JPH01146086A - 強化軸部を持つプラスチツク製のキーおよびその製造方法 - Google Patents

強化軸部を持つプラスチツク製のキーおよびその製造方法

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JPH01146086A
JPH01146086A JP63219655A JP21965588A JPH01146086A JP H01146086 A JPH01146086 A JP H01146086A JP 63219655 A JP63219655 A JP 63219655A JP 21965588 A JP21965588 A JP 21965588A JP H01146086 A JPH01146086 A JP H01146086A
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key
plastic
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plastic molded
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Robert E Almblad
ロバート イー アルムブラツド
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05B19/00Keys; Accessories therefor
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
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    • A45C11/32Bags or wallets for holding keys
    • A45C11/325Spare-key holders
    • A45C11/326Card-like holders
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/16Use of special materials for parts of locks
    • E05B15/1635Use of special materials for parts of locks of plastics materials

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、個々のキーであるか、あるいは1987年7
月7日付けの私のアメリカ合衆国特許第4.677、8
35号に提示されたプラスチック製のカードとキーの組
み合わせであるかに関わらず、プラスチック成形キーに
関するもので、特に、キーのハンドルを通じてかけられ
る異常な捻じれ応力によるキー軸部の破損に対して、キ
ーを強化する方法に関する。
〈従来の技術〉 自動車、建物のドア、装置のコントロール盤などで使用
される回転錠を操作する通常の金属性のキーは、従来、
一般には軸部およびかかり部が、更に一般的にはハンド
ルあるいは頭部まで、刃部の厚みと同じ厚みで作られて
きた。プラスチック成形キーもまた、従来、金属性のキ
ーと同様に、全長にわたって基本的には同じ厚みで作ら
れてきた。
〈発明が解決しようとする課題〉 キーのかかり部はシリンダ・プラグにあるキー・スロッ
トにきっちりとはまりこまなければならない。キー・ス
ロットでキーのかかり部がゆるければ、回転錠とキーの
かかり部の刻み目との噛み合わせが適切でなくなる。一
方、特にアメリカ合衆国では、キー・スロットにキーの
かかり部をすばやく挿入するのに困難がないように、一
般的に大きな入り0寸法をとる傾向にあった。その結果
、もしなんらかの理由で錠の中でキーを廻す時に抵抗が
ある場合のように、かなりの捻じれ力がかかったとき、
キーの軸部は、はとんどそのトルクを支えられない。そ
のような抵抗力は、キーの刻み目の不完全な切削や、錆
びつき、氷結など様々な原因により起こりつる。錠の中
でその様なキーの回転に対する抵抗がある時にユーザの
とる対応は、キーのハンドルを通じてキーに更に余分の
トルクあるいは捻じれ力をかけようとすることである。
一般に金属性のキーは、そのような異常な捻じれ応力に
耐える事が出来る。通常のアメリカ合衆国の自動車のエ
ンジン・キーあるいはトランク・キーでは、錠を開くの
に約2ないし3インチ・ボンド(IPT)のトルクが必
要である。アメリカ合衆国以外の国の自動車で、典型的
な例では、より大きなトルクを必要とする。通常の−様
な厚みのプラスチック成形キーは、8ないし9IPTの
トルクに耐えつる。もしより大きなトルクがかけられる
と、プラスチック製のキーの軸部を壊す危険性がある。
平均的女性は7ないしl0IPTのトルクをかける事が
出来、平均的男性は10ないし14IPTのトルクをか
ける事が出来る。したがって、その全長にわたって本質
的には同じ厚みを持つプラスチック成形キーでは、キー
の軸部が壊れることがしばしば経験されている。
プラスチック成形キーは、ドナルド・エフ・アルムブラ
ツドのアメリカ合衆国特許第4.637.236号およ
び本特許出願人によるアメリカ合衆国特許第4.677
、835号に提示されている。このいずれの特許におい
ても、キーはその全長にわたって共通の厚みをもってい
る。
金属性のキーと回転錠の典型例としては、アメリカ合衆
国特許第4,656,851号が参考となる。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、改良されたプラスチック製のキーおよびその
製作方法を提供する。本発明によるプラスチック製のキ
ーは、単独で使用することも出来、あるいはカード状の
ホルダのようなキーを保持する装置と共に使用する事も
出来る。本発明の、改良されたプラスチック製のキーは
、このプラスチック製のキーが錠あるいはその類のもの
に使用され、異常な抵抗力あるいはトルクがかかった時
、壊れたり破損するのを極力少なくするような手段を含
んでいる。
この目的のために、プラスチック製のキーは、キーを強
化する手段をもつ。このキーを強化する手段により、本
質的には通常の金属性のキーのプラスチックによる単な
る複製であるキーの強度を増すことができる。
ひとつの実施例では、キーを強化する手段は、キーの少
な(とも一部分を厚(することである。
望ましい実施例では、キーの軸部が厚(されているけれ
ども、キーの他の部分もまた厚(することが出来る。
もう一つの実施例では、強化手段は、キーを強化するた
めに、キーの一部に、少なくとも部分的に、強化用挿入
部材を埋め込むことである。この強化用挿入部材は、キ
ーが錠を回転するのに使用され、異常な抵抗力あるいは
トルクがかかった時に、キーの一部分、すなわち軸部を
強化するように機能する。
本発明は、また、キーなどのプラスチック材料に、固体
を挿入する方法を提供する。ある実施例では、その手段
は、成形の後にプラスチック材料が冷やされる時、プラ
スチック材料の中でその中に埋め込まれた挿入部材が動
けるようにする溝を付ける方法である。プラスチック製
のキーをそのように成形する方法もまた提供されている
プラスチック製のキーを強化する手段は、錠の回転部分
を駆動するために、かかり部の少なくとも片側に沿って
必要なキーの刻み目あるいはスロットを切削することと
干渉したりそれを妨げたりしないように製作され、配置
される。したがって、本発明は、プラスチック製のキー
のいくつかの利点を台無しにしたり、妨害したりするこ
とのない、キーの強化手段を提供する。例えば、プラス
チック製のキーは、対応する金属製のキーに比べて、か
かり部を切削器で切削するのが容易である。しかしなが
ら、もし固体挿入部材がプラスチック製のキーに入れら
れ、キーの全長にわたって伸びているとしたら、プラス
チック製のキーを切削する際の本質的な利点が失われる
。さらに、プラスチック製のキーは、典型的な金属製の
キーに比べて、軽量のものを提供出来る。キーの全長に
わたる固体挿入部材は、キーの重量を増し、プラスチッ
ク製のキーの利点のい(つかを制限する。
本発明は、また、様々な異なる種類のキーに使用されつ
る強化部材を持つ、プラスチック製のキーを提供する。
様々な溝形状のある、異なる軸部形状およびかかり部形
状を持つ、多種多様なキー・ブランクがある。本発明は
、既知の典型的なキー構造の大多数に使用されつる、プ
ラスチック製のキーの強化方法を提供する。
本発明の重要な目的は、プラスチック材料から作られ、
トルクによるキーの軸部の破損に対して強化された、新
しい改良された成形型のキーを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、軸部を厚(する事により強
化された、新しい改良されたプラスチック成形キーを提
供する事にある。
本発明の更なる目的は、軸部な強化する補強部材を使用
する、新しい、改良されたブラスチッグ成形キーを提供
する事にある。
さらに本発明の目的は、軸部が、プラスチック材料に強
化用材料を付加する事により強化された、新しい、改良
されたプラスチック成形キーを提供する事にある。
本発明の原理に基づき、ハンドル、軸部および刃部を持
つキーで、錠にかかり部が差し込まれ回転する時に抵抗
が生じたときに、キーのハンドルを通じてかけられる異
常なトルクによってキーが破損するのにたいして、その
軸部の強化がはかられた、プラスチック成形キーが提示
されている。
また、本発明により、軸部が強化されたプラスチック成
形キーを作る新しい、改良された方法が提示されている
さらに、また、改良されたプラスチック製のキーとキー
・ホルダが提示されている。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付された図面と
共に提出された実施例の以下の記述から容易に明らかと
なるであろう。勿論、本発明の新しい概念の精神や範囲
から離れる事なく、変形や修正を加える事が出来る。
〈実施例〉 第1図から第4図までには、一体もののプラスチック成
形キー(lO)が提示されており、それには頭部あるい
はハンドル(11)があり、典型的には、その幅はハン
ドルをかかり部あるいはかかり部(13)に連結する軸
部(12)の幅よりも十分広い。この例では、かかり部
(13)は刃の片側あるいは両側に回転錠用の切り込み
(14)を持ち、この目的のために、第2図にはっきり
見られるように、軸部とかかり部の断面形状が、その両
側のエツジに沿って狭い縁部のある長手方向のさねはぎ
部(15)を持っている。
図示されるように(第4図)、キー(lO)は回転錠(
17)に填まり込むために長く伸びた軸部(12)とか
かり部(13)を持ち、その回転錠(17)では、スプ
リングでバイアスされた蝶番式の蓋(21)を入れる適
当なサイズの部屋(20)を形成するハウジング(19
)から、回転円筒あるいはプラグ(18)が伸びており
、更に、蝶番式の蓋(21)は、キーが入り口(22)
から差し込まれた時、点線の位置から実線の位置まで押
し上げられるようになっている。入り口(22)を通し
て、キーを、実際的な理由からキーかかり部(13)の
寸法にかなり近い寸法のキー・スロット(23)に差し
入れやすくするために、入り口(22)は適当なりリア
ランスを持つ必要があることに留意されたい。かかり部
(13)とスロット(23)の望ましい許されるクリア
ランスはたったの約0.005インチである。キー・ス
ロット(23)への入り口(24)は、キーのかかり部
(13)がスロット(23)へはまりやすくするために
、一般に案内カム形式の外側に拡がった構造である。こ
の構造から明白なように、キーのかかり部(13)がス
ロット(23)に差し込まれてから、ハンドル(11)
を通じて異常なトルクがかけられると、かかり部(13
)はスロット(23)にぴったりはまりこんでいるけれ
ども、軸部(12)にはトルクを支えるものがない。
軸部(12)をねじれやトルク応力による破損に対して
備えるために、軸部が強化されている。第4図に示され
ているように、錠入り口に十分なりリアランスがある場
合の例では、軸部(12)の強化は軸部な一体として成
形した厚い部分(25)によって行うのが好都合である
。そのような厚み部(25)は、刻みをいれるかかり部
(13)の近接領域の隣から、しかし近接領域には入ら
ないで、軸部の全長にわたって広がるのが望ましい。こ
のように厚みをつけることで、かかり部(13)がキー
・スロット(23)にぴったりはまることと干渉するの
を避けることができる。望ましい例では厚み部(25)
は軸部(12)の両面に約0.02インチの厚さで作ら
れ、ハンドル(11)の隣接部に向かって少なくてもあ
る一定の距離だけのびている。
強化部の一体化を最大限はかるために、厚み部(25)
は、軸部(12)およびハンドル(11)の厚みを付け
る部分の両者の幅全体にわたるのが良い。軸部(12)
のかかり部側の終端で、厚み部(25)は、第3図の(
26)に示されるように、刃の刻みを付ける領域に出来
るだけ近いところで急激に終わるようにし、強化機能を
はかるために厚みを付ける最大の利点を得るようにして
いる。厚み部(25)のハンドル側の終端では、第2図
および第3図に示されるように、その両側面およびハン
ドル側の終端で、スムーズに薄くなっている。厚み部(
25)は、ハンドル(11)の全域の両面をカバーする
ように出来るけれども、それは必要でなく、ハンドルの
一部分にだけ拡がるようにすることで、プラスチック材
料を節約できる。とにかく、厚み部は、強化された軸部
ヘトルクを伝達するのに十分な指で掴む部分を作る。
本発明のキーに強化用厚みを付ける際に、標準的な金属
製のキーよりもプラスチック・キーを厚くすることが望
ましく、これらの例ではそれが可能であることを理解さ
れたい。例えばキーをはめるスロットが十分大きい時に
は、プラスチック・キーを標準的な金属製のキーよりも
厚くすることが可能である。また本発明のいくつかの実
施例では、軸部が厚(されているけれども、軸部だけを
厚くすることは必ずしも必要でない。例えば頭部、軸部
およびかかり部の全てを錠が許す最大限まで厚くするこ
とが出来る。
第5図から第8図には、短いプラスチック成形キーの変
形例が示されており、それにはハンドル(28)、短い
軸部(29)および目的に合致する長さのかかり部(3
0)がある。この例では、かかり部(30)は、片側だ
けに、さねはぎ溝(31)を持ち、回転錠用の刻み目(
32)のための薄い長手方向の側縁部を提供する。この
キー(27)は、特に、鍵穴をか(す金具(34)のつ
いた回転錠(33)で、錠のプラグにはキー・スロット
(38)よりも幅の広い案内面(35)および(37)
の付いた入り口があり、かかり部(30)が比較的楽に
入り口に入るような回転錠を操作するのに適している。
トルクによる軸部(29)の破損に対してキー(27)
を強化する方法は、第1図のキー(lO)に対して記述
されたと同様に、かかり部(30)にある軸部に最も近
い刻み(32)の手前で終わる厚み部(39)によって
行なわれる。キーのそれぞれの面で、ハンドル(28)
まで伸びる厚み部(39)は、図示されるように、ハン
ドルに向かって次第に薄くなる。キーのそれぞれの面の
厚み部(39)は、第6図に明示されるように、キーの
側端から側端まで拡がっている。
第5図に示されるように、キー(27)のかかり部の長
さ方向に沿って走る溝gは、回転錠のスロットの内部配
置に対応するものであるが、これは軸部(29)の頭側
の終端までは伸びていない。このことは、軸部(29)
を強化するように機能し、軸部な堅固にする。この観点
から、溝gを軸部(29)の最終端の手前で終えること
により、そのような溝をもつキーの強化をはかることが
出来ることに留意されたい。したがって、もし必要なら
、プラスチック・キーの軸部は、軸部なキーの残りの部
分よりも厚くする必要なしに、単に溝の長さを短(する
ことにより、強化をはかることが出来る。
第9図から第13図までに示された修正例では、キー・
スロットよりも十分大きな断面寸法を持つキー・スロッ
トへの入り口を持たない回転錠に特に適した、強化軸部
を持つプラスチック成形キー(40)が示されている。
そのような回転錠は、特にアメリカ合衆国以外で流行し
ており、特に自動車用の錠として流布している。強化の
ために、キー(40)は短い軸部(42)および適当な
長さのかかり部(43)よりも厚いハンドル(41)を
持つ。軸部(42)およびかかり部(43)には、−個
またはそれ以上の長手方向に伸びるコーディング用の溝
(45)があり、さらにかかり部(43)の片側長手方
向にさねはぎ溝(45)があって、回転錠(図示されて
いない)を開くための刻み目(4幻をもつ比較的薄い長
手方向の側面領域を形成している。
ハンドルに隣接した軸部(42)が、トルクによって破
損するのを防ぐための強化には、トルクに対して非常に
抵抗力のある強化用補強部材(48)が、軸部(42)
およびキー・ハンドルの隣接部に組み込まれている。提
示された構造では、補強部材(48)は、薄く堅い金属
製の部品で、望ましいのは、本体部(50)から伸びる
軸部強化用の延長部あるいはフィンガ(49)があり、
フィンガ(49)とは逆の端に頭部(51)がある、堅
い鋼鉄製の打ち抜き部品から構成される。頭部(51)
にある円い、すなわち円形の角(51a)および本体部
(50)にある同様の円形の角(50a)はプラスチッ
ク・キー(40)と補強部材(48)を成形で一体化す
る際に一体性を高める。
強化用フィンガ(49)は、回転杭用の刻み目のある領
域(47)の軸部にはまり込む幅と厚みを持つ。
幅に関して言えば、フィンガ(49)は、キー・ハンド
ル(41)およびかかり部(43)に対して軸部(42
)の一体性を保つために、キー領域(47)の幅よりも
若干狭いのが望ましい。強化用フィンガ(49)とキー
領域(47)の厚みは同じであるのが望ましく、フィン
ガ(49)の両面は領域(47)の両面に露出しており
、このようにして、フィンガ(49)は、錠を回転する
ためにかかり部(43)が完全にスロットに差し込まれ
た後に軸部(42)が入る回転錠のキー・スロットの入
り口の端と、直接的にトルクを伝達出来る関係にあるよ
うに出来る。フィンガ(49)の長さと終端部は、軸部
および領域(47)の軸部側の終端に向かって、最も近
い回転杭用の刻み目(4幻に関して最大限許される距離
まで伸びるよう設計される。・最大限伸ばすために、フ
ィンガ(49)には傾いたあるいは斜めなった終端部(
49a)をつけて、領域(47)に刻まれた最も近い刻
み目(48)とのクリアランスを確保する。第9図に最
もよく示されるように、対角線の終端部(49a)は最
も近接する刻み目(48)よりも短い距離にある位置で
終わり、終端部(49a)と最も近接する刻み目(48
)の間に領域(47)上に狭い分離空間を作る。この形
状により、フィンガ(49)が、刻み目(48)を効率
よ(刻むことと干渉するのを避けることが出来る。
挿入部材(48)の本体部(50)は、ハンドル(40
)の終端部(52)の中に埋め込まれるような寸法であ
るのが望ましく、終端部は、キーの軸部が完全に錠の中
に差し込まれたとき、錠の外側端に接触する。挿入部材
(48)の頭端部(51)は、キー・ハンドル(41)
の中に埋め込まれるような寸法であり、ハンドルの長さ
の約半分を占める長さで、フィンガ(49)と、錠を操
作するためにキー(40)をまわす時、指で掴むハンド
ル(41)の間で、完全なトルクの伝達ができるための
十分な幅をもつのが望ましい。
第9図から第12図までに示されるように、平板の補強
部材(48)は、キー・ハンドル(41)よりも十分薄
い。軸部(42)、かかり部(43)の中心部の厚み、
補強部材の本体部(50)および頭端部(51)は、そ
れぞれ止め部(52)およびハンドル(41)よりも十
分薄く、したがってハンドル(41)の中に成形により
埋め込まれて、補強部材は完全にハンドルに一体化され
る。そのような成形によるキーと補強部材の一体化およ
び統合は、ハンドル(41)を補強部材(48)よりも
はるかに厚くすることにより実現される。
キー(40)は単独で使用されるけれども、第14図か
ら第17図に示されるように、プラスチック製のキーと
カードの組み合わせとして、キーを提供することも出来
る。この目的のために、キー(40)は、一般的に望ま
しい札入れのサイズのホルダ(54)の対応するへこみ
部(53)に置かれる。へこみ部(53)はカード(5
4)の一方の側に位置するのが便利で、そうすると、カ
ードの片面あるいは両面の残りの領域は、(55)で模
式的に示されるように、どんな望ましい題名あるいは証
印にも利用することが出来る。
キー(40)をカード(54)と一体として保持するた
めに、一体となった多方向に動く蝶番装置(55)があ
り、それは成形による一体部材として形成され、キーお
よび成形されたカードと同じ材料で作られ、キーの頭部
あるいはハンドル(41)の端を、収納部(53)にあ
るカード(54)の端に一体となるように接続する。蝶
番装置(55)は、キーがカード(54)の平面から振
り出されるだけでなく、キーを、カードから切り離すこ
となしに、カード面のまわりにねじることが出来るよう
にするために、一般に細長い部品で作るのが望ましい。
提示された形状では、蝶番装置(55)は、一般に、円
形の断面を持ち、その長さが直径よりも長い棒状の部品
で形成される。蝶番装置(55)は、第15図に示され
るように、頭部(41)の厚みよりも少し細い直径を持
ち、またその直径はカード(54)の厚みよりもすこし
太い。強化用の延長部(57)は、蝶番装置(55)の
接続端からカード(54)の近接部まで伸び、カードの
端に沿ってはしり予期しない折り曲げに対してこの領域
でカードを堅くする強化用リブ(58)に接続される。
第18図から第21図には、一般的な点では第9図のキ
ー(40)と類似しているが、回転杭用の刻み目(48
)がかかり部の両側端にある点で異なっている、強化さ
れた軸部な持つプラスチック成形キー(60)が示され
ている。このキー(60)にはハンドル(61)、軸部
(62)及びかかり部(63)がある。かかり部(63
)の断面は対称性を持ち、長手方向のそれぞれの側面に
沿って、一般にさねはぎ状のコーディング溝(64)を
持ち、両側面の溝は刃部(63)の反対面に対して互い
違いの関係にある。それぞれの溝(64)に沿って、か
かり部(63)の本体部の厚みの約半分の厚みの長手側
面領域(65)がある。回転錠用刻み目(67)は、領
域(65)に刻まれる。
トルクによる破壊に対する軸部(62)の強化は、望ま
しくはスチール製の打ち出し部品(68)の形状を持つ
高いトルク抵抗力のある補強部材によって行なわれる。
強化用挿入部材(6幻の本体部(69)および頭部(7
0)はハンドル(61)の中に完全に埋めこまれる。挿
入部材の頭部(70)をハンドル(61)の中に完全に
固定するために、頭部(70)には横方向の固定用スロ
ット(71)があり、プラスチック・キー・ハンドルの
成形による固定を行う。
提示された構造では、挿入部材(68)は、刻み目のあ
る領域(65)の少なくとも一つの厚さよりも厚(なく
、そこに挿入部材(68)のフィンガ(73)の形の強
化用延長部分が挿入部材の本体(69)からのびる。第
19図および第20図に最もよく示されるように、フィ
ンガ(73)は、第9図のフィンガ(49)に関して述
べたと同様の理由でフィンガ(73)の反対表面が領域
(65)の反対面に露出されるような形で付随するかか
り部類域(65)に配置される。フィンガ(73)で適
切なトルク抵抗力を得るために対応するキー領域(65
)の幅よりも広いのが望ましく、従ってフィンガのこの
部分は軸部(62)の本体部に成形で装着することがで
きる。そのようなフィンガ(73)の本体を埋めた部分
は第18図に示されるように傾いたあるいは斜めの終端
部(74)がある場合はフィンガの寸法が長く出来るの
で望ましい。
終端部(74)が斜めであるかどうかにかかわらず、第
21図に見られるように終端(74)にいたる表面を斜
め角を付ける、あるいは面取りするためにフィンガの両
面から狭(するのが望ましい。これによって終端(74
)に近いフィンガ(73)の部分を薄くすることができ
したがってかかり部(63)のプラスチック材料が斜め
角表面(75)に成形され固定用型なり部分(77)が
できる。これによりフィンガ(73)の終端部をフィン
ガの成形材でよ(固定することができ成形で作られるキ
ー(60)と補強部分(68)の構造上の優れた一体化
を計ることができる。
第22図から第24図に示されるように、キー(80)
は、キー(40)及びキー(60)と同様に、軸部(8
2)およびかかり部(83)よりも厚いハンドル(81
)で構成され、金属製の強化用部品(84)がハンドル
と軸部に埋め込まれている。挿入部材の頭端部(85)
はハンドル(81)に埋め込まれており固定用スロット
(87)が成形されたプラスチック製固定部(88)を
形成する。頭部(85)から補強部材本体(89)がの
び、この例ではさらに本体(89)からキーの細部(8
2)へ一対の平行な強化用フィンガ(90)および(9
1)がのびる。フィンガ(90)はフィンガ(91)よ
りもわずかに幅広(、フィンガの間の軸部領域には軸部
(82)およびかかり部(83)の長さ全体にわたって
のびる長手方向のコーディング溝がある。これに加えて
、軸部(82)とかかり部(83)にはしる長手方向の
コーディング溝(93)がある。平板な長手方向の回転
杭用の刻み目のある領域(94)は強化用フィンガ(9
0)の位置にあるかかり部(83)の側面に沿ってはし
る。キー(80)が使用される錠のキー・スロットへの
入り口と接触する軸部(82)の表面で、フィンガ(9
0)およびフィンガ(91)は接触面として露出される
表面がある。もしコーディング溝(92)がなければ二
つのフィンガ(90)と(91)は一つの部品として強
固に作ることができるのが理解されよう。これはフィン
ガを持つプラスチック・キーの強化部品の概念の汎用性
を強調するものである。
次に第25図から27図には本発明によるプラスチック
成形キー(101)のもう一つの実施例が示されている
。キー(101)は第18図のキー(60)に幾分似て
おり、それには断面が対称性を持つ刃部(103)があ
りそれぞれの長手方向の側面に沿って一般にさねはぎ上
のコーディング溝(105)があり溝表面はかかり部(
103)の両側面で互い違いになっている。溝(105
)のそれぞれに沿ってかかり部(103)の残りの部分
の厚さの約半分の厚さの長手方向側面領域(107)が
ある。側面領域(107)は回転杭用の刻み目(109
)が刻まれるように製作される。
プラスチック成形キー(101)の構造では、キーの軸
部(111)は、キー(101)が回転錠のスロットに
差し込まれ異常な抵抗を受けた時にトルクによってねじ
れたりこわれたりしやすい。キー(101)は、特に軸
部(111)の側面領域(107)で弱い。
軸部(111)を、トルクによる破壊に対して強化する
ために、トルクに対する優れた強化用挿入部材(113
)が提示されている。第28図に示されるように、挿入
部材(113)には固定用スロット(117)を持つ頭
部(115)がある。以下に詳細をのべるように、固定
用スロット(117)は、補強部材がキー(101)の
中にしっかりと埋め込まれることを保証する。
挿入部材(113)には、さらに頭部(115)から伸
びる一対のフィンガ(119)と(121)がある。フ
ィンガ(119)と(121)はおたがいに段違いとな
るように作られる。このために、フィンガ(119)と
(121)は、挿入部材(113)が第28図に示され
るように水平に置かれたとき、同じ水平面にほこない。
提示された例では、フィンガのひとつ(121)は、挿
入部材の他の部分で決まる水平面からはずれて伸びてい
る。第27図に示されるように、この構造をとると、フ
ィンガ(119)および(121)のひとつは、挿入部
材(113)がキー(101)に埋め込まれる時、軸部
(111)のそれぞれの測成(107)に入れることが
出来る。キー(101)のこの構造のために、長手方向
領域(107)は同じ水平面にはない。したがって、挿
入部材(113)のフィンガ(119)と(121)が
お互いに段違いでない時は、挿入部材(113)がキー
(101)に埋め込まれる時に、効果的に填め込むこと
が出来ない。挿入部材(113)のこの構造はキー(1
01)を、特に軸部(ill)を、トルクによる破壊に
対して強化する役割を果たす。
第25図から第27図に示される様に、挿入部材(11
3)はキー(101)に埋め込まれるように設計されて
いる。この目的のため、前述したように、挿入部材(1
13)の頭部(115)には固定用のスロット(117
)がある。挿入部材(113)がキー(101)に埋め
込まれる時、固定用のスロット(117)は挿入部材が
しつかりとその中に固定されるように作用する。この観
点から、スロット(117)は、キー(101)が作ら
れているプラスチック材料がスロット(117)の中に
成形されて、挿入部材をキーに固定するようにしている
第28図に示されている挿入部材(113)の例では、
挿入部材(113)のフィンガ(119)と(121)
には、それぞれに対応して、長手方向に伸びる端縁部(
120)と(122)がある。このフィンガ(119)
と(121)のそれぞれの端縁部(120)と(122
)は、フィンガ(119)と(121)の他の部分に比
べて厚みが薄い。端縁部(120)と(122)は、挿
入部材(113)がキー(101)に固定されるのを保
証するのに役立つ。第26図から第28図に示された実
施例では、フィンガ(119)と(121)の中心部分
は、軸部(lit)の測成(107)とほぼ同じ厚みを
もつ。したがって、挿入部材(113)がキー(101
)に埋め込まれる時、フィンガ(119)と(121)
の上面および底面は、測成(107)の対応する上面お
よび底面に並んで露出されるか、あるいはその表面のす
ぐ下に(る。第27図に示されるように、端縁部(12
0)と(122)の薄くなった領域は、成形される測成
(107)と噛み合わせとなる領域を作って、フィンガ
(119)と(121)がキー(101)にしっかりと
埋め込まれ固定される保証となる。
キー(101)が作られるプラスチック材料は縮むが、
固い挿入部材(113)は、特に金属で出来ている場合
は、縮まないので、フィンガ(119)と(121)の
先端部に空間(131)および(133)を作ることが
必要である。この空間(131)と(133)は、の過
程でプラスチックが縮めるようにして、この空間にフィ
ンガ(119)と(121)が滑り込む。もしこの空間
がなければ、キーに圧力がかかり、ねじれが生じる可能
性がある。
挿入部材(113)は金属のような本質的に強固な材料
で作るのが望ましい。しかしながら、挿入部材(113
)は、キー(101)を、特に軸部(111)を強化し
、より強い力に耐えられる様にすることが出来る、どん
な材料ででも作れることが理解されよう。提示されてい
る実施例では、挿入部材(113)はスチールで作られ
ている。
ここに記述されたプラスチック成形のキーは、例えば、
イー アイ デュポン ドウ ネモアスアンド カンパ
ニーから”Delr4n 500”の商品名で発売され
ている、ホルムアルデヒド重合体からなるアセタール樹
脂で作られる。
キーの強化用挿入部材については、もし必要なら強化出
来る冷ロール鋼、あるいはプラスチック・キーに成形す
る前に焼きなまし、さらにロックエル硬度55−57に
強化したC1095  ばね鋼などのシート鋼の打ち出
しものが適当な材料である。
次に、キー(101)は単独で使用され、必要ならキー
・リング等の保管装置に保管されるけれども、第29図
に示されているように、キー(101)は、プラスチッ
ク製のカードとキーの組み合わせ品(151)の一部と
して作ることも可能である。この目的で、キー(101
)は、本質的にはカード型をしたホルダ(154)の対
応する収納部(153)に納められる。ホルダ(154
)にはひとつのキー(101)だけ図示されているが、
もし必要なら二個あるいはそれ以上のキーをそこに納め
られるようにすることも可能である。
カード(154)にキー(lot)を保持するために、
図示された実施例では、多方向の動きが可能な一体とな
った蝶番装置(155)がついている。蝶番装置(15
5)は、成形による一体部材となっており、キー(10
1)とカード(154)の少なくとも一部と同じ材料で
作られるのが望ましい。この蝶番装置はキー頭部(12
3)あるいはハンドルを、カード(154)の受は入れ
部(153)の端に連結する。
蝶番装置(155)は一般に細長い部品で、キー(10
1)がカードの表面から振り出されるだけでなく、カー
ドから切り離されずに蝶番装置でキーをカードに対して
捻じることが出来るのが望ましい。
提示されている実施例では、蝶番装置は一般に棒状の部
品である。図示された実施例で、カード(154)を固
くするために、カードには、蝶番装置(155)の端か
らカード(154)のそこに近接する部分まで伸び、カ
ードの端に沿って走る強化用リブ(15g)に連結され
る、強化用延長部(157)がある。
図示された実施例では、キー(101)はカード(15
4)に蝶番装置(155)で固定されるけれども、キー
(101)をカード(154)に保持させる他の方法を
用いることも出来ることに留意されたい。例えば、キー
は切り離し可能な形でカードに保持することが出来、こ
うするとキーをカードから取り出して使用し、使用後カ
ードのキー収納部にもどして保持出来る。
次に第30図には本発明のもう一つの実施例が示されて
いる。この例では、キー(161)がプラスチック材料
で作られているのみならず、その中に強化繊維(162
)が成形されている。この強化繊維(162)がキー(
161)を強化し、特にキーの軸部(163)を強化す
る。強化繊維は、キー(161)が錠に差し込まれねじ
られる時の抵抗によるトルクで壊れることに対して、キ
ーの強化をはかることができる。キー(161)を、と
りわけ軸部(163)を、強化するのに使用される強化
繊維材料には、ケブラー・アラミド繊維、炭素繊維、ガ
ラス繊維、ポリエステルやナイロンなどの熱塑性プラス
チック繊維、および、アラミド/炭素、アラミド/ガラ
ス、アラミド/炭素/ガラス、炭素/ガラスなどの複合
繊維がある。これらの繊維は、キー(161)が製作さ
れるモールディング過程により、方向性のものであった
り、方向性のないものであったりする。
炭素繊維はとりわけその優れた強度と高い弾性係数のた
めに有効である。さらに、炭素繊維はプラスチック・キ
ー(161)に、ラミネーションによる方法と同様に、
注入または圧縮成形により成形することが出来る。ガラ
ス繊維もまた、ガラス繊維で強化したプラスチック材料
が、高い強度と重量の比を持ち、寸法的な安定性を持つ
ので有効である。ガラス繊維もまた同様に、ラミネーシ
ョンあるいは圧縮または注入成形により使用される。
熱塑性プラスチック繊維は、特に、注入成形のように強
いずれ応力がかかる場合の製作工程に対して有効である
。複合材料は、特に、軽量で、高い弾性係数、耐圧縮性
、耐たわみ性、耐衝撃性、耐破断性を持つので有効であ
る。さらにある種の複合材料は非常に優れた製作過程上
の特徴を持っている。
次に、第31図から第35図には、キーとその強化方法
のもう一つの実施例が提示されている。
第31図に示されるように、キー(201)は、もし望
ましいなら、プラスチック材料から出来たキーとカード
の組み合わせ(251)の一部分として作ることが出来
る。このために、キー(201)は、基本的にはカード
状をしたホルダ(254)にある、対応する受は部(2
53)に納められる。ここでは、−個のキー(201)
がホルダ(254)に納められた例が図示されているが
、勿論、もし必要なら、二個あるいはそれ以上のキーを
収納することも出来る。
図示された実施例では、キー(201)をカード(25
4)に保持するために、一体化された、他方向に動く蝶
番装置(255)がついている。この蝶番装置(255
)は、成形の一部をなしており、望ましくは、キー(2
01)およびカード(254)の少なくとも一部分と同
じ材料で成形される。この蝶番装置(255)は、キー
頭部(253)あるいはハンドルの先端を、収納部(2
53)にあるカード(254)の端部に、一体となるよ
うに接続する。この蝶番装置(255)は、キー(20
1)がカード(254)の平面から振り出されるだけで
なく、キーをカードから切り離さないで、カード面の回
りに捻じることが出来るように、細長い部品であるのが
望ましい。この実施例では、キー(201)は、蝶番装
置によって、カード(254)に固定されているけれど
も、キーをカードに固定する他の方法をとることも可能
である。
図示される様に、キーには、頭部(215) 、軸部(
211)およびかかり部(203)がある。固い挿入部
材(213)が、キー(201)の頭部(215)およ
び軸部(211)の一部に埋めこまれている。この固い
挿入部材(213)は、キー(201)が回転錠のスロ
ットに差し込まれ、捻じられる際、異常な抵抗力にあつ
た時に、トルクによって破損するのを防ぐために、軸部
(211)を強化する。
第35図に具体的に示されるように、固い挿入部材(2
13)には、中心部(245)により連結された二つの
段違い面(241)と(243)がある。この段違い面
(241)と(243)は、軸部(211)の厚みに対
して異なる面にくるように作られる。このことにより、
固い挿入部材(213)の段違い面(241)と(24
3)が、キー(201)の、特に軸部(211)の、厚
み方向に異なる面上に配置される。この構造の利点は、
第31図から第34図に示されるように、かかり部(2
03)の長さ方向の少なくとも一部に沿って走る溝(2
49)を持つキーに、この固い挿入部材(213)を埋
めこむことを可能にする点にある。
そのような溝構造は、特に家屋のキーでは、一般的であ
る。
第32図に示されるように、キー(201)には、その
頭部(215)に、穴、あるいは、スロット(271)
がある。このスロット(271)は、次の二つの機能を
果たす、すなわち、キー(201)を成形する際には、
このスロット(271)は、固い挿入部材(213)の
周囲にプラスチック材料を成形する前、および成形中に
、型の中で固い挿入部材を支持する棚を与えるように機
能する。
さらに、このスロット(271)は、成形過程において
、キー(201)にかかるストレスを緩和する手段を提
供する。例えば、”デルリン”は、約2%縮む。もし、
固い挿入部材(213)が、金属製、あるいは、冷却過
程で縮まない材質の場合で、ストレス緩和手段がついて
いないときは、この固い挿入部材が、出来上がったキー
を歪ませる。したがって、図示された実施例では、キー
のプラスチックが縮むとき、固い挿入部材(213)に
かかるストレスを緩和する手段が施されている。
スロット(271)は、プラスチック材料が縮むとき、
固い挿入部材(213)が動ける穴、あるいは、道を付
けることで、キー(201)にかかるストレスを緩和す
るように機能する。従って、プラスチックが縮むとき、
固い挿入部材(213)は、スロット(271)の上流
に押され、こうしてキーが変形するのを防ぐ。第40a
図に示されるように、もし望むなら、スロット(271
)は、キーの厚み全体を貫く必要はなく、キーの全厚み
貫通しない溝状とすることも出来る。
第35図に示されるように、固い挿入部材(213)の
側面部(241)および(243)は、固い挿入部材(
213)の前方端から後方端まで、おたがいに段違いに
なっている。このことにより、キーが成形された後に冷
却される時、プラスチック材料中で、固い挿入部材(2
13)が、キー(201)の頭部(215)の方向にむ
かって、すべりやすく、あるいは、移動しやすくなる手
段を与えている。
第35図に示されるように、固い挿入部材(213)の
前方端には、狭い断面厚みの端縁部(273)がある。
この端縁部(273)は、固い挿入部材(213)と、
キー(201)のプラスチック材との間に、噛み合わせ
結合が作られるように保証する。第32図に示されるよ
うに、固い挿入部材(213)のある実施例では、固い
挿入部材(213)の少なくとも一部分は、かかり部(
203)の平面と、同一平面上に、あるいは、はとんど
同一平面上に来るようにされる。したがって、固い挿入
部材(213)が、プラスチック製のキー(201)の
軸部(211) 、および、かかり部(203)の中に
固定されるのを保証するためには、噛み合わせ結合を可
能にするための、断面厚みの薄くなった端縁部(273
)がつけられている。
第31図から第35図に示された固い挿入部材(213
)は、その側面(241)と(243)が段違いの構造
であるために、特に家屋のキーに使用するのに適してい
ることが分かる。
第36図から第38図には、本発明によるプラスチック
成形のキーと、その強化手段の、もうひとつの実施例が
示されている。図示されるように、プラスチック製のキ
ー(301)には頭部(315) 、軸部(311) 
、および、かかり部(303)がある。軸部な強化する
ための固い挿入部材(313)が、プラスチック製のキ
ー(301)の頭部(315)の一部、および、軸部(
311)に埋めこまれている。
更に図示されるように、前実施例と同様に、頭部(31
5)には、成形中に挿入部材を支持する手段を与えるス
ロット(371) 、あるいは、穴がある。スロット(
371)は、さらに、挿入部材(313)に隣接したキ
一部分で、ストレスを緩和する部分を作り、成形した後
にキーのプラスチック材が冷却するとき、キー(301
)が変形しないような手段を与えるよう機能する。
図示された固い挿入部材(313)は、基本的にはZ形
をした断面をもっている。このために、固い挿入部材(
313)には、薄い断面厚みを持ち、長手に伸びる側面
部(341)と(343)がある。これらの側面部(3
41)と(343)は、軸部(311)の厚み方向に関
して、互いに段違いになった面に位置する。
したがって、これらの側面部(341)と(343)は
、プラスチック成形キー(301)の薄(なった段違い
側面部(319)および(321)に填め込まれる。こ
の構造は、固い挿入部材(313)が、同一水平面内に
ない長手方向の側面領域を持つキーに使用されることを
可能にする。図示されるように、段違い側面部(341
)および(343)は、固い挿入部材(313)の−万
端から、他方のほとんど終端までずっと伸び、成形の後
キー(301)のプラスチック材が縮む時に、挿入部材
が、比較的容易に、スロット(371)の中へ動いてい
けるようにしている。
第37図に図示されるように、固い挿入部材(313)
に、延長端縁部(373)をつけるのが望ましい。前述
の実施例と同様に、端縁部(373)、は、キー(30
1)のプラスチック材との噛み合わせ結合を可能にする
。さらに、キー(301)と固い挿入部材(313)の
ある実施例では、固い挿入部材の長手方向に伸びる側面
部(341)と(343) 、あるいは本体部(314
)は、キー(301)のかかり部(303)の−部分と
、同一平面上、もしくは、はぼ同一平面上にある可能性
があるので、この端縁部(373)は、固い挿入部材(
313)がキーにしっかりと固定されるのを保証する。
図示された実施例では、端縁部(373)には、半円形
の切り取り部(374)がある。この半円形の切り取り
部(374)は、キー(301)の成形過程で、成形用
空洞の中に、固い挿入部材(313)を位置ぎめして固
定する位置ぎめビンを、少なくとも一部分受は入れるた
めに使用される。
第37図に図示された固い挿入部材(313)は、その
構造ゆえに、すくなくとも、ある種の自動車用キーでは
、満足出来るように機能することが分かる。
次に、第39図には、固い挿入部材(413)のもう一
つの実施例が示されている。この実施例では、固い挿入
部材(413)には、本体部(414)がある。しかし
、第36図から第38図に示された固い挿入部材(31
3)と違って、本体部(414)には、薄い断面厚みを
持ち、違った平面にある側面部がついていない。そのか
わりに、固い挿入部材(413)の側壁面(441)お
よび(443)は、同じ厚みの面にある。ある種の応用
には、この様な固い挿入部材(413)を使用するのが
望ましい。
図示されるように、固い挿入部材(413)の前面には
、半円形の切り取り部(474)がある。前述したよう
に、この半円形の切り取り部(474)は、□成形用空
洞の中で、固い挿入部材(413)を位置ぎめする、位
置ぎめビンと填まり合って、挿入部材を固定する手段を
提供する。
次に、第40図から第42図には、本発明によるプラス
チック成形キーとそれを強化する方法のもう一つの実施
例が示されている。この実施例では、固い挿入部材(5
13)は、第36図から第38図に示された固い挿入部
材(313)にいくぶん似ているが、固い挿入部材(5
13)の横幅が、第37図の固い挿入部材(313)の
横幅よりも狭い点で違いがある。図示されるように、も
つとも分厚い部分である挿入部材の中心部は、第37図
の固い挿入部材(313)の中心部よりも、ずっと狭い
幅である。
第40図から第42図に示される固い挿入部材(513
)は、キー(501)の軸部(511)のもつとも厚い
部分が太き(なく、したがって、挿入部材のもつとも厚
い部分もまた限られる場合に於ける使用には有用である
。可能な挿入部材を提供するために、固い挿入部材(5
13)は、分岐中心のあるほぼZ状をした断面を持つ構
造をとる。このことにより、固い挿入部材(513)が
、薄い断面厚みを持つキー(501)で使用することが
可能となる。図示されるように、固い挿入部材(513
)には、また、その前面に、成形用の位置ぎめビンを受
ける、半円形の切り取り部(574)がある。
第40a図に示されるように、キー(501)には、挿
入部材(513)に近接して、キーのストレスを緩和す
る部分がある。このストレス緩和部は、キー(501)
の全厚みを貫かない溝(571)で出来ている。
次に、第43図から第46図には、本発明による、プラ
スチック成形キーと、それを強化する方法の、もう一つ
の実施例が図示されている。第43図に図示されたキー
は、日本で”ミワ”・キーとして販売されているキーの
構造と、はぼ同様の構造を持つ。”ミワ”・キーは、錠
とタンブラに働き合うが、その場合、かかり部の側面が
、典型的なキーと錠の構造と同じく、タンブラを駆動す
るけれども、かかり部の先端部分だけが錠を駆動する。
従って、そのような錠に使用されるプラスチック製のキ
ーにとっては、先端部分が錠を駆動する時に遭遇する異
常なトルクや抵抗力によって、先端部が破損しない様に
保証するために、キー(601)の軸部(611)と同
様に、キー(601)の先端部(612)をも補強する
ことが必要である。
この目的のための、本発明による実施例の固い挿入部材
(613)が、第43図から第46図に示されており、
それは望ましい形として、二つの部品から構成されてい
る。固い挿入部材(613)の第一の部品(616)は
、キー(601)の頭部(615)および軸部(611
)の一部に埋め込まれる。前と同様に、キー(601)
の頭部(615)には、スロット(671)があり、固
い挿入部材(613)に近接して、キー(601)のス
トレスを緩和する部分を作り、また、成形過程に於ける
固い挿入部材(613)に対する棚を提供する。図示さ
れるように、固い挿入部材(613)は、キー(601
)の軸部(611)およびかかり部(603)の部分の
断面に対応した、はぼオメガ(Ω)形をした断面形状を
持つ。
キー(601)のかかり部(603)の先端部(612
)には、固い挿入部材(613)の第二の部材(620
)が埋め込まれている。固い挿入部材(613)のこの
部材(620)は、先端部(612)が錠を駆動する時
に、先端部(612)にかかるトルクにより、先端部(
612)が破損するのを防ぐために、キーの先端部を強
化する。前と同じ(、固い挿入部材(613)のこの第
二の部材(620)も、基本的には、それが埋め込まれ
るかかり部(603)の先端部(612)の断面に対応
した断面を持つ。固い挿入部材(613)のこの第二の
部材(620)は、かかり部(603)の側面に刻み目
の切っていない部分に埋め込むのが望ましい。
次に、第47図から第49図には、本発明による、プラ
スチック成形キーと、それを強化する方法の、もう一つ
の実施例が図示されている。この実施例での固い挿入部
材(713)は、第25図から第27図に示された実施
例に幾分似ている。この例では、固い挿入部材(713
)には、本体部(715)があり、それから、脚、ある
いは指(719)および(721)が伸びている。指(
719)および(721)は、固い挿入部材(713)
のもつとも分厚い部分に比べて、薄い断面厚みを持つ。
この実施例では、固い挿入部材(713)の指(719
)および(721)は、挿入部材の一方の端から、その
頭部(722)まで伸びている。このように、固い挿入
部材(713)には、挿入部材の一方の端からその頭部
まで伸びる薄い断面部分がある。このことが、冷却過程
で、プラスチック材料の中を固い挿入部材が容易にスラ
イド、あるいは移動することを可能にし、したがって、
冷却過程でキーが歪んだり、捻じれたりするリスクを大
幅に減少させる。
前記の記述から、本発明は、プラスチック成形キーで、
決定的に重要な軸部に対して、トルクによる破損を防ぐ
ための、本質的な強化をはかるものであることが明らか
であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による強化された軸部な持つプラスチッ
ク成形キー・ブランクの平面図。 第2図は第1図の線n−nに沿った断面拡大詳細図。 第3図は第1図の線■−■に沿った長手方向の断面拡大
詳細図。 第4図は第1図のキーが、ある一つの回転錠の操作位置
に差し込まれた一般的な模式図。 第5図は本発明のプラスチック成形キーの修正例で第1
図のキーよりもいくぶん短い軸部を持つキーの平面図。 第6図は第5図の線Vl −Vlに沿った横方向断面拡
大詳細図。 第7図は第5図の線■−■に沿った縦方向断面拡大詳細
図。 第8図は第5図のキーが典型的な回転錠の中に差し込ま
れた様子を示す模式図。 第9図は本発明による強化軸部を持つプラスチック成形
キーのもう一つの変形例を示す平面図。 第10図は第9図の線x−xに沿った縦方向断面拡大詳
細図。 第11図は第9図の線XI−XIに沿った横方向断面拡
大詳細図。 第12図は第9図のキーの拡大側面図。 第13図は第9図のキーにある強化用挿入部材の透視図
。 第14図は第9図のキーを持つプラスチック製のカード
とキーの組み合わせを示す平面図。 第15図は第14図の線XV−XVに沿った断面詳細図
。 第16図は第14図の線XVI−XVIに沿った断面詳
細図。 第17図は第14図のプラスチック製のカードとキーの
組み合わせの反対側の平面図。 第18図は本発明により軸部が強化されたプラスチック
成形キーの更にもう一つの変形例。 第19図は第18図の線XlX−XIXに沿った部分断
面拡大詳細図。 第20図は第18図の線xx−xxに沿った長手方向の
断面拡大詳細図。 第21図は第18図の線XXI−XXIに沿った部分断
面拡大詳細図。 第22図は本発明による強化された軸部を持つプラスチ
ック成形キーの更にもう一つの変形例を示す平面図。 第23図は第22図の線XXIII−XXIII k:
沿った断面拡大詳細図。 第24図は第22図の線XXIV−XXIVに沿った長
手方向の断面拡大詳細図。 第25図は本発明による強化された軸部を持つプラスチ
ック成形キーの更にもう一つの変形例を示す平面図。 第26図は第25図の線XXVI −XXVIim沿ツ
タ断面拡大詳細図。 第27図は第25図の線XXVII−XXVII i:
沿った断面拡大詳細図。 第28図は第25図のキーに埋め込まれた挿入部材を示
す平面図。 第29図は第25図のキーが入ったカードとキーの組み
合わせの平面図。 第30図は本発明による強化軸部を持つプラスチック成
形キーのもう一つの変形例である部分が壊れとんだ様子
を示す平面図。 第31図は本発明による強化された軸部を持つプラスチ
ック成形キーの更にもう一つの実施例を示すプラスチッ
ク製のキーとカードの組み合わ、せ例の平面図。 第32図は第31図のプラスチック成形キーの、第31
図の線XXXII−XXXII ニ沿ツタ断面図。 第33図は第32図のプラスチック成形キーの、第32
図の線XXXIII−XXXIIIに沿った断面図。 第34図は第32図のプラスチック成形キーの、第32
図の線XXXIV−XXXIVに沿った断面図。 第35図は第32図のプラスチック成形キーの固い挿入
部材の透視図。 第36図は本発明の固い挿入部材を持つプラスチック成
形キーのもう一つの実施例の平面図。 第37図は第36図の成形されたプラスチック製のキー
と挿入部材にある固い挿入部材の透視図。 第38図は第36図のプラスチック成形キーの、第36
図の線XXXVII−XXXVIH:沿ツタ断面図。 第39図は本発明による固い挿入部材のもう一つの実施
例の透視図。 第40図は本発明によるプラスチック成形キーと固い挿
入部材のもう一つの実施例の平面図。 第41図は第40図のプラスチック成形キーに使用され
ている固い挿入部材の透視図。 第42図は第40図のプラスチック成形キーの、第40
図の線XXXXll−XXXXIIに沿った断面図。 第43図は本発明によるプラスチック成形キーと固い挿
入部材のもう一つの実施例の平面図。 第44図は第43図のプラスチック成形キーに使用され
ている固い挿入部材の一部分の透視図。 第45図は第43図のプラスチック成形キーに使用され
ている固い挿入部材のもう一つの部分の透視図。 第46図は第43図のプラスチック成形キーに使用され
ている固い挿入部材で、第43図の線XXXXVI −
XXXXVIに沿った断面図。 第47図は本発明による固い挿入部材を持つプラスチッ
ク成形キーのもう一つの実施例を示す平面図。 第48図は第47図のプラスチック成形キーに使用され
ている固い挿入部材の透視図。 第49図は第47図のプラスチック成形キーで、第47
図の線XXXXlX−XXXXIXに沿った断面図。 10・・・・・・キー、     11,41.51・
・・頭部、12.52,82.・・・・・・軸部、 1
3.47・・・・・・かかり部、14・・・・・・刻み
目領域、  17・・・・・・回転錠、43・・・・・
・側縁部、    48・・・・・・刻み目、49・・
・・・・フィンガ部分、 53、153.253・・・・・・キー収納部、55、
155.255・・・・・・蝶番装置、85・・・・・
・固い挿入部材、 90、91.119.121・・・・・・フィンガ、1
20、241.243・・・・・・側面部、273、3
73・・・・・・端縁部、 374、474・・・・・・位置ぎめ用がビン部分的に
填まり込む部分。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属製のキーと本質的には同一形状の複製のプラ
    スチック製のキーで、回転錠の鍵受穴にはまり込む寸法
    のかかり部と、キーに回転トルクをかけるための面を持
    つ頭部と、かかり部と頭部との間にキーを破損しないよ
    うに強化するための金属キーの対応する部分よりも厚い
    部分がある軸部とを含むプラスチック成形キー。
  2. (2)前記の厚い部分が前記軸部の長さ全体におよび、
    さらに少なくとも前記頭部の軸部との隣接部まで延びて
    いる、請求項1記載のプラスチック成形キー。
  3. (3)キーはキーを補強する、固い挿入部材を含む、請
    求項1記載のプラスチック成形キー。
  4. (4)キーはプラスチックの成形過程後の冷却過程で生
    ずるキーの変形を防止するため、挿入部材に隣接してキ
    ーのストレス緩和装置を持つ、請求項3記載のプラスチ
    ック成形キー。
  5. (5)キーは少なくとも二つの別々のキーを強化するた
    めの固い挿入部材を含む、請求項1記載のプラスチック
    成形キー。
  6. (6)キーは繊維状の強化材料を含む、請求項1記載の
    プラスチック成形キー。
  7. (7)かかり部と、頭部と、かかり部および頭部を連結
    する軸部とを持つ、本質的には金属製のキーと同一形状
    の複製のプラスチックキーを作るプラスツチク材料を成
    形するステップと、プラスチック製のキーの軸部の少な
    くとも一部分を、金属製のキーの対応する部分よりも厚
    くすることによりプラスチック製のキーを強化するステ
    ップとを含む、プラスチック製キーの製造方法。
  8. (8)プラスチック製のキー、および、キーを収容部に
    動き可能な状態で連結する装置と、キーを受けるキー収
    容部のある、全体がカード状をしたキー・ホルダと一体
    に成形するステップを含む、請求項7記載のキーの製造
    方法。
  9. (9)錠の鍵受穴にはまり込む寸法のかかり部の先端と
    、キーに回転トルクをかけるための面を持つ頭部と、か
    かり部と頭部との間の軸部と、キーの中にその一部とし
    て成形された、キーを補強するための挿入部材と、プラ
    スチックの成形過程後の冷却過程で生じるキーの変形を
    防止するため挿入部材に隣接して設けたキーのストレス
    緩和装置とを持つ、プラスチック成形キー。
  10. (10)挿入部材は軸部と頭部の一部の中に成形されて
    いる、請求項9記載のプラスチック成型キイ。
  11. (11)ストレス緩和装置は穴である請求項10記載の
    プラスチック成形キー。
  12. (12)ストレス緩和装置は挿入部材の一部に隣接して
    設けた溝である、プラスチック成形キー。
  13. (13)成形用空洞に固い挿入部材を入れることと、挿
    入部材の周囲にプラスチック材料を成形することと、プ
    ラスチック成形後の冷却時にプラスチック材料の部分に
    対して、固い挿入部材がプラスチック材料の部分に対し
    て移動可能にする装置を設けることとを含む、プラスチ
    ック製のキーを成形して製造する方法。
  14. (14)キーに回転トルクをかけるための頭部と、突出
    した錠駆動部とを持つキープランクと、前記頭部の一部
    と前記錠駆動部の一部とに実質的に埋め込まれた金属挿
    入部材とを含み、 前記頭部と錠駆動部とはプラスチック材料を成形したも
    のであり、 前記錠駆動部は最小の厚さを持つ部分とそれより厚い部
    分とを含んでいてその側縁間は不均一な断面を持ち、 前記挿入部材は前記錠駆動部の最小の厚さの部分より大
    きい最大の厚さを持ち、前記挿入部材の最大の厚さの部
    分は前記錠駆動部の最小の厚さの部分から長さ方向に延
    びて位置していること を特徴とするプラスチック成形キー。
  15. (15)挿入部材は頭部の部分と前記頭部の部分から延
    びる少なくとも1つのフィンガーを含むことを特徴とす
    る請求項14記載のプラスチック成形キー。
  16. (16)挿入部材は互いに位置をずらした部分を持つこ
    とを特徴とする請求項14記載のプラスチック成形キー
  17. (17)挿入部材はプラスチックの成形過程後の冷却過
    程で生じるキーの変形を防止するため挿入部材に隣接し
    て設けたストレス緩和装置を含む請求項14記載のプラ
    スチック成形キー。
  18. (18)第2の挿入部材を含む請求項14記載のプラス
    チック成形キー。
  19. (19)挿入部材は基本的にZ形状の断面形状を持つ請
    求項14記載のプラスチック成形キー。
  20. (20)互いに位置をずらした部分は断面厚さを薄くし
    た部分を含んでいる請求項16記載のプラスチック成形
    キー。
  21. (21)キーを保持するカード状ホルダと、保持された
    キーとをその位置のままカード状に一体成形した請求項
    14記載のプラスチック成形キー。
  22. (22)回転錠の鍵受穴にはまり込む寸法で、回転錠駆
    動部を形成するために切り込んだ縁部を持つかかり部と
    、 回転トルクをかけるための面を持つ頭部と、前記かかり
    部と頭部との間の軸部と、 キーの中に埋め込まれ、軸部の中をかかり部先端までの
    距離より短い距離まで延びる固い挿入部材とを含む プラスチック成形キー。
  23. (23)固い挿入部材は頭部と軸部との一部に埋め込ま
    れている請求項22記載のプラスチック成形キー。
  24. (24)かかり部先端内に埋め込まれている第2の挿入
    部材を含む請求項22記載のプラスチック成形キー。
  25. (25)少なくとも1つの挿入部材はキーの一部の断面
    と実質的に同じ断面を持つ請求項22記載のプラスチッ
    ク成形キー。
  26. (26)キーはカード状ホルダに確実に連結されている
    請求項22記載のプラスチック成形キー。
JP63219655A 1987-09-03 1988-09-03 強化軸部を持つプラスチツク製のキーおよびその製造方法 Pending JPH01146086A (ja)

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