JPH0114326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114326Y2 JPH0114326Y2 JP5352482U JP5352482U JPH0114326Y2 JP H0114326 Y2 JPH0114326 Y2 JP H0114326Y2 JP 5352482 U JP5352482 U JP 5352482U JP 5352482 U JP5352482 U JP 5352482U JP H0114326 Y2 JPH0114326 Y2 JP H0114326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- keyway
- threaded portion
- oil
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 13
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 8
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に圧延設備におけるエツジヤロール
駆動機構部のシール装置に関するものである。
駆動機構部のシール装置に関するものである。
従来のエツジヤロールの駆動機構は第1図に示
すように、エツジヤロール01に一端を連絡し外
周面にねじ部02を螺設したスクリユー03をハ
ウジング04に固定したナツト05に螺合させ、
同スクリユー03をモータ06、減速機07、ギ
ヤー08及び同ギヤー08に取付けたキー部材0
9を介して回転させてその軸線方向に移動させ
る。
すように、エツジヤロール01に一端を連絡し外
周面にねじ部02を螺設したスクリユー03をハ
ウジング04に固定したナツト05に螺合させ、
同スクリユー03をモータ06、減速機07、ギ
ヤー08及び同ギヤー08に取付けたキー部材0
9を介して回転させてその軸線方向に移動させ
る。
従つてスクリユー03には上記キー部材09を
挿入させるキー溝010を設けているが、スクリ
ユー03のストロークの都合上ねじ部02まで同
キー溝010が設けられている。そのため給油口
011から供給されたナツト05等の潤滑油は、
ねじ部隙間や上記キー溝010を経て機外へ洩
れ、環境上良くないばかりか省資源の面からも問
題であつた。
挿入させるキー溝010を設けているが、スクリ
ユー03のストロークの都合上ねじ部02まで同
キー溝010が設けられている。そのため給油口
011から供給されたナツト05等の潤滑油は、
ねじ部隙間や上記キー溝010を経て機外へ洩
れ、環境上良くないばかりか省資源の面からも問
題であつた。
しかも洩れた油により設備の安全性等を阻害す
る慮れがある等種々問題があつた。
る慮れがある等種々問題があつた。
本考案は上記した従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、一端をエツジヤロールに連絡し外周面
にねじ部を螺設しかつ軸線方向に向つて延び駆動
ギヤに取付けたキー部材を挿入させるキー溝を有
するスクリユー、同スクリユーをハウジングに固
定したナツトに螺合させて、該スクリユーを回転
させることにより同スクリユーをその軸線方向に
移動させ上記エツジヤロールを開閉移動させるエ
ツジヤロールの駆動機構部において、ハウジング
のエツジヤロール側端部に上記スクリユーのキー
溝内に挿入するキー溝シール部材を設けると共
に、上記スクリユーのねじ部に係合するねじシー
ル部材を設けてなるシール装置に係り、本考案に
よれば、キー溝シール部材及びねじシール部材を
設けたことにより、潤滑油の機外への漏洩が確実
に防止でき、環境上は勿論、潤滑油の節約にもつ
ながり、しかも漏洩油による設備自体の安全性を
阻害する慮れが全くなくなる等の秀れた効果を奏
しうるものである。
たもので、一端をエツジヤロールに連絡し外周面
にねじ部を螺設しかつ軸線方向に向つて延び駆動
ギヤに取付けたキー部材を挿入させるキー溝を有
するスクリユー、同スクリユーをハウジングに固
定したナツトに螺合させて、該スクリユーを回転
させることにより同スクリユーをその軸線方向に
移動させ上記エツジヤロールを開閉移動させるエ
ツジヤロールの駆動機構部において、ハウジング
のエツジヤロール側端部に上記スクリユーのキー
溝内に挿入するキー溝シール部材を設けると共
に、上記スクリユーのねじ部に係合するねじシー
ル部材を設けてなるシール装置に係り、本考案に
よれば、キー溝シール部材及びねじシール部材を
設けたことにより、潤滑油の機外への漏洩が確実
に防止でき、環境上は勿論、潤滑油の節約にもつ
ながり、しかも漏洩油による設備自体の安全性を
阻害する慮れが全くなくなる等の秀れた効果を奏
しうるものである。
以下本考案の実施例を第2図〜第4図に基づい
て説明する。
て説明する。
図において1はエツジヤロールで、2は一端を
同エツジヤロール1に連絡したスクリユーで、同
スクリユー2の外周面にはねじ部2aが螺設さ
れ、又図示しない駆動源に連結するギヤー3に取
付けたキー部材4を挿入させるキー溝2bをスク
リユー2の軸線方向に延ばして加工している。5
は上記スクリユー2等を囲繞するハウジングで、
同ハウジング5には第3図に示すように該スクリ
ユー2のねじ部2aに螺合するナツト6が取付け
られ、又同ナツト6及びスクリユー2等を潤滑す
るために給油口7が設けられている。8はハウジ
ング5のエツジヤロール1側端部に取付けられた
シールボツクスで、同シールボツクス8には、キ
ー溝シール部材9とねじシール10とが配設され
ており、該キー溝シール部材9は第4図に示すよ
うに、スクリユー2外径でガイドされ、スクリユ
ー2のキー溝2bをふさぐように形成され、スク
リユー2の軸線方向には移動できないようにシー
ルボツクス8に固定されている。又該ねじシール
10は、一体形ナツトともいうべきもので、シー
ルボツクス8にキー11によつて回り止めされて
スクリユー2のねじ部2aに螺合している。12
はシールボツクス8に設けられた潤滑油の排出口
である。
同エツジヤロール1に連絡したスクリユーで、同
スクリユー2の外周面にはねじ部2aが螺設さ
れ、又図示しない駆動源に連結するギヤー3に取
付けたキー部材4を挿入させるキー溝2bをスク
リユー2の軸線方向に延ばして加工している。5
は上記スクリユー2等を囲繞するハウジングで、
同ハウジング5には第3図に示すように該スクリ
ユー2のねじ部2aに螺合するナツト6が取付け
られ、又同ナツト6及びスクリユー2等を潤滑す
るために給油口7が設けられている。8はハウジ
ング5のエツジヤロール1側端部に取付けられた
シールボツクスで、同シールボツクス8には、キ
ー溝シール部材9とねじシール10とが配設され
ており、該キー溝シール部材9は第4図に示すよ
うに、スクリユー2外径でガイドされ、スクリユ
ー2のキー溝2bをふさぐように形成され、スク
リユー2の軸線方向には移動できないようにシー
ルボツクス8に固定されている。又該ねじシール
10は、一体形ナツトともいうべきもので、シー
ルボツクス8にキー11によつて回り止めされて
スクリユー2のねじ部2aに螺合している。12
はシールボツクス8に設けられた潤滑油の排出口
である。
このように構成された本実施例によれば、給油
口7から供給された潤滑油の一部はギヤー3側に
流れ、同ギヤー3の潤滑油と合流して図示しない
回収経路で回収される。
口7から供給された潤滑油の一部はギヤー3側に
流れ、同ギヤー3の潤滑油と合流して図示しない
回収経路で回収される。
一方給油口7から供給された潤滑油の残りはエ
ツジヤロール1側へスクリユーのねじ部2a、キ
ー溝2bを経て流がれるが、同キー溝2bを伝つ
てきた油は、上記したキー溝シール部材9で堰止
められ、同油は排出口12に導かれる。又ねじ部
2aを伝つてきた油は、上記したねじシール部材
10で同様に堰止められ、同油は排出口12に導
かれ、ここから図示しない回収部に集められ、機
外に潤滑油の漏洩を防止している。
ツジヤロール1側へスクリユーのねじ部2a、キ
ー溝2bを経て流がれるが、同キー溝2bを伝つ
てきた油は、上記したキー溝シール部材9で堰止
められ、同油は排出口12に導かれる。又ねじ部
2aを伝つてきた油は、上記したねじシール部材
10で同様に堰止められ、同油は排出口12に導
かれ、ここから図示しない回収部に集められ、機
外に潤滑油の漏洩を防止している。
このようにキー溝シール部材9及びねじシール
部材10を設けたことにより、潤滑油の機外への
漏洩が確実に防止できるので、環境改善につなが
ると共に、潤滑油の節約にもつながり、しかも漏
洩油による設備自体の安全性を阻害する慮れも全
くない等の種々の秀れた効果を奏しうるものであ
る。
部材10を設けたことにより、潤滑油の機外への
漏洩が確実に防止できるので、環境改善につなが
ると共に、潤滑油の節約にもつながり、しかも漏
洩油による設備自体の安全性を阻害する慮れも全
くない等の種々の秀れた効果を奏しうるものであ
る。
以上、本考案の実施例について説明したが、勿
論本考案はこのような実施例にだけ局限されるも
のではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
論本考案はこのような実施例にだけ局限されるも
のではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第1図は従来のエツジヤロール駆動機構部の要
部説明図、第2図は本考案の実施例を示す要部説
明図、第3図は第2図のB部拡大図、第4図は第
2図のA−A断面拡大図である。 1……エツジヤロール、2……スクリユー、3
……ギヤー、4……キー部材、5……ハウジン
グ、6……ナツト、9……キー溝シール部材、1
0……ねじシール部材。
部説明図、第2図は本考案の実施例を示す要部説
明図、第3図は第2図のB部拡大図、第4図は第
2図のA−A断面拡大図である。 1……エツジヤロール、2……スクリユー、3
……ギヤー、4……キー部材、5……ハウジン
グ、6……ナツト、9……キー溝シール部材、1
0……ねじシール部材。
Claims (1)
- 一端をエツジヤロールに連絡し外周面にねじ部
を螺設しかつ軸線方向に向つて延び駆動ギヤに取
付けたキー部材を挿入させるキー溝を有するスク
リユー、同スクリユーをハウジングに固定したナ
ツトに螺合させて、該スクリユーを回転させるこ
とにより同スクリユーをその軸線方向に移動させ
上記エツジヤロールを開閉移動させるエツジヤロ
ールの駆動機構部において、ハウジングのエツジ
ヤロール側端部に上記スクリユーのキー溝内に挿
入するキー溝シール部材を設けると共に、上記ス
クリユーのねじ部に係合するねじシール部材を設
けてなることを特徴とするシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5352482U JPS58157205U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | シ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5352482U JPS58157205U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | シ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157205U JPS58157205U (ja) | 1983-10-20 |
JPH0114326Y2 true JPH0114326Y2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=30064183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5352482U Granted JPS58157205U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | シ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157205U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105583233A (zh) * | 2016-01-11 | 2016-05-18 | 长安大学 | 一种实现自动调节功能的轧机系统 |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5352482U patent/JPS58157205U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105583233A (zh) * | 2016-01-11 | 2016-05-18 | 长安大学 | 一种实现自动调节功能的轧机系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58157205U (ja) | 1983-10-20 |
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