JPH01143928A - イオンゲージ - Google Patents

イオンゲージ

Info

Publication number
JPH01143928A
JPH01143928A JP30274687A JP30274687A JPH01143928A JP H01143928 A JPH01143928 A JP H01143928A JP 30274687 A JP30274687 A JP 30274687A JP 30274687 A JP30274687 A JP 30274687A JP H01143928 A JPH01143928 A JP H01143928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid
filament
auxiliary electrode
outside
ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30274687A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kuriyama
昇 栗山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuda Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokuda Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuda Seisakusho Co Ltd filed Critical Tokuda Seisakusho Co Ltd
Priority to JP30274687A priority Critical patent/JPH01143928A/ja
Publication of JPH01143928A publication Critical patent/JPH01143928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、イオンゲージの改良に関する。
(従来の技術) 従来、イオンゲージ(B−A測定管)としては、例えば
第2図及び第4図に示すものが知られている。ここで、
第2図は測定管の説明図、第4図は同測定管の平面図で
ある。
図中の1は、側部に開口部2を有するガラス製の外囲器
(ガラス管)である。このガラス管1内には、該ガラス
管1の上部から延出したイオンコレクタ3が設けられて
いる。前記ガラス管1内の前記イオンコレクタ3の外側
には、スパイラル状のグリッド4が設けられている。こ
のグリッド4の近くには、フィラメント5が配置されて
いる。
次に、上記測定管の動作について第5図〜第9図を参照
して説明する。
即ち、ガラス管1の中で作られたイオンのうち、グリッ
ド4の内側でつくられたイオンは電界で加速されてイオ
ンコレクタ3に入り(この電流は圧力に比例する)、グ
リッド4の外側で作られたイオンはフィラメント5又は
ガラス管面に入る(第8図図示)。この際、ガラス管2
の中でイオンができる空間は第7図に示す通りであり、
図中の7はグリッド4の内側でイオンのできる空間を、
8はグリッド4の外側でイオンのできる空間を示す。
また、ガラス管1の中の電子の軌跡は、第6図に示す如
くグリッド4に入るまで往復運動を続ける。
なお、第6図中の9は電子の軌跡を、10はフィラメン
ト5と同電位の面を示す。また、上記測定管の電圧特性
図は第5図に示す通りとなり、フィラメント5・アース
間の電位は25〜45Vとなる。
なお、イオンコレクタの電圧はoVである。
従って、イオンコレクタ3に入るイオン電流が圧力に比
例するためには、イオン化空間を運動する電子の密度が
一定である必要がある。このことは、フィラメント5か
らのエミッション電流を一定に保ことにより実現できる
。しかし、圧力が高くなってフィラメント5に入るイオ
ン電流がエミッション電流に対して無視できなくなるほ
ど大きくなると、電子電流とイオン電流を分離できない
ため、エミッション電流コントロール回路は電子電流と
フィラメント5に入るイオン電流の和を一定に保ように
制御する。従って、その分電予電流が少なくなり、イオ
ンコレクタ3のイオン電流は圧力に比例しなくなる(第
9図図示)。但し、同図において、直線(イ)は理想の
場合、曲線(ロ)は比例しなくなる場合を示す。なお、
第2図の測定管によれば、^圧側の測定限界は約10’
Paである。
そこで、例えば改良された測定管が例えば日型アルバか
ら提案されている(第3図図示)。この測定管は、フィ
ラメント5の外側に一端がアースされた補助電極6を設
けた点が特徴である。しかるに、かかる測定管によれば
、補助電極6の存在により、フィラメント5の近くにイ
オン電流をとらえることができ、フィラメント5に入る
イオン電流の大部分が補助電極6に入ることになって、
電子電流を一定に保ことができる(第10図図示)。し
かし、前記補助電極6を設けた測定管を使ってみると、
100〜101Paの圧力で表示が不安定になる(同じ
圧力に対して同じ表示がされない)。これは、ガラス管
1に入ったイオンの電荷がフィラメント5から出た電子
によって中和されるためである。つまり、フィラメント
5にイオンが入ったのと同じことになってしまうためで
ある(第11図図示)。同図において、矢印Aはイオン
による十電荷がガラス管1内壁に蓄積することにより、
内壁の電位がフィラメント5電位より高くなると、電子
が内壁に吸収されることを示す。ちなみに、第3図の測
定管によれば、101Paが測定限界である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、従来と比べ
測定感度のバラツキを小さくし得るイオンゲージを提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)本発明は、外囲
器と、この外囲器の外側から該外囲器の内側まで延出さ
れたイオンコレクタと、このイオンコレクタの外側に設
けられたグリッドと、このグリッドに隣接されたフィラ
メントと、前記グリッド及びフィラメントの外側に設け
られた円筒状、スパイラル状又はカゴ状の補助電極とを
具備することを要旨とする。
本発明によれば、グリッド及びフィラメントの外側に円
筒状、スパイラル状又はカゴ状のの補助電極を配置する
ことにより、グリッドの外側でできたイオンの大部分を
補助電極にいれることができ、測定感度のバラツキを三
極管形並のバラツキまで低減できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
図中の11は、側部に開口部12を有するガラス製の外
囲器(ガラス管)である。このガラス管11内には、該
ガラス管11の上部から内部まで延出したイオンコレク
タ13が設けられている。
前記ガラス管11内の前記イオンコレクタ13の外側に
は、スパイラル状のグリッド14が設けられている。こ
のグリッド14の近くには、フィラメント15が配置さ
れている。前記グリッド14及びフィラメント15の外
側には、筒状の補助電極16が配置されている。こうし
た構造のイオンゲージにおいて、イオンの動きは第12
図に示す通りであり、電子の動きは第13図に示す通り
である。
上記実施例に係るイオンゲージによれば、前記グリッド
14及びフィラメント15の外側に筒状の補助電極16
を配置した構造となっているため、グリッド14の外側
でできたイオンの大部分を第12図に示す如く補助電極
16にいれることができ、測定感度のバラツキを三極管
形並のバラツキまで低減できた。
なお、上記実施例に係る補助電極は、第1図に示した筒
状の構造のものに限らず、例えば第14El(A)〜(
I/>1.:カケ構造。も。1もよい。即ち、同図(A
)はスパイラル状、同図(B)。
(C)、(D)はカゴ状、同図(E)は周壁に微細穴を
有した筒状、同図(F)は周壁に長穴を有した円筒状、
同図(G)は上下に蓋をした形状のものである。
[発明の効果コ 以上詳述した如く本発明によれば、従来と比べ測定感度
のバラツキを小さくし得るイオンゲージを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るイオンゲージの説明図
、第2図及び第3図は夫々従来のイオンゲージの説明図
、第4図は第2図の平面図、第5図は第2図のイオンゲ
ージの電圧特性図、第6図は同イオンゲージのガラス管
の中の電子の軌跡を示す説明図、第7図は同イオンゲー
ジのガラス管の中でイオンができる空間の説明図、第8
図は同イオンゲージの電圧特性図、第9図は同イオンゲ
ージのイオンコレクタの電流特性図、第10図及び第1
1図は夫々第2図のイオンコレクタによる電圧特性図、
第12図は本発明に係るイオンゲージの電圧特性図、第
13図は同イオンゲージにおける電子の動きの説明図、
第14図(A)〜(G)は夫々本発明に係る補助電極の
他の例を示す説明図である。 11・・・外囲器(ガラス管)、12・・・開口部、1
3・・・イオンコレクタ、14・・・グリッド、15・
・・フィラメント、16・・・補助電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 哩               ―唄−一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外囲器と、この外囲器の外側から該外囲器の内側まで延
    出されたイオンコレクタと、このイオンコレクタの外側
    に設けられたグリッドと、このグリッドに隣接されたフ
    ィラメントと、前記グリッド及びフィラメントの外側に
    設けられた円筒状、スパイラル状又はカゴ状の補助電極
    とを具備することを特徴とするイオンゲージ。
JP30274687A 1987-11-30 1987-11-30 イオンゲージ Pending JPH01143928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30274687A JPH01143928A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 イオンゲージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30274687A JPH01143928A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 イオンゲージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01143928A true JPH01143928A (ja) 1989-06-06

Family

ID=17912647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30274687A Pending JPH01143928A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 イオンゲージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01143928A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006121173A1 (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Vaclab Inc. 電離真空計
JP2011508211A (ja) * 2007-12-19 2011-03-10 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 冷電子増倍放出源を備える電離真空計
JP2019215195A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社アルバック Ba型電離真空計及びその感度異常検知方法、並びにba型電離真空計を用いた圧力測定方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073684A (ja) * 1973-08-24 1975-06-17
JPS6224122A (ja) * 1985-07-24 1987-02-02 Canon Inc ヌ−ド型イオンゲ−ジ球

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073684A (ja) * 1973-08-24 1975-06-17
JPS6224122A (ja) * 1985-07-24 1987-02-02 Canon Inc ヌ−ド型イオンゲ−ジ球

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006121173A1 (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Vaclab Inc. 電離真空計
US7741852B2 (en) 2005-05-09 2010-06-22 Mori Patent Office Ionization vacuum gauge
JP5127042B2 (ja) * 2005-05-09 2013-01-23 株式会社アンペール 電離真空計
JP2011508211A (ja) * 2007-12-19 2011-03-10 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 冷電子増倍放出源を備える電離真空計
US8686733B2 (en) 2007-12-19 2014-04-01 Brooks Automation, Inc. Ionization gauge having electron multiplier cold emission source
JP2019215195A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社アルバック Ba型電離真空計及びその感度異常検知方法、並びにba型電離真空計を用いた圧力測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4620102A (en) Electron-impact type of ion source with double grid anode
GB747755A (en) Improvements in electrode structures for beam discharge devices
US6046456A (en) Miniature ionization gauge utilizing multiple ion collectors
GB871195A (en) Improvements in or relating to electrostatic printing tubes
JPH01143928A (ja) イオンゲージ
US4307323A (en) Vacuum gauge
EP0066051B1 (en) Cathode-ray tube
JP2007024849A (ja) 多極型冷陰極電離真空計
GB1357469A (en) Electron-beam generators for transit-time electron discharge tubes
GB1336126A (en) Ion gauges
US3193724A (en) Ionization manometer
US4247782A (en) X-ray tube unit
JPH0656347B2 (ja) ペニング電離真空計
US2889478A (en) Electron discharge apparatus
JPH0338933Y2 (ja)
US2937295A (en) Ionization gauge for the measurement of low pressures
US3327931A (en) Ion-getter vacuum pump and gauge
US3071704A (en) Gauge
US3320455A (en) Ionization vacuum gauge having x-ray shielding means
US1911928A (en) Electric glow discharge amplifying tube
US2121591A (en) Grid glow tube with zero temperature effect
US3495127A (en) Ultra-high vacuum magnetron ionization gauge with ion-collector shield
JPS5589728A (en) Hot-cathode ionization vacuum meter
JPS5832896B2 (ja) 陰極線管用ゲツタ・アセンブリイ
JPH0777473A (ja) 熱陰極型電離真空計