JPH01145300A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

Info

Publication number
JPH01145300A
JPH01145300A JP62302718A JP30271887A JPH01145300A JP H01145300 A JPH01145300 A JP H01145300A JP 62302718 A JP62302718 A JP 62302718A JP 30271887 A JP30271887 A JP 30271887A JP H01145300 A JPH01145300 A JP H01145300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
heat
passages
heat exchange
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62302718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2656270B2 (ja
Inventor
Tadashi Matsushita
正 松下
Masao Furukawa
古川 正夫
Ryoichi Imai
良一 今井
Yoshio Kuriyama
義雄 栗山
Minoru Komori
実 小森
Shigeto Oshima
大島 重人
Yuji Ido
井戸 勇二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
National Space Development Agency of Japan
Original Assignee
Toshiba Corp
National Space Development Agency of Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, National Space Development Agency of Japan filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62302718A priority Critical patent/JP2656270B2/ja
Publication of JPH01145300A publication Critical patent/JPH01145300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2656270B2 publication Critical patent/JP2656270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば、宇宙飛行体に搭載される電子機器
等の宇宙飛行体搭載機器の熱制御を行なうのに好適する
熱交換装置に関する。
(従来の技術) 一般に、宇宙飛行体に搭載される宇宙飛行体搭載機器の
熱制御手段としては、コールドプレートと称する熱交換
装置を用いた液体ループ排熱システムが採用されている
。通常、この熱交換装置には宇宙飛行体搭載機器が直接
に搭載され、該宇宙搭載機器から直接に熱を奪って所望
の温度に熱制御する。
第6図及び第7図はこのような従来の熱交換装置を示す
もので、第6図はグレートフィン凰を示し、第7図はチ
ューブ型を示す。
すなわち、第6図のグレートフィン型熱交換装置は、一
対の支持部材1g、1bでフィン2を挟装して、このフ
ィン20間に作動媒体を通過させることによシ、支持部
材1m、Ib上に設置した宇宙飛行体搭載機器の熱が支
持部材1m、Ib、フィン2を介して作動媒体に伝えら
れて、この熱を強制対流による顕熱の状態で熱輸送して
冷却する。
第7図のチューブ型熱交換装置は、一対の支持部材1h
、Ibでチューブ3を挟装し、チューブ3に作動媒体を
通過させることによシ、支持部材1h+1b上に設置し
た図示しない宇宙飛行体搭載機器の熱が支持部材1t、
Ib及びチューブ3を介して作動媒体に伝えられ、この
熱が強制対流による顕熱の状態で熱輸送されて冷却が行
われる。
ところが、上記グレートフィン型及びチューブ型熱交換
装置では、それぞれフィン2及びチューブ3の作動媒体
に気液混相領域が分布するために、例えば、無重力及び
微小重力場の宇宙空間等で使用すると、この気液混相領
域における気泡発生状況が地上と全く違った状態が発生
することが予想される。例えば、気泡の異常発生によシ
、振動等の不安定現象が発生したシ、あるいは作動媒体
出口における状況が予想もしない状態に変化して正確な
熱制御が困難となるおそれを有していた。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたように、従来の熱交換装置では、いずれのも
のも宇宙空間において使用した場合、各種の不具合が発
生するおそれを有していた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、かつ、宇宙空間においても宇宙飛行体搭載機器
の確実な熱制御を実現し得るようにした熱交換装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) この発明は内周壁に毛細管現象による液搬送路を設けた
蒸気通路及び液通路を有した伝熱路を複数列に組合わせ
成形して、前記複数の伝熱路における蒸気通路及び液通
路を連通溝を介して連通させ、前記伝熱路の各蒸気通路
及び液通路を放熱器に接続してなる熱交換ユニットを備
えたことを特徴とする。
(作用) 上記構成によシ、潜熱による熱輸送を行なう蒸発器とし
て使用し九場合、熱交換ユニットは気液が蒸気及び液通
路に分離され、宇宙空間における無重力状態においても
気液混相領域の発生がない。従って、無重力状態におい
て気液混相領域に発生すると予想される不具合の発生が
ないため、可及的に宇宙飛行体搭載機器の正確な熱制御
が実現できる。また、上記熱交換ユニットは凝縮器とし
て機能させる場合においても、気液の分離が確実になさ
れることで熱制御の確実化が実現できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る熱交換装置を示すも
ので、図中10は熱交換ユニットで、取付は板11を介
して宇宙飛行体搭載機器12が設置される。この熱交換
ユニット10は複数の伝熱路13が板体14に並列して
形成されている。この伝熱路13は、第2図に示すよう
に、それぞれ同様に、断面略矩形状の蒸気通路15及び
液通路16によシ構成されておシ、このうち蒸気通路1
5の内周部には毛細管現象を利用して作動媒体17を搬
送する、例えば軸方向に延設した複数の凹状の溝を形成
してなる液搬送路18が形成されている(第3図参照)
。また、上記板体14の内部には伝熱路13の軸方向に
所定の間隔を有して複数の連通溝19が形成されておシ
、この連通溝19を介して上記複数の伝熱路13の各蒸
気通路15及び液通路16が相互に連通されている。ま
た、伝熱路13はその各蒸気通路15が蒸気管12を介
して図示しない放熱器に接続され、その液通路16が液
管21を介して上記放熱器(図示せず)にそれぞれ接続
されている。
なお、上記連通溝19を形成する手段としては、例えば
、板体14の一方面よシ伝熱路13の軸方向に所定の間
隔を有して複数の連通溝19全形成し、その後、板体1
4の一方面に大して蓋体J4aが溶接等によシ取着され
てシールすることによシ形成される。
上記構成において、蒸発器として機能させる場合は、先
ず、上記放熱器(図示せず)で冷却された作動媒体17
が図示しない供給ポンプを介して液管21から液通路1
6に供給される。すると、この作動媒体17は液通路1
6に充満されると、連通溝19を介して蒸気通路15の
周囲部から液搬送路18に供給され、該蒸気通路15の
軸方向に移送される。この際、作動媒体17は取付は板
11上の宇宙飛行体搭載機器12から熱を奪って蒸気と
なシ、蒸気通路15に接続された蒸気管20を介して上
記放熱器(図示せず)に導かれて凝縮され、熱が放熱さ
れる。
また、凝縮器として機能させる場合は、作動媒体17を
蒸気管20全介して蒸気通路15に供給する。すると、
作動媒体17は蒸気通路15の液搬送路18、連通溝1
9を通って搬送され、液通路16に流入される。
このように、蒸気熱交換装置は内周壁に毛細管現象によ
る液搬送路1st?設けた蒸2気通路15及び液通路1
6t−有した伝熱路13を複数列に組合わせ形成して、
前記複数の伝熱路13における蒸気通路15及び液通路
16を連通溝19を介して連通させ、上記伝熱路13の
各蒸気通路15及び液通路16を放熱器に接続するよう
に構成した。
これにより、潜熱による熱輸送を行なう蒸発器として使
用した場合、熱交換ユニット10は気液が蒸気通路15
及び液通路16に分離され、宇宙空間における無重力状
態においても気液混相領域の発生がないので、無重力状
態において気液混相領域に発生すると予想される不具合
の発生がないため、可及的に宇宙飛行体搭載機器12の
正確な熱制御が実現できる。また、上記熱交換ユニット
10は凝縮器として機能させる場合においても、気液の
分離が確実になされることで熱制御の確実化が実現でき
る。さらに、これによれば、伝熱路13、液搬送路18
及び連通溝19を板体14に直接的に配列形成すること
ができることで、製作性の簡略化も確保できる。
この発明によれば上記実施例では、1個の熱交換ユニッ
ト10上に宇宙飛行体搭載機器12を設置するように構
成した場合で説明したが、これに限ることなく、いわゆ
る宇宙試験モジュール等における大形の宇宙飛行体搭載
機器を搭載する場合においては、複数個の熱交換ユニッ
ト10t−並設して設置することにより、適用可能で、
同様に効果的な熱制御が可能である。
また、上記実施例では、毛細管現象によシ作動媒体17
の搬送を行なう液搬送路18として凹状の清音形成した
が、これに限ることなく、螺旋状や、梨地状の凹凸を形
成しても同様に可能なもので、いずれのものも同様の効
果を期待できる。
さらに、この発明は上記実施例の熱交換ユニット10f
、第4図及び第5図に示すように、構成することも可能
である。
第4図は、一対の板体22m、22bの一方に蒸気通路
15*t−形成し、他方の板体22bには液通路16h
f形成して、これら第1及び第2の板体22a x 2
2 b f、合体し、一対の伝熱路13aを所定の配列
に形成する。この場合は、例えば、一対の蒸気通路15
aと液通路16&を対向して配置することができるので
、小型化が図れる。また第5図の如く蒸気通路15hの
下に液通路16aを配置することでも同様の効果が得ら
れる。第6図は、一対の板体23m、23bの一方に液
搬送路18b及び連通溝19bf形成したフィン部24
を形成し、他方の板体23bには段状の凹部25を所定
の間隔を有して形成して、これら板体23!Lのフィン
24全板体23bの凹部25に挿入するように合体する
ことにより、一対の伝熱路13bf所定の配列に形成す
る。この場合は、可及的に製作の簡略化が図れ、製作作
業性の向上が実現できる。
なお、この発明は上記各実施例では、伝熱路13.13
m、13bf断面略矩形状に形成したが、これに限るこ
となく、その他、例えば、断面略円形状、断面略楕円形
状の各種形状に形成することも可能である。よって、こ
の発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実
施し得ることは勿論のことである。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、簡易な構成で
、かつ、宇宙空間においても宇宙飛行体搭載機器の確実
な熱制御全実現し得るようにした熱交換装置で提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る熱交換装置の要部を
示す斜視図、第2図は第1図の一部全断面して示す断面
図、第3図は第1図の蒸気通路を拡大して示す断面図、
第4図及び第5図及び第6図はこの発明の他の実施例全
示す断面図、第7図及び第8図は従来の熱交換装置の要
部を示す斜視図である。 10・・・熱交換ユニット、11・・・取付は体、12
・・・宇宙飛行体搭載機器、13・・・伝熱路、14・
・・板体、14&”・蓋体、15.15g、15b・・
・蒸気通路、16 + 16A −16b・・・液通路
、17・・・作動媒体、1B 、IIJ* 、111b
°・・液搬送路、21・・・液管、22m、22b、2
3m、23b・・・板体、24・・・フィン、25・・
・凹部。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 (a)             (b)第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内周壁に毛細管現象による液搬送路を設けた蒸気
    通路及び液通路を有した伝熱路を複数列に組合わせ形成
    して、前記複数の伝熱路における蒸気通路及び液通路を
    連通溝を介して連通させ、前記伝熱路の各蒸気通路及び
    液通路を放熱器に接続してなる熱交換ユニットを具備し
    たことを特徴とする熱交換装置。
  2. (2)前記熱交換ユニットは宇宙飛行体搭載機器を熱制
    御してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の熱交換装置。
  3. (3)前記熱交換ユニットは複数個が並設して配置され
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第2
    項記載の熱交換装置。
JP62302718A 1987-11-30 1987-11-30 熱交換装置 Expired - Fee Related JP2656270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62302718A JP2656270B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 熱交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62302718A JP2656270B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 熱交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01145300A true JPH01145300A (ja) 1989-06-07
JP2656270B2 JP2656270B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=17912336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62302718A Expired - Fee Related JP2656270B2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2656270B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10181699A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Trw Inc 機能的に独立した宇宙船モジュールに使用する両面放射器
JP2011069608A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Asml Netherlands Bv ヒートパイプ、リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP2012127642A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Korea Electronics Telecommun 押出で製造される薄膜型ヒートパイプ
JP2016156534A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社フジクラ ループヒートパイプ用蒸発器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153384A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Toshiba Corp ヒ−トパイプ
JPS62282295A (ja) * 1986-05-31 1987-12-08 石川島播磨重工業株式会社 コ−ルドプレ−ト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153384A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Toshiba Corp ヒ−トパイプ
JPS62282295A (ja) * 1986-05-31 1987-12-08 石川島播磨重工業株式会社 コ−ルドプレ−ト

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10181699A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Trw Inc 機能的に独立した宇宙船モジュールに使用する両面放射器
JP2011069608A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Asml Netherlands Bv ヒートパイプ、リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
JP2012127642A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Korea Electronics Telecommun 押出で製造される薄膜型ヒートパイプ
JP2016156534A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社フジクラ ループヒートパイプ用蒸発器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2656270B2 (ja) 1997-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615872B2 (en) Flow translocator
JP6477276B2 (ja) クーリングプレート及びクーリングプレートを備える情報処理装置
JPH08340189A (ja) 沸騰冷却装置
JPH01145300A (ja) 熱交換装置
JP6095160B2 (ja) 受熱器
US4133377A (en) Thin-film heat exchanger
WO2016098679A1 (ja) 熱電発電ユニット、それを用いた熱電発電装置およびその取付構造、その取付構造を有する排気ダクトならびにエンジン
JP2003291900A (ja) 人工衛星熱制御装置
JP2006234267A (ja) 沸騰冷却装置
CN220733292U (zh) 一种翼型均温板
JP2656268B2 (ja) 熱交換器
JPH09222286A (ja) 二相流体ループ方式熱制御システムに於けるヒートパイプ型ラジエータ
US20180113494A1 (en) Information processing apparatus and heat exchanger
WO2016208180A1 (ja) 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
JPH11108498A (ja) バーナ組込式縦置多板式再生器
JPS6338881Y2 (ja)
JP3561807B2 (ja) 盤用熱交換器
EP4023469A1 (en) Cooling device and vehicle including the same
JPH0612367Y2 (ja) 二相流吸熱器
JPH0350897A (ja) 冷却装置
RU1811043C (ru) Шкаф радиоэлектронной аппаратуры
KR100250065B1 (ko) 열교환관
JP3908138B2 (ja) 空冷吸収器
CN116916627A (zh) 一种翼型均温板及其热量传递方法
JPH01132500A (ja) 熱交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees