JPH01141732A - ハニカム状成形体の端面封止方法 - Google Patents
ハニカム状成形体の端面封止方法Info
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- JPH01141732A JPH01141732A JP62299833A JP29983387A JPH01141732A JP H01141732 A JPH01141732 A JP H01141732A JP 62299833 A JP62299833 A JP 62299833A JP 29983387 A JP29983387 A JP 29983387A JP H01141732 A JPH01141732 A JP H01141732A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B11/00—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
- B28B11/003—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles the shaping of preshaped articles, e.g. by bending
- B28B11/006—Making hollow articles or partly closed articles
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はハニカム状成形体の端面の封市方法に関し、更
に詳しくは、可塑性を有する薄膜成形体を用いて容易か
つ確実に前記端面を封止することができる封止方法に関
する。
に詳しくは、可塑性を有する薄膜成形体を用いて容易か
つ確実に前記端面を封止することができる封止方法に関
する。
(従来の技術)
多孔質の薄い隔壁を介して蜂の巣状に連なる多数の断面
四角形状や三角形状等の貫通孔を有し、該多数の貫通孔
の一方の端面を例えば縦横−つおきに封止し、この封止
した貫通孔に隣接している貫通孔の他端面を封止した焼
結体より成るハニカムフィルタは、自動車のディーゼル
エンジンを初めとして各種燃焼機器の排ガス中に含まれ
る微粒炭素を吸着して浄化する排ガス浄化装置として知
られている。
四角形状や三角形状等の貫通孔を有し、該多数の貫通孔
の一方の端面を例えば縦横−つおきに封止し、この封止
した貫通孔に隣接している貫通孔の他端面を封止した焼
結体より成るハニカムフィルタは、自動車のディーゼル
エンジンを初めとして各種燃焼機器の排ガス中に含まれ
る微粒炭素を吸着して浄化する排ガス浄化装置として知
られている。
かかるハニカムフィルタは、コージェライト、アルミナ
等の酸化物、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の炭化物や窒化
物の微粉末に粘土あるいは有機質の粘結材を加え、しか
る後、押出し成形法やパイプ結束法等の常法によりハニ
カム状成形体を形成し、次に、該ハニカム状成形体の両
端面を例えば縦横−つおきに封止し所謂市松模様を形成
し、そして、所定条件下において焼成し成形される。
等の酸化物、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の炭化物や窒化
物の微粉末に粘土あるいは有機質の粘結材を加え、しか
る後、押出し成形法やパイプ結束法等の常法によりハニ
カム状成形体を形成し、次に、該ハニカム状成形体の両
端面を例えば縦横−つおきに封止し所謂市松模様を形成
し、そして、所定条件下において焼成し成形される。
このなかで、従来行なわれているハニカム状成形体の端
面を例えば縦横−つおきに封止する方法には、ハニカム
状成形体の片面に粘着性樹脂を含浸させたフィルムを貼
りつけ、次に市松模様となるように封じたい貫通孔にあ
わせ針でフィルムに穴をあけ、この穴あけしたハニカム
状成形体の端面をスラリー状封止材をいれた容器の中に
浸漬しバイブレータ−で振動を与え貫通孔内に封止材を
導入するという工程を両端面において行ない、所定条件
で該封止材を硬化させた後フィルムをはがすという方法
、あるいは、ハニカム状成形体の一端面をスラリー中に
浸漬して、その全端面を封止した後他端面から縦横−つ
おきの貫通孔にそれぞれ圧搾空気を送り込み一端面に形
成された封止部を開口し、しかる後、他端面会体を薄膜
で被覆した後一端面全体から圧搾空気を送り込んで一端
面において開口している貫通孔の他端面の薄膜を開1さ
せ、該他端面を前記と同様にスラリー中に浸漬し、薄膜
を圧搾空気によって開口させた貫通孔の他端面を封止し
焼成する方法等がある。
面を例えば縦横−つおきに封止する方法には、ハニカム
状成形体の片面に粘着性樹脂を含浸させたフィルムを貼
りつけ、次に市松模様となるように封じたい貫通孔にあ
わせ針でフィルムに穴をあけ、この穴あけしたハニカム
状成形体の端面をスラリー状封止材をいれた容器の中に
浸漬しバイブレータ−で振動を与え貫通孔内に封止材を
導入するという工程を両端面において行ない、所定条件
で該封止材を硬化させた後フィルムをはがすという方法
、あるいは、ハニカム状成形体の一端面をスラリー中に
浸漬して、その全端面を封止した後他端面から縦横−つ
おきの貫通孔にそれぞれ圧搾空気を送り込み一端面に形
成された封止部を開口し、しかる後、他端面会体を薄膜
で被覆した後一端面全体から圧搾空気を送り込んで一端
面において開口している貫通孔の他端面の薄膜を開1さ
せ、該他端面を前記と同様にスラリー中に浸漬し、薄膜
を圧搾空気によって開口させた貫通孔の他端面を封止し
焼成する方法等がある。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記した従来の方法は、いずれも、封止
材をスラリー状にする必要があるため、手間がかかり、
また、封止したい貫通孔にスラリー状の封止材を導入し
た場合の封IE材の有する厚みは各貫通孔毎に異なって
しまい一定ではない。そのため、特に、封止材の厚みが
薄い場合には、封止部を形成した後のハニカム状成形体
の強度が劣ることになり、また、封11:材の耐熱性も
劣ることになり、その結果、隔壁に付着した微粒炭素を
燃焼除去するために加熱した場合などに熱衝撃破壊して
しまうという問題がある。
材をスラリー状にする必要があるため、手間がかかり、
また、封止したい貫通孔にスラリー状の封止材を導入し
た場合の封IE材の有する厚みは各貫通孔毎に異なって
しまい一定ではない。そのため、特に、封止材の厚みが
薄い場合には、封止部を形成した後のハニカム状成形体
の強度が劣ることになり、また、封11:材の耐熱性も
劣ることになり、その結果、隔壁に付着した微粒炭素を
燃焼除去するために加熱した場合などに熱衝撃破壊して
しまうという問題がある。
さらに、通常、封止材は、多孔質の隔壁を通過しない流
体がそのまま成形体外へ流出することがないように貫通
孔端面を密封する・ように充填されていることが条件と
されるが、上記したスラリー状の封止材により封止する
場合には、隔壁と封止材との間に隙間が生じてしまう場
合があり、その場合には流体を完全にろ過することがで
きないという問題がある。
体がそのまま成形体外へ流出することがないように貫通
孔端面を密封する・ように充填されていることが条件と
されるが、上記したスラリー状の封止材により封止する
場合には、隔壁と封止材との間に隙間が生じてしまう場
合があり、その場合には流体を完全にろ過することがで
きないという問題がある。
本発明は、上記した問題点を解消し、ハニカム状成形体
の端面を確実に封止し、しかもその作業も容易に行なう
ことができる封止方法を提供することを目的とする。
の端面を確実に封止し、しかもその作業も容易に行なう
ことができる封止方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明のハニカム状成形体の端面封止方法は。
薄い隔壁を隔てて軸方向に多数の貫通孔が隣接している
ハニカム状成形体の多数の貫通孔の端面を封止する方法
であって、開口部となる貫通孔の端面をマスク材により
閉塞した後、ハニカム状成形体の端面全体を可塑性を有
する薄III成形体により被覆し、次いで、該薄膜成形
体上面全体を加圧具で加圧することにより封止部となる
貫通孔の端面に前記可塑性薄S成形体を仮圧入し、しか
る後、前記マスク材を前記マスク材を被覆している部分
の薄膜成形体とともに取り除き、さらに、ハニカム状成
形体の端面全体を加圧具により直接平面加圧し前記薄膜
成形体を前記貫通孔端面に圧入することを特徴とする。
ハニカム状成形体の多数の貫通孔の端面を封止する方法
であって、開口部となる貫通孔の端面をマスク材により
閉塞した後、ハニカム状成形体の端面全体を可塑性を有
する薄III成形体により被覆し、次いで、該薄膜成形
体上面全体を加圧具で加圧することにより封止部となる
貫通孔の端面に前記可塑性薄S成形体を仮圧入し、しか
る後、前記マスク材を前記マスク材を被覆している部分
の薄膜成形体とともに取り除き、さらに、ハニカム状成
形体の端面全体を加圧具により直接平面加圧し前記薄膜
成形体を前記貫通孔端面に圧入することを特徴とする。
以下、図面に基づき本発明の封11:方法を更に詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、ハニカム状成形体の一例を示す斜視図である
。第2図乃至第4図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第2図はマスク材を当接した状態を示す平面図であ
り、第3図は本実施例における端面を封止する工程を説
明するための断面模式図であり、第4図はハニカム状成
形体の端面を縦横−つおきに封止した状態を示す平面図
である。
。第2図乃至第4図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第2図はマスク材を当接した状態を示す平面図であ
り、第3図は本実施例における端面を封止する工程を説
明するための断面模式図であり、第4図はハニカム状成
形体の端面を縦横−つおきに封止した状態を示す平面図
である。
図中1は、本発明において基盤とする無機質原料によっ
て成形し蜂の巣状に多数の貫通孔を有するハニカム状成
形体を示し、このハニカム状成形体は、コージェライト
、アルミナ等の酸化物、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の炭
化物、窒化物の微粉末に粘土あるいは有機質の粘結剤を
加え、押出し成形法等の常法によって成形される。la
はハ二カム状成形体の一端面すなわち多数の貫通孔の一
端面を示し、ibは他端面を示す、2は本実施例の封I
J:方法に用いるマスク材を、3は可塑性を有する薄膜
成形体を示す。
て成形し蜂の巣状に多数の貫通孔を有するハニカム状成
形体を示し、このハニカム状成形体は、コージェライト
、アルミナ等の酸化物、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の炭
化物、窒化物の微粉末に粘土あるいは有機質の粘結剤を
加え、押出し成形法等の常法によって成形される。la
はハ二カム状成形体の一端面すなわち多数の貫通孔の一
端面を示し、ibは他端面を示す、2は本実施例の封I
J:方法に用いるマスク材を、3は可塑性を有する薄膜
成形体を示す。
本実施例においては、第2図に示すように、まず、一端
面1aにおいて、開口部となる貫通孔端面11a(斜線
部)に、次式; a<x≦a+b(式中、aはハニカム
状成形体の貫通孔の孔幅であり、bは隔壁の厚さである
。)で規定される幅Xを有し貫通孔11の横断面形状と
同形状のマスク材2を当接し、該貫通孔端面11aを閉
塞する。
面1aにおいて、開口部となる貫通孔端面11a(斜線
部)に、次式; a<x≦a+b(式中、aはハニカム
状成形体の貫通孔の孔幅であり、bは隔壁の厚さである
。)で規定される幅Xを有し貫通孔11の横断面形状と
同形状のマスク材2を当接し、該貫通孔端面11aを閉
塞する。
次に、第3図(1)に示すように、可塑性を有する薄膜
成形体3をマスク材?上面に積層するようにハニカム状
成形体の端面1a全体を被覆する。そして、ローラや油
圧プレス具等の加圧具4を用いて前記可塑性成形体3の
上面から加圧すれば、第3図(b)に示すように、封止
部となる貫通孔すなわち前記マスク材で閉塞されていな
い貫通孔の端面11bに前記薄膜成形体3の一部分3a
が仮圧入すなわちマスク材の厚み分yを残し;γ■記端
端面1bに圧入される。
成形体3をマスク材?上面に積層するようにハニカム状
成形体の端面1a全体を被覆する。そして、ローラや油
圧プレス具等の加圧具4を用いて前記可塑性成形体3の
上面から加圧すれば、第3図(b)に示すように、封止
部となる貫通孔すなわち前記マスク材で閉塞されていな
い貫通孔の端面11bに前記薄膜成形体3の一部分3a
が仮圧入すなわちマスク材の厚み分yを残し;γ■記端
端面1bに圧入される。
次に、マスク材2を取除くと、マスク材2を被覆してい
た部分の薄膜成形体3bが貫通孔に仮圧入されている部
分の薄膜成形体3aと分離し、マスク材2とともに取除
かれ、第3図(C)に示すような状態となる。そして、
第3図(d)に示すようにローラや平板等の加圧具4を
用いて、ハニカム状成形体の端面1a全体が平面となる
ように直接加圧すると、仮圧入されていた薄膜成形体3
aが貫通孔端面11aに完全に圧入され封止部を形成す
ることになる。
た部分の薄膜成形体3bが貫通孔に仮圧入されている部
分の薄膜成形体3aと分離し、マスク材2とともに取除
かれ、第3図(C)に示すような状態となる。そして、
第3図(d)に示すようにローラや平板等の加圧具4を
用いて、ハニカム状成形体の端面1a全体が平面となる
ように直接加圧すると、仮圧入されていた薄膜成形体3
aが貫通孔端面11aに完全に圧入され封止部を形成す
ることになる。
しかして、第4図に示すように多数の貫通孔の一端面1
aに封止材たる薄膜成形体3a(斜線部)が縦横−つお
きに圧入されることになる。
aに封止材たる薄膜成形体3a(斜線部)が縦横−つお
きに圧入されることになる。
さらに、同様の方法を施して多数の貫通孔の他端面上す
においても一端面において開口している各貫通孔11の
他端面を封止し他端面1bを縦横−つおきに封止するこ
とができる。
においても一端面において開口している各貫通孔11の
他端面を封止し他端面1bを縦横−つおきに封止するこ
とができる。
ここで、マスク材2は、上記したような大きさ並びに形
状を有し、アルミニウム、銅、塩化ビニール、ポリエチ
レン、硬質ゴムといった金属やプラスチックを材料とし
た厚さ10〜500−程度のものである。この場合厚す
ぎる場合には薄膜成形体を圧入し難くさせ、一方薄すぎ
る場合には加圧により破壊してしまうので上記した程度
が好ましい。
状を有し、アルミニウム、銅、塩化ビニール、ポリエチ
レン、硬質ゴムといった金属やプラスチックを材料とし
た厚さ10〜500−程度のものである。この場合厚す
ぎる場合には薄膜成形体を圧入し難くさせ、一方薄すぎ
る場合には加圧により破壊してしまうので上記した程度
が好ましい。
また、薄膜成形体3は、コージェライト、アルミナ、炭
化ケイ素、窒化ケイ素等を材料とし、押出し成形法やド
クターブレード法等により作製されたもので、可塑性を
有し、厚さ50μs〜21程度のものが好ましい、この
薄膜成形体は封1E材となるものであるため、あまり薄
い場合には、上記したように封止部を形成した後のハニ
カム状成形体の強度が劣ってしまい、厚すぎる場合には
、隔壁のろ過機能を阻害することになるからである。
化ケイ素、窒化ケイ素等を材料とし、押出し成形法やド
クターブレード法等により作製されたもので、可塑性を
有し、厚さ50μs〜21程度のものが好ましい、この
薄膜成形体は封1E材となるものであるため、あまり薄
い場合には、上記したように封止部を形成した後のハニ
カム状成形体の強度が劣ってしまい、厚すぎる場合には
、隔壁のろ過機能を阻害することになるからである。
第5図及び第6図は本発明の他の実施例を示し、第5図
は本実施例に用いるマスク材の平面図、第6図は、本実
施例における端面を封止する工程を説明するための図で
ある。
は本実施例に用いるマスク材の平面図、第6図は、本実
施例における端面を封止する工程を説明するための図で
ある。
本実施例においては、第6図に示す如く、まず、断面略
正方形の多数の貫通孔11を有するように成形されたハ
ニカム状成形体1の一端面すなわち多数の貫通孔の一端
面1a(第6図(a))に、次式;a<x≦a+b(式
中、aはハニカム状成形体の貫通孔の孔幅であり、bは
隔壁の厚さである。)で規定される幅Xを有する複数の
リボン2’aを貫通孔横断面形状と同形状の間隙を有す
るように、すなわち間隙2’bの形状が貫通孔横断面形
状と同じ略正方形となるように交叉させて成るマスク材
2′を、一端面1aに封止部となる任意の貫通孔端面1
1bと任意のマスク材間隙2’bとを合致せしめ第6図
(b)に示すように当接する。
正方形の多数の貫通孔11を有するように成形されたハ
ニカム状成形体1の一端面すなわち多数の貫通孔の一端
面1a(第6図(a))に、次式;a<x≦a+b(式
中、aはハニカム状成形体の貫通孔の孔幅であり、bは
隔壁の厚さである。)で規定される幅Xを有する複数の
リボン2’aを貫通孔横断面形状と同形状の間隙を有す
るように、すなわち間隙2’bの形状が貫通孔横断面形
状と同じ略正方形となるように交叉させて成るマスク材
2′を、一端面1aに封止部となる任意の貫通孔端面1
1bと任意のマスク材間隙2’bとを合致せしめ第6図
(b)に示すように当接する。
次に、当接したマスク材2゛の一ヒ面から上記した実施
例と同様に一端面1a全体を、例えば、コージェライト
、アルミナ、炭化・ケイ素、窒化ケイ素等を材料とし、
押出し成形法、ドクターブレード法等の常法により成形
した図示しない可塑性薄膜成形体により被覆し、次いで
、該薄膜成形体上面全体をローラや油圧プレス具等の加
圧具を用いて加圧し、開口している貫通孔の端面11b
に該端面に対応する部分の可塑性薄膜成形体を圧入する
。
例と同様に一端面1a全体を、例えば、コージェライト
、アルミナ、炭化・ケイ素、窒化ケイ素等を材料とし、
押出し成形法、ドクターブレード法等の常法により成形
した図示しない可塑性薄膜成形体により被覆し、次いで
、該薄膜成形体上面全体をローラや油圧プレス具等の加
圧具を用いて加圧し、開口している貫通孔の端面11b
に該端面に対応する部分の可塑性薄膜成形体を圧入する
。
そして、」:記したマスク材2′を取り除くと。
それに伴なって該マスク材2′を被覆している部分の薄
膜成形体も貫通孔に圧入されている部分の薄膜成形体か
ら切り離されてマスク材2″とともに取り除かれる。
膜成形体も貫通孔に圧入されている部分の薄膜成形体か
ら切り離されてマスク材2″とともに取り除かれる。
次に上記した実施例と同様に、ざらにローラあるいは平
板等の加圧具によりハニカム状成形体を直接平面加圧す
る。
板等の加圧具によりハニカム状成形体を直接平面加圧す
る。
しかる後、第6図(C)に示す矢印pi 、 P2方向
にマスク材2′を移動させ上記と同様に、封止部となる
貫通孔端面11bに封止材たる薄膜成形体を圧入する。
にマスク材2′を移動させ上記と同様に、封止部となる
貫通孔端面11bに封止材たる薄膜成形体を圧入する。
しかして、マスク材2゛を、当接していた一端面1aよ
り取りはずせば、第6図(d)に示す如く多数の貫通孔
の一端面1aに封止材たるS膜成形体(斜線部)が縦横
−つおきに封入されることになる。
り取りはずせば、第6図(d)に示す如く多数の貫通孔
の一端面1aに封止材たるS膜成形体(斜線部)が縦横
−つおきに封入されることになる。
さらに、同様の方法を施して多数の貫通孔の他端面1b
においても一端面において開口している各貫通孔11の
他端面を封止し他端面1bを縦横−つおきに封止するこ
とができる。
においても一端面において開口している各貫通孔11の
他端面を封止し他端面1bを縦横−つおきに封止するこ
とができる。
したがって、本実施例によれば、上記実施例と異なり、
開口部となる貫通孔を個別に閉塞しておく必要がなくな
り、作業効率が向上する。
開口部となる貫通孔を個別に閉塞しておく必要がなくな
り、作業効率が向上する。
なお、この場合のマスク材2′の移動方向、移動量並び
に移動順序は単なる一例に過ぎない。要は、封止したい
貫通孔端面11bにマスク材間隙2’bを合致せしめ封
止材たる薄膜成形体を圧入すればよいからである。
に移動順序は単なる一例に過ぎない。要は、封止したい
貫通孔端面11bにマスク材間隙2’bを合致せしめ封
止材たる薄膜成形体を圧入すればよいからである。
また、マスク材2°を構成しているリボン2’aは、上
記実施例と同様、金属やプラスチックを材料としリボン
状すなわち短ざ〈状に加工されたものである。
記実施例と同様、金属やプラスチックを材料としリボン
状すなわち短ざ〈状に加工されたものである。
さらに、上記した各実施例においては、貫通孔の形状が
略正方形のものを例示し説明したが、貫通孔の形状が長
方形や菱形といった四角形あるいは三角形の場合であっ
ても、マスク材の形状あるいはマスク材の有する間隙を
同形状とすれば本発明に係る封止方法を適用することが
できることはいうまでもない。
略正方形のものを例示し説明したが、貫通孔の形状が長
方形や菱形といった四角形あるいは三角形の場合であっ
ても、マスク材の形状あるいはマスク材の有する間隙を
同形状とすれば本発明に係る封止方法を適用することが
できることはいうまでもない。
[発明の効果]
以上説明したとおり、本発明のハニカム状成形体の端面
封止方法によれば、マスク材を介して可塑性を有する薄
膜成形体を封止材として圧入するのみで端面を封止する
ことができ、作業が容易であり、また、封止材の有する
厚みを一定にすることができ、しかも、封止材と隔壁と
の間に隙間が生じないように確実に貫通孔の端面を封止
することができる。
封止方法によれば、マスク材を介して可塑性を有する薄
膜成形体を封止材として圧入するのみで端面を封止する
ことができ、作業が容易であり、また、封止材の有する
厚みを一定にすることができ、しかも、封止材と隔壁と
の間に隙間が生じないように確実に貫通孔の端面を封止
することができる。
第1図は、ハニカム状成形体の一例を示す斜視図である
。第2図乃至第4図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第2図はマスク材を当接した状態を示す平面図であ
り、第3図は本実施例における端面を封止する工程を説
明するための断面襖弐図であり、第4図はハニカム状成
形体の端面を縦横−つおきに封止した状態を示す平面図
である。 第5図及び第6図は本発明の他の実施例を示し、第5図
は本実施例に用いるマスク材の平面図、第6図は、本実
施例における端面を封止する工程を説明するための図で
ある。 l−ハニカム状成形体、2,2′−マスク材、3−FI
膜成形体、4−加圧具、11−貫通孔。 第 11il 第211 114図 第 5!!I
。第2図乃至第4図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第2図はマスク材を当接した状態を示す平面図であ
り、第3図は本実施例における端面を封止する工程を説
明するための断面襖弐図であり、第4図はハニカム状成
形体の端面を縦横−つおきに封止した状態を示す平面図
である。 第5図及び第6図は本発明の他の実施例を示し、第5図
は本実施例に用いるマスク材の平面図、第6図は、本実
施例における端面を封止する工程を説明するための図で
ある。 l−ハニカム状成形体、2,2′−マスク材、3−FI
膜成形体、4−加圧具、11−貫通孔。 第 11il 第211 114図 第 5!!I
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 薄い隔壁を隔てて軸方向に多数の貫通孔が隣接している
ハニカム状成形体の多数の貫通孔の端面を封止する方法
であって、 開口部となる貫通孔の端面をマスク材により閉塞した後
、ハニカム状成形体の端面全体を可塑性を有する薄膜成
形体により被覆し、次いで、該薄膜成形体上面全体を加
圧具で加圧することにより封止部となる貫通孔の端面に
前記可塑性薄膜成形体を仮圧入し、しかる後、前記マス
ク材を前記マスク材を被覆している部分の薄膜成形体と
ともに取り除き、さらに、ハニカム状成形体の端面全体
を加圧具により直接平面加圧し前記薄膜成形体を前記貫
通孔端面に圧入することを特徴とするハニカム状成形体
の端面封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299833A JPH06104348B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ハニカム状成形体の端面封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299833A JPH06104348B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ハニカム状成形体の端面封止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01141732A true JPH01141732A (ja) | 1989-06-02 |
JPH06104348B2 JPH06104348B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=17877475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62299833A Expired - Lifetime JPH06104348B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ハニカム状成形体の端面封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104348B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020009853A1 (en) * | 2018-07-03 | 2020-01-09 | Corning Incorporated | Roller drum plugging of honeycomb bodies |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62299833A patent/JPH06104348B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020009853A1 (en) * | 2018-07-03 | 2020-01-09 | Corning Incorporated | Roller drum plugging of honeycomb bodies |
US11964440B2 (en) | 2018-07-03 | 2024-04-23 | Corning Incorporated | Roller drum plugging of honeycomb bodies |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06104348B2 (ja) | 1994-12-21 |
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