JPH01144889A

JPH01144889A - 時分割光交換方式

Info

Publication number: JPH01144889A
Application number: JP30515387A
Authority: JP
Inventors: Shuji Suzuki; 修司鈴木; Masahiko Fujiwara; 雅彦藤原
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1987-12-01
Filing date: 1987-12-01
Publication date: 1989-06-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分）この発明は、時分割多重光伝送路間の信号を、光のまま
交換する光時分割交換方式に関するものである。

（従来の技術）伝送路に光ファイバを用いた光通信は、光ファイバが広
帯域であることから多量の情報を伝送可能であることや
、光ファイバが誘導雑音を受けない等の利点があること
から、今後広く使用されるものと予想される。この光通
信で使用される交換機には、光信号を一度電気に変換す
ることなく、光信号を光のまま交換できる光交換機が望
ましい。そのような光交換機の内、特に時分割光交換機
としては従来１９８３年トビカル・ミーティング・オン
・オプティカル・ファイバ・コミュニケーション（Ｔｏ
ｐｉｃａｌ　Ｍｅｅｔｉｎｇｏｎ　０ｐｔｉｃａｌ　Ｆ
ｉｂｅｒＣｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）予稿集、講演番
号ＭＪ６に記載のものが知られている。

第４図は、そのような従来の時分割光交換機の構成を示
すものである。第４図において、送信機４０１〜４０３
からは、各々３本のいずれも１０Ｍ　ｂ　／　ｓの信号
速度で有するパラレルデータ信号が送出されており、こ
れらは多重回路４０４〜４０６によって、各々１本の３
０　Ｍ　ｂ　／　ｓのシリアル・データ信号となる。こ
の多重回路４０４〜４０６の出力は、さらに多重回路４
０７によって−本の９０　Ｍ　ｂ　／　ｓの時分割多重
信号となり、電光変換器４０８によって光信号へ変換さ
れた後に、１×３光スイツチ４０９へ送られる。１×３
光スイツチ４０９は、時分割多重光信号のタイム・スロ
ット毎に、タイムスロッＩ・時間Ｔの各々１倍、２倍、
３倍の遅延時間を有する光遅延素子４１０．４１１．４
１２のいずれかに入力された光信号を切り換えて接続す
る。これによって、時分割光信号はタイム・スロット毎
に別のタイム・スロットへ移動し、時分割交換が行なわ
れる。光遅延素子４１０〜４１２の出力は、３×１光ス
イツチ４１３によって取り出され、タイム・スロットの
移動した時分割光信号となり光電変換器４１４によって
電気信号へ変換される。光電変換器４１４の出力は、分
離回路４１５によって３つの各々３０　Ｍ　ｂ　／　ｓ
のシリアル・データ信号へ分離され、各々さらに分離回
路４１６〜４１８へ入力される。分離回路４１６〜４１
８は各々、３０Ｍｂ／Ｓのシリアル・データを３本の各
々１０　Ｍ　ｂ　／　ｓのパラレル・データ信号に変換
し、受信機４１９．４２０．４２１へ送出する。

（発明の解決しようとする問題点）従来の時分割光交換機では多重回路４０４〜４０６の出
力をさらに時分割多重する為に、多重回路４０７、電光
変換器４０８、光電変換器４１４、分離回路４１５が第
４図の例では、９０Ｍｂ／Ｓの高速で動作する必要があ
り、高価かつ消費電力の大きな回路を用いる必要があっ
た。

本発明の目的は、従来よりも動作速度が低速で、安価か
つ消費電圧の小さい回路を用いることの出来る時分割光
交換方式を提供することにある。

（問題を解決する為の手段）本発明の提供する時分割光交換方式は、複数の情報源か
らの信号が情報源毎に異なるタイムスロッＩ・を専有し
、同一の情報源からの信号は同一タイムスロットで異な
る複数の波長を専有するように９時分側条重かつ波長分
割多重された光信号を、遅延時間の差が各々タイムスロ
ット長の整数倍である複数の光遅延素子のいずれかに入
力して遅延を与え、タイムスロットの順番を変化させる
ことを特徴とする。

（作用）本発明では、このように同一の情報源からの信号を、同
一タイム・スロットで異なる波長に多重して交換するの
で、従来のように時分割多重のみの場合よりも信号速度
が低くなり、低速の回路を用いることが可能になる。

（実施例）第１図は、本発明の実施例を示す図であり、第４図と同
一の番号を附したものは、第４図と同一の構成要素であ
る。第１図において、送信機４０１の１０　Ｍ　ｂ　／
　ｓの３つのパラレル・データ信号は各々、多重回路４
０４．４０５．４０６へ入力される。同様に送信機４０
２．４０３の１０Ｍｂ／Ｓの各々３つのパラレル・デー
タ信号は各々やはり多重回路４０４．４０５．４′０６
へ１つづつ入力される。

多重回路４０４〜４０６は各々、入力された３つの信号
を１つの３０　Ｍ　ｂ　／　ｓの時分割多重信号に変換
し、同じタイミングで各々電光変換器１０１〜１０３へ
送出する。電光変換器１０１〜１０４は入力された３　
０　Ｍ　ｂ　／　ｓの時分割多重信号を、各々波長λｌ
、λ２、λ３の光信号へ変換し、出力する。電光変換器
１０１〜１０４の出力は、合波器１０４によって波長分
割多重かつ時分割多重された光信号となり、１×３光ス
イツチ４０９へ送られる。１×３光スイツチ４０９は、
波長分割多重かつ時分割多重された光信号のタイム・ス
ロット毎にタイム・スロット時間Ｔの各々１倍、２倍、
３倍の遅延時間を有する先週素子１０５．１０６．１０
７のいずれかに入力されたすべての波長の光信号を一括
して入力する。

これによって光信号は、タイム・スロット毎に別のタイ
ム・スロットへ、波長によらず一括して移動される。光
遅延素子１０５〜１０７の出力は、３×１光スイツチ４
１３によって取り出され、波長によらず一括してタイム
・スロットの移動した波長分割多重かつ時分割多重され
た光信号として分波器１０８へ入力される。分波器１０
８は、入力された光信号を波長毎に分離し、波長λ１λ
２゜Ａ３の３０　Ｍ　ｂ　／　ｓの時分割多重光信号は
各々、光電変換器１０９〜１１１へ送出される。光電変
換器１０９〜１１１で電気信号に変換された３０Ｍ　ｂ
　／　ｓの時分割多重信号は各々分離回路４１６〜４１
８で、３本の１０　Ｍ　ｂ　／　ｓのパラレル信号へ分
離される。受信機４１９へは、分離回路４１６〜４１８
から各々１本ずつのパラレル信号が入力される。同様に
、受信機４２０．４２１へは、やはり分離回路４１６〜
４１８から各々１本ずつのパラレル信号が入力される。

このように、本発明の実施例では第４図の従来例で必要
であった、９０　Ｍ　ｂ　／　ｓの速度で動作する多重
回路４０７、分離回路４１５が不要で電光変換器１０１
〜１０３、光電変換器１０９〜１１１の動作速度も３０
　Ｍ　ｂ　／　ｓの速度で良い。したがって安価かつ消
費電力の小さな回路を用いることが出来る。

第２図、第３図は第１図の動作を説明する為のタイミン
グ・チャートである。第２図において、２００〜２０２
は各々、送信機４０１の３つの出力の、あるタイム・ス
ロワｌ’　Ｔ　ｏにおける出力データＡ１、Ａ２、Ａ３
を表わす。同様に、２０３〜２０５．２０６〜２０８は
各々、送信機４０２．４０３の各３つの出力のあるタイ
ム・スロワ１−Ｔ　Ｉ）における出力データ８１〜Ｂ３
、Ｃ１〜Ｃ３を表わす。この時、多重回路４０４へは、
送信機４０１出力２００、送信機４０２出力２０３、送
信機４０３出力２０６が入力されており、その出力は２
０９に示すように、タイム・スロットＴ　ｇを３等分し
たタイム・スロットＴ１、Ｔ２、Ｔ３の内、Ｔ１には、
送信機４０１出力２００のデータＡ１が、Ｔ２には送信
機４０２出力２０３のデータＢ１が、Ｔ３には送信機４
０３出力２０６のデータＣ１が多重される同様に多重回
路４０５へは、送信機４０１出力２０１、送信機４０２
出力２０４、送信機４０３出力２０７が入力されており
、その出力は２１０に示すように、タイム・スロワＩ−
Ｔ　ｌには送信機４０１出力２０１のデータＡ２が、Ｔ
２には送信機４０２出力２０４のデータＢ２が、Ｔ３に
は送信機４０３出力２０７のデータＣ２が多重される。

さらに多重回路４０６へは、送信機４０１出力２０２、
送信機４０２、出力２０５、送信機４０３出力２０８が
入力されており、その出力は２１１に示すように、タイ
ム・スロットＴｌには送信＠４０１出力２０２のデータ
Ａ３が、Ｔ２には送信機４０２出力２０５のデータＢ３
が、Ｔ３には送信機４０３出力２０８のデータＣ３が時
分割多重される。

このように多重回路４０４〜４０６の出力２０９〜２１
１においてタイム・スロットＴ１では、送信機４０１の
出力データＡ１〜Ａ３が、タイム・スロットＴ２では送
信機４０２の出力データＢ１〜Ｂ、がタイム・スロット
Ｔ３では送信機４０３の出力データ０１〜Ｃ３が各々同
一タイム・スロットに並んでいる。したがってこの出力
信号２０９〜２１１を電光変換器１０１〜１０３で各々
波長λ１、Ａ２、＾、に変換し、合波後光スイッチ４０
９．４１３、光遅延素子１０５〜１０７を用いてタイム
・スロットの整数倍の遅延を与えれば、同一タイムスロ
ットの波長λｌ〜＾３の光信号を一括して同じたけ移動
させることが出来る。

第３図の３００〜３０２は各々、タイム・スロットの移
動が行なわれた後の、３×１光スイツチ４３の出力の波
長λ１〜λ３の出力を示したもので、タイム・スロット
Ｔ１には、同じ送信機から送出されたデータ信号Ｄ１〜
Ｄ３が、Ｔ２４こはデータ信号−Ｅ１〜Ｅ３が、Ｔ３に
はデータ信号Ｆ１〜Ｆ、３が多重されている。この光信
号は分波器１０８で波長毎に分離後、光電変換器１０９
〜１１１で電気信号に変換され、さらに分離回路４１６
〜４１８でＴ１、Ｔ２、Ｔ３毎に分離されて０゜１μｓ
の時間幅Ｔ。に広げられる。３０３〜３０４は３×１光
スイツチ４３波長λ１出力３００のデータ信号Ｄ１〜Ｆ
１が各々出力されたものである。同様に３０６〜３０８
．３０９〜３１１は各々４３×１光スイツチ４３波長λ
２、Ａ３出力３０１．３０２のデータ信号Ｄ２〜Ｆ２、
Ｄ３〜Ｆ３が出力されたものである。そして３０３．３
０６．３０９がパラレル・データ信号として受信機４１
９へ、３０４．３０７．３１０が受信機４２０へ、３０
５．３０８．３１１が受信機４２１へ各々送出される。

なお、第１図の本発明の実施例における１×３光スイツ
チ４０９、光遅延線１０５〜１０７．３×１光スイツチ
４１３から構成される光信号のタイム・スロットを移動
させる手段に替えて、特開昭５３−２０１２号公報に記
載の光スィッチとループ状の光フアイバ遅延線を用いる
構成、特開昭５３−１１７３１１号公報に記載の多段の
光スィッチと光フアイバ遅延線を用いる構成など、光遅
延線を用いてタイム・スロットの移動を行なうものを用
いることが可能である。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、高速で動作する多重回路
、電光変換器、光電変換器、分離回路を必要とせず、時
分割光交換を行なう事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す図、第２図、第３
図は第１図の動作を説明する為のタイミング・チャー１
・、第４図は従来の時分割光交換機の構成を示す図であ
る。図において１０１〜１０３．４０８は電光変換器、１０
４は合波器、１０５〜１０７．４１０〜４１２は光遅延
素子、１０８は分波器、１０９〜１１１．４１４は光電
変換器、４０１〜４０３は送信機、４０４〜４０７は多
重回路、４０９は１×３光スイツチ、４１３は３×１光
スイツチ、４１５〜４１８は分離回路、４１９〜４２１
は受信機を各々表わす。

Claims

【特許請求の範囲】

複数の情報源からの信号が情報源毎に異なるタイムスロ
ットを専有し同一の情報源からの複数の信号は同一タイ
ムスロットで異なる複数の波長を専有するように時分割
多重かつ波長分割多重された光信号を、遅延時間の差が
各々タイムスロット長の整数倍である複数の光遅延素子
のいずれかに入力して遅延を与え、タイムスロットの順
番を変化させることを特徴とする時分割光交換方式。