JP2676004B2 - 電離真空計 - Google Patents

電離真空計

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JP2676004B2
JP2676004B2 JP5263108A JP26310893A JP2676004B2 JP 2676004 B2 JP2676004 B2 JP 2676004B2 JP 5263108 A JP5263108 A JP 5263108A JP 26310893 A JP26310893 A JP 26310893A JP 2676004 B2 JP2676004 B2 JP 2676004B2
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vacuum gauge
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electrons
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徹 金持
昭三 本郷
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神戸大学長
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子銃と電子収集電極
を備えた電離真空計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から既知の電離真空計は、真空中に
電子を飛行させることによって残留した気体をイオン化
し、このとき得られるイオン電流の強さに基づいて、残
留気体の圧力を検知するように構成されている。
【0003】図6には、この種の真空計の基本構成が示
されている。
【0004】図6に示すように、所定の電圧(EA )を
印加した状態において、陰極(F)から放射された電子
(e)は、陽極(A)に向かう途中でその一部が気体分
子に衝突して、陽イオン(+)を形成させる。この電離
作用によって生まれた陽イオン(+)は、陰極(F)の
方向に進行するが、陰極(F)は、細径のフィラメント
で構成されているため、大半の陽イオン(+)は、陰極
(F)を通過した後、イオンコレクター(IC)に到達
する。
【0005】上記電離作用によって陽イオン(+)の生
まれる割合は、真空度に比例しているため、イオンコレ
クター(IC)に流れるイオン電流(Ii)を測定する
ことによって、真空度が検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た真空計には、以下のような欠点が存在した。
【0007】(1)イオン化に利用された電子(e)が
陽極(A)に到達したとき、軟X線が発生し、その一部
がイオンコレクター(IC)を照射する。このため、イ
オンコレクター(IC)から光電子が放射されると共
に、イオンコレクター(IC)には、光電流が流れる。
このとき流れる光電流は、上述したイオン電流(Ii)
とは区別し難いため、真空度の検出に誤差が生じてしま
う。
【0008】(2)電子(e)が陽極(A)に入射した
とき、陽極表面に吸着していた気体が2次イオン又は中
性気体として放出される。
【0009】2次イオンは、その一部が直接イオンコレ
クター(IC)に入射して2次イオン電流を発生させる
ため、真空度の検出に誤差が生じてしまう。一方、中性
気体は、真空計を構成する各電極近傍の圧力を増加させ
るため、同様に検出誤差が生じてしまう。
【0010】(3)陰極(F)から電子(e)を放射さ
せるために、陰極(F)を加熱すると、陰極(F)及び
その周辺の温度が上昇し、気体が放出される。このと
き、陽極(A)も電子衝突によって加熱されて気体が放
出される。この結果、真空計近傍の圧力が上昇するた
め、検出精度が低下してしまうという問題が発生する。
【0011】そこで、このような弊害を解消するため
に、図7及び図8に示すような超高真空用電離真空計が
開発された。
【0012】図7には、Bayard-Alpert 型真空計(BA
型真空計)の電極部分の構成が拡大して示されている。
【0013】図7に示すように、陰極(F)から放射さ
れた電子は、細径の針金で形成されたコイル状陽極
(G)に向かうが、コイルピッチが大きいため、大半の
電子は、陽極(G)を通過して陽極(G)の外側に飛び
出した後、再び、陽極(G)に向かう。
【0014】このような動きが何回か繰り返されている
間に、陽極(G)内の空間を通過中の電子によって発生
した陽イオンは、陽極(G)の中心に設置された針状の
イオンコレクター(IC)に集められる。
【0015】このようなBA型真空計に適用されたイオ
ンコレクター(IC)は、細径の針状電極であるため、
陽極(G)で発生した軟X線に照らされることが少なく
なる。この結果、イオンコレクター(IC)に発生する
光電流及び2次イオン電流の強さは、図6に示す真空計
の場合に比較してはるかに小さくなる。
【0016】また、陽極(G)が細径の針金で形成され
ているため、加熱脱ガスが容易に行われる。この結果、
真空度の検出精度を向上させることができる。
【0017】従って、BA型真空計では、略10-8Pa
程度の超高真空まで測定することが可能となる。
【0018】しかしながら、更に低い圧力測定が要求さ
れた場合、構成が複雑化すると共に製造コストが上昇し
て、実用化は容易ではない。
【0019】また、図8には、エクストラクター型真空
計の電極部分の構成が拡大して示されている。
【0020】図8に示すように、この真空計は、陽極
(G)で囲まれた空間に存在する陽イオンをシールド部
材2に形成された開口2aを介してイオンリフレクター
4方向に導いた後、このイオンリフレクター4を介して
イオンコレクター(IC)に集められるように構成され
ている。
【0021】更に、この真空計は、イオンコレクター
(IC)への軟X線の到達量を減少させるように、各電
極の配置が調節されているため、測定限界圧力を低く設
定することが可能である。
【0022】この結果、イオンコレクター(IC)に発
生する光電流及び2次イオン電流の強さは、図6に示す
真空計の場合に比較してはるかに小さくなる。従って、
真空度の検出精度を向上させることができる。
【0023】しかしながら、真空計近傍の圧力上昇に関
しては、依然として問題が残る。なぜなら、エクストラ
クター型真空計では、下式 S=Ii/(P・Ie) …(1) で示されるいわゆる感度計数(S)の値が小さくなるか
らである。
【0024】即ち、感度計数(S)が小さい場合におい
て、同一圧力(P)で同一イオン電流(Ii)を得よう
とすると、強いエミッション電流(Ie)が必要とな
り、結局、陰極加熱電力が大きくなるからである。ま
た、少ないエミッション電流を利用して測定しようとす
ると、特に低い圧力の場合には、イオン電流(Ii)が
非常に弱くなり、特殊な微小電流計が必要になる等、上
述したBA型真空計に比較してかなり高価となる。その
ため、実用性の面で不利である。
【0025】更にまた、図7及び図8に示された電離真
空計に適用された陽極(G)は、以下の3つの役割を兼
ね備えている。 (a) 電子を加速してイオン化に必要なエネルギーを
与える。 (b) イオン化に利用された後の電子を収集する。 (c) 陽イオンをイオンコレクター(IC)に集め
る。
【0026】上記(c)の役割を果たす場合、陽極内で
発生した陽イオンは、周囲が正電位の陽極(G)である
ために、図7の例では、アース電位に規制されたイオン
コレクター(IC)に集められ、また、図8の例では、
開口2aを介してイオンコレクター(IC)方向に流れ
出す。
【0027】しかしながら、このような(c)の役割
は、重要であるため、陽極(G)の幾何学的形状は、
(c)の役割に対応して制約を受けるといった問題が残
る。更に、上記(b)の役割を果たす際には、軟X線等
が発生し、この軟X線等によって測定時に雑音電流が発
生するといった問題も存在する。
【0028】本発明は、上述したような問題点を解決す
るためになされており、その目的は、X線光電流や2次
イオン電流等の雑音電流を大幅に減少させることによっ
て、超高真空領域から極高真空領域に亘る全圧の測定を
簡単且つ高精度に行うことができる電離真空計を提供す
ることにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の電離真空計は、円筒状格子型電極の
一端に設けられ、予め加速させた電子を前記円筒状格子
型電極内に入射する電子銃部と、前記円筒状格子型電極
の他端に設けられ、前記円筒状格子型電極内を飛行する
前記電子によって発生したイオンを収集するイオン収集
電極と、前記円筒状格子型電極の他端に設けられ、前記
円筒状格子型電極の他端から出射した電子を収集する電
子収集電極と、前記イオン収集電極を前記電子収集電極
から遮蔽するシールド部材とを備える。
【0030】
【作用】円筒状格子型電極の一端に設けられた電子銃部
から入射した電子は、円筒状格子型電極内を飛行する間
に、その一部が気体分子に衝突してイオンを発生させ
る。円筒状格子型電極内に発生したイオンは、円筒状格
子型電極の他端に設けられたイオン収集電極に収集され
る。また、イオン発生に寄与した後円筒状格子型電極の
他端から出射した電子は、電子収集電極に収集される。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る電離真空計に
ついて、図1ないし図5を参照して説明する。
【0032】図1に示すように、本実施例の電離真空計
は、円筒状格子型電極即ち円筒状グリッド6の一端に設
けられ、予め加速させた電子(e- )をグリッド6内に
入射する例えば2個の電子銃部8と、グリッド6の他端
中央に設けられ、グリッド6内を飛行する電子(e-
によって発生した陽イオン(+)を収集するイオン収集
電極10と、グリッド6の他端に設けられ、イオン発生
に寄与した後グリッド6の他端から出射した電子
(e- )を収集する電子収集電極12とを備える。
【0033】なお、電子収集電極12は、イオン収集電
極10の周囲にドーナツ状に延出しており、電子収集電
極12とイオン収集電極10とは、互いに、シールド部
材14によって隔離されている。
【0034】実際には、図2に示すように、上記2つの
電子銃部8は、グリッド6の一端中央に設けられた針状
電極16の回りに円筒状に配置され、陰極(F)を含め
て構成されている。
【0035】また、グリッド6を構成する各格子、電子
銃部8、イオン収集電極10には、夫々、所定の電圧が
印加可能に構成されており、シールド部材14には、電
圧は印加されない。
【0036】このような構成によれば、上記印加電圧を
図3に示すように規定した場合には、陰極(F)から出
射された電子(e- )は、グリッド6内を図3に示すよ
うな軌跡を描いて飛行した後、電子収集電極12に収集
される。
【0037】また、グリッド6内を飛行中の電子によっ
て生成された陽イオン(+)は、図4に示すような軌跡
を描いて飛行した後、イオン収集電極10に収集され
る。
【0038】図5は、本実施例の電離真空計を実際に動
作させた際に得られた特性の一例であり、横軸には、針
状電極16(図2参照)の電位(V)が示されている。
【0039】図から明らかなように、適当な条件下にお
いて、陰極(F)を出発した電子のうち、96%程度の
電子が電子収集電極12(図3参照)に到達しており、
この到達率は、更に向上させることが可能である。
【0040】また、この実験の際の圧力(P)やイオン
電流(Ii)の値等を上記(1)式に代入することによ
って得られた感度計数(S)は、1.0Pa-1よりもか
なり大きくなる。
【0041】この結果、図7及び図8に示したような電
離真空計に比較すると5〜10倍程度の高い感度を有す
ることが分かる。
【0042】このように本実施例の電離真空計は、図7
及び図8に示す真空計の陽極に課せられていた3つの役
割(明細書第4頁の(a),(b),(c)参照)を電
子銃部8、電子収集電極12、イオン収集電極10に分
担させて構成されている。
【0043】このため、各電極の形状や位置を任意に設
定することが可能となり、設計上の自由度を向上させる
ことができる。
【0044】また、本実施例の電離真空計において、イ
オン収集電極10は、シールド部材14によって電子収
集電極12から遮蔽されているため、雑音電流の発生を
大幅に減少させることが可能となり、超高真空領域から
極高真空領域に亘る全圧の測定を高精度に行うことがで
きる。
【0045】更に、陽極の役割を分担させることによっ
て、以下の利点が同時に生み出される。即ち、図7及び
図8の真空計では、明細書第4頁の(a),(b)に記
載した役割を果たすために、陽極の電位はある程度制約
を受ける。
【0046】しかし、本実施例の真空計によれば、電子
収集電極12(図1及び図2参照)の電位をかなり自由
に設定することができる。しかも、上記の軟X線や2次
イオンの発生、電子衝突加熱に起因する脱ガス等の現象
は、電子が電極表面を衝撃するときのエネルギーに大き
く依存する。従って、電子収集電極12の電位の選択に
関して自由度が増したことは、これらの雑音原因の発生
そのものをも減少させ得ることを意味している。
【0047】なお、本発明は、上述した実施例の構成に
限定されることはなく、特許請求の範囲内において種々
変更可能であることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、X線光電流や2次イオ
ン電流等の雑音電流を大幅に減少させることによって、
超高真空領域から極高真空領域に亘る全圧の測定を簡単
且つ高精度に行うことができる電離真空計を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電離真空計の構成を概
略的に示す図。
【図2】本発明の一実施例に係る電離真空計の具体的な
構成を概略的に示す図。
【図3】陰極から出射された電子がグリッド内を飛行し
て電子収集電極に収集されている状態を示す図。
【図4】グリッド内を飛行中の電子によって生成された
陽イオンがイオン収集電極に収集されている状態を示す
図。
【図5】図1に示す電離真空計を実際に動作させた際に
得られた特性を示す図。
【図6】従来の基本的な真空計の構成を概略的に示す部
分拡大図。
【図7】Bayard-Alpert 型真空計(BA型真空計)の電
極部分の構成を概略的に示す部分拡大図。
【図8】エクストラクター型真空計の電極部分の構成を
概略的に示す部分拡大図。
【符号の説明】
6…円筒状グリッド、8…電子銃部、10…イオン収集
電極、12…電子収集電極、14…シールド部材、e-
…電子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状格子型電極の一端に設けられ、予
    め加速させた電子を前記円筒状格子型電極内に入射する
    電子銃部と、 前記円筒状格子型電極の他端に設けられ、前記円筒状格
    子型電極内を飛行する前記電子によって発生したイオン
    を収集するイオン収集電極と、 前記円筒状格子型電極の他端に設けられ、前記円筒状格
    子型電極の他端から出射した電子を収集する電子収集電
    極と、 前記イオン収集電極を前記電子収集電極から遮蔽するシ
    ールド部材とを備えることを特徴とする電離真空計。
JP5263108A 1993-09-28 1993-09-28 電離真空計 Expired - Lifetime JP2676004B2 (ja)

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JPS516241B2 (ja) * 1972-05-30 1976-02-26
JPS509034U (ja) * 1973-05-22 1975-01-30
JP3086011B2 (ja) * 1991-07-12 2000-09-11 日本原子力研究所 電離真空計の圧力測定方法

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