JPH01141552A - チョコレート菓子表面への模様現出方法 - Google Patents

チョコレート菓子表面への模様現出方法

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JPH01141552A
JPH01141552A JP62297457A JP29745787A JPH01141552A JP H01141552 A JPH01141552 A JP H01141552A JP 62297457 A JP62297457 A JP 62297457A JP 29745787 A JP29745787 A JP 29745787A JP H01141552 A JPH01141552 A JP H01141552A
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JP
Japan
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pattern
chocolate
chocolate confectionery
color
bloom phenomenon
Prior art date
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Pending
Application number
JP62297457A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kuno
尚 久野
Shigeyuki Motohashi
茂之 本橋
Masashi Kume
久米 正志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sokuhan Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sokuhan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sokuhan Co Ltd filed Critical Tokyo Sokuhan Co Ltd
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Publication of JPH01141552A publication Critical patent/JPH01141552A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチョコレート菓子、例えばチョコレートの表面
に色模様を現出させる方法に関する。
(従来の技術) チョコレート菓子表面に模様を現出させる方法として従
来より、該模様の相補的金型を製作し、該金型内に溶融
チョコレートを注入し、これを冷却、固定させた後、取
出すようにしている(例えば特開昭58−141748
号、実開昭58−132988号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来方法は極めて量産的である反面、少量生産には
適さない。
最近のように消費者が個性化や差別化を求めるようにな
ってくると、同じ模様をもつチョコレート等を多量に販
売することは困難であることから、多量の模様を現出で
きるようにして同一模様のものは少量ずつ販売したいと
いう要望が高くなってきた。
また、上記従来方法では、金型の凹凸のみで模様を現出
させるものであって、食品の色と異なる色で模様を現出
させることは困難であり、また、顔写真のような繊細な
模様を鮮明に現出させることは困難であるという問題点
があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような要望に応えるため、また上記のよ
うな問題点を解決するためになされたもので、本願第1
の発明はチョコレート菓子表面を選択的に加熱し、ファ
ツトブルーム現象によす色模様を現出させることを特徴
とするものである。
ごこでプアットブル・−・ム現象と(Jl、ココアバタ
ーを含有するチョコレート菓子等に熱を加えて融かすと
、これが再び固化する際にココアバターが不安定なα型
として再結晶し、白褐色を呈する現象をいう。
一般にファツトブルーム現象はチョコレート菓子の劣化
を示すもので、これを食する場合には口どけや舌ざわり
に微妙に影響するとともに白褐色の変化は見た目にも好
ましくない。しかるに本発明におけるファツトブルーム
現象は、第一に変色が製品の劣化としての不規則的なも
のでないこと、第二に7アツトブルーム現象の結果、口
どけや舌ざわりに微妙な影響があっても、変色による色
模様はチョコレート菓子のごく表面近傍のみに現出する
ため、これらの影響は小さいこと等により、本発明方法
によって模様を現出させたチョコレート菓子を食する際
に味覚上もしくはその他の面で重大な問題はないのであ
る。
本願に含まれる発明はすべて上記ファツトブルーム現象
を利用した模様現出方法を基本とするもので、前記第1
の発明方法のほか、チョコレート菓子の表面にココアバ
ターを含有する物質を塗布又は付着させ、該表面を加熱
し、7アツトブルーム現象により色模様を現出させる第
2の方法と、予め転写等により模様が描かれたスクリー
ンをチョコレート菓子表面より上方に配置し、該スクリ
ーンを透過して光を照射し、その先エネルギによる7ア
ツトブルーム現象により色模様を現出する第3の方法と
、予め微細な凹凸を設けたチョコレート菓子表面を選択
的に加熱し、7アツトブルーム現象により色模様を現出
する第4の方法とを含むものである。
なお、本明細書において、模様とは、絵、図柄、文字、
記号、イラスト、写真、人物や動物の顔や体を含む模様
等をいう。
(実施例) 以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明方法を実施するための装置の一例を示す
もので、1はXYテーブル、2は現出シようとする模様
2aを有するモデル、例えば写真、イラスト等、3はチ
ョコレート菓子、例えばチョコレートである。
モデル2とチョコレート3とは所定距離を隔ててXY子
テーブル上に並置される。4は光電変換可能な光センサ
、5は熱源たるレーザ発振器である。
光センサ4とレーザ発振器5との間には増巾器6、二値
化又は多値化回路7、パルス発生回路8及びレーザコン
トロール回路9がこの順に配置され℃いる。光センサ4
とレーザ発振器5とは所定長さのアーム10により一体
的に結合され、XYf −フル1の上方に固定されてい
る。
次に作用を説明する。
モデル2の模様2aの一点から発した反射光は光センサ
4にて受光され、光電変換された信号は増巾器6で増巾
されて二値化又は多値化回路7に入力される。二値化又
は多値化回路で層別された電気量はパルス発生回路8で
パルス化され、その信号はレーザコントロール回路9に
入力される。
レーザコントロール回路9では前記パルス信号に応じた
信号をレーザ発振器5に与えて発振周波数及びレーザパ
ワーを制御する。走査はXYテーブル1を第2図に示す
ように移動させることにより行なう。これによりモデル
2&の濃淡の度合いに応じた熱がチョコレート表面に加
わり、7アツトブルーム現象により、加熱された部分が
白描色に変り、茶褐色のチョコレート地色に対して色模
様が現出する。
加熱方法としては、特に微細な模様を現出させたい場合
には、前述のように、局所的加熱が行なえるl/−ザ光
線等を使用するのが好ましいが、その他、先端を加熱し
たプローブをチョコレート菓子の表面に接触させながら
任意に動かして模様を描くこともできる。
しかし、いずれの場合でも、加熱の際の温度制御は非常
に重要であり、加熱された部分が、チョコレートに含ま
れているココアバター等の融点に達しない場合には色模
様は殆んど現出しない。他方、ココアバター等の融点を
はるかに超えた高温度では、溶融部分が同化t″′ろ際
に一部に美観を損なう斑点状の模様が現出する場合があ
る。したがって加熱温度を微妙にフントロールするのが
好ましい。
次に7アツトブルーム現象による模様現出の態様を、第
3〜6図を参照してさらに詳L <説明する。本願第1
の発明によれば、第3図に示すように、例えば茶褐色地
色のチョコl/ −ト3の表面を選択的に、例えば菱形
を描くように加熱する。加熱された部分はファツトブル
ーム現、tKよって変色1.、白描色の菱形模様12が
現出する。本例の場合、チョコレートに含まれているコ
コアバターとその他の含有成分との比率等により、ファ
ツトブルーム現象による白描色の変色を起し易いものと
、そうでないものがあるため、適当な材質のものを選択
するのが良い。
次に、第4図は第2の発明による一例で、チョコレート
30表面に、ココアバターを含有する粉末状の物質を塗
布した後、該表面を三角形を描くよ5に加熱した場合を
示す。この場合にも加熱された部分が7アツトブルーム
現象により変色し、三角形の色模様を現出する。
ココアバターを含有する薄膜状の物質をチョコレート3
0表面に付着させた後、該表面を選択的に加熱した場合
にも同様な色模様を現出することができる。
次に、第5図は第3の発明による一例で模様14の描か
れたスクリーン15をチョコレート3の上方に配置し、
その上から平行光線16を照射した場合を示す。この場
合には模様14の描かれた部分は光を透過させないため
、模様14の真下のチョコレート表面は地色のままとな
り、その他の部分は光が透過するため、照射に基づ(7
アツトブルーム現象によりて白描色に変色する。したが
って第5図の場合は地色が色模様17となる。
スクリーン15は写真のネガフィルム又はポジフィルム
のようなもので良い。また、通常厳密な平行光線を得る
ことは困難であるが、完全な平行光線でな(ても、スク
リーン上の模様がチョコレート表面に現出されれば良い
次に第6図は、本願第4の発明による一例で、チョコレ
ートの表面に予め微細な凹凸18を設けておき、この表
面を選択的に、例えば三角形を描くように加熱した場合
を示す。この場合には加熱された部分は溶融して平滑化
され、さらに固化する際に7アツトブルーム現象によっ
て極めて明確な白描色の色模様19が現出する。微細な
凹凸としては3〜20 ”/程度が適当である。
m寞 (発明の効果) 以上述べたように、本願ficlの発明は、チョコレー
ト菓子の表面を選択的に加熱し、ファツトブルーム現象
により色模様を現出させるものであるから、従来の同一
模様付きチョコレート菓子の多量生産に必要とした金型
や成形型といつた高価な型を作る必要がないばかりか、
上記金型によっては現出不可能であった色模様を現出せ
しめることができ、多種模様の一模様少量生産に好適な
方法である。
また、本願第2の発明はチョコレート菓子の表面にフコ
アバターを含有する物質を塗布又は付着させ、該表面を
加熱し、ブアットブルーム現象により色模様を現出させ
る方法であるから、前記第1の発明の効果に加えてチョ
コレート菓子表面の地色とは異なる色を地色に持つ色模
様を現出させることができる。
また、本願筒3の発明は予め転写等により模様が描かれ
たスクリーンをチョコレート菓子表面の上方に配置1.
、該スクリーンを透過して光を照射し、その光エネルギ
によるファツトブルーム現象により色模様を現出させる
方法であるから、前記第1の発明の効果に加えて、例え
ば人の顔等の繊細な模様でも鮮明に現出させることがで
きる。
また、本願筒4の発明は、予め微細な凹凸を設けたチョ
コレート菓子表面を選択的に加熱し、7アツトブルーム
現象により色模様を現出させる方法であるから、前記第
1の発明の効果に加えて、変色した平滑面による美麗な
模様を現出させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための装置の一例を示
す斜視図及びブロック図、第2因は走査方法の説明図、
第3図は本願筒1の発明により模様が現出したチョコレ
ートを示す斜視図、第4図(イ)は本願筒2の発明によ
り模様が現出したチョコレートを示す斜視図、第4図←
)は同図(イ)のA−A断面図、第5図は本願筒3の発
明の方法及び模様が現出したチョコレート等を示す斜視
図、第6図(イ)は本願IE4の発明により模様が現出
したチョコレートの斜視図、第6図侠)は同図0)のB
−8断面図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チョコレート菓子の表面を選択的に加熱し、フア
    ットブルーム現象により色模様を現出させることを特徴
    とするチョコレート菓子表面への模様現出方法。
  2. (2)チョコレート菓子の表面にココアバターを含有す
    る物質を塗布又は付着させ、該表面を加熱し、フアット
    ブルーム現象により色模様を現出させることを特徴とす
    るチョコレート菓子表面への模様現出方法。
  3. (3)ココアバターを含有する物質が粉末状のものであ
    る特許請求の範囲第2項記載のチョコレート菓子表面へ
    の模様現出方法。
  4. (4)ココアバターを含有する物質が薄膜状のものであ
    る特許請求の範囲第2項記載のチョコレート菓子表面へ
    の模様現出方法。
  5. (5)予め転写等により模様が描かれたスクリーンをチ
    ョコレート菓子表面上に配置し、該スクリーンを透過し
    て光を照射し、その光エネルギによるフアットブルーム
    現象により色模様を現出させることを特徴とするチョコ
    レート菓子表面への模様現出方法。
  6. (6)予め微細な凹凸を設けたチョコレート菓子表面を
    選択的に加熱し、フアットブルーム現象により色模様を
    現出させることを特徴とするチョコレート菓子表面への
    模様現出方法。
JP62297457A 1987-11-27 1987-11-27 チョコレート菓子表面への模様現出方法 Pending JPH01141552A (ja)

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JPH01141552A true JPH01141552A (ja) 1989-06-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8173186B2 (en) 2006-03-07 2012-05-08 Yuji Kuwabara Chocolate drawing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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