JPH01146014A - アースアンカー等用の芯パイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はアースアンカー等用の芯パイプに関するもので
ある。

（逆来の技術） 従来においてバイブを芯材とするアースアンカー等の施
工法は特閏昭６１−１９１７２１号に公知である。

この施工法においては芯パイプとグラウトの十分な付着
が重要となりこの点において改良の余地があった。

（発明が解決しようとする一問題点） 本発明は以上の従来の問題を解決しグラウトが十分に付
着するアースアンカー等用の芯パイプの提供を目的とす
る。

（問題点を解決するための手段） 本発明は以上の目的達成のために鋼管の本体と、該本体
の表面に母線を横切って転造加工により形成された溝と
からなるアースアンカー等用の芯パイプを提案するもの
である。

（作用） 本発明の芯パイプは特許請求の範囲に記載した構成であ
り、特に鋼管の表面に溝が形成されているためグラウト
は芯パイプに十分に付着する。

本発明の芯パイプは同上の構成であり、特に溝は転造加
工により形成されるため鋼管の断面積を減少させること
なく、その結果鋼管の強度は低下しない。

本発明の芯バイブは同上の構成であり、特に鋼管の表面
に溝が形成されているため運搬施工等の際に溝が滑り止
めとなり、その結果安全に作業を行うことが出来る。

（実施例） 以下本発明のアースアンカー等用の芯パイプを図面に示
す実施例に従い説明する。

第１図は本発明の芯バイブが用いられたアースアンカー
等を示し、該アースアンカーＡ等は芯バイブ（１）を補
強材としてグラウト（９）を硬化させたもので・ある。

芯バイブ（１）は第２図又は第３″図に示す様に鋼管の
本体（１１）の表面に母線を横切る溝（１２）が形成さ
れたものである。

該溝（１２）は切削ではなく転造加工により表面を塑性
変形させて形成されたものでありその詳細の一例は第４
図に示される。

すなわち図示のものは中央の凹部（Ｉ４）の深さｄ＝Ｏ
，：２ｅｗｉ、幅ｍ＝０．５ｍ＋ｍ及び両側の凸部（１
３）の高さｈ＝０．１ｉ＋ｇｅ、輻１＝１■■である。

この様な転造加工の溝（１２）は第５ａ図及び第５ｂ図
に示す様なロールダイス（１６）を芯パイプ（１）の側
面に押し付けて回転させることにより形成することが出
来る。

以上に示した溝（１２）はら線状であったが鋼管の母線
を横切ればよいのであって例えば所定ピッチで複数の円
を刻んでもよい。

この場合には第６ａ図及び第６ｂ図に示す様なロールダ
イス（１７）を用いればよい。

以上の実施例に示した本発明のアースアンカー′等用の
芯バイブの作用をアースアンカー等の施工法と共に示す
。

すなわち第７図に示す様に芯バイブ（１）の先端に先端
ビット（２）が固定され、該先端ビット（２）は側方に
突出する鍔部（４）を有する。

又先端ビット（２）内には空所（３）が設けられ、該空
所（３）は前記芯パイプ（＋）に連通ずる。

一方前記鍔部（４）には上方に開口する孔（５）が設け
られ、該孔（５）は前記空所（３）に連通する。

以上の先端ビット（２）が固定された芯バイブ（１）は
打込装置（図示せず）により打撃、回転等が与えられて
地盤Ｇ中に打ち込まれる。

この打ち込みと同時に芯パイプ（１）内にグラウト（９
）が注入される。

グラウト（９）は芯パイプ（１）から先端ビット（２）
の空所（３）及び孔（５）を通って先端ビット（２）に
より形成された削孔（７）内に流れ込む。

すなわち先端ビット（２）により形成されていく削孔（
７）と芯パイプ（１）の間の隙間にグラウト（９）が同
時に充填されていくのである。

ここでグラウト（９）が地盤Ｇ上にあふれない様にする
ため図示の実施例では削孔（７）の上端開口にカバー（
８）が装着されている。

芯バイブ（１）が所定深さまで打ち込まれた状態で芯パ
イプ（１）及び先端ビット（２）はそのまま地盤Ｇ中に
残される。

この結果グラウト（９）は芯バイブ（１）を補強材とし
て硬化し第１図に示す様なアースアンカーＡ等となる。

ここでグラウト（９）と芯バイブ（１）の付着について
は芯パイプ（１）の表面に溝（１２）があるため十分な
付着が確保される。

すなわち満（１２）がある場合は満（１２）がない従来
の場合と比較して例えば約２倍の付着力が得られる。

（発明の効果） 本発明のアースアンカー等用の芯パイプの実施例は以上
の通りでありその効果を次に列記する。

（１）本発明の芯パイプは特許請求の範囲に記載した構
成であり、特に鋼管の表面に溝が形成されているためグ
ラウトは芯パイプに十分に付着する。

（２）本発明の芯バイブは同上の構成であり、特に溝は
転造加工により形成されるため鋼管の断面積を減少させ
ることなく、その結襲鋼管の強度は低下しない。

（３）本発明の芯パイプは同上の構成であり、特に鋼管
の表面に溝が形成されているため運搬施工等の際に溝が
滑り止めとなり、その結果安全に作業を行うことが出来
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の芯パイプが用いられたアースアンカー
等の概念図 第２図及び第３図は同上芯バイブの一部の正面図第４図
は第２図Ａ部拡大図 第５ａ図及び第５ｂ図は本発明の芯パイプの溝の形成方
法を示す図 第６ａ図及び第６ｂ図は同上他の形成方法を示す図 第７図は同上芯パイプが用いられたアースアンカー等の
施工法を示す図 １：芯バイブ　　　　　２：先端ビット３：空所　　　
　　　　４：鍔部 ５：孔　　　　　　　６：ホース ７：削孔　　　　　　　８：カバー ９ニゲラウド　　　　　１１：本体 １２：溝　　　　　　　１３：凸部 １４：凹部 １６．１７：ロールダイス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、鋼管の本体と、該本体の表面に母線を横切って転造
   加工により形成された溝とからなるアースアンカー等用
   の芯バイブ