JPH01146406A - パラボラアンテナ用反射鏡 - Google Patents
パラボラアンテナ用反射鏡Info
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- JPH01146406A JPH01146406A JP30623287A JP30623287A JPH01146406A JP H01146406 A JPH01146406 A JP H01146406A JP 30623287 A JP30623287 A JP 30623287A JP 30623287 A JP30623287 A JP 30623287A JP H01146406 A JPH01146406 A JP H01146406A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、導電性繊維層を成形品の最外面(表面層)に
設けた反射効率の良いパラボラアンテナ用反射鏡に関す
る。
設けた反射効率の良いパラボラアンテナ用反射鏡に関す
る。
(従来の技術)
従来、成形品の中間層に高導電性層を設ける積層構造に
より、優れた電波反射特性を有する成形品(パラボラア
ンテナ用成形品)を得ることを目的とした発明は、特開
昭60−89348号公報で知られている。
より、優れた電波反射特性を有する成形品(パラボラア
ンテナ用成形品)を得ることを目的とした発明は、特開
昭60−89348号公報で知られている。
この従来例発明は、短繊維を主体としたガラス繊維層穴
と、長繊維のガラス繊維層(C)との中間層として導電
性繊維層(B)を設けた3層からなる繊維層に不飽和ポ
リエステル樹脂を主なる樹脂成分とする樹脂混合物を含
浸し一体に成形硬化してなる熱硬化性樹脂成形品であっ
て、長繊維のガラス繊維層(Cl側の成形表面から0.
1〜1.0Inの位置に導電性繊維層(B)の表面が設
けられたものである。
と、長繊維のガラス繊維層(C)との中間層として導電
性繊維層(B)を設けた3層からなる繊維層に不飽和ポ
リエステル樹脂を主なる樹脂成分とする樹脂混合物を含
浸し一体に成形硬化してなる熱硬化性樹脂成形品であっ
て、長繊維のガラス繊維層(Cl側の成形表面から0.
1〜1.0Inの位置に導電性繊維層(B)の表面が設
けられたものである。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、この従来例の熱硬化性樹脂成形品の場合、短
繊維を主体としたガラス繊維層穴と導電性繊維層CB)
までの成形、あるいは短繊維を主体としたガラス繊維層
穴と導電性繊維層(B)と長繊維のガラス繊維層(Qま
での成形にSMC成形法が用いられている。
繊維を主体としたガラス繊維層穴と導電性繊維層CB)
までの成形、あるいは短繊維を主体としたガラス繊維層
穴と導電性繊維層(B)と長繊維のガラス繊維層(Qま
での成形にSMC成形法が用いられている。
このSMC成形法には2種類あるいは3種類の繊維成形
材料が用いられ、材料製造工数が多く必要となり、成形
時の作業が多大となる問題があった。
材料が用いられ、材料製造工数が多く必要となり、成形
時の作業が多大となる問題があった。
成形品の中間層として位置せしめられた導電性繊維層(
B)は、SMCとして成形するため、材料の押し流れが
生じて不均一となり易く、反射率が低下するという問題
があった。
B)は、SMCとして成形するため、材料の押し流れが
生じて不均一となり易く、反射率が低下するという問題
があった。
また、一般にSMCは金型面より小さいサイズで押し流
さないと完成品は得られないし、中間層である導電性繊
維層お)は、平滑性が劣り凹凸が生じ易いので、反射率
が低下するという問題もあった。
さないと完成品は得られないし、中間層である導電性繊
維層お)は、平滑性が劣り凹凸が生じ易いので、反射率
が低下するという問題もあった。
SMCは、不飽和ポリエステル樹脂、硬化剤、増粘剤、
充填剤、内部離型剤、顔料等を主成分とする樹脂混合物
とガラス繊維とからなっている。
充填剤、内部離型剤、顔料等を主成分とする樹脂混合物
とガラス繊維とからなっている。
SMC成形法は、SMC材料の製造工程とプレス機によ
る成形工程とがある。不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤
、増粘剤、充填剤、内部離型剤、顔料等を混合したペー
スト状の混合物をガラス繊維チョツプドストランドに含
浸し、両面をフィルムで覆ってシート状とする。これを
所定の温度に一定時間置き、化学反応によって増粘させ
粘着性のない状態としたものがSMC(シートモールデ
イングコンパウンド)である。
る成形工程とがある。不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤
、増粘剤、充填剤、内部離型剤、顔料等を混合したペー
スト状の混合物をガラス繊維チョツプドストランドに含
浸し、両面をフィルムで覆ってシート状とする。これを
所定の温度に一定時間置き、化学反応によって増粘させ
粘着性のない状態としたものがSMC(シートモールデ
イングコンパウンド)である。
また後述するBMCは、ふるくからあるコンパウンドに
よるプリミックス成形法を改良した8MC成形法に用い
られる成形材料である。8MC成形法には8MC材料の
製造工程と成形工程とがある。8MC材料の製造は、樹
脂、硬化剤、増粘剤、内部離型剤、顔料、充填剤、ガラ
ス繊維チョツプドストランド等をニーグーあるいは連続
混練機で混合する。成形工程は、圧縮成形が最も一般に
行われており、マツチドダイ金型とプレス機を使用し成
形する。
よるプリミックス成形法を改良した8MC成形法に用い
られる成形材料である。8MC成形法には8MC材料の
製造工程と成形工程とがある。8MC材料の製造は、樹
脂、硬化剤、増粘剤、内部離型剤、顔料、充填剤、ガラ
ス繊維チョツプドストランド等をニーグーあるいは連続
混練機で混合する。成形工程は、圧縮成形が最も一般に
行われており、マツチドダイ金型とプレス機を使用し成
形する。
(問題点を解決するための手段)
本発明パラボラアンテナ用反射鏡は、導電性繊維からな
る不織布を表面層に、鉱物繊維あるいは化学繊維からな
る織物もしくは不織布を中間層に、短尺状ガラス繊維と
硬化性樹脂と充填剤等からなる成形材料を裏面層にして
重ね合わせて加圧することにより一体的に硬化させたも
のである。
る不織布を表面層に、鉱物繊維あるいは化学繊維からな
る織物もしくは不織布を中間層に、短尺状ガラス繊維と
硬化性樹脂と充填剤等からなる成形材料を裏面層にして
重ね合わせて加圧することにより一体的に硬化させたも
のである。
(作用)
導電性繊維からなる不織布を最外面(表面層)に設け、
金型曲面に密着した状態で凹凸のない成形をすることが
できることから、反射効率の優れたパラボラアンテナ用
反射鏡を得ることができる。
金型曲面に密着した状態で凹凸のない成形をすることが
できることから、反射効率の優れたパラボラアンテナ用
反射鏡を得ることができる。
また、導電性繊維からなる不織布で構成される表面層は
押し流すことなく、チャージしたままの成形品とするこ
とができる。
押し流すことなく、チャージしたままの成形品とするこ
とができる。
(実施例)
第1図は本発明の部分断面図(左半分の縦断面図)、第
2図は製造方法を示す部分断面図(右半分の縦断面図)
である。
2図は製造方法を示す部分断面図(右半分の縦断面図)
である。
本発明に係るパラボラアンテナ用反射鏡1は、導電性繊
維からなる不織布を表面層2に、鉱物繊維あるいは化学
繊維からなる織物もしくは不織布を中間層3に、短尺状
ガラス繊維と硬化性樹脂と充填剤等からなる成形材料を
裏面層4にして重ね合わせて加圧することにより一体的
に硬化されてなるものである。
維からなる不織布を表面層2に、鉱物繊維あるいは化学
繊維からなる織物もしくは不織布を中間層3に、短尺状
ガラス繊維と硬化性樹脂と充填剤等からなる成形材料を
裏面層4にして重ね合わせて加圧することにより一体的
に硬化されてなるものである。
表面層2に使用する導電性繊維からなる不織布としては
、金属表面処理ガラス繊維やカーボン繊維不織布等が挙
げられるが、アルミニウム被覆ガラス繊維不織布が好適
である。このアルミニウム被覆ガラス繊維不織布には、
ローモグラスマット: USAランデイ社やマイクログ
ラスアルミコートファイバー CAM クローA:日
本板硝子株式会社等がある。
、金属表面処理ガラス繊維やカーボン繊維不織布等が挙
げられるが、アルミニウム被覆ガラス繊維不織布が好適
である。このアルミニウム被覆ガラス繊維不織布には、
ローモグラスマット: USAランデイ社やマイクログ
ラスアルミコートファイバー CAM クローA:日
本板硝子株式会社等がある。
中間層3に使用する織物もしくは不織布としては、ガラ
ス繊維等の鉱物繊維やアラミド繊維等の化学繊維による
ものが用いられるが、裏面層4のSMCからの樹脂含浸
と表面層2の導電性繊維からなる不織布の保護作用とを
鑑みガラス繊維フィラメントを1〜5f1間隔で織るか
接合したものが好ましい。
ス繊維等の鉱物繊維やアラミド繊維等の化学繊維による
ものが用いられるが、裏面層4のSMCからの樹脂含浸
と表面層2の導電性繊維からなる不織布の保護作用とを
鑑みガラス繊維フィラメントを1〜5f1間隔で織るか
接合したものが好ましい。
裏面層4に使用する成形材料は、ガラス繊維チョツプド
ストランド(10〜40%)にポリエステル樹脂(20
〜40%)と炭酸カルシウム等の充填剤(30〜80%
)と過酸化ベンゾイル等の硬化剤と酸化マグネシウム等
の増粘剤等を混合した混合物を含浸し、シート状あるい
はブロック状で増粘したSMCもしくはBMCである。
ストランド(10〜40%)にポリエステル樹脂(20
〜40%)と炭酸カルシウム等の充填剤(30〜80%
)と過酸化ベンゾイル等の硬化剤と酸化マグネシウム等
の増粘剤等を混合した混合物を含浸し、シート状あるい
はブロック状で増粘したSMCもしくはBMCである。
このうち、粘度が10〜30万psであるシート状のS
MCが好適であり、ガラス繊維チョツプドストランドの
含量が20〜30%となしたものが好ましい。
MCが好適であり、ガラス繊維チョツプドストランドの
含量が20〜30%となしたものが好ましい。
なお、表面層2と中間層3に使用する繊維材料の形状・
サイズは、金型ピンチオフでカットする場合は表面積よ
りも大きい無定形でよいが、チャージした通り表面層2
を形成し良好な反射鏡を得るためには、表面形状90〜
100%サイズに予備裁断しておくのが好適である。
サイズは、金型ピンチオフでカットする場合は表面積よ
りも大きい無定形でよいが、チャージした通り表面層2
を形成し良好な反射鏡を得るためには、表面形状90〜
100%サイズに予備裁断しておくのが好適である。
次に、本発明パラボラアンテナ用反射鏡の製造方法につ
いて説明する(第2図参照)。
いて説明する(第2図参照)。
金型(下型)5aに、アルミニウム被覆ガラス繊維マッ
トの反射面を展開した形状寸法品6、このアルミニウム
被覆ガラス繊維マットと同じ形状寸法のガラス繊維クロ
ス7、SMC材料8をチャージし、加圧硬化後説型する
。5bは金型の上型である。
トの反射面を展開した形状寸法品6、このアルミニウム
被覆ガラス繊維マットと同じ形状寸法のガラス繊維クロ
ス7、SMC材料8をチャージし、加圧硬化後説型する
。5bは金型の上型である。
成形品(パラボラアンテナ用反射鏡)は、表面(表面層
2)を構成するアルミニウム被覆ガラス繊維マツトロの
押し流れはなく均一で、表面層2及び中間層3を構成す
る繊維材料への樹脂含浸も良く、気泡、ボイドの発生は
なかった。
2)を構成するアルミニウム被覆ガラス繊維マツトロの
押し流れはなく均一で、表面層2及び中間層3を構成す
る繊維材料への樹脂含浸も良く、気泡、ボイドの発生は
なかった。
このようにして製造した成形品(パラボラアンテナ用反
射鏡)にウレタン系塗料を塗布した後電波反射特性を測
定した結果、同形状のFRP成形品にアルミニウム被覆
マットを積層した反射鏡の反射特性と差はみられなかっ
た。
射鏡)にウレタン系塗料を塗布した後電波反射特性を測
定した結果、同形状のFRP成形品にアルミニウム被覆
マットを積層した反射鏡の反射特性と差はみられなかっ
た。
(発明の効果)
上記の如くなる本発明パラボラアンテナ用反射鏡は次の
ような各効果を奏する。
ような各効果を奏する。
(11成形材料(SMCもしくはBMC)としては1種
類のみが用いられているため、市販品を使用することも
でき、材料製造工数を大幅に少なくすることができる。
類のみが用いられているため、市販品を使用することも
でき、材料製造工数を大幅に少なくすることができる。
導電性不織布はSMC化することなく使用するので、コ
スト的にも安価で、生産管理が大幅に改善される。
スト的にも安価で、生産管理が大幅に改善される。
(2) 表面層、中間層を構成する繊維材料は、例え
ば裁断機でカットすれば容易であり、成形作業を削減す
ることができる。
ば裁断機でカットすれば容易であり、成形作業を削減す
ることができる。
(3)成形時、SMCの押し流れによる分断作用は中間
層のガラス繊維クロスで防止され(SMCの押し流れは
ガラス繊維クロス内でしか働かない)るので、初期チャ
ージした状態で表面側に設けられた表面層の導電性不織
布が均一に成形される。また、この導電性不織布は剛性
の大きい中間層のガラス繊維クロスに沿って設けられる
ので凹凸のない均一な表面を形成できる。
層のガラス繊維クロスで防止され(SMCの押し流れは
ガラス繊維クロス内でしか働かない)るので、初期チャ
ージした状態で表面側に設けられた表面層の導電性不織
布が均一に成形される。また、この導電性不織布は剛性
の大きい中間層のガラス繊維クロスに沿って設けられる
ので凹凸のない均一な表面を形成できる。
(4)導電性繊維層を最外面(表面層)に設けているか
ら、金型曲面に密着した状態で凹凸のない均一な表面に
仕上げることができ、反射効率を向上することができる
。
ら、金型曲面に密着した状態で凹凸のない均一な表面に
仕上げることができ、反射効率を向上することができる
。
第1図は本発明に係るパラボラアンテナ用反射鏡の部分
断面図、第2図は製造法を示す部分断面図である。。 l・・・成形品(パラボラアンテナ用反射鏡)2・・・
表面層 3・・・中間層 4・・・裏面層 5a、5b・・・金型 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨
断面図、第2図は製造法を示す部分断面図である。。 l・・・成形品(パラボラアンテナ用反射鏡)2・・・
表面層 3・・・中間層 4・・・裏面層 5a、5b・・・金型 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨
Claims (1)
- 1)導電性繊維からなる不織布を表面層に、鉱物繊維あ
るいは化学繊維からなる織物もしくは不織布を中間層に
、短尺状ガラス繊維と硬化性樹脂と充填剤等からなる成
形材料を裏面層にして重ね合わせて加圧することにより
一体的に硬化させたことを特徴とするパラボラアンテナ
用反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30623287A JPH01146406A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | パラボラアンテナ用反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30623287A JPH01146406A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | パラボラアンテナ用反射鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01146406A true JPH01146406A (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=17954585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30623287A Pending JPH01146406A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | パラボラアンテナ用反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01146406A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH052432U (ja) * | 1991-02-08 | 1993-01-14 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
WO2002018127A1 (fr) * | 2000-08-28 | 2002-03-07 | Sakase Adtech Co., Ltd. | Matiere composite, produit forme et preimpregne |
JP2002076755A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Nec Eng Ltd | ガイドホーン又は導波管などの立体的導波構造 |
JP2003039463A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Bridgestone Corp | 加飾樹脂成形品及びその成形方法 |
JP2008266373A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Toyota Motor Corp | 繊維強化複合材料 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60216603A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-30 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 電磁波反射体の製法 |
JPS62260405A (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-12 | Junichi Matsumoto | 電磁波反射材 |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP30623287A patent/JPH01146406A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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