JPH0114703Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114703Y2
JPH0114703Y2 JP1986096327U JP9632786U JPH0114703Y2 JP H0114703 Y2 JPH0114703 Y2 JP H0114703Y2 JP 1986096327 U JP1986096327 U JP 1986096327U JP 9632786 U JP9632786 U JP 9632786U JP H0114703 Y2 JPH0114703 Y2 JP H0114703Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
cylinder
web
heat treatment
supply path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986096327U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS632791U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986096327U priority Critical patent/JPH0114703Y2/ja
Publication of JPS632791U publication Critical patent/JPS632791U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0114703Y2 publication Critical patent/JPH0114703Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ウエブを熱接着する不織布の熱処
理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
不織布の熱処理は、ドライブ中のシリンダー外
周面上部にウエブを供給して、前記シリンダーの
外周面所定の範囲にウエブを内と外とで並行させ
たネツトコンベヤにより挾んで近接させると共
に、この近接ウエブに熱風を吹き付けて繊維を接
着(融着)させ、そしてシリンダーの外周面下部
から取り出している。
上記熱風の吹き付けは、熱風用フアンにより発
生した熱風を熱処理装置の側面から送り、そして
シリンダーの面長方向に90゜の方向転換をして吹
き付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
熱風の吹き出し口は、シリンダーの全長に亘つ
て設けられており、そして吹き出し口の全幅から
常に熱風を吹き出すので、熱風が熱風供給路にお
いて90゜の方向転換をするためシリンダーの面長
方向に風速のバラツキが発生する。
このため、ウエブの全面に温度の分布を安定し
た均一な状態で吹き付けることができず、繊維の
接着にムラが発生する。
また、熱風の供給を熱処理装置の両側から行な
うと、ダクトの配置スペース等で問題が発生し
た。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は熱
風供給路の方向転換部分に中央から両側に熱風を
二分する仕切板と、熱風の方向性をなくして吹き
出し口の全幅に均一な熱風を配分するガイド板と
を組み込んで構成したものである。
〔作用〕
熱風用フアンにより発生した熱風は、側方から
進入して90゜方向転換し、そして吹き出し口から
シリンダーの全長に亘つて均一に配分されて吹き
付けられる。
〔実施例〕
図において、1はカバー2′内に据え付けて一
方向にドライブする多孔性のシリンダーで、この
シリンダー1の外周上部に供給されたウエブA
は、キヤリヤ側を内と外とで並行させて走行する
二本のネツトコンベヤ2,3により挾み、そして
シリンダー1の外周面所定の範囲に近接させ、然
るのちガイドローラ4,5によりネツトコンベヤ
2,3の重なりを解除して、上記ネツトコンベヤ
2,3間から不織布aを取り出すようになつてい
る。
また、ネツトコンベヤ2,3によりシリンダー
1に近接させたウエブAには、平面L字状熱風供
給路6の端末に前記シリンダー1の全長に亘るよ
う設けてある吹き出し口7から熱風が吹き付けら
れ、ウエブAの繊維を接着(融着)させるように
なつている。
上記熱風供給路6の先端には、接続した熱風用
フアン(図示省略)の熱風が供給されるようにな
つている。
さらに、熱風供給路6の90゜の方向転換部分に
は、中央から両側に熱風を二分する仕切板8と、
熱風の方向性をなくして吹き出し口7の全幅に均
一な熱風を配分するガイド板9とが設けられてい
る。
上記の仕切板8は、図示の場合平面T字状の板
状体によつて形成し、側方から進入してくる熱風
を仕切板8の前後に分配し、そして中央から一側
までと、中央から他側までとに二分配され、然る
のち並列する多数枚の平面L字状のガイド板9に
より吹き出し口7の全幅に均一に供給されるよう
になつている。
なお、シリンダー1内は吸引され、シリンダー
1の端部から吸引熱風を排出するようになつてい
る。
図中10は熱風の吹き出し方向を調整するダン
パーである。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る不織布の熱処理
装置によれば、側方から進入してくる熱風を90゜
の方向転換部分において仕切板により中央から両
側に二分し、次いでガイド板によつて熱風の方向
性をなくして吹き出し口の全幅に均一に配分する
ようにしてあるので、シリンダーの全長に吹き付
ける熱風量にバラツキがない。
このため、ウエブの熱処理を均一化することが
でき、ムラのない製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る不織布の熱処理装置の
横断平面図、第2図は同上の縦断側面図である。 A……ウエブ、a……不織布、1……シリンダ
ー、2,3……ネツトコンベヤ、4,5……ガイ
ドローラ、6……熱風供給路、7……吹き出し
口、8……仕切板、9……ガイド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転シリンダーの外周上部から供給したウエブ
    を走行する内外二本のネツトコンベヤにより挾ん
    でシリンダーの外周面所定範囲に近接させ、また
    平L字状熱風供給路の熱風をシリンダーの全長に
    亘る吹き出し口から吹き付けて繊維を接着させ、
    そしてシリンダーの外周面下部からウエブを引き
    出すようにした不織布の熱処理装置において、熱
    風供給路の方向転換部分に中央から両側に熱風を
    二分する仕切板と、熱風の方向性をなくして吹き
    出し口の全幅に均一な熱風を配分するガイド板と
    を組み込んだことを特徴とする不織布の熱処理装
    置。
JP1986096327U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0114703Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986096327U JPH0114703Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986096327U JPH0114703Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632791U JPS632791U (ja) 1988-01-09
JPH0114703Y2 true JPH0114703Y2 (ja) 1989-04-28

Family

ID=30961944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986096327U Expired JPH0114703Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0114703Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5213695B2 (ja) * 2008-12-26 2013-06-19 花王株式会社 不織布の嵩増加方法
JP5629525B2 (ja) * 2010-08-06 2014-11-19 花王株式会社 不織布の嵩増加装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS632791U (ja) 1988-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4152049B2 (ja) 粒子堆積体の製造方法
US4005957A (en) Apparatus for forming fibrous pads
US3939240A (en) Method for forming fibrous pads
US4016628A (en) Method and apparatus for forming absorbent articles
JPH0434904B2 (ja)
WO2021238760A1 (zh) 一种烘丝机
US11311424B2 (en) Absorbent cores and methods for forming absorbent cores
GB1516573A (en) Dry-laying a web of particulate or fibrous material
JPH0114703Y2 (ja)
US3846871A (en) Apparatus for forming fibrous pads
US3616037A (en) Method and apparatus for crosslaying web materials
CN212842755U (zh) 一种中草药加工用烘干装置
IT1233086B (it) Procedimento e macchina per ottenere il procedimento per il consolidamento di strutture fibrose non-tessute
US10849796B2 (en) Apparatus and method for manufacturing absorbent cores
JPH0114702Y2 (ja)
CN202482691U (zh) 干燥装置
JPH0124156Y2 (ja)
FR2084440A5 (ja)
JPH04161153A (ja) 繊維の積繊方法及びその装置
JPH0339510Y2 (ja)
JPS594068Y2 (ja) 硝子綿製造設備のキユアリングオ−ブン熱風供給装置
GB937282A (en) Improvements relating to non-woven fabrics
JPH023784Y2 (ja)
JPS6218946Y2 (ja)
GB1356100A (en) Apparatus for forming fibre structures