない斜板式圧縮機と同等の冷房効
率を持ちつつも小容量側の安定制御を行なうことができ
ず、制御可能な冷房負荷範囲がワッブル式可変容量圧縮
機のレベルに達し得ないという不都合がある。
率を持ちつつも小容量側の安定制御を行なうことができ
ず、制御可能な冷房負荷範囲がワッブル式可変容量圧縮
機のレベルに達し得ないという不都合がある。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
そこで本発明では、冷媒ガスを導入する斜板室、前後一
対の吸入室、前後一対の吐出室及びこれら各室を接続す
る前後一対となる複数のシリンダボアをハウジング内に
区画形成すると共に、斜板室と前後側吸入室とを吸入通
路により接続し、前後側シリンダボア内に両頭ピストン
を往復動可能に収容するハウジング内に回転軸を相対回
転可能に収容支持すると共に、この回転軸には斜板を相
対回転不能かつその周縁側を中心として前後に揺動可能
に支持し、この揺動中心位置をリヤ側シリンダボア寄り
に設定すると共に、回転軸の回転に伴う揺動中心の回転
領域上に前記両頭ピストンの往復動領域を設定し、斜板
の回転により往復駆動される両頭ピストンのリヤ側シリ
ンダボアにおける圧縮行程上死点を定位置とした斜板式
圧縮機を対象とし、前記リヤ側吸入圧室内に制御圧室を
区画形成する摺動区画体を介在し、制御圧室と吐出圧領
域とを接続して吐出圧相当の冷媒ガスを導入すると共に
、摺動区画体を介してフロント側及びリヤ側シリンダボ
ア内の圧力による斜板傾角を小さくする斜板揺動力と制
御圧室内の圧力とを対抗させ、制御圧室と吸入圧領域と
を接続すると共に、この接続通路上に容量制御弁機構を
介在し、前記制御圧室内の圧力に対抗して傾角減少方向
へ斜板を付勢するための一対のばね部材を備えた制御圧
補正手段を設け、一方のばね部材には斜板の仰角全領域
にわたって傾角増大に応じて斜板にばね作用力を増大付
与するばね特性を設定すると共に、他方のばね部材には
斜板の最大傾角付近でのみ傾角増大に応じて斜板にばね
作用力を増大付与するばね特性を設定した。
対の吸入室、前後一対の吐出室及びこれら各室を接続す
る前後一対となる複数のシリンダボアをハウジング内に
区画形成すると共に、斜板室と前後側吸入室とを吸入通
路により接続し、前後側シリンダボア内に両頭ピストン
を往復動可能に収容するハウジング内に回転軸を相対回
転可能に収容支持すると共に、この回転軸には斜板を相
対回転不能かつその周縁側を中心として前後に揺動可能
に支持し、この揺動中心位置をリヤ側シリンダボア寄り
に設定すると共に、回転軸の回転に伴う揺動中心の回転
領域上に前記両頭ピストンの往復動領域を設定し、斜板
の回転により往復駆動される両頭ピストンのリヤ側シリ
ンダボアにおける圧縮行程上死点を定位置とした斜板式
圧縮機を対象とし、前記リヤ側吸入圧室内に制御圧室を
区画形成する摺動区画体を介在し、制御圧室と吐出圧領
域とを接続して吐出圧相当の冷媒ガスを導入すると共に
、摺動区画体を介してフロント側及びリヤ側シリンダボ
ア内の圧力による斜板傾角を小さくする斜板揺動力と制
御圧室内の圧力とを対抗させ、制御圧室と吸入圧領域と
を接続すると共に、この接続通路上に容量制御弁機構を
介在し、前記制御圧室内の圧力に対抗して傾角減少方向
へ斜板を付勢するための一対のばね部材を備えた制御圧
補正手段を設け、一方のばね部材には斜板の仰角全領域
にわたって傾角増大に応じて斜板にばね作用力を増大付
与するばね特性を設定すると共に、他方のばね部材には
斜板の最大傾角付近でのみ傾角増大に応じて斜板にばね
作用力を増大付与するばね特性を設定した。
(作用)
即ち、両頭ピストンの往復動領域上のリヤ側シリンダボ
ア寄りに斜板の揺動中心を設定することにより、フロン
ト側シリンダボアにおける両頭ピストンの圧縮行程上死
点は斜板の仰角に応じて変動するが、リヤ側シリンダボ
アにおける圧縮行程上死点は斜板の仰角に関わりなく定
位置に規定される。斜板の傾角は制御圧室内の圧力と、
フロント側及びリヤ側シリンダボア内の圧力、リヤ側吸
入室内の吸入圧及び前記一対のばね部材のばね作用力の
総和圧との差による斜板角度を小さくする斜板揺動力に
応じて変動する。容量制御弁機構は制御圧室側から吸入
圧領域側への冷媒ガス流量を制御し、この流量制御によ
り吐出圧相当の冷媒ガスを導入する制御圧室内の圧力が
制御される。前記構成の圧縮機ではリヤ側シリンダボア
内の圧力とフロント側シリンダボア内の圧力による斜板
傾角を小さくする力が最大傾角付近では傾角増大につれ
て増大から一転して減少すると共に、最小傾角付近では
吸入圧以下すなわち、圧縮機内の圧力としては負となる
特性があり、前記一対のばね部材の作用を除いた制御圧
室の圧力制御のみでは最大傾角付近及び最小傾角付近の
容量制御を行なうことはできない。前記一対のばね部材
はこの制御不能領域の特性の補正を行ない、この補正に
より制御圧室における必要な制御圧は吸入圧を越える値
でもって傾角増大(M少)につれて増大(減少)する、
従って、制御圧室内の圧力制御により傾角全域にわたっ
て安定した傾角制御、即ち容量制御が可能となる。
ア寄りに斜板の揺動中心を設定することにより、フロン
ト側シリンダボアにおける両頭ピストンの圧縮行程上死
点は斜板の仰角に応じて変動するが、リヤ側シリンダボ
アにおける圧縮行程上死点は斜板の仰角に関わりなく定
位置に規定される。斜板の傾角は制御圧室内の圧力と、
フロント側及びリヤ側シリンダボア内の圧力、リヤ側吸
入室内の吸入圧及び前記一対のばね部材のばね作用力の
総和圧との差による斜板角度を小さくする斜板揺動力に
応じて変動する。容量制御弁機構は制御圧室側から吸入
圧領域側への冷媒ガス流量を制御し、この流量制御によ
り吐出圧相当の冷媒ガスを導入する制御圧室内の圧力が
制御される。前記構成の圧縮機ではリヤ側シリンダボア
内の圧力とフロント側シリンダボア内の圧力による斜板
傾角を小さくする力が最大傾角付近では傾角増大につれ
て増大から一転して減少すると共に、最小傾角付近では
吸入圧以下すなわち、圧縮機内の圧力としては負となる
特性があり、前記一対のばね部材の作用を除いた制御圧
室の圧力制御のみでは最大傾角付近及び最小傾角付近の
容量制御を行なうことはできない。前記一対のばね部材
はこの制御不能領域の特性の補正を行ない、この補正に
より制御圧室における必要な制御圧は吸入圧を越える値
でもって傾角増大(M少)につれて増大(減少)する、
従って、制御圧室内の圧力制御により傾角全域にわたっ
て安定した傾角制御、即ち容量制御が可能となる。
、(実施例)
以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。ハウジングを構成するシリンダブロック1の前
後両端面にはフロントハウジング2及びリヤハウジング
3が接合固定されており、フロントハウジング2及びシ
リンダブロック1には回転軸4がフロント軸部4aを介
して回転可能に支持されている。フロント軸部4aの内
端側にはリヤ軸部4bが連結体5.6を介して連結固定
されていると共に、連結体5.6にはガイド孔5a。
明する。ハウジングを構成するシリンダブロック1の前
後両端面にはフロントハウジング2及びリヤハウジング
3が接合固定されており、フロントハウジング2及びシ
リンダブロック1には回転軸4がフロント軸部4aを介
して回転可能に支持されている。フロント軸部4aの内
端側にはリヤ軸部4bが連結体5.6を介して連結固定
されていると共に、連結体5.6にはガイド孔5a。
6aが形成されており、リヤ軸部4bにはガイドブツシ
ュフがスライド可能に嵌合されていると共に、リヤ軸部
4b先端とガイドブツシュ7内端との間には押圧ばね8
が介在されている。
ュフがスライド可能に嵌合されていると共に、リヤ軸部
4b先端とガイドブツシュ7内端との間には押圧ばね8
が介在されている。
ガイドブツシュ7の基端部7aは球面状に形成されてお
り、この球面部7aには斜板9が回動可能に嵌合されて
いる。斜板9の前面にはブリッジ9aが形成されており
、その中間部両側面にはピン9b、9cが突設形成され
ている。ブリッジ9aは両連結体5.6間に挟入されて
いると共に、ピン9b、9cは連結体5,6のガイド孔
5a、6aに嵌入されており、これにより斜板9が斜板
室la内で回転軸4と共に回転する。ピン9b、9cと
ガイド孔5a、6aとのガイド関係及び前後にスライド
可能なガイドブツシュ7に対する斜板9の回動関係によ
り斜板9がガイドブツシュ7を前後にスライドしつつ揺
動可能であり、この揺動中心Cが斜板9の周縁側に設定
されている。
り、この球面部7aには斜板9が回動可能に嵌合されて
いる。斜板9の前面にはブリッジ9aが形成されており
、その中間部両側面にはピン9b、9cが突設形成され
ている。ブリッジ9aは両連結体5.6間に挟入されて
いると共に、ピン9b、9cは連結体5,6のガイド孔
5a、6aに嵌入されており、これにより斜板9が斜板
室la内で回転軸4と共に回転する。ピン9b、9cと
ガイド孔5a、6aとのガイド関係及び前後にスライド
可能なガイドブツシュ7に対する斜板9の回動関係によ
り斜板9がガイドブツシュ7を前後にスライドしつつ揺
動可能であり、この揺動中心Cが斜板9の周縁側に設定
されている。
シリンダブロック1のフロント側及びリヤ側には複数の
シリンダボアlb、IC(本実施例では5つずつ)が斜
板9の回転に伴う揺動中心Cの回転軌跡上にて対応形成
されていると共に、フロント側シリンダボアtbの挟間
及びリヤ側シリンダボア1cの挟間には吸入通路1d、
leが形成されており、対応するフロント側シリンダボ
ア1b及びリヤ側シリンダボア1cには両頭ピストン1
0が収容されている。各両頭ピストン10と斜板9とは
シュー11.12を介して係合しており、両頭ピストン
10が斜板9の回転に伴って揺動中心Cの回転軌跡位置
で前後に往復する。
シリンダボアlb、IC(本実施例では5つずつ)が斜
板9の回転に伴う揺動中心Cの回転軌跡上にて対応形成
されていると共に、フロント側シリンダボアtbの挟間
及びリヤ側シリンダボア1cの挟間には吸入通路1d、
leが形成されており、対応するフロント側シリンダボ
ア1b及びリヤ側シリンダボア1cには両頭ピストン1
0が収容されている。各両頭ピストン10と斜板9とは
シュー11.12を介して係合しており、両頭ピストン
10が斜板9の回転に伴って揺動中心Cの回転軌跡位置
で前後に往復する。
シリンダブロック1と前後両ハウジング2.3との間に
はサイドプレー)13.14及び弁形成プレート15.
16が介在されており、フロントハウジング2とサイド
プレート13との間には吸入室17が吸入弁15aを介
してフロント側吸入通路1dに接続するように区画形成
されていると共に、吐出室18が吐出弁19を介してサ
イドプレート13と両頭ピストン1oとの間のフロント
側圧縮室Pfに接続するように区画形成されている。リ
ヤハウジング3とサイドプレート14との間には吸入室
20が吸入弁16aを介してリヤ側吸入通路1eに接続
するように区画形成されており、吐出室21が吐出弁2
2を介してサイドプレート14と両頭ピストン10との
間のリヤ側圧縮室Prに接続するように区画形成されて
いる。そして、フロント側吐出室18とリヤ側吐出室2
1とが吐出通路1fにより接続されている。
はサイドプレー)13.14及び弁形成プレート15.
16が介在されており、フロントハウジング2とサイド
プレート13との間には吸入室17が吸入弁15aを介
してフロント側吸入通路1dに接続するように区画形成
されていると共に、吐出室18が吐出弁19を介してサ
イドプレート13と両頭ピストン1oとの間のフロント
側圧縮室Pfに接続するように区画形成されている。リ
ヤハウジング3とサイドプレート14との間には吸入室
20が吸入弁16aを介してリヤ側吸入通路1eに接続
するように区画形成されており、吐出室21が吐出弁2
2を介してサイドプレート14と両頭ピストン10との
間のリヤ側圧縮室Prに接続するように区画形成されて
いる。そして、フロント側吐出室18とリヤ側吐出室2
1とが吐出通路1fにより接続されている。
冷媒ガスは両頭ピストン10の往復動に伴って入口23
から斜板室1aへ入り、フロント側吸入通路1d及びリ
ヤ側吸入通路1e、フロント側吸入室17及びリヤ側吸
入室20を経てフロント側圧縮室pr及びリヤ側圧縮室
Prへ吸入されて圧縮作用を受ける。そして、圧縮室P
f、Prから吐出された冷媒ガスはフロント側吐出室1
8及びリヤ側吐出室21.シリンダブロックl内の吐出
通路1fを経て出口30から排出される。斜板9の揺動
中心Cは斜板9の周縁側に設定されていると共に、リヤ
側シリンダボアIC寄りに設定されており、これにより
フロント側圧縮室Pfにおける両頭ピストン10の圧縮
行程上死点は斜板9の傾角に応じて変動するが、リヤ側
圧縮室Prにおける両頭ピストン10の圧縮行程上死点
が第1゜3図に示す定位置に規定される。
から斜板室1aへ入り、フロント側吸入通路1d及びリ
ヤ側吸入通路1e、フロント側吸入室17及びリヤ側吸
入室20を経てフロント側圧縮室pr及びリヤ側圧縮室
Prへ吸入されて圧縮作用を受ける。そして、圧縮室P
f、Prから吐出された冷媒ガスはフロント側吐出室1
8及びリヤ側吐出室21.シリンダブロックl内の吐出
通路1fを経て出口30から排出される。斜板9の揺動
中心Cは斜板9の周縁側に設定されていると共に、リヤ
側シリンダボアIC寄りに設定されており、これにより
フロント側圧縮室Pfにおける両頭ピストン10の圧縮
行程上死点は斜板9の傾角に応じて変動するが、リヤ側
圧縮室Prにおける両頭ピストン10の圧縮行程上死点
が第1゜3図に示す定位置に規定される。
リヤ側吸入室20内にはガイドプツシエフの先端部が突
出されていると共に、摺動区画体24が前後方向へスラ
イド可能に嵌入されており、この摺動区画体24により
リヤ側吸入室20の一部が制御圧室20aに区画形成さ
れている。摺動区画体24とガイドブッシュ7先端部の
フランジ部7bとの間にはスラストベアリング25が介
在されていると共に、フランジ部7bとサイドプレート
14との間にはスラストベアリング26、ばね受け35
及び押圧ばね36が介在されており、制御圧室20a内
の圧力が摺動区画体24、ガイドブツシュ7及び斜板9
を介して斜板傾角を小さくしようとする揺動力と対抗す
る。
出されていると共に、摺動区画体24が前後方向へスラ
イド可能に嵌入されており、この摺動区画体24により
リヤ側吸入室20の一部が制御圧室20aに区画形成さ
れている。摺動区画体24とガイドブッシュ7先端部の
フランジ部7bとの間にはスラストベアリング25が介
在されていると共に、フランジ部7bとサイドプレート
14との間にはスラストベアリング26、ばね受け35
及び押圧ばね36が介在されており、制御圧室20a内
の圧力が摺動区画体24、ガイドブツシュ7及び斜板9
を介して斜板傾角を小さくしようとする揺動力と対抗す
る。
制御圧室20aとリヤ側吐出室21とは管路27により
接続されており、管路27の途中には絞り部27aが設
けられている。絞り部27aと制御圧室20aとの間の
管路27は管路28を介して斜板室1aに接続されてお
り、管路28の途中には容量制御弁機構29が介在され
ている。制御圧室20aは容量制御弁機構29の流入ボ
ート29aに接続されていると共に、斜板室1aは流出
ポート29bに接続されており、制御ボー)29cには
入口23に接続された吸入管路31が管路32を介して
接続されている。流入ポート29a側から流出ボート2
9b側への冷媒ガス流量を制御する弁体33は、この弁
体33を開放方向に押圧付勢する押圧ばね34及び大気
圧の総和圧と、吸入冷媒 ガス圧との圧力対抗により吸
入圧を設定値pに維持するように駆動され、弁体33が
下動されると制御圧室20a内の吐出圧相当の冷媒ガス
の一部が吸入圧に応じて斜板室1aへ流入する。
接続されており、管路27の途中には絞り部27aが設
けられている。絞り部27aと制御圧室20aとの間の
管路27は管路28を介して斜板室1aに接続されてお
り、管路28の途中には容量制御弁機構29が介在され
ている。制御圧室20aは容量制御弁機構29の流入ボ
ート29aに接続されていると共に、斜板室1aは流出
ポート29bに接続されており、制御ボー)29cには
入口23に接続された吸入管路31が管路32を介して
接続されている。流入ポート29a側から流出ボート2
9b側への冷媒ガス流量を制御する弁体33は、この弁
体33を開放方向に押圧付勢する押圧ばね34及び大気
圧の総和圧と、吸入冷媒 ガス圧との圧力対抗により吸
入圧を設定値pに維持するように駆動され、弁体33が
下動されると制御圧室20a内の吐出圧相当の冷媒ガス
の一部が吸入圧に応じて斜板室1aへ流入する。
吸入管路31内の吸入圧が設定値pよりも高い場合、即
ち冷房負荷が高い場合には弁体33が閉塞側に移動して
おり、制御圧室20a内の摺動区画体24に吐出圧力相
当の圧力が導入され、斜板傾角度を大きくする作用が高
まっている。これにより摺動区画体24が第1図に示す
ように左方側に押圧保持され、斜板9が大きく傾く、従
って、前後圧縮室Pf、Prにおける圧縮容量が大きい
値となって大容量運転が行われ、吸入圧が設定値に向け
て低下する。吸入管路31内の吸入圧が設定値pよりも
低い場合、即ち冷房負荷が低い場合には弁体33が開放
側に移動しており、制御圧室20a内の摺動区画体24
に対する斜板傾角度を大きくする作用が低下している。
ち冷房負荷が高い場合には弁体33が閉塞側に移動して
おり、制御圧室20a内の摺動区画体24に吐出圧力相
当の圧力が導入され、斜板傾角度を大きくする作用が高
まっている。これにより摺動区画体24が第1図に示す
ように左方側に押圧保持され、斜板9が大きく傾く、従
って、前後圧縮室Pf、Prにおける圧縮容量が大きい
値となって大容量運転が行われ、吸入圧が設定値に向け
て低下する。吸入管路31内の吸入圧が設定値pよりも
低い場合、即ち冷房負荷が低い場合には弁体33が開放
側に移動しており、制御圧室20a内の摺動区画体24
に対する斜板傾角度を大きくする作用が低下している。
これにより摺動区画体24が第3図に示すように右方側
に保持され、斜板9の傾角が小さくなる。従って、前後
圧縮室Pf、Prにおける圧縮容量が小さい値となって
小容量運転が行われ、吸入圧が設定値に向けて上昇する
。
に保持され、斜板9の傾角が小さくなる。従って、前後
圧縮室Pf、Prにおける圧縮容量が小さい値となって
小容量運転が行われ、吸入圧が設定値に向けて上昇する
。
第4図のグラフにおける横軸原点は斜板9の最大傾角、
即ち最大容量に対応する摺動区画体24の変位位置に設
定されていると共に、変位位置しは最小傾角位置に対応
し、同図に破線で示す曲線CIは吐出容量(%表示)を
示す。圧縮行程上死点一定のリヤ側圧縮室Prでは斜板
9の仰角に関わりなく吐出を伴う実質的な圧縮が行われ
るが、フロント側圧縮室Pfにおいては吐出容量曲線C
1上の変曲点に対応する摺動区画体24の変位位置Ll
から小容量側では実質的な吐出を伴わない圧縮及び膨脂
が行われる。
即ち最大容量に対応する摺動区画体24の変位位置に設
定されていると共に、変位位置しは最小傾角位置に対応
し、同図に破線で示す曲線CIは吐出容量(%表示)を
示す。圧縮行程上死点一定のリヤ側圧縮室Prでは斜板
9の仰角に関わりなく吐出を伴う実質的な圧縮が行われ
るが、フロント側圧縮室Pfにおいては吐出容量曲線C
1上の変曲点に対応する摺動区画体24の変位位置Ll
から小容量側では実質的な吐出を伴わない圧縮及び膨脂
が行われる。
曲線C2はガイドブツシュ7内の押圧ばね8及びリヤ側
吸入室20内の押圧ばね36のばね作用を除いた場合の
制御圧室20aにおける必要な制御圧を示す。即ち、フ
ロント側圧縮室Pf内の圧力及び摺動区画体24に対す
るリヤ側吸入室20内の圧力の総和圧と、リヤ側圧縮室
Pr内の圧力との差圧が曲線C2で示される特性となり
、最大傾角付近では斜板9の仰角が増大するにつれて前
記差圧が増大方向から一転して減少方向へ変わり、最小
傾角付近では前記差圧が直線りで示す吸入圧Ps以下に
なる。そのため、最大傾角付近にて斜板9の傾角を増大
(K少)するには制御圧室20a内の制御圧を増大(減
少)方向から一転して減少(増大)方向へ変える必要が
あるが、このような連続制御は本質的に不可能である。
吸入室20内の押圧ばね36のばね作用を除いた場合の
制御圧室20aにおける必要な制御圧を示す。即ち、フ
ロント側圧縮室Pf内の圧力及び摺動区画体24に対す
るリヤ側吸入室20内の圧力の総和圧と、リヤ側圧縮室
Pr内の圧力との差圧が曲線C2で示される特性となり
、最大傾角付近では斜板9の仰角が増大するにつれて前
記差圧が増大方向から一転して減少方向へ変わり、最小
傾角付近では前記差圧が直線りで示す吸入圧Ps以下に
なる。そのため、最大傾角付近にて斜板9の傾角を増大
(K少)するには制御圧室20a内の制御圧を増大(減
少)方向から一転して減少(増大)方向へ変える必要が
あるが、このような連続制御は本質的に不可能である。
又、圧縮機を含む冷媒ガス回路内の最低圧力が吸入圧P
s程度であることからして制御圧室20a内の制御圧が
吸入圧Ps以下にはなり得す、最小傾角付近での傾角制
御は不可能である。
s程度であることからして制御圧室20a内の制御圧が
吸入圧Ps以下にはなり得す、最小傾角付近での傾角制
御は不可能である。
そこで本実施例では、ガイドブツシュ7及び−対の押圧
ばね8,36により制御圧補正手段を構成し、制御圧室
20a内の圧力と対抗する方向、即ち斜板9の傾角減少
方向へガイドブツシュ7を付勢し得るガイドブツシュ7
内の押圧ばね8及びリヤ側吸入室20内の押圧ばね36
が第4図に直線DI、D2で示すばね特性に設定されて
おり、両ばね特性の協働により前記した制御不能領域の
補正が行われる。即ち、押圧ばね8は斜板9の傾角全域
にわたって傾角増大に応じてガイドブツシュ7に斜板傾
角度を大きくする方向に力を付与し、曲線C2全体を上
方へ移動させ、押圧ばね36は最大傾角付近でのみ傾角
増大に応じてガイドブツシュ7に押圧作用力を増大付与
し、曲線C2が左下がりになることを防止する。第4図
の摺動区画体24の変位位置し2は第3図の鎖線位置に
対応し、この位置から最小傾角位置り側へ移行すれば押
圧ばね36がばね受け35から離間し、ガイドブツシュ
フに対する押圧ばね36の押圧作用がなくなる。このよ
うな両押圧ばね8,36の補正作用により曲線C2が傾
角全域にわたって補正され、制御圧室20a内の必要な
制御圧が曲線C3で示すように仰角全域にわたって右下
がり、かつ吸入圧Psを越えるようになる。これにより
、最大傾角から最小傾角のどの領域においても制御圧室
20a内の制御圧を増減すれば斜板9の仰角がこれに応
じて増減し、吐出容量の連続制御が可能となる。
ばね8,36により制御圧補正手段を構成し、制御圧室
20a内の圧力と対抗する方向、即ち斜板9の傾角減少
方向へガイドブツシュ7を付勢し得るガイドブツシュ7
内の押圧ばね8及びリヤ側吸入室20内の押圧ばね36
が第4図に直線DI、D2で示すばね特性に設定されて
おり、両ばね特性の協働により前記した制御不能領域の
補正が行われる。即ち、押圧ばね8は斜板9の傾角全域
にわたって傾角増大に応じてガイドブツシュ7に斜板傾
角度を大きくする方向に力を付与し、曲線C2全体を上
方へ移動させ、押圧ばね36は最大傾角付近でのみ傾角
増大に応じてガイドブツシュ7に押圧作用力を増大付与
し、曲線C2が左下がりになることを防止する。第4図
の摺動区画体24の変位位置し2は第3図の鎖線位置に
対応し、この位置から最小傾角位置り側へ移行すれば押
圧ばね36がばね受け35から離間し、ガイドブツシュ
フに対する押圧ばね36の押圧作用がなくなる。このよ
うな両押圧ばね8,36の補正作用により曲線C2が傾
角全域にわたって補正され、制御圧室20a内の必要な
制御圧が曲線C3で示すように仰角全域にわたって右下
がり、かつ吸入圧Psを越えるようになる。これにより
、最大傾角から最小傾角のどの領域においても制御圧室
20a内の制御圧を増減すれば斜板9の仰角がこれに応
じて増減し、吐出容量の連続制御が可能となる。
従って、ワッブル式圧縮機と同程度の最小容量を達成し
つつ安定した容量制御が可能となる。
つつ安定した容量制御が可能となる。
又、押圧ばね8が常時ガイドブツシュ7に作用している
ため、摺動区画体24とフランジ部7bとの間のスラス
トベアリング26が両者に常時接触し、これら部材間の
接離による騒音発生は回避される。
ため、摺動区画体24とフランジ部7bとの間のスラス
トベアリング26が両者に常時接触し、これら部材間の
接離による騒音発生は回避される。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
容量制御弁機構として電磁弁を採用し、吸入圧情報Gこ
基づいて電磁弁の開閉制御を行なう実施例も可能である
。
容量制御弁機構として電磁弁を採用し、吸入圧情報Gこ
基づいて電磁弁の開閉制御を行なう実施例も可能である
。
発明の効果
以上詳述したように本発明は、両頭ピストンのリヤ側圧
縮室における圧縮行程上死点を定位置とした可変容量型
斜板式圧縮機における制御圧を所定のばね特性を備えた
一対のばね部材により補正するようにしたので、最大傾
角付近でも必要な制御圧が傾角増大(減少)につれて増
大(fJIi少)することになると共に、最小傾角付近
でも必要な制御圧が吸入圧を越えることになり、ワッブ
ル式圧縮機と同程度の最小容量を達成しつつ最大傾角か
ら最小傾角にわたって安定した容量制御を行い得るとい
う優れた効果を奏する。
縮室における圧縮行程上死点を定位置とした可変容量型
斜板式圧縮機における制御圧を所定のばね特性を備えた
一対のばね部材により補正するようにしたので、最大傾
角付近でも必要な制御圧が傾角増大(減少)につれて増
大(fJIi少)することになると共に、最小傾角付近
でも必要な制御圧が吸入圧を越えることになり、ワッブ
ル式圧縮機と同程度の最小容量を達成しつつ最大傾角か
ら最小傾角にわたって安定した容量制御を行い得るとい
う優れた効果を奏する。
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図は圧
縮機及び容量制御弁機構の側断面図、第2図は第1図の
A −A vA断面図、第3図は小容量運転状態を示す
側断面図、駕4図は制御圧及び吐出容量の変動を示すグ
ラフである。
縮機及び容量制御弁機構の側断面図、第2図は第1図の
A −A vA断面図、第3図は小容量運転状態を示す
側断面図、駕4図は制御圧及び吐出容量の変動を示すグ
ラフである。
Claims (1)
- 1 冷媒ガスを導入する斜板室、前後一対の吸入室、前
後一対の吐出室及びこれら各室を接続する前後一対とな
る複数のシリンダボアをハウジング内に区画形成すると
共に、斜板室と前後両吸入室とを吸入通路により接続し
、前後両シリンダボア内に両頭ピストンを往復動可能に
収容するハウジング内に回転軸を回転可能に収容支持す
ると共に、この回転軸には斜板を相対回転不能かつその
周縁側を中心として前後に揺動可能に支持し、この揺動
中心位置をリヤ側シリンダボア寄りに設定すると共に、
回転軸の回転に伴う揺動中心の回転領域上に前記両頭ピ
ストンの往復動領域を設定し、斜板の回転により往復駆
動される両頭ピストンのリヤ側シリンダボアにおける圧
縮行程上死点を定位置とした斜板式圧縮機において、前
記リヤ側吸入圧室内に制御圧室を区画形成する摺動区画
体を介在し、制御圧室と吐出圧領域とを接続して吐出圧
相当の冷媒ガスを導入すると共に、摺動区画体を介して
フロント側及びリヤ側シリンダボア内の圧力による斜板
傾角を小さくしようとする揺動力と制御圧室内の圧力と
を対抗させ、制御圧室と吸入圧領域とを接続すると共に
、この接続通路上に容量制御弁機構を介在し、前記制御
圧室内の圧力に対抗して傾角減少方向へ斜板を付勢する
ための一対のばね部材を備えた制御圧補正手段を設け、
一方のばね部材には斜板の傾角全領域にわたって傾角増
大に応じて斜板にばね作用力を増大付与するばね特性を
設定すると共に、他方のばね部材には斜板の最大傾角付
近でのみ傾角増大に応じて斜板に作用力を増大付与する
ばね特性を設定した可変容量型斜板式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62304906A JPH076505B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62304906A JPH076505B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147171A true JPH01147171A (ja) | 1989-06-08 |
JPH076505B2 JPH076505B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17938717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62304906A Expired - Lifetime JPH076505B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076505B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9228576B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-01-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9228577B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-01-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9273679B2 (en) | 2013-03-27 | 2016-03-01 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate compressor |
US9309874B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-04-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9309875B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-04-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9316217B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-04-19 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9429147B2 (en) | 2013-03-27 | 2016-08-30 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate compressor |
US9512832B2 (en) | 2013-10-31 | 2016-12-06 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9523357B2 (en) | 2013-03-29 | 2016-12-20 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash plate type compressor |
US9752563B2 (en) | 2013-11-06 | 2017-09-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9803628B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-10-31 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Compressor with drive and tilt mechanisms located on the same side of a swash plate |
US9816498B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-11-14 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Variable displacement swash-plate compressor |
US9903352B2 (en) | 2012-11-05 | 2018-02-27 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP62304906A patent/JPH076505B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9228576B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-01-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9228577B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-01-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9903352B2 (en) | 2012-11-05 | 2018-02-27 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
US9309874B2 (en) | 2012-11-05 | 2016-04-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
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US9752563B2 (en) | 2013-11-06 | 2017-09-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type variable displacement compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076505B2 (ja) | 1995-01-30 |
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