JPH01142031A - 金属ストリップの熱処理炉 - Google Patents

金属ストリップの熱処理炉

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Publication number
JPH01142031A
JPH01142031A JP30108587A JP30108587A JPH01142031A JP H01142031 A JPH01142031 A JP H01142031A JP 30108587 A JP30108587 A JP 30108587A JP 30108587 A JP30108587 A JP 30108587A JP H01142031 A JPH01142031 A JP H01142031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
metal strip
width direction
heat
strip
Prior art date
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Pending
Application number
JP30108587A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ono
隆司 小野
Hidekazu Yamazaki
秀和 山崎
Setsuya Morino
森野 節也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP30108587A priority Critical patent/JPH01142031A/ja
Publication of JPH01142031A publication Critical patent/JPH01142031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この発明は加熱帯、均熱帯、冷
却帯を備え、金属ストリップを上記各帯の順に通過させ
、金属ストリップに熱処理を施すようにしている金属ス
トリップの熱処理炉に関するものである。
(従来の技術) 加熱帯から均熱帯に至ったストリップ
は両端の温度が中央部より高い。製品の品質向上の為に
はこれを早く均一にする必要がある。
従来均熱帯においては通過する金属ストリップの巾の方
向に複数のヒータを設け、それらの電力比を制御するこ
とにより、ストリップ巾方向の温度の均一化を図った。
すなわち、第6図に示すように、炉体1の床面にヒータ
2.2a、 2bを設け、これの熱量を制御することに
より実施していた。なお炉体1内のローラ4上を通過す
る金属ストリップ3の上方には、その中央部、両端部近
傍の温度を検出するための熱電対等の温度センサ5.5
a、5bを設けて均熱帯に入るストリップ3の巾方向温
度分布を検出し、ヒータの熱制御をしている。このよう
な構成によると修正の為の設備と修正の為の電力量を必
要とする問題点がある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従
来の問題点を除き、均熱帯の前段においてストリップの
巾方向の温度が移動過程において修正されるようにした
金属ストリップの熱処理炉を提供しようとするものであ
る。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) この発明は前記請求の
範囲記載の通りの手段を請じたものであってその作用は
次の通りである。
(作用) 均熱帯の一部を構成しかつ加熱帯の近くにあ
る修正部にあっては、金属ストリップの両側端に近い側
壁からの熱放散と上、下壁からの熱放散とに差が生じ、
金属ストリップの巾方向の温度分布が、均熱帯のこの修
正部で修正され、巾方向に均一な温度分布が達成される
。均熱帯の残りの部分を構成する均熱部では、上記のよ
うな壁面からの熱放散の差を考慮する必要がなく、巾方
向の均一温度分布は何らの付加技術を必要とする事なく
充分に断熱して全体として僅かな熱損失でもって金属ス
トリップの熱処理を行う。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明
する。第1図において、6は熱処理炉で、左から順に加
熱帯7、均熱帯8、冷却帯9からなる。10は炉6内で
ローラ11上を左から右に移動する金属ストリップであ
る。均熱帯8はさらに加熱帯7に近い修正部12と残り
の部分を構成する均熱部13とからなる。修正部12の
断面を示す第4図において、14.15はストリップ1
00両側端に近い側壁、16.17は上、下壁である。
上記四面の壁は何れも熱伝導率の小さいマイクロサーム
等の良断熱材で構成している。しかしながら、側壁14
.15は上、下壁16.17より薄く構成してあり、側
壁14.15からの熱放散は、上、下壁16. 17か
らのものより大きくなるようにしている。18は下壁1
7の上に設置した均熱帯の温度維持用の加熱装置で、各
個に電力比をコントロール出来るように構成した複数の
ヒータからなる。次に均熱部13の断面を示す第5図に
おいて、19.20は側壁、21.22は上、下壁で、
これらは何れも前記マイクロサーム等の良断熱材で同じ
厚さに構成されており、何れの壁からの熱放散も等しく
かつ小さくなるようにしている。
上記構成のものにあっては、金属ストリップ10が炉6
の左から右に移動する。この時、加熱帯7、均熱帯8、
冷却帯9における金属ストリップ10の温度は、第。図
−曲線部分、3.24.2.。よう3.変化する(実線
は幅方向中間部、破線は両側端部を夫々示す)。均熱帯
8での平均温度は均熱帯8全体にわたり例えば800℃
程度の事実上の一定値となっている。しかしながら、修
正部12に入った直後の金属ストリップlOの巾方向の
温度は第3図の曲線26に示すように、゛中央部が低く
両側端が高い分布となっており、温度差へTは例えば4
0〜50℃程度である。修正部12では、金属ストリッ
プlOの両側端部27.28からは、側壁14.15を
通して相対的に大きな熱放散が生じる。゛これに対して
、中央部29からは、上、下壁16.17を通して、僅
かな熱放散しか生じない。この結果、ストリップ1oが
修正部12を移動するにつれて、第6図に示すような巾
方向の温度分布は修正され、次第に巾方向により平坦な
分布に変化する。実施目的から、11正部12の長さは
、修正部12の終端において巾方向に実質的に均一な温
度分布が得られるように定めである。
したがって、修正部!2を出て均熱部13に入ったスト
リップ10の巾方向の温度分布は丁度均一化されてしま
った状態になっている。均熱部13では、全体として断
熱性が良好であり、僅かな熱放散があっても、それに差
異のない壁19.20.2k 22により取り囲まれて
いるために、巾方向の均一な温度分布は、金属ストリッ
プ10の移動に際してそのまま維持される。
なお金属ストリップ10の巾の変化が大きい場合等のた
めに、加熱装置18におけるストリップ10の幅方向の
個々のヒータの電力制御を補助的に行い、丁度修正部1
2の出口において均一な巾方向温度分布が得られるよう
に調整するようにしてもよい。
上記の実施例では、修正部12における炉壁からの熱放
散の差異を、同一材質の厚さの差異により実現した。し
かしながら、熱放散の差異は、壁14.15.16.1
7の厚さを等しくし、壁14.15に壁16.17のも
のより熱伝導率の大きい材質を用いることにより実現し
てもよい。
さらに、上記実施例では、金属ストリップ10の両側端
部27.28の温度が中央部29よりも高い分布を対象
とした。しかしながら、逆に中央部29の温度が高いよ
うな巾方向の温度分布を持つ金属ストリップに対しては
、上、下壁16.17からの熱放散を側壁14.15か
らのものより大きくすることにより、その金属ストリッ
プの巾方向の温度分布を同様に修正し、巾方向に均一な
温度分布を実現することが出来る。
(発明の効果〉 以上のように本発明にあっては、均熱
帯8における加熱帯7に近い修正部12において、両側
壁14.15の熱放散と、上、下壁16.17の熱放散
とが相互に異なり金属ストリップlOの巾方向の温度分
布が均一に修正されるように構成しである。したがって
、両側端部27.28で比較的温度が高く中央部29で
比較的温度の低い温度分布を持った金属ストリップ10
が加熱帯7から均熱帯80入口に近い修正部12に入る
と、そこで金属ストリップlOは温度分布を均一化する
ような熱放散効果を受け、或は上記温度分布が逆の状態
であっても、修正部分12を通過した後には、金属スト
リップ10の巾方向に温度差のある分布が修正されて均
一になるという優れた効果がある。このように均熱帯8
における入口に近い僅かな修正部12において、金属ス
トリップ10の巾方向の温度分布が均一に修正されてし
まうと、均熱帯8における残りの均熱部13にあっては
、均一な温度分布維持のために金属ストリップ10の巾
方向の温度分布に刻する技術的配慮が全く不要となり、
構造の点でも、また稼働時の操作も全く簡易になる特長
がある。さらに均熱部13において、上、下壁21.2
2も両側壁19.20も共に熱放散の少ない構成(断熱
効果の高い構成)にして、省エネルギー効果を高め、も
って均熱帯8での熱効率を向上し得る効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、 第1図は熱処理炉の縦断面図、第2図は第1図の熱処理
炉の長手方向に沿うストリップの温度変化を示す図、第
3図は金属ストリップの巾方向の温度分布の図、第4図
は第1図におけるIV−IV断面図、第5図は第1図に
おける■−■断面図、第6図は従来の熱処理炉における
均熱帯の断面図である。 7・・・加熱帯、   8・・・均熱帯、9・・・冷却
帯、   10・・・金属ストリップ、6φ・φ熱処理
炉、  12・・・修正部、27.28・・・側端部、
29・・・中央部、14.15・・・側壁、  16.
17・・・上、下壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  加熱帯、均熱帯、冷却帯を備え、金属ストリップを上
    記加熱帯、均熱帯、冷却帯の順に通して熱処理するよう
    にしてある熱処理炉において、上記均熱帯における上記
    加熱帯に近い修正部にあっては、上記均熱帯を通過する
    金属ストリップの両側端部と中央部の温度差が修正でき
    るように上記両側端部に対向する均熱帯の両側壁の構成
    と上、下壁の構成とを熱放散の大きさが異なるようにし
    たことを特徴とする金属ストリップの熱処理炉。
JP30108587A 1987-11-27 1987-11-27 金属ストリップの熱処理炉 Pending JPH01142031A (ja)

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