JPH01142053A - 継目無金属ベルト及びその製造方法 - Google Patents
継目無金属ベルト及びその製造方法Info
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- JPH01142053A JPH01142053A JP30048187A JP30048187A JPH01142053A JP H01142053 A JPH01142053 A JP H01142053A JP 30048187 A JP30048187 A JP 30048187A JP 30048187 A JP30048187 A JP 30048187A JP H01142053 A JPH01142053 A JP H01142053A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/005—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment of ferrous alloys
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車の無段変速機等に使用される動力伝達用
継目無金属ベルト及びその製造方法に関する。
継目無金属ベルト及びその製造方法に関する。
自動車の無段変速機等においては、動力を伝達するため
のベルトに優れた材料強度が要求されるため、金属製の
ベルトが使用され始めている。この場合、金属製のベル
トは弾性が小さいため、薄肉の継目無ベルトを必要なト
ルクに応じ重ね合せて使用することが前提となる。した
がって、このような継目無金属ベルトには、薄く加工で
きること、材料強度および疲労強度が高いこと、耐摩耗
性の良好なことが要求される。
のベルトに優れた材料強度が要求されるため、金属製の
ベルトが使用され始めている。この場合、金属製のベル
トは弾性が小さいため、薄肉の継目無ベルトを必要なト
ルクに応じ重ね合せて使用することが前提となる。した
がって、このような継目無金属ベルトには、薄く加工で
きること、材料強度および疲労強度が高いこと、耐摩耗
性の良好なことが要求される。
このような要求に対し、材料面では加工性、材料強度お
よび疲労強度の優れた18%−Ni系フマルエージ鋼従
来より使用されてきた。また製法面では、マルエージ綱
からなる円筒状の素材をスピニング加工等によってベル
トとして必要な肉厚および周長まで薄肉化する加工法が
採用され、ヘルドに加工された後は窒化処理にて疲労強
度を高めるのが通例となっている。
よび疲労強度の優れた18%−Ni系フマルエージ鋼従
来より使用されてきた。また製法面では、マルエージ綱
からなる円筒状の素材をスピニング加工等によってベル
トとして必要な肉厚および周長まで薄肉化する加工法が
採用され、ヘルドに加工された後は窒化処理にて疲労強
度を高めるのが通例となっている。
しかしながら、自動車の無段変速機等においてはベルト
に対し、トルクに対する耐力のみならず小型軽量化が強
く求められ、しかも長期間にわたって破損のないことな
ど、極めて厳しい要求が加えられる。
に対し、トルクに対する耐力のみならず小型軽量化が強
く求められ、しかも長期間にわたって破損のないことな
ど、極めて厳しい要求が加えられる。
従来の方法で製造された継目無金属ヘルドは、このよう
な要求を十分に満足させているとは言い難く、加工性、
材料強度および疲労強度、耐摩耗性の全ての点で更に高
い性能が求められているのが現状である。
な要求を十分に満足させているとは言い難く、加工性、
材料強度および疲労強度、耐摩耗性の全ての点で更に高
い性能が求められているのが現状である。
本発明は斯かる現状に鑑み、加工性、材料強度および疲
労強度、耐摩耗性の全てについて従来レベルを上回る継
目無金属ベルト及びその製造方法を提供するものである
。
労強度、耐摩耗性の全てについて従来レベルを上回る継
目無金属ベルト及びその製造方法を提供するものである
。
本発明者らは、従来の方法で製造された継目無金属ベル
トを種々調査したところ、主にその組成と加工後の窒化
処理に問題があり、この問題を解決すれば加工性、材料
強度および疲労強度、耐摩耗性が更に向上することを知
見した。
トを種々調査したところ、主にその組成と加工後の窒化
処理に問題があり、この問題を解決すれば加工性、材料
強度および疲労強度、耐摩耗性が更に向上することを知
見した。
○ 加工性
本発明が対象とする継目無金属ベルトにおいては、前述
したように弾性確保のため薄く加工できることが必要で
ある。従来よりこの種のベルト素材として使用されてい
るマルエージ鋼は、ある程度の加工は可能であるが、肉
厚が0.2m以下になると、介在物による加工中の割れ
および表面欠陥(ふくれ、しわ)が発生しやすくなる。
したように弾性確保のため薄く加工できることが必要で
ある。従来よりこの種のベルト素材として使用されてい
るマルエージ鋼は、ある程度の加工は可能であるが、肉
厚が0.2m以下になると、介在物による加工中の割れ
および表面欠陥(ふくれ、しわ)が発生しやすくなる。
ちなみに、自動車の無段変速機等に現在使用されている
ヘルドの厚みは薄い程曲げ応力が減少するため0.21
以下が好ましいとされている。
ヘルドの厚みは薄い程曲げ応力が減少するため0.21
以下が好ましいとされている。
本発明者らの調査によると、0.2N厚以下に加工した
ときの割れおよび表面欠陥を防止するにはJ I SG
O555に規定されるC系清浄度をo、。
ときの割れおよび表面欠陥を防止するにはJ I SG
O555に規定されるC系清浄度をo、。
2%以下に抑制することが有効で、そのためにP。
S、N、Oを十分に低く抑える必要のあることが判明し
た。特にNは硬質のTiNを形成し、割れおよび表面欠
陥の発生を助長するので、厳しい抑制を必要とする。
た。特にNは硬質のTiNを形成し、割れおよび表面欠
陥の発生を助長するので、厳しい抑制を必要とする。
○ 材料強度および疲労強度
自動車の無段変速機等を用途とした場合、使用中の引張
強度に耐えるためにはHv500以上の硬度が必要であ
る。しかし、Hv650を超えると疲労強度が低下する
。したがってNi、Co。
強度に耐えるためにはHv500以上の硬度が必要であ
る。しかし、Hv650を超えると疲労強度が低下する
。したがってNi、Co。
Mo、Ti量の調整でベルト硬度をHv500〜650
に管理することが必要となる。
に管理することが必要となる。
また、前述した介在物は、加工中の割れおよび表面欠陥
を招くばかりでなく、疲労破壊を発生させるので、N、
P、S、Oはこの両面から制限を必要とし、Cについて
も制限を加えることが必要となる。
を招くばかりでなく、疲労破壊を発生させるので、N、
P、S、Oはこの両面から制限を必要とし、Cについて
も制限を加えることが必要となる。
そして介在物のうち、TiNがマルエージ鋼の主要介在
物でることから、Nの影響が大と考え、実験を繰返した
結果、Nを0.002%以下に制限することによりJ
I SGO555に規定されるC系清浄度が急激に改善
し、加工中の割れおよび表面欠陥の防止とともに疲労強
度の向上が図られることが判明した。
物でることから、Nの影響が大と考え、実験を繰返した
結果、Nを0.002%以下に制限することによりJ
I SGO555に規定されるC系清浄度が急激に改善
し、加工中の割れおよび表面欠陥の防止とともに疲労強
度の向上が図られることが判明した。
第1図は基本成分が0.005(、−0,0ISl−0
、OIMn−0,005P−0,0OIS−18N+−
8,5Co−5,OMo−0,57i−0,06All
−0,0O15Nであるマルエージ鋼において、鋼中N
量を変化させたときのC系清浄度(JISGO555)
の推移を示したものである。同図から明らかなように、
C系清浄度に対しては鋼中N量が支配的であり、鋼中N
量が0.002%以下でC系清浄度が改善される。なお
、従来のマルエージ鋼のN含有量は0.003%以上と
多量であり、第1図から明らかな如くC系清浄度が極め
て悪い。
、OIMn−0,005P−0,0OIS−18N+−
8,5Co−5,OMo−0,57i−0,06All
−0,0O15Nであるマルエージ鋼において、鋼中N
量を変化させたときのC系清浄度(JISGO555)
の推移を示したものである。同図から明らかなように、
C系清浄度に対しては鋼中N量が支配的であり、鋼中N
量が0.002%以下でC系清浄度が改善される。なお
、従来のマルエージ鋼のN含有量は0.003%以上と
多量であり、第1図から明らかな如くC系清浄度が極め
て悪い。
また、疲労に対しては独立したTiNよりも点列状に分
布したTAHの方が悪影響が大きいが、Nを0.002
%以下に制限することにより、点列状の介在物が消滅し
疲労強度を著しく向上させることも明らかとなった。
布したTAHの方が悪影響が大きいが、Nを0.002
%以下に制限することにより、点列状の介在物が消滅し
疲労強度を著しく向上させることも明らかとなった。
○ 耐摩耗性
耐摩耗性の付与と、表面への圧縮残留応力の付与とによ
って疲労強度を向上させることは既に知られた技術であ
る。マルエージ鋼に対しても表面窒化処理でこの効果を
引き出すことの可能なことが知られている。しかし、本
発明が対象とする継目無金属ヘルドのように大きい曲げ
歪みが加わる場合、従来の窒化処理(タフトライド処理
・・・塩浴窒化、イオン窒化、ガス軟窒化)はマルエー
ジ鋼に対し、かえって疲労寿命を低下させることが判明
した。これは、従来の窒化処理ではベルト表面に不可避
的な化合物層(脆化層)が形成されてしまうためである
。
って疲労強度を向上させることは既に知られた技術であ
る。マルエージ鋼に対しても表面窒化処理でこの効果を
引き出すことの可能なことが知られている。しかし、本
発明が対象とする継目無金属ヘルドのように大きい曲げ
歪みが加わる場合、従来の窒化処理(タフトライド処理
・・・塩浴窒化、イオン窒化、ガス軟窒化)はマルエー
ジ鋼に対し、かえって疲労寿命を低下させることが判明
した。これは、従来の窒化処理ではベルト表面に不可避
的な化合物層(脆化層)が形成されてしまうためである
。
本発明者らは、このことからベルトの疲労寿命、耐久性
を向上させるには、ベルト断面の硬度分布が重要と考え
、種々実験研究を行った結菓、第2図に示すような硬度
分布を与えることが有効なことを知見した。
を向上させるには、ベルト断面の硬度分布が重要と考え
、種々実験研究を行った結菓、第2図に示すような硬度
分布を与えることが有効なことを知見した。
すなわち、表面硬度はHV780未満では十分な耐摩耗
性と圧縮残留応力が得られず、HV860を超すと脆化
層が形成され、曲げ歪みで早期破損をおこすので、Hv
780〜860を必要とする。ベルト厚さが0.2鶴程
度であれば窒化層は20〜40μm(肉厚の10〜20
%)の厚みを必要とする。窒化層が20μm未満では窒
化層が不足し、耐摩耗性と圧縮残留応力が不十分となり
、40μmを超えると曲げ歪みで早期破損を生じる。
″中心部硬度については、前述したとおりHv5
00〜600とする。
性と圧縮残留応力が得られず、HV860を超すと脆化
層が形成され、曲げ歪みで早期破損をおこすので、Hv
780〜860を必要とする。ベルト厚さが0.2鶴程
度であれば窒化層は20〜40μm(肉厚の10〜20
%)の厚みを必要とする。窒化層が20μm未満では窒
化層が不足し、耐摩耗性と圧縮残留応力が不十分となり
、40μmを超えると曲げ歪みで早期破損を生じる。
″中心部硬度については、前述したとおりHv5
00〜600とする。
そして、窒化処理でこのような断面硬度分布を得ようと
した場合、従来のガス窒化ではNの拡散が十分でなく、
ベルト表面のNiM度が高くなることから、脆化層の形
成がさけられない。そこで本発明者らはイオン窒化に着
目し、イオン窒化で第2図の硬度分布を得る方法につい
て研究した結果、イオン窒化における処理温度を400
〜51〒′0℃と低くした上で、処理後にH2ガスのみ
の雰囲気でグロー放電を継続し、加熱を行うことにより
Nを拡散させるのが有効なことを知見した。
した場合、従来のガス窒化ではNの拡散が十分でなく、
ベルト表面のNiM度が高くなることから、脆化層の形
成がさけられない。そこで本発明者らはイオン窒化に着
目し、イオン窒化で第2図の硬度分布を得る方法につい
て研究した結果、イオン窒化における処理温度を400
〜51〒′0℃と低くした上で、処理後にH2ガスのみ
の雰囲気でグロー放電を継続し、加熱を行うことにより
Nを拡散させるのが有効なことを知見した。
なお、1回のイオン窒化処理とこれに続(拡散処理との
組合せで窒化層の厚さが不足する場合は、この組合せを
繰り返せばよいことも明らかとなった。すなわち、厚い
窒化層を必要とする場合は、複数回の窒化処理、拡散処
理を施せばよい。
組合せで窒化層の厚さが不足する場合は、この組合せを
繰り返せばよいことも明らかとなった。すなわち、厚い
窒化層を必要とする場合は、複数回の窒化処理、拡散処
理を施せばよい。
本発明は、斯かる知見に基づきなされたもので、重量%
でc:0.01%以下、Si:0.05%以下、Mn:
0.05%以下、P:0.01%以下、S:0゜01%
以下、Ni:16〜19%、Co:8〜15%、MO:
3〜6%、Ti:0.3〜1.2%、Ap:o、ts%
以下、N:0.002%以下、0:0゜0015%以下
を含み残部実質的にFeよりなる継目無金属ベルト及び
、上記成分の継目無金属鋼管を金属ヘルドに冷間で加工
し、その後800〜880℃で0.5〜2hrの固溶化
処理を行った後、必要により420〜520℃で1〜5
hrの時効処理行ない、しかる&Nt : 1〜6T
orr、Hz:1〜6Torrを含む真空中での400
〜b続<Hill〜6Torrを含む真空中での400
〜b を1回または複数回繰り返すことを特徴とする継目無金
属ベルトの製造方法を要旨とする。
でc:0.01%以下、Si:0.05%以下、Mn:
0.05%以下、P:0.01%以下、S:0゜01%
以下、Ni:16〜19%、Co:8〜15%、MO:
3〜6%、Ti:0.3〜1.2%、Ap:o、ts%
以下、N:0.002%以下、0:0゜0015%以下
を含み残部実質的にFeよりなる継目無金属ベルト及び
、上記成分の継目無金属鋼管を金属ヘルドに冷間で加工
し、その後800〜880℃で0.5〜2hrの固溶化
処理を行った後、必要により420〜520℃で1〜5
hrの時効処理行ない、しかる&Nt : 1〜6T
orr、Hz:1〜6Torrを含む真空中での400
〜b続<Hill〜6Torrを含む真空中での400
〜b を1回または複数回繰り返すことを特徴とする継目無金
属ベルトの製造方法を要旨とする。
以下、本発明を成分組成、製法の順で詳述し、その作用
を明らかにする。
を明らかにする。
○ 素材の成分組成
C:0.01%を超えると炭化物を形成し、金属間化合
物の析出量が減少して疲労強度を低下させる。
物の析出量が減少して疲労強度を低下させる。
このようなことから、Cは0.01%以下とし、望まし
くは0.005%以下である。
くは0.005%以下である。
St、Mn:いずれもS iCh 、MnO,MnSな
どの介在物を形成し、疲労強度を低下させるので、0,
05%以下に制限する。疲労強度上は3i。
どの介在物を形成し、疲労強度を低下させるので、0,
05%以下に制限する。疲労強度上は3i。
Mnが少ないよい。
P、S:粒界脆化や介在物形成のために疲労強度を低下
させる。したがって0.01%以下とする。
させる。したがって0.01%以下とする。
疲労強度はこれらが少ないほど有利となるので、少ない
ほど望ましい。
ほど望ましい。
Ni:16%未満では材料の強度、靭性が低下し、19
%超えでは100%マルテンサイトが得られず強度低下
を生じる。したがってNiは16〜19%とする。
%超えでは100%マルテンサイトが得られず強度低下
を生じる。したがってNiは16〜19%とする。
Co:8%未満では強度低下を生じ、15%超では靭性
が低下するので、8〜15%とする。
が低下するので、8〜15%とする。
MO:3%未満ではHv≧500相当の強度が得られず
、6%超では靭性低下が著しいので、3〜6%とする。
、6%超では靭性低下が著しいので、3〜6%とする。
Ti:0.3%未満ではこの種のベルトに最小限必要な
Hv500が得られず、1.2%超では中心部硬度がH
v650を超え、しかも介在物Ti(C。
Hv500が得られず、1.2%超では中心部硬度がH
v650を超え、しかも介在物Ti(C。
N)が増加し、耐久性を劣化させる。したがってTiは
0.3〜1.2%とする。
0.3〜1.2%とする。
へβ;脱酸に有効であるが、0.15%超ではアルミナ
系酸化物が多くなり、耐久性を低下させるので、0.1
5%以下とする。
系酸化物が多くなり、耐久性を低下させるので、0.1
5%以下とする。
N:疲労強度に悪影響を与える有害元素で、0.002
%以下と低減することが重要であり、0.002%を超
えると、主にTiNが急激に増加し、しかもこれが点列
状となるため、疲労強度は著しく低下する。したがって
Nは0.002%以下に制限する。疲労強度上はNが少
ないほど有利となり、0.001%以下とすると耐久性
が一段と向上する。
%以下と低減することが重要であり、0.002%を超
えると、主にTiNが急激に増加し、しかもこれが点列
状となるため、疲労強度は著しく低下する。したがって
Nは0.002%以下に制限する。疲労強度上はNが少
ないほど有利となり、0.001%以下とすると耐久性
が一段と向上する。
0;酸化物系(B、C系)介在物を形成し、0.001
5%以下と低くすることが重要であり、0.0015%
を超えると疲労強度が著しく低下する。
5%以下と低くすることが重要であり、0.0015%
を超えると疲労強度が著しく低下する。
疲労強度上はOが少ないほど有利となり、0.001%
以下とすることにより耐久性が更に改善される。
以下とすることにより耐久性が更に改善される。
○ 製法
製法は基本的に造塊、加工、熱処理からなる。
■ 造塊
介在物を低くするために、VOD等の脱ガス処理でもよ
いが、なるべく真空誘導溶解を行うのがよい。溶解後、
高真空アークによる再溶解を行うのも有効である。
いが、なるべく真空誘導溶解を行うのがよい。溶解後、
高真空アークによる再溶解を行うのも有効である。
■ 加工
造塊により得られた鋼塊を熱間鍛造あるいは熱間押出に
より厚肉の継目無管とし、これを直接あるいは固溶化処
理の後、冷間加工にて金属ベルト用素管に成形する。
より厚肉の継目無管とし、これを直接あるいは固溶化処
理の後、冷間加工にて金属ベルト用素管に成形する。
冷間加工としてはスピニング加工、ベルト圧延の2つが
良く知られており、通常はこれらを単独あるいは組合せ
て実施する。スピニング加工では素管の内径は変化せず
、肉厚のみを減少させ、加工後ヘルドとして必要な幅に
切断する。ベルト加工では予め素管をベルト状に切断し
たものを用い、肉厚減少と直径増加とを同時に生じさせ
る。
良く知られており、通常はこれらを単独あるいは組合せ
て実施する。スピニング加工では素管の内径は変化せず
、肉厚のみを減少させ、加工後ヘルドとして必要な幅に
切断する。ベルト加工では予め素管をベルト状に切断し
たものを用い、肉厚減少と直径増加とを同時に生じさせ
る。
冷間加工の形態、加工度等は最終製品の肉厚、直径、寸
法精度等により適宜選択される。
法精度等により適宜選択される。
■ 熱処理
(^)固溶化処理
この処理は冷間加工を後に施すもので、冷間加工による
加工硬化を除去し、細粒のマルテンサイト組織を得るた
めに実施する。
加工硬化を除去し、細粒のマルテンサイト組織を得るた
めに実施する。
800°C未満、Q、5hr未満ではいずれの場合も未
固溶の金属間化合物が残り、強度と靭性が低下する。逆
に880℃超、2hr超ではいずれの場合も結晶粒の粗
大化が生じ、強度、靭性を低下させ、ベルトの変形も大
きくなる。したがって、固溶化処理は800〜880℃
で0.5〜2hrの処理とする。
固溶の金属間化合物が残り、強度と靭性が低下する。逆
に880℃超、2hr超ではいずれの場合も結晶粒の粗
大化が生じ、強度、靭性を低下させ、ベルトの変形も大
きくなる。したがって、固溶化処理は800〜880℃
で0.5〜2hrの処理とする。
なお、この処理は、冷間加工による肉厚減少率が80%
以下なら省略することができる。この処理を省略した場
合、窒化処理条件が若干変化するが、その場合にあって
も本発明範囲内の条件で処理が可能である。
以下なら省略することができる。この処理を省略した場
合、窒化処理条件が若干変化するが、その場合にあって
も本発明範囲内の条件で処理が可能である。
(B)時効処理
420℃未満、lhr未満ではいずれの場合も十分な析
出強化()(V≧500)を得ることができない。逆に
520℃超、10hr超ではいずれの場合も過時効とな
り、強度がかえって低下する。
出強化()(V≧500)を得ることができない。逆に
520℃超、10hr超ではいずれの場合も過時効とな
り、強度がかえって低下する。
したがって時効処理は420〜520℃で1〜10時間
の処理とする。
の処理とする。
なお、後で行う窒化処理が、この時効処理を満足する条
件で実施されるならば、この時効処理を省略することが
できる。
件で実施されるならば、この時効処理を省略することが
できる。
(C)窒化処理
第2図に示すような断面硬度分布は通常のガス窒化では
得られず、単純なイオン窒化でも得られない。このよう
な断面硬度分布を得るには、脆化層の形成を抑えるため
に比較的低温でイオン窒化処理を行った後、更に拡散処
理を行うことが必要となる。1回のこの組合せ処理で必
要な窒化層深さが得られないときは、複数回繰り返すが
、通常は3回で十分となる。
得られず、単純なイオン窒化でも得られない。このよう
な断面硬度分布を得るには、脆化層の形成を抑えるため
に比較的低温でイオン窒化処理を行った後、更に拡散処
理を行うことが必要となる。1回のこの組合せ処理で必
要な窒化層深さが得られないときは、複数回繰り返すが
、通常は3回で十分となる。
イオン窒化処理はN、: 1〜6To r r、Hz:
1〜6To r rを含む真空中で行う。N2は窒化に
必要で、ITorr未満では十分な窒化層が形成されず
、6To r r超では脆化層の形成がさけられない。
1〜6To r rを含む真空中で行う。N2は窒化に
必要で、ITorr未満では十分な窒化層が形成されず
、6To r r超では脆化層の形成がさけられない。
N2はグロー放電の安定のために必要で、ITOrr未
満では安定したがグロー放電が得られず、6To r
r超では特性が平衡する。
満では安定したがグロー放電が得られず、6To r
r超では特性が平衡する。
なお、N 2 / Hを比は基本的に1/1であるが、
脆化層の形成防止には171〜4が好ましい。
脆化層の形成防止には171〜4が好ましい。
イオン窒化処理における処理温度および処理時間は40
0〜b 0℃未満、5分未満ではいずれの場合も窒化が不十分で
、十分な窒化層厚さが得られない。逆に500℃超、2
0分超ではいずれの場合も表面硬度がHvが860を超
え、脆化層が形成される。
0〜b 0℃未満、5分未満ではいずれの場合も窒化が不十分で
、十分な窒化層厚さが得られない。逆に500℃超、2
0分超ではいずれの場合も表面硬度がHvが860を超
え、脆化層が形成される。
イオン窒化処理に続く拡散処理はN2 :1〜6Tor
rを含む真空中で行い、通常はイオン窒化処理を行った
装置でN2の供給を止め、N2のみを供給してグロー放
電を継続することにより行う。
rを含む真空中で行い、通常はイオン窒化処理を行った
装置でN2の供給を止め、N2のみを供給してグロー放
電を継続することにより行う。
N2はグロー放電を安定させるために必要で、ITor
r未満ではグロー放電が不安定となり、6Torr超で
は特性が平衡する。
r未満ではグロー放電が不安定となり、6Torr超で
は特性が平衡する。
拡散処理における処理温度および処理時間は400〜b
満、5分未満ではいずれの場合も拡散が不足し、最終的
に表面硬度Hvが860を超えるか窒化層厚さが不足分
となる。逆に500℃超、20分超ではいずれの場合も
表面硬度Hvが780未満となるか、窒化厚さが過大と
なって曲げ歪で破壊を生じる。
に表面硬度Hvが860を超えるか窒化層厚さが不足分
となる。逆に500℃超、20分超ではいずれの場合も
表面硬度Hvが780未満となるか、窒化厚さが過大と
なって曲げ歪で破壊を生じる。
次に実施例を説明する。
第1表にA−Hで示す本発明範囲内の鋼、および■〜O
で示す本発明範囲外の鋼を真空誘導溶解と高真空アーク
再溶解とにより各500 kg造塊した。その後、得ら
れた各鋼塊を熱間押出にて継目無鋼管とし、しかる後、
スピニング加工で肉厚0゜18〜0.5fl、内径10
0〜250酊のベルト用薄肉素管とした。肉厚が0.1
8nに達しな0ものは更にベルト圧延により肉厚を0.
18gmまで減少させた。
で示す本発明範囲外の鋼を真空誘導溶解と高真空アーク
再溶解とにより各500 kg造塊した。その後、得ら
れた各鋼塊を熱間押出にて継目無鋼管とし、しかる後、
スピニング加工で肉厚0゜18〜0.5fl、内径10
0〜250酊のベルト用薄肉素管とした。肉厚が0.1
8nに達しな0ものは更にベルト圧延により肉厚を0.
18gmまで減少させた。
そして、得られた各素管より幅101mのベルトを切り
出し、これに第2表に示す条件で固溶処理を行い、必要
に応じ時効処理を行った後、窒化処理としてイオン窒化
と拡散との組合せを1〜3回行った。一部のベルトにつ
いては比較のためNH3ガス+50%RXガスで通常の
ガス窒化処理を行った。
出し、これに第2表に示す条件で固溶処理を行い、必要
に応じ時効処理を行った後、窒化処理としてイオン窒化
と拡散との組合せを1〜3回行った。一部のベルトにつ
いては比較のためNH3ガス+50%RXガスで通常の
ガス窒化処理を行った。
処理後のベルトについて表面割れの有無、断面硬度分布
、疲労強度を調査した。その結果を第3表に示す。
、疲労強度を調査した。その結果を第3表に示す。
表面割れは脆化層の有無および加工性の指標となるもの
で、D=15t(D:曲げ棒直径、t:ベルト肉厚)の
丸棒にベルトを巻きつけ、180℃曲げた際の表面割れ
の有無で判定し、割れが生じたものについては疲労試験
を省略した。
で、D=15t(D:曲げ棒直径、t:ベルト肉厚)の
丸棒にベルトを巻きつけ、180℃曲げた際の表面割れ
の有無で判定し、割れが生じたものについては疲労試験
を省略した。
硬度分布については表面硬度、窒化層深さ、中心部硬度
を測定し、耐久性を確保する上で必要な条件は第2図に
示されるように表面硬度がHv780〜860、窒化層
深さが20〜40μm、中心部硬度がHv500〜65
0である。
を測定し、耐久性を確保する上で必要な条件は第2図に
示されるように表面硬度がHv780〜860、窒化層
深さが20〜40μm、中心部硬度がHv500〜65
0である。
疲労強度はベルトをプーリーに収め、これを回転させて
一定の曲げ応力(片振、2〜50 kg f / mm
2)下で繰り返し曲げを行い、その限界回数Nで評価し
、N≧107を合格とした。
一定の曲げ応力(片振、2〜50 kg f / mm
2)下で繰り返し曲げを行い、その限界回数Nで評価し
、N≧107を合格とした。
第2表及び第3表において、慮1〜11は成1分組成が
本発明範囲内のmA−Hをベルトに加工後、本発明範囲
内の条件で熱処理した本発明例である。
本発明範囲内のmA−Hをベルトに加工後、本発明範囲
内の条件で熱処理した本発明例である。
いずれにおいても表面割れは生じず、脆化層は形成され
ていない。ヘルド断面の硬度分布についても、表面硬度
はHv780〜860、窒化層深さは20〜40μm、
中心部硬度はHv500〜650の各範囲内にあり、第
2図に示す目標硬度分布を満足している。疲労強度はい
ずれも合格ラインであるNlXlO7を超えている。
ていない。ヘルド断面の硬度分布についても、表面硬度
はHv780〜860、窒化層深さは20〜40μm、
中心部硬度はHv500〜650の各範囲内にあり、第
2図に示す目標硬度分布を満足している。疲労強度はい
ずれも合格ラインであるNlXlO7を超えている。
隘12〜19は成分組成が本発明範囲内の鋼A。
Eをベルトに加工後、本発明範囲外の条件で熱処5理し
た比較例である。
た比較例である。
11h12においては固溶化処理での処理温度が高すぎ
、かつ窒化処理での処理温度が高すぎるため、表面硬度
が過大で表面割れを生じ、疲労強度も十分でない。患1
3においては窒化処理温度や時間が不足するため、表面
硬度、窒化層深さおよび中心部硬度が不足し、疲労強度
も十分でない。階14においては窒化処理時間、温度が
過剰なため、脆化層を生じている。1lh15において
はイオン窒化でN2が過剰なため脆化を生じ、阻16に
おいてはイオン窒化でN2が不足しているため窒化が進
行していない。隘17においては時効処理温度が低すぎ
るために中心部硬度が十分でなく疲労強度も不足してい
る。隘18においては時効処理温度時間が過剰なため中
心部硬度が低ずぎ、また表面硬度が高すぎるために表面
割れを生じている。
、かつ窒化処理での処理温度が高すぎるため、表面硬度
が過大で表面割れを生じ、疲労強度も十分でない。患1
3においては窒化処理温度や時間が不足するため、表面
硬度、窒化層深さおよび中心部硬度が不足し、疲労強度
も十分でない。階14においては窒化処理時間、温度が
過剰なため、脆化層を生じている。1lh15において
はイオン窒化でN2が過剰なため脆化を生じ、阻16に
おいてはイオン窒化でN2が不足しているため窒化が進
行していない。隘17においては時効処理温度が低すぎ
るために中心部硬度が十分でなく疲労強度も不足してい
る。隘18においては時効処理温度時間が過剰なため中
心部硬度が低ずぎ、また表面硬度が高すぎるために表面
割れを生じている。
陽19においては固溶化処理温度が低すぎるため、強度
と靭性の低下を性し、表面割れおよび中心部硬度不足が
生じている。
と靭性の低下を性し、表面割れおよび中心部硬度不足が
生じている。
嵐20〜26は成分組成が本発明範囲外の鋼■〜0をベ
ルトに加工後、本発明範囲内の条件で熱処理した別の比
較例である。
ルトに加工後、本発明範囲内の条件で熱処理した別の比
較例である。
階20 (鋼■使用)においてはNiが不足し、All
が過多のため、表面割れを生じ疲労強度が低下している
。階21 (鋼J使用)においてはSおよびNiが過多
、Coが不足のため中心部硬度が不足し疲労強度も十分
でない。Th22([K使用)においてはCおよびco
が過多のため、硬化が進み、表面割れを生じ疲労強度も
十分でない。
が過多のため、表面割れを生じ疲労強度が低下している
。階21 (鋼J使用)においてはSおよびNiが過多
、Coが不足のため中心部硬度が不足し疲労強度も十分
でない。Th22([K使用)においてはCおよびco
が過多のため、硬化が進み、表面割れを生じ疲労強度も
十分でない。
階23 (綱り使用)においてはSiが過多、M。
およびTiが不足のため、中心部硬度が十分でなく疲労
強度も不足している。階24 (鋼M使用)においては
P、MoおよびTiが過多のため、中心部の硬化が進ん
でいる。lk25(mN使用)においてはMnおよびN
が過多のため、疲労強度が不足し、k26(NO使用)
においてはOが過多のため、やはり疲労強度が不足して
いる。
強度も不足している。階24 (鋼M使用)においては
P、MoおよびTiが過多のため、中心部の硬化が進ん
でいる。lk25(mN使用)においてはMnおよびN
が過多のため、疲労強度が不足し、k26(NO使用)
においてはOが過多のため、やはり疲労強度が不足して
いる。
階27は成分組成が本発明範囲外の汎用のマルエージ鋼
Nをベルトに加工後、窒化処理として通常のガス窒化処
理(NH3ガス+50%RXガス使用、520℃×20
0分)を実施した従来例である。
Nをベルトに加工後、窒化処理として通常のガス窒化処
理(NH3ガス+50%RXガス使用、520℃×20
0分)を実施した従来例である。
本発明例(隔1〜11)と比べると、表面割れを生じて
おり、硬度分布も目標から大きく外れ、疲労強度も著し
く低い。したがって、加工性は低く、材料強度、疲労強
度、耐摩耗性も著しく劣る。
おり、硬度分布も目標から大きく外れ、疲労強度も著し
く低い。したがって、加工性は低く、材料強度、疲労強
度、耐摩耗性も著しく劣る。
以上の説明から明らかなように、本発明は継目無金属ベ
ルトに高度の加工性、材料強度、疲労強度および耐摩耗
性を付与するものであり、これらの特性について厳しい
性能が要求される例えば自動車の無段変速機用ヘルドの
製造に適用して、この種の変速機の耐久性向上、小型軽
量化等に多大の効果を奏するものである。
ルトに高度の加工性、材料強度、疲労強度および耐摩耗
性を付与するものであり、これらの特性について厳しい
性能が要求される例えば自動車の無段変速機用ヘルドの
製造に適用して、この種の変速機の耐久性向上、小型軽
量化等に多大の効果を奏するものである。
第1図は鋼中N量とC系清浄度との関係を示すグラフ、
第2図は耐久性確保に必要なベルト断面硬度分布を示す
グラフである。 第1 図 鋼中N量 (wtZ) 第 2 図 表面からの距離 (μm)
第2図は耐久性確保に必要なベルト断面硬度分布を示す
グラフである。 第1 図 鋼中N量 (wtZ) 第 2 図 表面からの距離 (μm)
Claims (2)
- (1)重量%でC:0.01%以下、Si:0.05%
以下、Mn:0.05%以下、P:0.01%以下、S
:0.01%以下、Ni:16〜19%、Co:8〜1
5%、Mo:3〜6%、Ti:0.3〜1.2%、Al
:0.15%以下、N:0.002%以下、O:0.0
015%以下を含み残部が実質的にFeよりなる継目無
金属ベルト。 - (2)重量%でC:0.01%以下、Si:0.05%
以下、Mn:0.05%以下、P:0.01%以下、S
:0.01%以下、Ni:16〜19%、Co:8〜1
5%、Mo:3〜6%、Ti:0.3〜1.2%、Al
:0.15%以下、N:0.002%以下、O:0.0
015%以下を含み残部実質的にFeよりなる継目無鋼
管を金属ベルトに冷間で加工し、その後800〜880
℃で0.5〜2hrの固溶化処理を行った後、必要によ
り420〜520℃で1〜6hrの時効処理を行い、し
かる後N_2:1〜6Torr、H_2:1〜6Tor
rを含む真空中での400〜500℃×5〜20分のイ
オン窒化処理と、これに続くH_2:1〜6Torrを
含む真空中での400〜500℃×5〜20分の拡散処
理との組合せを1回または複数回繰り返すことを特徴と
する継目無金属ベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30048187A JPH01142053A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 継目無金属ベルト及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30048187A JPH01142053A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 継目無金属ベルト及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01142053A true JPH01142053A (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=17885322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30048187A Pending JPH01142053A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 継目無金属ベルト及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01142053A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005534808A (ja) * | 2002-07-29 | 2005-11-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | マルエージング鋼のプラズマ窒化、このようなマルエージング鋼から製作される電気シェーバ用のシェーバキャップ及び切断装置、並びに電気シェーバ |
JP2005534445A (ja) * | 2002-08-02 | 2005-11-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気シェーバー用耐摩耗ステンレス製切断素子、電気シェーバー及びその切断素子を製作する方法 |
CN109371212A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-02-22 | 常州大学 | 一种大变形增强快速离子渗氮方法 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP30048187A patent/JPH01142053A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005534808A (ja) * | 2002-07-29 | 2005-11-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | マルエージング鋼のプラズマ窒化、このようなマルエージング鋼から製作される電気シェーバ用のシェーバキャップ及び切断装置、並びに電気シェーバ |
JP2005534445A (ja) * | 2002-08-02 | 2005-11-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気シェーバー用耐摩耗ステンレス製切断素子、電気シェーバー及びその切断素子を製作する方法 |
JP4729305B2 (ja) * | 2002-08-02 | 2011-07-20 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気シェーバー用切断素子及び電気シェーバー |
CN109371212A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-02-22 | 常州大学 | 一种大变形增强快速离子渗氮方法 |
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