JPH0114136Y2 - - Google Patents

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JPH0114136Y2
JPH0114136Y2 JP19659086U JP19659086U JPH0114136Y2 JP H0114136 Y2 JPH0114136 Y2 JP H0114136Y2 JP 19659086 U JP19659086 U JP 19659086U JP 19659086 U JP19659086 U JP 19659086U JP H0114136 Y2 JPH0114136 Y2 JP H0114136Y2
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trolley
slope
rail
pusher
line
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食肉加工工場にレイアウトされるト
ロリの自動送り装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、牛、豚等の解体処理を行う食肉加工工場
においては、枝肉に処理した食肉を各加工ヤード
へ搬送したりするためのトロリを設けている。こ
のトロリ設備は、第3図に示すように、工場内に
高架レール50を配置し、この高架レール50を
軌条としてトロリ1を設けたものである。トロリ
1は高架レール50の上面を転動するホイール2
にハンガー3を一体化した構成である。
搬送ラインでは、たとえばインクラインと称さ
れている傾斜を持つものがあり、このラインをパ
スさせるために、モータ駆動によるチエインコン
ベア51を配置する。また、このチエインコンベ
ア51には一定のピツチでフツク52を吊り下
げ、このフツク52に1個ずつトロリ1をかける
送り装置53を備えている。
このようなラインでは、高架レール50を順次
走行してくるトロリ1を送り装置53の前で停止
させ且つ1個ずつ供給する装置を必要とする。
この供給装置としては、第4図に示すように、
高架レール50の中途に周面の一部を切欠した送
りカム54をモータによつて間欠的に回転させ、
1個ずつのトロリ1を送り装置53に供給する構
造としたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、送りカム54が高架レール50の上
面から突出するため、停電等を生じた場合にはト
ロリ1の走行が不可能となる。したがつて、手で
トロリ1を送るようにしても、送りカム54が邪
魔になつてラインが停止してしまう。
また、送りカム54と高架レール50とのクリ
アランスは極めて小さい。このため、トロリ1が
至るときの衝撃によつて、送りカム54と高架レ
ール50との間で摩耗が生じやすく、耐久性に欠
けると共に、作動不良を招いてしまうという問題
がある。
そこで、本考案は、トロリの送りが確実に行え
ると共に、ラインの停止を伴うことなく食肉加工
の生産性を向上させることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、処理
食肉を吊り下げて搬送するトロリのレールに上向
きの傾斜を持つスロープを設け、該スロープが位
置する前記レールの側方に前記トロリを間欠的に
前記スロープを越えて搬送するプツシヤを設けて
なり、該プツシヤは、電動機の出力軸にスライダ
クランク機構によつて往復直線運動可能に連接さ
れ、且つその移動方向を前記スロープの傾斜と同
一方向としたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を
具体的に説明する。
第1図は本考案に係るトロリ送り装置の要部正
面図、第2図は同平面図である。
トロリ1のホイール2が走行するレール4の上
面は、走行方向に向けてほぼ5度程度の下向きの
傾斜が設けられる。このレール4の傾斜により、
食肉をハンガー3に吊り下げたトロリ1は食肉の
自重によつて自然滑走する。
レール4の中途、たとえば従来技術の項で述べ
たようなインクライン等にトロリ1を1個ずつ送
る必要があるラインの前側位置には、上向きの傾
斜を持つ間欠送り用のスロープ5を設ける。そし
て、このスロープ5の頂点からは再びレール4の
上面は下に傾斜し、トロリ1を自然滑走させる。
なお、このスロープ5の下流側ラインは、インク
ラインやその他の処理ラインを接続することも無
論可能である。
レール4の上方には、該レール4の全体を支持
するフレーム6がライン方向に設備され、スロー
プ5に対応する位置には、間欠送り装置を取り付
けるための支持フレーム7を設ける。この支持フ
レーム7は、第2図に示すように、レール4の側
方に位置している。
間欠送り装置は、支持フレーム7の背面側に設
けたたとえばギヤードモータ等の電動機8、及び
この電動機8の出力軸の回転をスライダクランク
機構によつて往復直線運動するプツシヤ9を備え
たものである。すなわち、電動機8の出力軸10
にはクランクロツド11を固定すると共にこのク
ランクロツド11の先端にコネクテイングロツド
12を連接してクランク機構を構成する。また、
コネクテイングロツド12には、ガイド13に摺
動自在に案内されるプツシヤ9を連接する。
ガイド13は、レール4のスロープ5と同じ傾
斜角度を持つように配置され、したがつてプツシ
ヤ9は、出力軸10が回転するときスライダクラ
ンク機構によつてスロープ5の上面と平行な姿勢
で往復直線運動する。
プツシヤ9は、トロリ1の側部に係合してこれ
を送るためのシフタ14を設ける。このシフト1
4は第2図に示すように、レール4方向へ突き出
た補助フレーム15の先端に回転自在に枢着さ
れ、引つ張りコイルスプリング16によつてプツ
シヤ9の移動方向と逆向きに付勢されている。な
お、シフタ14は、第2図の実線で示す位置で補
助フレーム15によつて拘束され、この位置から
時計方向に回動して図の一点鎖線で示す位置まで
の範囲で旋回可能である。
上記構成において、トロリ1がレール4の傾斜
によつて滑走し、スロープ5の手前で停止する。
この場合、後続のラインの処理速度に応じて、集
積したトロリ1を1個ずつ送るために、間欠送り
装置を駆動する。すなわち、電動機8の作動によ
り出力軸10が回転すると、クランクロツド1
1、コネクテイングロツド12及びガイド13に
よつて直線方向に案内されるプツシヤ9から構成
されるスライダクランク機構により、プツシヤ9
は第1図の矢印方向に往復直線運動する。そし
て、プツシヤ9がライン走行方向に移動するとき
には、シフタ14がトロリ1の側部に係合し、こ
のトロリ1をスロープ5の頂点まで押し上げる。
その結果、1個のトロリ1が後続のラインに送ら
れる。なお、このトロリ1の送り過程では、第2
図に示すようにスロープ5の直前に位置するトロ
リ1の側部にシフタ14が係合するプツシヤ9の
配置とすれば、後続のトロリ1を巻き込むことな
く、1個ずつの送りが可能となる。
次いで、プツシヤ9が第2図の元の位置に復帰
するときは、後続のトロリ1がスロープ5の直前
に位置している。このとき、シフタ14は前記の
ように回動可能に補助フレーム15に枢着されて
いるので、トロリ1の側壁部分に当たるときは、
第2図の一点鎖線で示す位置側に回転する。した
がつて、プツシヤ9が復帰するときには、シフタ
14は後続のトロリ1に対して逃げる姿勢とな
り、円滑に元の位置に復帰すると同時に、スロー
プ5直前のトロリ1を逆向きに移動させることも
ない。
このプツシヤ9の復帰の後は、前記と同じ要領
でトロリ1を1個ずつ下流のラインに送ることが
できる。また、この搬送においては、電動機8の
出力軸10の回転速度を調整することによつて、
送り速度を変更でき、間欠送りのインターバルの
設定も容易である。
更に、停電等によつて電動機8が使用できない
場合でも、レール4にはスロープ5が介在してい
るのみで然もシフタ14は走行方向へ回転して逃
げるので、トロリ1を手動で送ることもできる。
したがつて、ラインの停止を伴うことなく、処理
を迅速に行う必要がある食肉加工にとつて最適に
使用できる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の食肉搬送用ト
ロリの自動送り装置においては、レールの中途に
スロープを設けて滑走してくるトロリを一時的に
停止させ、スライダクランク機構によつてスロー
プの傾斜と同方向に往復動作するプツシヤによつ
てトロリを1個ずつ下流ラインに送るようにして
いる。したがつて、従来のようにレールの中途に
送りカムを設ける場合に比べて、レール設備が簡
単に行える。また、プツシヤを使用できないとき
でも、レールのスロープを越えるように人力によ
つてトロリを送ることができるので、停電等の緊
急時においても食肉に悪い影響を与えることなく
加工処理が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトロリ自動送り装置の要部を
示す正面図、第2図は同平面図、第3図は高架レ
ールによる食肉の搬送を示す図、第4図は従来の
間欠送り装置を示す概略図である。 1:トロリ、2:ホイール、3:ハンガー、
4:レール、5:スロープ、6:フレーム、7:
支持フレーム、8:電動機、9:プツシヤ、1
0:出力軸、11:クランクロツド、12:コネ
クテイングロツド、13:ガイド、14:シフ
タ、15:補助フレーム、16:引つ張りコイル
スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理食肉を吊り下げて搬送するトロリのレール
    に上向きの傾斜を持つスロープを設け、該スロー
    プが位置する前記レールの側方に前記トロリを間
    欠的に前記スロープを越えて搬送するプツシヤを
    設けてなり、該プツシヤは、電動機の出力軸にス
    ライダクランク機構によつて往復直線運動可能に
    連接され、且つその移動方向を前記スロープの傾
    斜と同一方向としたことを特徴とする食肉搬送用
    トロリの自動送り装置。
JP19659086U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0114136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19659086U JPH0114136Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19659086U JPH0114136Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63101086U JPS63101086U (ja) 1988-06-30
JPH0114136Y2 true JPH0114136Y2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=31155553

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19659086U Expired JPH0114136Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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KR102529306B1 (ko) * 2021-04-01 2023-05-08 엄성희 도축한 육류의 이송레일 스위칭장치

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Publication number Publication date
JPS63101086U (ja) 1988-06-30

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