JPH0114222Y2 - - Google Patents

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JPH0114222Y2
JPH0114222Y2 JP15772287U JP15772287U JPH0114222Y2 JP H0114222 Y2 JPH0114222 Y2 JP H0114222Y2 JP 15772287 U JP15772287 U JP 15772287U JP 15772287 U JP15772287 U JP 15772287U JP H0114222 Y2 JPH0114222 Y2 JP H0114222Y2
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frame
bed
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は折たたみ、格納容易な格納ベツドに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来ベツドは病院、家庭、公共宿泊施設などで
一般に広く使用されているが、しかし晝間やまた
これが使用せられない場合においては容易に移動
収納することが困難で従つて室内において可成の
面積を占めるに至つている。しかし最近に到つて
ベツドのこれらの不便さを解消するために折畳み
型、または壁面収納型などのベツドが考案されて
いるが折畳み型においては折畳み後においてもや
はり収納するのに可成の床面積を必要とし、また
壁面収納型においても壁面の相当の面積をベツド
収容場所として確保する必要があり、いづれもベ
ツドの収納などの問題については解決されていな
い。
壁面収納型の従来例としては特開昭49−42459
号による折畳みベツドが提案されている。このベ
ツドの構成はベツドの台枠Bが3ケの部分1
(大)、3(小)、2(1と等大)の順でベツドの
後部より2ケの継手で施回可能に相互に結合され
たものである。又、部分2は格納棚の扉の内側面
に載置された支持リングに結合されている。この
支持リングにはトラバースが結合しており、該ト
ラバースは中央、即ちリングのほぼ中央で間隔部
材によつて円盤状の板に結合している。この円盤
はU字形の2本のレール間で回転且つ移動可能に
案内されている。なお、前記2本のレールは扉の
内側面上にねじで締めつけられている。
前記従来の折畳みベツドは、その全体的構想に
おいて他の同種の折畳式壁面収納型ベツドと大差
は認められない。むしろ、この種のベツドにおい
ては、その機能を果すための部分的構成エレメン
トの存否を問題すべきであると考えられる。この
趣旨において、前記折畳みベツドには少くとも2
つの問題点がある。その1つは、本ベツドを折畳
む際、台枠Bの1の部分を、これに付属するマツ
トレス、敷布団などと共に上方に折畳み、これら
を台枠2の上に重ねることである。この際、前記
台枠と寝具の重量が大きいため、これらを持ち上
げる操作は容易ではなく、更には、重心の高いベ
ツドを扉と共に回動して格納棚に収容する操作が
必要であり、その作業には大きな労力を要する欠
点がある。次に、その2つには、台枠Bの2の部
分の扉内側面への保持が前記構成より明らかなよ
うに極めて不安定であり、横振れを起すなどベツ
ドの重要部材の保持方法としては不適当であるな
どの欠点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は従来のベツドの有する上記の欠点を
解決するためになされたものであり、不使用時に
おいてはそのベツドの容積を縮少して格納箱に収
納することにより従来の折畳み型や壁面収納型に
較べてコンパクトにベツドを格納できるようにす
るとともに使用に際しても部屋の配置などに応じ
てベツドを任意の角度にて使用することができる
構造とし、室内空間を有効に使用することができ
ると共にベツドの折畳み、格納に際して労力を極
力減少し、且つ安定したベツドを提供することを
目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の構成はベツドの床枠を前側枠と後側枠
の二つの枠体より構成し、格納箱の前方に開扉さ
れた扉体上に回転自在の受台を介して前側枠が取
付けられ、後側枠は折畳み可能の構造として前側
枠と扉体間に収納されており、使用に際しては後
側枠は摺動装置に案内されて前側枠の延長部に引
出されて組立てられ、前側枠と一体となつて床枠
を形成するとともに前記の回転自在の受台により
格納箱に対して左右に90度方向に転回可能とされ
た格納ベツドである。
〔実施例〕
さらにこれを実施例の図面について詳細に説明
すると、第1図は本ベツドの一部断面の側面図、
第2図は平面図である。ここで、10は格納箱で
あり上下面、左右側面および背面にて箱体を形成
し、前面は箱体の下面に取付けられた蝶番13に
より前倒しに開閉可能な扉11が設けられ、なお
格納箱10の左右側内面には扉受け桟12が取付
られ、また開扉したときに扉11が床面にたいし
て水平に保たれるように扉11の蝶番13に対す
る他端に支持具14を介して脚杆15が取付けら
れる。この脚杆15はピン16により支持具14
に対して回動可能に取付けられ、扉11を格納箱
10に格納する場合には扉11の内面に格納でき
る構造になつている。
扉11を開扉した上面にはベツドの前側枠20
が載置される。前側枠20はU字状の2つの前側
脚21,22、ベツド枠を構成する側枠23、横
枠24,24′,24″により構成され、これが受
け具25を介して扉11上に載置される。前側枠
20のほぼ中央下部の扉11上には回転装置40
が設けられる。第3図および第4図にこの回転装
置40を示しており、第3図は第2図のa−aに
おけるその要部断面図、第4図は回転装置40の
平面図である。41は基台であり扉11上に固定
され基台41には基台41と同心にして回転可能
な回転台42が冠着される。基台41の回転中央
にはボルト43が取付けられ回転台42に設けら
れた長孔44を貫通して回転軸を構成し、またこ
れをナツト48により締着することにより基台4
1と回転台42を固定することもできる。基台4
1の周辺の1ケ所にピン45が設けられ、このピ
ン45に係合し滑動するように回転台42には溝
46が設けられ、またピン45が嵌合する切欠き
47が設けられる。前記回転台42に設ける溝4
6は切欠き47を中心として夫々90度の回転が可
能なように溝が設けられ、また回転台42の回転
中心に設けられた長孔44の長経軸の延長上に上
記切欠き47は位置するようになつている。
回転台42は、ベツドの前側枠40のU字型前
側脚21,22に縦架されている縦桁26を介し
て前側枠20に取付けられ、前側枠20は回転装
置40により左右夫々90度の範囲にて回転可能と
なつている。
後側枠30は直型の1組の前脚31とU字状の
後脚32、ベツド枠を構成する側枠33、横枠3
4,34′により構成され、前脚31、後脚32
は何れもピン35,36により側枠33に取付け
られベツドの後方に転回して折畳み得る構造とな
つている。
前側枠20と後側枠30はスライドレール50
により連接される。スライドレール50の構造は
その断面を第7図にしめす如く長尺平板を断面が
偏平U字状をなすように構成したインナメンバ5
1と、これよりやや大きくインナメンバを包むよ
うに同様に偏平U字状に構成されたアウタメンバ
52より成り夫々両メンバの摺動部に小球53を
多数配することによりインナメンバ51とアウタ
メンバ52が円滑に摺動するように構成せられた
レールである。本実施例においては第6図の如く
2組のスライドレールを組合せ夫々のインナメン
バ51′,51″をその背面同志を固着させること
により、これを摺動使用する場合にはアウタメン
バ52′,52″相互は干渉せずに摺動することが
でき、またこれを摺動伸長させる場合は第6図A
の如く非常に長い摺動長さを確保できるとともに
また第6図Bの如く短かく収納することができ
る。このアウタメンバの一方のメンバ52′を取
付具54を介して前側枠20の前側脚21,22
に固定するとともに他側のアウタメンバ52″を
後側枠30の前脚31および後脚32のピン3
5,36のすぐ下付近に回転可能のピン55,5
6にて取付けられる。第5図は第1図b−b部断
面の要部拡大図であり、後側枠30の前脚31、
後脚32、およびスライドレール50の相互間係
の詳細をしめすものである。
なお、図示はないが側枠23横枠24,24′,
24″および側枠33、横枠34,34′にて構成
せられるベツド枠には例えばネツトが張設され、
この上にマツトレス60,61が敷設されベツド
が構成される。また扉11を格納箱10に格納た
場合に扉11の転倒を防止するためにロツク装置
を設けてもよい。
ここでこのベツドが使用される場合にはその使
用される部屋の配置や使用勝手により第2図平面
図の状態より左、右夫々90度の方向までベツドを
転回使用することができる。第9図はその場合の
使用例の状態図であり、先づ扉11上の回転装置
40のナツト48を緩めピン45を切欠き47よ
り外したのちベツドを転回する。この場合溝46
はピン45に案内されて転回し、ほぼ90度の位置
にて転回を止めるようになつている。なおこの転
回は左右何れの方向に対しても可能である。
つぎにこのベツドを格納する先づベツドを中央
の位置にもどし、回転装置40のピン45と切欠
き47を嵌合させナツト48にて締着する。かく
することにより格納箱10内に格納した場合に箱
内においてベツドが回転することはない。以下第
8図のベツド格納要領図に基づいて説明すると先
づマツトレス60,61を前側枠20上に重ねる
とともに後側枠30の前脚31および後脚32を
ベツドの後方に倒すと、前脚31および後脚32
は何れもピン55,56によりスライドレールの
アウタメンバ52″に取付けられており、従つて
ピン55,56を中心として後方に倒されるとと
もに、このピン55,56より上方の構造である
ベツド枠はピン35,36にて折込まれ前倒しと
なり、即ちベツド枠はスライドレール50に接す
るようになるとともに前脚31および後脚32
は、ほぼスライドレール50の高さに維持され
る。ここでこのまま後側枠30を、前側枠20の
方に押込めば後側枠30はスライドレール50に
案内されて前側枠20と扉11の間に収納され
る。ついで脚杆15を扉11の内面側に格納す
る。以上にてこのベツドの格納準備は完了し、扉
11を蝶番13を支点として格納箱10内に格納
すれば扉11は扉受け桟により係止されマツトレ
スおよびベツドは完全に格納箱10内に収納され
る。
〔効果〕
以上詳述したように、本考案の格納ベツドは収
納に際してこれを簡単にコンパクトにして、従来
のこの種ベツドにない格段の小労力をもつて格納
できる特筆すべき効果があり、更に、安定にし
た。使用に際しても部屋の配置などに応じてベツ
ドを自由に転回して使用することができ室内空間
を活用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1部断面の側面図、第2図は1部断面
の平面図、第3図は第2図のa−a要部断面図、
第4図は回転装置の平面図、第5図は第1図b−
b断面の要部拡大図、第6図A,Bはスライドレ
ールの組合せ説明図、第7図はスライドレールの
断面図、第8図はベツドの格納要領を示す側面
図、第9図はベツドの使用例の平面図である。 10……格納箱、11……扉、12……扉受け
桟、13……蝶番、15……脚杆、20……前側
枠、21,22……前側脚、23……側枠、2
4,24′,24″……横枠、25……受け具、2
6……縦桁、30……後側枠、31……前枠、3
2……後脚、33……側枠、34,34′……横
枠、35,36……ピン、40……回転装置、4
1……基台、42……回転台、43……ボルト、
44……長孔、45……ピン、46……溝、47
……切欠き、48……ナツト、50……スライド
レール、51,51′,51″……インナメンバ、
52,52′,52″……アウタメンバ、53……
小球、54……取付具、55,56……ピン、6
0,61……マツトレス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 格納箱の前方、下方の水平軸を軸として回動
    する扉の内側面に回転、固定自在に載置した前
    側枠と、これに連なる後側枠よりなるベツド枠
    体を前記格納箱に収容する格納ベツドにおい
    て、前記前側枠と後側枠をスライドレールによ
    り連接すると共に、該スライドレールは前側枠
    においてはそのアウタメンバを取付具を介して
    前側枠の2個の側脚に、後側枠においてはその
    アウタメンバをピンにより後方転回可能に後側
    枠の2個の側脚にピンにより転回自在に固定し
    た構成よりなることを特徴とる格納ベツド。 (2) 前記スライドレールは長尺平板を断面が偏平
    U字状をなすように形成したインナメンバと、
    これよりやや大きくインナメンバを包むように
    同様に偏平U字状に形成したアウタメンバより
    なり、夫々両メンバの摺動部に小球を多数配設
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の格納ベツド。 (3) 前記前側枠の回転、固定装置は格納箱の扉内
    側面に固定された基台と、該基台に冠着され同
    心にして回転可能な回転台よりなり、前記基台
    の中央に立設したナツト付ボルトを回転台中央
    部の長孔を貫通させて回転軸となすと共に、基
    台の周辺1ケ所にピンを、又、回転台に前記ピ
    ンを嵌合させる1ケの切欠を設けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    格納ベツド。
JP15772287U 1987-10-15 1987-10-15 Expired JPH0114222Y2 (ja)

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JP15772287U JPH0114222Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15772287U JPH0114222Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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JPS6366957U JPS6366957U (ja) 1988-05-06
JPH0114222Y2 true JPH0114222Y2 (ja) 1989-04-25

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JP15772287U Expired JPH0114222Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642520Y2 (ja) * 1990-07-09 1994-11-09 株式会社ダイドー 引出式ベッド

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JPS6366957U (ja) 1988-05-06

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