JPH01143677A - アンモニウム塩付着灰の処理方法 - Google Patents
アンモニウム塩付着灰の処理方法Info
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- JPH01143677A JPH01143677A JP62299544A JP29954487A JPH01143677A JP H01143677 A JPH01143677 A JP H01143677A JP 62299544 A JP62299544 A JP 62299544A JP 29954487 A JP29954487 A JP 29954487A JP H01143677 A JPH01143677 A JP H01143677A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、石炭焚ボイラから発生する排ガスをアンモニ
ア接触還元方式の脱硝装置により処理し、ついで排ガス
を集じん機に導入して石炭灰を捕集する方法において、
捕集された石炭灰に付着するアンモニウム塩を効率よく
処理する方法に関するものである。
ア接触還元方式の脱硝装置により処理し、ついで排ガス
を集じん機に導入して石炭灰を捕集する方法において、
捕集された石炭灰に付着するアンモニウム塩を効率よく
処理する方法に関するものである。
従来我国においては、フライアッシュの約20%はセメ
ント混和材、セメント原料などに再利用されており、残
りは埋立地などに処分されている。
ント混和材、セメント原料などに再利用されており、残
りは埋立地などに処分されている。
しかしながら、従来の方式による再利用だけでは、将来
発生するであろう膨大な石炭灰量に対応し得るだけの需
要の増加は朋待できない。一方、現行の石炭灰を加湿し
埋立地などへ処分する方法については、環境保全に係わ
る規制の強化に伴い石炭灰処分用地の確保が難しくなり
つつある。したがって本格的な石炭火力発電所の稼動の
際には、現状の石炭灰の有効利用方式ならびに処分方法
によっては、発生する全ての石炭灰を処理することは難
しくなる見通しである。
発生するであろう膨大な石炭灰量に対応し得るだけの需
要の増加は朋待できない。一方、現行の石炭灰を加湿し
埋立地などへ処分する方法については、環境保全に係わ
る規制の強化に伴い石炭灰処分用地の確保が難しくなり
つつある。したがって本格的な石炭火力発電所の稼動の
際には、現状の石炭灰の有効利用方式ならびに処分方法
によっては、発生する全ての石炭灰を処理することは難
しくなる見通しである。
最近、環境保全強化に伴い、着目されている集じん機の
前に脱硝装置を付加するシステムが増加してきた。本シ
ステムから発生する灰はアンモニウム塩が付着している
ため、加ン易埋立処分方式においてはNH3放散または
流出が起こる。
前に脱硝装置を付加するシステムが増加してきた。本シ
ステムから発生する灰はアンモニウム塩が付着している
ため、加ン易埋立処分方式においてはNH3放散または
流出が起こる。
一方、特公昭59−41768号公報に示されるように
、アンモニウム塩付着灰の処理方法として、該灰重量の
1/4〜374重量の水、および付着アンモニウム塩お
よび無水硫酸の当モル以上の石灰を加えて低速で混合し
、100℃以上、湿度80%未満の雰囲気下で乾燥する
方法が提案されている。
、アンモニウム塩付着灰の処理方法として、該灰重量の
1/4〜374重量の水、および付着アンモニウム塩お
よび無水硫酸の当モル以上の石灰を加えて低速で混合し
、100℃以上、湿度80%未満の雰囲気下で乾燥する
方法が提案されている。
ボイラを出た排ガスにアンモニアを注入して脱硝を行っ
た後、集じんを行うシステムにおいて、通常、脱硝装置
出口において数〜数十ppm程度のアンモニアのリーク
があり、これが排ガス中の凝縮した無水硫酸と反応して
アンモニウム塩となって灰に付着する。この付着アンモ
ニウム塩は不安定で、温度、?&pHなどによって分解
し、アンモニアを放出する。したがって埋立処分あるい
はセメント混和材などに利用する際、温度、液pHなど
の変化によってアンモニアが発生し、臭気による環境汚
染およびセメント混和材などへの利用では製品品質が低
下する。
た後、集じんを行うシステムにおいて、通常、脱硝装置
出口において数〜数十ppm程度のアンモニアのリーク
があり、これが排ガス中の凝縮した無水硫酸と反応して
アンモニウム塩となって灰に付着する。この付着アンモ
ニウム塩は不安定で、温度、?&pHなどによって分解
し、アンモニアを放出する。したがって埋立処分あるい
はセメント混和材などに利用する際、温度、液pHなど
の変化によってアンモニアが発生し、臭気による環境汚
染およびセメント混和材などへの利用では製品品質が低
下する。
また前述の特公昭59−41768号記載の方法では、
灰4こ付着しているアンモニアを除去するために、灰に
アンモニウム塩および無水硫酸の1.2倍程度の石灰と
、ペースト状となる約1/2重量の水を加えて低速で混
練した後、100℃以上で乾燥するもので、大量のエネ
ルギーを消費するとともに、処理プロセスが複雑となる
。
灰4こ付着しているアンモニアを除去するために、灰に
アンモニウム塩および無水硫酸の1.2倍程度の石灰と
、ペースト状となる約1/2重量の水を加えて低速で混
練した後、100℃以上で乾燥するもので、大量のエネ
ルギーを消費するとともに、処理プロセスが複雑となる
。
したがって、アンモニウム塩が付着した大量の石炭灰を
安価に、効率よく処理する方法としては不適である。
安価に、効率よく処理する方法としては不適である。
現在、我国で発生している石炭灰のほとんどは、液pH
が11.0以上であるため、石灰、セメントなどのアル
カリ物質を添加しなくともアンモニウム塩の分解が可能
であり、そのような灰に対して石灰、セメントなどのア
ルカリ物質を添加することは、アルカリ物質溶解による
環境汚染という別の問題を生じる。しかしながら、将来
、新たな海外炭を使用することが考えられ、その際、液
pHが11.0未満の石炭灰を発生し、該灰に対しては
石灰、セメントなどのアルカリ物質を加えpHを11.
0以上としなければアンモニウム塩の分解によるアンモ
ニア除去を迅速に行うことができない。
が11.0以上であるため、石灰、セメントなどのアル
カリ物質を添加しなくともアンモニウム塩の分解が可能
であり、そのような灰に対して石灰、セメントなどのア
ルカリ物質を添加することは、アルカリ物質溶解による
環境汚染という別の問題を生じる。しかしながら、将来
、新たな海外炭を使用することが考えられ、その際、液
pHが11.0未満の石炭灰を発生し、該灰に対しては
石灰、セメントなどのアルカリ物質を加えpHを11.
0以上としなければアンモニウム塩の分解によるアンモ
ニア除去を迅速に行うことができない。
そこで本発明者らは、簡素なプロセスで効率的に石炭灰
の付着アンモニアを除去する方法について種々の研究を
行い、その結果、石炭灰に、必要に応じて石灰、セメン
トなどのアルカリ物質を混合し、塑性限界よりも5〜2
0少ない水または熱水で高速混練して、90wt%以上
が粒径0.1〜2■の粒状体で、かつ該粒状体のpl+
を11.0以上とすることにより、アンモニアを効率的
に除去することができる方法を見出した。
の付着アンモニアを除去する方法について種々の研究を
行い、その結果、石炭灰に、必要に応じて石灰、セメン
トなどのアルカリ物質を混合し、塑性限界よりも5〜2
0少ない水または熱水で高速混練して、90wt%以上
が粒径0.1〜2■の粒状体で、かつ該粒状体のpl+
を11.0以上とすることにより、アンモニアを効率的
に除去することができる方法を見出した。
本発明は上記の諸点に鑑み、上記の知見に基づいてなさ
れたもので、環境保全上良好となるとともに、石炭灰の
大量処理を可能とする処理方法の提供を目的とするもの
である。
れたもので、環境保全上良好となるとともに、石炭灰の
大量処理を可能とする処理方法の提供を目的とするもの
である。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本願の第1
の発明のアンモニウム塩付着灰の処理方法は、石炭焚ボ
イラから発生する排ガスを、アンモニア接触還元方式の
脱硝装置により処理した後、集じんして捕集されたアン
モニウム塩付着灰に、該灰の塑性限界よりも5〜20少
ない水または熱水を加えながら高速混練し、9Qwt%
以上が粒径0.1〜21mの粒状体とすることにより、
アンモニアをストリッピングさせることを特徴としてい
る。
の発明のアンモニウム塩付着灰の処理方法は、石炭焚ボ
イラから発生する排ガスを、アンモニア接触還元方式の
脱硝装置により処理した後、集じんして捕集されたアン
モニウム塩付着灰に、該灰の塑性限界よりも5〜20少
ない水または熱水を加えながら高速混練し、9Qwt%
以上が粒径0.1〜21mの粒状体とすることにより、
アンモニアをストリッピングさせることを特徴としてい
る。
また本願の第2の発明のアンモニウム塩付着灰の処理方
法は、石炭焚ボイラから発生する排ガスを、アンモニア
接触還元方式の脱硝装置により処理した後、集じんして
捕集されたアンモニウム塩付着灰に、石灰、セメントな
どのアルカリ物質を添加し、該灰とアルカリ物質との混
合物の塑性限界よりも5〜20少ない水または熱水を加
えながら高速混練し、90wt%以上が粒径0.1〜2
mmで、かつpH11,0以上の粒状体とすることによ
り、アンモニアをストリッピングさせることを特徴とし
ている。
法は、石炭焚ボイラから発生する排ガスを、アンモニア
接触還元方式の脱硝装置により処理した後、集じんして
捕集されたアンモニウム塩付着灰に、石灰、セメントな
どのアルカリ物質を添加し、該灰とアルカリ物質との混
合物の塑性限界よりも5〜20少ない水または熱水を加
えながら高速混練し、90wt%以上が粒径0.1〜2
mmで、かつpH11,0以上の粒状体とすることによ
り、アンモニアをストリッピングさせることを特徴とし
ている。
本発明の方法において用いられる熱水とは、60〜98
℃の加熱水を指称し、温度が高い方が好ましい。また高
速混練とは、混練翼の周速が3m八以上で混練する場合
を言う。
℃の加熱水を指称し、温度が高い方が好ましい。また高
速混練とは、混練翼の周速が3m八以上で混練する場合
を言う。
また本発明の方法において用いられるアルカリ物質とし
ては、石灰、マグネシア、苛性ソーダ、セメントなどが
挙げられる。
ては、石灰、マグネシア、苛性ソーダ、セメントなどが
挙げられる。
本発明の方法において、ストリッピングしたアンモニア
は、脱硝装置の前あるいは集しん機の前にリサイクルさ
せることによって、系外への発生は防止できる。
は、脱硝装置の前あるいは集しん機の前にリサイクルさ
せることによって、系外への発生は防止できる。
本発明の方法は、石炭灰と、必要に応じて添加される石
灰、セメントなどのアルカリ物質とを、塑性限界よりも
5〜20少ない水または熱水で周速3m/s以上(混練
翼の大きさにより異なるが、通常、攪拌回転数30Or
pm以上)にて混練することによって、石炭灰からアル
カリ物質、アンモニウム塩および混合したアルカリ物質
が速やかに溶出し、アンモニアがストリッピングする液
pH11,0以上、好ましくは11.5〜12で、アン
モニアがストリッピングしゃすい粒径0.1〜2酊のフ
ユニキュラー(funicular) Iの状態の粒
状体とすることにより、残存アンモニア量を10■/
kg以下にすることができる。
灰、セメントなどのアルカリ物質とを、塑性限界よりも
5〜20少ない水または熱水で周速3m/s以上(混練
翼の大きさにより異なるが、通常、攪拌回転数30Or
pm以上)にて混練することによって、石炭灰からアル
カリ物質、アンモニウム塩および混合したアルカリ物質
が速やかに溶出し、アンモニアがストリッピングする液
pH11,0以上、好ましくは11.5〜12で、アン
モニアがストリッピングしゃすい粒径0.1〜2酊のフ
ユニキュラー(funicular) Iの状態の粒
状体とすることにより、残存アンモニア量を10■/
kg以下にすることができる。
なおフユニキュラ−■の状態とは、固相、液相および気
相のいずれもが連続で、ばさばさした状態をいう。
相のいずれもが連続で、ばさばさした状態をいう。
粒状体の粒径が0.1f1未満では、粒子表面が十分ぬ
れておらず、ペンデュラー(pendular)状態(
固相が連続、液相が不連続、気相が連続のばさばさした
状態)となって、アルカリ物質、アンモニウム塩の溶解
が十分に進行しない。また粒径が2nを超える場合は、
粒子抵抗が大きくなってアンモニアのストリッピングが
十分に進行しない。
れておらず、ペンデュラー(pendular)状態(
固相が連続、液相が不連続、気相が連続のばさばさした
状態)となって、アルカリ物質、アンモニウム塩の溶解
が十分に進行しない。また粒径が2nを超える場合は、
粒子抵抗が大きくなってアンモニアのストリッピングが
十分に進行しない。
周速が3m/s未満であると、混練が不均一となって粒
径0.1 tm未満の粒子および2uを超える粒子が増
加し、0.1〜21璽の粒状体を90wt%以上とでき
ないため、残存アンモニア量が増加する。
径0.1 tm未満の粒子および2uを超える粒子が増
加し、0.1〜21璽の粒状体を90wt%以上とでき
ないため、残存アンモニア量が増加する。
混練の水が塑性限界マイナス5の値を超えると、粒径2
璽會を超えるフェニキュラー(funicular)
U状態(固相が連続、液相が連続、気相が不連続のね
ばねばした状態)〜キャピラリー(capillary
)状態(固相が不連続、液相が連続、気相なしのねばね
ばした状態)の粒状体が多くなるため、残存アンモニア
量が増加する。また塑性限界マイナス20の個未満であ
ると、粒径0.1龍以下のペンデュラー状態の粒状体が
増加し、残存アンモニア量が増加する。
璽會を超えるフェニキュラー(funicular)
U状態(固相が連続、液相が連続、気相が不連続のね
ばねばした状態)〜キャピラリー(capillary
)状態(固相が不連続、液相が連続、気相なしのねばね
ばした状態)の粒状体が多くなるため、残存アンモニア
量が増加する。また塑性限界マイナス20の個未満であ
ると、粒径0.1龍以下のペンデュラー状態の粒状体が
増加し、残存アンモニア量が増加する。
混純の水として、60〜98℃、好ましくは80〜95
”Cの熱水を用いると、灰粒子表面が高い温度となり、
アンモニアのストリッピングが促進されるため、アンモ
ニアの除去率を大きくすることができる。
”Cの熱水を用いると、灰粒子表面が高い温度となり、
アンモニアのストリッピングが促進されるため、アンモ
ニアの除去率を大きくすることができる。
また本発明は、攪拌回転数、水量、混練時間などの調整
で粒度を適性化することによって、埋立に際しての密度
を大きくできる。さらに付着アンモニウム塩の除去に必
要な看取上(通常5〜15重景%)の石灰、セメントな
どのアルカリ物質を添加することによって、埋立後の地
盤を固化でき、土木材料への利用を図ることができる。
で粒度を適性化することによって、埋立に際しての密度
を大きくできる。さらに付着アンモニウム塩の除去に必
要な看取上(通常5〜15重景%)の石灰、セメントな
どのアルカリ物質を添加することによって、埋立後の地
盤を固化でき、土木材料への利用を図ることができる。
上記のように、本発明によると、アンモニウム塩付着石
炭灰に必要に応じて石灰などのアルカリ物質を添加し、
塑性限界よりも5〜20少ない水または熱水で混練する
ことで、液pHを11.0以上、好ましくは過剰アルカ
リを少なくできるpH11,5〜12で、かつ粒径0.
1〜2鶴の粒状体とすることによって、アンモニアを速
やかに除去でき、特公昭59−41768号のようなペ
ースト状混練物による乾燥空気流通方法でないために、
工程の簡素化、低コスト化、高アンモニア除去となり、
大量発生する石炭灰の処理が迅速に行え、かつ土木材料
などとしての利用が可能となる。
炭灰に必要に応じて石灰などのアルカリ物質を添加し、
塑性限界よりも5〜20少ない水または熱水で混練する
ことで、液pHを11.0以上、好ましくは過剰アルカ
リを少なくできるpH11,5〜12で、かつ粒径0.
1〜2鶴の粒状体とすることによって、アンモニアを速
やかに除去でき、特公昭59−41768号のようなペ
ースト状混練物による乾燥空気流通方法でないために、
工程の簡素化、低コスト化、高アンモニア除去となり、
大量発生する石炭灰の処理が迅速に行え、かつ土木材料
などとしての利用が可能となる。
つぎに本発明の実施例および比較例について説明する。
使用した石炭灰の性状を第1表に示す。
石炭灰溶出水のpH測定は環境庁告示13号の陸上埋立
処分方法(灰/水=10%、振とう時間=6時間)によ
って測定した。塑性限界はJIS A 1206(土の
り性限界試験方法)に準拠して測定した。
処分方法(灰/水=10%、振とう時間=6時間)によ
って測定した。塑性限界はJIS A 1206(土の
り性限界試験方法)に準拠して測定した。
アンモニアはウェットベースで混練後ただちに測定し、
乾燥ベースで表示している。
乾燥ベースで表示している。
第 1 表
実施例1
石炭灰(A)30kgを攪拌回転数60Orpm (周
速6m/s)で混合しながら水5kgを30秒間で投入
し、さらに1分間混練し、90wt%以上が粒径0.1
〜2flの粒状体を得た。粒状体のアンモニア残存量は
9■/ k+rであった。
速6m/s)で混合しながら水5kgを30秒間で投入
し、さらに1分間混練し、90wt%以上が粒径0.1
〜2flの粒状体を得た。粒状体のアンモニア残存量は
9■/ k+rであった。
実施例2
石炭灰(B)30kgに消石灰7 kgを添加し、攪拌
回転数60Orpmで0.5分間混合した後、水5kg
を30秒間で投入し、さらに1分間混練し、90wt%
以上が粒径0.1〜2nの粒状体を得た。粒状体のアン
モニア残存量は8■/kgであった。なお粒状体のpH
は11.20であった。
回転数60Orpmで0.5分間混合した後、水5kg
を30秒間で投入し、さらに1分間混練し、90wt%
以上が粒径0.1〜2nの粒状体を得た。粒状体のアン
モニア残存量は8■/kgであった。なお粒状体のpH
は11.20であった。
実施例3
石炭灰(A)30kgを攪拌回転数600rpmで混合
しながら90℃の熱水5kgを30秒間で投入し、さら
に1分間混練し、90wt%以上が粒径0.1〜2鶴の
粒状体を得た。粒状体のアンモニア残存量は6■/kg
であった。
しながら90℃の熱水5kgを30秒間で投入し、さら
に1分間混練し、90wt%以上が粒径0.1〜2鶴の
粒状体を得た。粒状体のアンモニア残存量は6■/kg
であった。
実施例4
石炭灰(B)30kgに消石灰7に1rを添加し、攪拌
回転数60Orpmで0.5分間混合した後、90℃の
熱水5kgを30秒間で投入し、さらに1分間混練し、
90wt%以上が粒径0.1〜2Nの粒状体を得た。粒
状体のアンモニア残存量は4■/kgであった。なお粒
状体のpHは11.10であった。
回転数60Orpmで0.5分間混合した後、90℃の
熱水5kgを30秒間で投入し、さらに1分間混練し、
90wt%以上が粒径0.1〜2Nの粒状体を得た。粒
状体のアンモニア残存量は4■/kgであった。なお粒
状体のpHは11.10であった。
比較例1
石炭灰(B)30kgに消石灰7kgを添加し、攪拌回
転数100rp翔(周速1m/s)で1分間混合した後
、水11kgを30秒間で投入し、さらに3分間混練し
、粒径2〜60mの粒状体を得た。粒状体のアンモニア
残存量は25■/ kgであった。
転数100rp翔(周速1m/s)で1分間混合した後
、水11kgを30秒間で投入し、さらに3分間混練し
、粒径2〜60mの粒状体を得た。粒状体のアンモニア
残存量は25■/ kgであった。
比較例2
石炭灰(A)30kgを攪拌回転数1100rpで混合
しながら水1.5 tagを30秒間で投入し、さらに
3分間混練し、粒径0.05〜30fiの粒状体を得た
。
しながら水1.5 tagを30秒間で投入し、さらに
3分間混練し、粒径0.05〜30fiの粒状体を得た
。
粒状体のアンモニア残存量は31w/kgであった。
以上説明したように、本発明によれば石炭灰、必要に応
じて石灰、セメントなどのアルカリ物質に添加量を制限
した範囲内での水または熱水を加えて混練し、90wt
%以上が粒径O61〜211の粒状体で、かつρ■を1
1.0以上の粒状体とすることによって、効率的に石炭
灰に付着したアンモニウム塩を溶解し、アンモニアとし
てストリッピングさせることができ、本発明は、石炭灰
を簡素なプロセスにて処理でき、土木材料などへの利用
に寄与する技術としてきわめて有益である。
じて石灰、セメントなどのアルカリ物質に添加量を制限
した範囲内での水または熱水を加えて混練し、90wt
%以上が粒径O61〜211の粒状体で、かつρ■を1
1.0以上の粒状体とすることによって、効率的に石炭
灰に付着したアンモニウム塩を溶解し、アンモニアとし
てストリッピングさせることができ、本発明は、石炭灰
を簡素なプロセスにて処理でき、土木材料などへの利用
に寄与する技術としてきわめて有益である。
なおストリッピングさせたアンモニアは、脱硝装置の前
、あるいは集じん機の前にリサイクルさせることによっ
て、アンモニアの系外排出を防止することができる。
、あるいは集じん機の前にリサイクルさせることによっ
て、アンモニアの系外排出を防止することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石炭焚ボイラから発生する排ガスを、アンモニア接
触還元方式の脱硝装置により処理した後、集じんして捕
集されたアンモニウム塩付着灰に、該灰の塑性限界より
も5〜20少ない水または熱水を加えながら高速混練し
、90wt%以上が粒径0.1〜2mm粒状体とするこ
とにより、アンモニアをストリッピングさせることを特
徴とするアンモニウム塩付着灰の処理方法。 2 石炭焚ボイラから発生する排ガスを、アンモニア接
触還元方式の脱硝装置により処理した後、集じんして捕
集されたアンモニウム塩付着灰に、石灰、セメントなど
のアルカリ物質を添加し、該灰とアルカリ物質との混合
物の塑性限界よりも5〜20少ない水または熱水を加え
ながら高速混練し、90wt%以上が粒径0.1〜2m
mで、かつpH11.0以上の粒状体とすることにより
、アンモニアをストリッピングさせることを特徴とする
アンモニウム塩付着灰の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299544A JPH01143677A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | アンモニウム塩付着灰の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299544A JPH01143677A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | アンモニウム塩付着灰の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01143677A true JPH01143677A (ja) | 1989-06-06 |
JPH0434478B2 JPH0434478B2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=17873989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62299544A Granted JPH01143677A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | アンモニウム塩付着灰の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01143677A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56108039A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-27 | Toshiba Corp | Heater for liquid |
JPS6018473A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-30 | 松岡 良市 | 「きよう」小幅折畳み自転車 |
JPS6153105A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-17 | Toho Gas Kk | ドライアイスの製造方法 |
JPS6338273U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-11 | ||
JPS63230953A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 内燃機関のコジエネレ−シヨンシステム |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62299544A patent/JPH01143677A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56108039A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-27 | Toshiba Corp | Heater for liquid |
JPS6018473A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-30 | 松岡 良市 | 「きよう」小幅折畳み自転車 |
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JPS63230953A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 内燃機関のコジエネレ−シヨンシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434478B2 (ja) | 1992-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |