JPH0114271Y2 - - Google Patents

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JPH0114271Y2
JPH0114271Y2 JP2934686U JP2934686U JPH0114271Y2 JP H0114271 Y2 JPH0114271 Y2 JP H0114271Y2 JP 2934686 U JP2934686 U JP 2934686U JP 2934686 U JP2934686 U JP 2934686U JP H0114271 Y2 JPH0114271 Y2 JP H0114271Y2
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JP
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far
conveyor
oil
heating tank
infrared radiation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、油あげや天ぷら等を連続的に揚げ
るさいに使用する業務用のフライヤーに関する。
〔従来の技術〕
従来より、この種フライヤーにおいては、加熱
槽内に環状の無端駆動チエーンを配設し、該無端
駆動チエーンに所定間隔をもつて揚げ物用押え網
を取付けることにより揚げ物作業を連続的に行う
ものとされている。また、揚げ物を急速加熱する
ため、加熱槽内に直接遠赤外線放射板を取付ける
ことが提案されている。かかる遠赤外線放射板
は、発熱源より発生した短波長の熱線を長波長の
遠赤外線に波長変換して放射するため、有機物質
等を急速に加熱する機能を有するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のフライヤーにおける
押え網は揚げ物の押え用として、また、遠赤外線
放射板は揚げ物を急速加熱するためのものであつ
て、両者は各々独立した機能を発揮するに止ま
り、両者間における関連性は全くないものであ
る。しかも、遠赤外線放射板は加熱槽内に直接取
付けるものであるから、極めて固定的であり、そ
の外表面は種々の不純物質が付着して放射機能を
著しく低下せしめるおそれがあるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来の問題点を一挙に解決するも
ので、加熱槽2内に遠赤外線放射板15より構成
せられた揚げ物用押えコンベア11を油中に浸漬
自在に配設したフライヤーである。
〔作用〕
単に揚げ物用押えコンベア11でもつて、揚げ
物Bの押え機能と、遠赤外線の放射機能とを有効
に共用せしめる。また、遠赤外線放射板15は常
時移動するためその外表面が常に油で洗われて不
純物質が付着することがない。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面を示す1実施例につい
て説明する。
1は直方体状のフレーム、2は該フレーム1の
上部に配設された細長な浅底状の加熱槽で、該加
熱槽2の底部中央は略下向き四角錐状とせられて
いる。3は該加熱槽2内に水平配設された加熱
体、4は同加熱槽2の最深部底壁に形成された排
水口、5は該排水口4に接続されたバルブ付き排
水パイプ、6は該排水口4より若干上方に位置し
て加熱槽2の底壁に形成された排油口、7は該排
油口6に接続されたバルブ付き排油パイプであ
る。8は前記フレーム1の前後部に配設された両
側一対の昇降パイプで、該昇降パイプ8は公知の
昇降装置により昇降自在とされている。9は該昇
降パイプ8間に水平に架設された枠体で、該枠体
9は前記加熱槽2の上部内に嵌合自在な形状とさ
れている。10は該枠体9内に配設された揚げ物
移送用のネツトコンベア11は該ネツトコンベア
10の上方に位置して上記枠体9に配設された揚
げ物用押えコンベアで、該押えコンベア11は前
後のスプロケツトホイール12とガイド用スプロ
ケツトホイール13間に両側一対の無端駆動チエ
ーン14を巻掛け、該無端駆動チエーン14間に
取付けバーを介して碁盤格子状に方形状の遠赤外
線放射板15を取付けることにより構成せられて
いる。そして、かかる遠赤外線放射板15の材質
としてはセラミツク、あるいは酸化ニツケルなど
が好適である。その他、Aは生地、Bは揚げ物、
Oは油を示すものである。
上述の如く構成されたフライヤーは、第1図に
示すように、昇降パイプ8を下降せしめて枠体9
を加熱槽2内に嵌合せしめ、加熱槽2内に所要量
の油Oを満す。このさい、ネツトコンベア10の
中央部、及び押えコンベア11の帰り側が油O中
に浸漬せしめられる。ついで、加熱体3でもつて
油Oを加熱すると共に、ネツトコンベア10及び
押えコンベア11を作動せしめて矢印で示す方向
に循環走行せしめる。そして、ネツトコンベア1
0の先端より順次生地Aを投入し、油O中を通過
せしめつつ後端方向に移送する。このさい、加熱
体3より発生した短波長の熱線は、遠赤外線放射
板15でもつて長波長の遠赤外線に波長変換して
放射されるため、生地Aを急速に加熱する。加熱
によつて生地Aは次第に揚げられ、浮上し始め
る。浮上した生地Aは、押えコンベア11を構成
する遠赤外線放射板15に当接してその浮上が停
止されたのち、該押えコンベア11の帰り側でも
つて後端方向に移送される。そして、押えコンベ
ア11の終端に達すると再びネツトコンベア10
上に移乗して移送され、のち、ネツトコンベア1
0の終端に達した時点で揚げ作業を完了し、揚げ
物Bはネツトコンベア10より排出される。
以下同様に、ネツトコンベア10上に順次生地
Aを投入し、連続的に揚げ物作業を行う。
なお、上記実施例において、ネツトコンベア1
0及び押えコンベア11は昇降パイプ8でもつて
昇降自在とされているが、これに限定されるもの
でなく、加熱槽2内に直接配設してもよいこと勿
論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、加熱槽2内
に、遠赤外線放射板15より構成せられてなる揚
げ物用押えコンベア11が油O中に浸漬自在に配
設されているから、単に押えコンベア11のみで
もつて、揚げ物Bの押え機能と、遠赤外線の放射
機能とを有効に共用せしめることができる。しか
も、遠赤外線放射板15は常時循環走行するた
め、その外表面が常に油Oでもつて洗われるた
め、不純物質の付着するおそれはなく、遠赤外線
の放射機能を常に確実に発揮せしめることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示すものであり、
第1図は要部拡大縦断面図、第2図は平面図、第
3図は一部を破断した側面図、第4図は正面図で
ある。 2……加熱槽、11……押えコンベア、15…
…遠赤外線放射板、A……生地、B……揚げ物、
O……油。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱槽2内に、遠赤外線放射板15より構成せ
    られてなる揚げ物用押えコンベア11が油O中に
    浸漬自在に配設されたことを特徴とするフライヤ
    ー。
JP2934686U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0114271Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2934686U JPH0114271Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP2934686U JPH0114271Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62139435U JPS62139435U (ja) 1987-09-02
JPH0114271Y2 true JPH0114271Y2 (ja) 1989-04-26

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