JPH01145592A - 移動体識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばトラックの運行管理に適用される移動
体識別装置に関する。

〔従来の技術及びその問題点〕

最近トラックの運行管理に移動体識別装置が用いられて
いる。？：、れは少なくとも受信用及び送信用アンテナ
、受信回路、制御回路、及び送信回路などから成ってお
シ、地上側の管埋用無線送受信局のアンテナから発する
質問信号を電波として上記アンテナで受けて、これを受
信回路で復調し、制御回路で、この移動体識別装置を備
えた移動体特有の識別データを発信させるようにし、こ
の発信信号を送信回路によ）、アンテナから上記無線送
受信局に送るようにしている。しかるに、この無線送受
信局は多数のトラックの運行管理を行なうのであるが、
このうち今、複数台のトラックが近接して無線送受信局
に近すいた時には、いずれのトラックにおいても質問信
号を受けて、それぞれの識別データを表わす信号を同時
に無線送受信局に電波として送った場合、該無線送受信
局はいずれのトラックからの識別データであるかを識別
することができない。

あるいは、移動体識別装置側のアンテナ及び無線送受信
局側のアンテナのいずれをも、電磁誘導により、送受信
するアンテナとし、最も近接したトラックにのみ、質問
信号を受信できるようにした場合には、特定のトラック
のみが質問信号を識別し九としても、このトラックが無
線送受信局から少しでも離れると識別データを送信して
も、無線送受信局はこれを受けることができなくなる。

これでは、トラックの運行管理を行なうことができない
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は以上の問題に鑑みてなされ、複数の移動体が近
接して、管理用の無線送受信局に近すいたとしても、特
定の移動体のみが質問信号を識別することができ、この
移動体が無線送受信局から離れた位置に至りても、これ
からの少なくとも識別データを含む各種信号を受信でき
るようにした移動体識別装置を提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の目的は、電磁誘導により信号を受信する受信アン
テナと、該受信アンテナで受信した信号をり調する受信
部と、該受信部の出力により少なくとも識別データの発
信を行う制御部と、該制御部の発信４号を送信する送信
部と、該送信部の出力を受けて電波を発信するための送
信アンテナとから成り、地上側無線送受信局の近傍で該
地上側無線送受信局の電磁誘導により信号を送信するた
めのアンテナよりの信号を前記受信アンテナで受けた後
、前記送信アンテナより少なくとも前記識別データの信
号を前記地上側無線送受信局の電波を受信するためのア
ンテナにより受けさせるようにしたことを特徴とする移
動体識別装置によって達成される。

〔作　　用〕

地上側無線送受信局の質問信号を移動体は電磁誘導によ
り受信するので、地上側無線送受信局の送信アンテナ付
近の限られた領域にある移動体のみが特定されて、以後
、地上側無線送受信局から離れた位置へ移動しても、今
度は電波によるアンテナ送信及び受信により、地上側無
線送受信局との間で特定されて通信することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例による移動体識別装置について、
図面を参照して説明する。

図において（１）は移動体識別装置を表わし、電磁誘導
により信号を受信するためのアンテナ（２）から受けた
信号を受信回路（３）に供給され、こ＼で受信信号は復
調されて、制御回路（４）に供給される。制御回路（４
）は少なくとも、この識別装置（１）を備えた例えば、
トラックに固有の識別データを発信し、この出力が送信
回路（５）に送られこの送信回路（５）は電波を送信す
るためのアンテナ（６）から、電波として発信される。

他方、管理用の地上無線送受信局（７）は、電磁誘導に
より送信するためのアンテナ（３）及びこれに送信信号
を供給するための送信機（９）、電波を受信するための
アンチナシこれに接続される受信模似から成っている。

なお無線送受信局（７）は、その他各トラックを管理す
るための及び各種データを処理する丸めのコンビ二一タ
、各入力機器及び各出力機器を含むが、これは図示省略
するものとする。

本発明の実施例は以上のように構成されるが、次にこの
作用について説明する。

今、複数台のトラックが無線送受信局（７）の近傍に至
ったとする。無線送受信局（力のアンテナ（３）からは
質問信号が発信されておシ最もこれに近接したトラック
に備えられている移動体識別装置（１）のアンテナ（２
）のみが、これを受けて、その受信回路（３）に供給す
る。受信回路では、これを復調して制御回路（４）に供
給し、制御回路（４）ではこれに応じて識別データその
他必要な情報を表わす信号を送信回路（５）に供給する
。送信回路（５）はアンテナ（６）より電波として、地
上側の無線送受信局（７）のアンテナ（２）に伝送する
。アンテナ（至）で受けた電波は入力信号として受信機
αηに供給される。上述したように図示せずともコンビ
為−夕によりこのトラックに関する運行管理を行なう。

このトラックが識別データ、その他必要な情報を送りは
じめた後、この無線送受信局（７）から多少離れたとし
ても、以上のデータを表わす信号はアンテナ（６）によ
りミ波として無線送受信局（７）に送られ、これが電波
を受けるアンテナ（１０により受けられるので確実にこ
のトラックの運行管理を行なうことができる。

以上、本発明の実施例について説明したが、もちろん本
発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に
基ずいて種々の変形が可能である。

例えば、以上の実施例ではトラックの運行管理に対して
本発明を適用したが、もちろんこれに限定されることな
く、他の車両やあるいは工場における各種の物流管理に
も適用可能である。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の移動体識別装置によれば、こ
れをおのおの備えた複数の移動体が、これを管理するた
めの地上側の無線送受信局に同時に近すいたとしても、
確実に最も近接した移動体を識別し、かつこの移動体が
無線送受信局から多少離れても、確実にこの移動体から
の識別データその他の必要なデータを受は続けることが
できる。

よって確実な移動体の管理を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例による移動体識別装置のブロック
図を管理用無線送受信局のブロック図と＼もに示す図で
ある。 なお図において、 （１）・・・・・・・・・・・・・・・・・・　移動体
識別装置（２）・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　電磁誘導により信号を受信するためのアンテナ （６）・・・・・・・・・・・・・・・・・・　電波を
送信するためのアンテナ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電磁誘導により信号を受信する受信アンテナと、該受信
   アンテナで受信した信号を復調する受信部と、該受信部
   の出力により少なくとも識別データの発信を行う制御部
   と、該制御部の発信々号を送信する送信部と、該送信部
   の出力を受けて電波を発信するための送信アンテナとか
   ら成り、地上側無線送受信局の近傍で該地上側無線送受
   信局の電磁誘導により信号を送信するためのアンテナよ
   りの信号を前記受信アンテナで受けた後、前記送信アン
   テナより少なくとも前記識別データの信号を前記地上側
   無線送受信局の電波を受信するためのアンテナにより受
   けさせるようにしたことを特徴とする移動体識別装置。