JPH01146413A - 音響信号処理回路 - Google Patents
音響信号処理回路Info
- Publication number
- JPH01146413A JPH01146413A JP30545887A JP30545887A JPH01146413A JP H01146413 A JPH01146413 A JP H01146413A JP 30545887 A JP30545887 A JP 30545887A JP 30545887 A JP30545887 A JP 30545887A JP H01146413 A JPH01146413 A JP H01146413A
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- JP
- Japan
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- acoustic signal
- circuit
- block
- effective value
- input
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- Pending
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000011664 signaling Effects 0.000 abstract 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000286209 Phasianidae Species 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、補聴器等に用いられる音響信号処理回路に関
する。
する。
本発明は音響信号処理回路に関し、入力信号の実効値と
最大絶対値の比の値(ピークファクク)が任意の比較レ
ベル以上になったときに入力信号の制御を行うことによ
り、簡単な構成で良好な不要信号の抑圧が行えるように
したものである。
最大絶対値の比の値(ピークファクク)が任意の比較レ
ベル以上になったときに入力信号の制御を行うことによ
り、簡単な構成で良好な不要信号の抑圧が行えるように
したものである。
例えば補聴器を使って生活している人にとって、会話音
声に混入される外来雑音、特に扉の開閉音や食器がカチ
ャカチャと触れ合う音等の過渡的な高域の大レベル信号
は、これらが会話音声と同様に増幅された場合に極めて
不快なものとなって、実用上の切実な問題となっている
。
声に混入される外来雑音、特に扉の開閉音や食器がカチ
ャカチャと触れ合う音等の過渡的な高域の大レベル信号
は、これらが会話音声と同様に増幅された場合に極めて
不快なものとなって、実用上の切実な問題となっている
。
そこでこのような会話音声に混入する外来雑音を抑圧し
て、使用者の感覚的な負担を軽減しようとする研究が種
々行われている。
て、使用者の感覚的な負担を軽減しようとする研究が種
々行われている。
すなわち、例えば一般に上述の外来雑音のエネルギーは
低域に集中している点に着目し、この低域成分を監視し
てこの成分が増大したときに音声信号路中に設けられる
例えばバイパスフィルタのカットオフ周波数が高くなる
ように制御を行うことが考えられる。しかしながらこの
方法では、低域信号の検出を行うために制御に比較的長
いアタック・タイムが必要となり、動作に遅れを生じる
ことから、高域成分を含む過渡的な雑音に対しては充分
に対応できないおそれがあった。
低域に集中している点に着目し、この低域成分を監視し
てこの成分が増大したときに音声信号路中に設けられる
例えばバイパスフィルタのカットオフ周波数が高くなる
ように制御を行うことが考えられる。しかしながらこの
方法では、低域信号の検出を行うために制御に比較的長
いアタック・タイムが必要となり、動作に遅れを生じる
ことから、高域成分を含む過渡的な雑音に対しては充分
に対応できないおそれがあった。
以上述べたように従来の技術で(ま、会話音声1こ混入
される過渡的な外来雑音を良好に抑圧することができな
いなどの問題点があった。
される過渡的な外来雑音を良好に抑圧することができな
いなどの問題点があった。
C問題′点を解決するための手段〕
本発明は、入力音響信号(入力端子(1))を所定期間
ごとにブロック化し、このブロック化された信号の実効
値と最大絶対値とを算出(演算回路(7)、検出回路(
6))L、この算出値の比の値(除算回路(8))が任
意の比較レベルより大きくなったとき(比較回路(9)
)に上記入力音響信号の制御(マルチプライヤ(3))
を行うようにしだ音響信号処理回路である。
ごとにブロック化し、このブロック化された信号の実効
値と最大絶対値とを算出(演算回路(7)、検出回路(
6))L、この算出値の比の値(除算回路(8))が任
意の比較レベルより大きくなったとき(比較回路(9)
)に上記入力音響信号の制御(マルチプライヤ(3))
を行うようにしだ音響信号処理回路である。
〔作用〕 −
これによれば、入力信号のピークファクタを用いること
によって過渡的な外来雑音の判別を極めて正確に行うこ
とができ、それによって不快な外来雑音の抑圧を極めて
良好に行うことができる。
によって過渡的な外来雑音の判別を極めて正確に行うこ
とができ、それによって不快な外来雑音の抑圧を極めて
良好に行うことができる。
第1図において、(1)はサンプリングされデジタル化
された音響信号の供給される入力端子であって、この入
力端子(1〕に供給される音響信号が遅延回路(2)、
マルチプライヤ(3)を通じて出力端子(4)に取出さ
れる。
された音響信号の供給される入力端子であって、この入
力端子(1〕に供給される音響信号が遅延回路(2)、
マルチプライヤ(3)を通じて出力端子(4)に取出さ
れる。
また入力端子(1)からの音響信号がブロック化回路(
5)に供給され、例えばlQms、ec、 ごとにそ
の間のデータが蓄積され、ブロック化されて取出される
。
5)に供給され、例えばlQms、ec、 ごとにそ
の間のデータが蓄積され、ブロック化されて取出される
。
このブロック化されたデータがそのブロック内の最大絶
対値検出回路(6)及び実効値演算回路(7〕に供給さ
れ、それぞれ最大絶対値及び実効値が算出される。これ
らの値が除算回路(8)に供給され、の演算が行われて
ピークファクタが求められる。
対値検出回路(6)及び実効値演算回路(7〕に供給さ
れ、それぞれ最大絶対値及び実効値が算出される。これ
らの値が除算回路(8)に供給され、の演算が行われて
ピークファクタが求められる。
このピークファクタが比較回路(9)に供給され、端子
(lO)からの任意の比較レベルと比較される。
(lO)からの任意の比較レベルと比較される。
これによって比較回路(9)からはピークファクタが比
較レベルより大のときインパルスが発生される。
較レベルより大のときインパルスが発生される。
このインパルスが時定数回路(11)に供給されて波形
が円滑にされ、この円滑にされた信号が変換回路(12
)で極性反転及びオフセットされてマルチプライヤ(3
)に供給される。
が円滑にされ、この円滑にされた信号が変換回路(12
)で極性反転及びオフセットされてマルチプライヤ(3
)に供給される。
従ってこの回路において、過渡的な外来雑音等に対して
は上述のピークファクタのレベルが大きくなるので、こ
のときにインパルスが発生され、このインパルスが極性
反転されてマルチプライヤ(3)に供給されることによ
って入力信号のレベルが下げられ−C外来雉雑音抑圧す
ることができる。
は上述のピークファクタのレベルが大きくなるので、こ
のときにインパルスが発生され、このインパルスが極性
反転されてマルチプライヤ(3)に供給されることによ
って入力信号のレベルが下げられ−C外来雉雑音抑圧す
ることができる。
こうしてこの回路によれば、入力信号のピークファクタ
を用いることによって過渡的な外来雑音の判別を極めて
正確に行うことができ、それによって不快な外来雑音の
抑圧を極めて良好に行うことができる。
を用いることによって過渡的な外来雑音の判別を極めて
正確に行うことができ、それによって不快な外来雑音の
抑圧を極めて良好に行うことができる。
なお上述の回路において、時定数回路(11)にて波形
を円滑にすることによって良好な信号の抑圧を行うこと
ができる。また変換回路(12)にて信号の極性反転及
びオフセットを行うことにより、信号の抑圧がインパル
スの発生時のみ行われるようにすることができる。さら
に遅延回路(2)は制御信号の遅れを補正する目的で設
けられている。
を円滑にすることによって良好な信号の抑圧を行うこと
ができる。また変換回路(12)にて信号の極性反転及
びオフセットを行うことにより、信号の抑圧がインパル
スの発生時のみ行われるようにすることができる。さら
に遅延回路(2)は制御信号の遅れを補正する目的で設
けられている。
また上述の回路において、実効値演算を行うブロックの
長さと最大絶対値検出を行うブロックの長さを異ならせ
、例えば第2図に示すように実効値演算のブロックの長
さを3倍にすることによって、比較的短時間に発生する
インパルス性ノイズをより明確に検知することができる
ようになる。
長さと最大絶対値検出を行うブロックの長さを異ならせ
、例えば第2図に示すように実効値演算のブロックの長
さを3倍にすることによって、比較的短時間に発生する
インパルス性ノイズをより明確に検知することができる
ようになる。
これによって定常時にピークファクタの大きい信号を雑
音と誤検知するおそれが減少する。なおこの場合に実効
値演算は、最大絶対値検出のブロックと同じブロックご
とに実効値を求めた後に下記の式を用いて複数ブロック
の実効値を求める。
音と誤検知するおそれが減少する。なおこの場合に実効
値演算は、最大絶対値検出のブロックと同じブロックご
とに実効値を求めた後に下記の式を用いて複数ブロック
の実効値を求める。
但し、し□(、、)はnブロック目の実効値Vr□はN
個のブロック全体の実効値 さらにこの例では実効値演算のブロックを最大絶対値検
出のブロックごとにオーバーラツプして求めているが、
これは第3図に示すように順次に求めた値を3回ずつ用
いるようにしてもよく、これによって演算回路を□に削
減することができる。
個のブロック全体の実効値 さらにこの例では実効値演算のブロックを最大絶対値検
出のブロックごとにオーバーラツプして求めているが、
これは第3図に示すように順次に求めた値を3回ずつ用
いるようにしてもよく、これによって演算回路を□に削
減することができる。
なお上述の回路は補聴器に限らず、例えば音声認識装置
において人間の音声のみを抽出するだめの入力回路等に
も応用することができる。
において人間の音声のみを抽出するだめの入力回路等に
も応用することができる。
この回路によれば、入力信号のピークファクタを用いる
ことによって過渡的な外来雑音の判別を極めて正確に行
うことができ、それによって不快な外来雑音の抑圧を極
めて良好に行うことができるようになった。
ことによって過渡的な外来雑音の判別を極めて正確に行
うことができ、それによって不快な外来雑音の抑圧を極
めて良好に行うことができるようになった。
第1図は本発明の一例の構成図、第2図、第3図はその
説明のための図である。 (1)は入力端子、(2)は遅延回路、(3)はマルチ
プイヤ、(4)は出力端子、(5)はブロック回路、(
6)は最大絶対値検出回路、(7)は実効値演算回路、
(8)は除算回路、(9)は比較回路、(10)は端子
、(11)は時定数回路、(12)は変換回路である。
説明のための図である。 (1)は入力端子、(2)は遅延回路、(3)はマルチ
プイヤ、(4)は出力端子、(5)はブロック回路、(
6)は最大絶対値検出回路、(7)は実効値演算回路、
(8)は除算回路、(9)は比較回路、(10)は端子
、(11)は時定数回路、(12)は変換回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力音響信号を所定期間ごとにブロック化し、このブロ
ック化された信号の実効値と最大絶対値とを算出し、 この算出値の比の値が任意の比較レベルより大きくなっ
たときに上記入力音響信号の制御を行うようにした音響
信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30545887A JPH01146413A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 音響信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30545887A JPH01146413A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 音響信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01146413A true JPH01146413A (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=17945386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30545887A Pending JPH01146413A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 音響信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01146413A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03101100U (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-22 | ||
JP2001068941A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-03-16 | Motorola Inc | 隣接および次隣接チャネル電力制御を行う電力増幅回路 |
US7286618B2 (en) | 2003-01-22 | 2007-10-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital AGC circuit |
JP2008244795A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ダイナミックレンジスケール回路 |
JP2011135442A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 音量制限装置及び集音器 |
WO2012098856A1 (ja) | 2011-01-17 | 2012-07-26 | パナソニック株式会社 | 補聴器、及び、補聴器の制御方法 |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP30545887A patent/JPH01146413A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03101100U (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-22 | ||
JP2001068941A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-03-16 | Motorola Inc | 隣接および次隣接チャネル電力制御を行う電力増幅回路 |
US7286618B2 (en) | 2003-01-22 | 2007-10-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital AGC circuit |
JP2008244795A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ダイナミックレンジスケール回路 |
JP2011135442A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 音量制限装置及び集音器 |
WO2012098856A1 (ja) | 2011-01-17 | 2012-07-26 | パナソニック株式会社 | 補聴器、及び、補聴器の制御方法 |
US9319803B2 (en) | 2011-01-17 | 2016-04-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Hearing aid and method for controlling the same |
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