JPH01141002A - スリップキャスティング成形方法 - Google Patents
スリップキャスティング成形方法Info
- Publication number
- JPH01141002A JPH01141002A JP30131987A JP30131987A JPH01141002A JP H01141002 A JPH01141002 A JP H01141002A JP 30131987 A JP30131987 A JP 30131987A JP 30131987 A JP30131987 A JP 30131987A JP H01141002 A JPH01141002 A JP H01141002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slip
- water
- vacuum
- molding method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 37
- 238000007569 slipcasting Methods 0.000 title claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 51
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000002612 dispersion medium Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 5
- 239000011505 plaster Substances 0.000 abstract description 5
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 12
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 3
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002609 medium Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 1
- 239000003021 water soluble solvent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、スリップキャスティング成形方法に関し、さ
らに詳しくいえば厚肉形状を有するヒラミック成形品の
厚肉部と薄肉部間の密度差を低減せしめ乾燥および焼成
時のクラックの発生を防止する成形体を得ることが可能
なスリップキャスティング成形方法に閏する。
らに詳しくいえば厚肉形状を有するヒラミック成形品の
厚肉部と薄肉部間の密度差を低減せしめ乾燥および焼成
時のクラックの発生を防止する成形体を得ることが可能
なスリップキャスティング成形方法に閏する。
［従来の技術］
従来、厚肉形状をもつセラミック製品をスリップキャス
ティング成形方法において劃Ｉる方法として“は、以下
の方法が知られている。
ティング成形方法において劃Ｉる方法として“は、以下
の方法が知られている。
その一つに、所定のスリップを鋳込み口から所定の型内
に単純に注入する方法がある。第２に、スリップを圧送
して型内に注入する圧力鋳込み方法もある。第３に、ス
リップがＥｌ、入された鋳型全体を真空吸引して吸水を
促進するスリップ成形法も知られている（特開昭６０−
１５４００４号公報）。
に単純に注入する方法がある。第２に、スリップを圧送
して型内に注入する圧力鋳込み方法もある。第３に、ス
リップがＥｌ、入された鋳型全体を真空吸引して吸水を
促進するスリップ成形法も知られている（特開昭６０−
１５４００４号公報）。
［発明が解決しようとする問題点］
上記いずれのスリップキャスティング成形方法において
も、着肉は型と接している面から一定摩さで進むため、
厚肉部と薄肉部とでは着肉差ひいては含水量の差が生じ
、そのためそれが密度差につながり乾燥、焼成工程にお
いてクラックを発生しやＪいという問題点があった。こ
のことは、前記特開昭６０−１５４００４号公報におけ
る成形り法において６１全体的な吸水速度を速めること
はできるものの部分的には吸水効果を高めることかでき
ないので、厚肉形状の成形品の成形においては、上記と
同様の問題点があった。
も、着肉は型と接している面から一定摩さで進むため、
厚肉部と薄肉部とでは着肉差ひいては含水量の差が生じ
、そのためそれが密度差につながり乾燥、焼成工程にお
いてクラックを発生しやＪいという問題点があった。こ
のことは、前記特開昭６０−１５４００４号公報におけ
る成形り法において６１全体的な吸水速度を速めること
はできるものの部分的には吸水効果を高めることかでき
ないので、厚肉形状の成形品の成形においては、上記と
同様の問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、厚
肉部を有するセラミック成形体のこの厚肉部と薄肉部間
の密度差を減少せしめ、そのため乾燥、焼成工程におい
てクラックの生じにくい成形体を形成することができる
成形方法を提供Ｊることを目的とする。
肉部を有するセラミック成形体のこの厚肉部と薄肉部間
の密度差を減少せしめ、そのため乾燥、焼成工程におい
てクラックの生じにくい成形体を形成することができる
成形方法を提供Ｊることを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
本発明のスリップキャスティング成形方法は、セラミッ
ク粉末と水系又は有機系分散媒体を曾むスリップを、成
形体の厚肉部を構成する厚肉キャビティ部をもつキャビ
ティを備える所定形状の吸水性鋳型に注入し、その後注
入された前記スリップを吸水性鋳型を介しＣ真空吸引し
て前記セラミック粉末を所定の厚さに着肉させて所定形
状の成形体を成形するスリップキャスティング成形方法
において、 前記厚肉キャビティ部を構成する型面のうち前記スリッ
プの注入口をもつ型面と相対向する型面をもつ吸水性鋳
型内に、通気孔を６つ管状体を埋設し、該管状体および
吸水性鋳型を介して真空吸引をして、前記厚肉キャどテ
ィ内のスリップの水系又は有機系分散媒体の除去を優先
的に行うことを特徴とする。
ク粉末と水系又は有機系分散媒体を曾むスリップを、成
形体の厚肉部を構成する厚肉キャビティ部をもつキャビ
ティを備える所定形状の吸水性鋳型に注入し、その後注
入された前記スリップを吸水性鋳型を介しＣ真空吸引し
て前記セラミック粉末を所定の厚さに着肉させて所定形
状の成形体を成形するスリップキャスティング成形方法
において、 前記厚肉キャビティ部を構成する型面のうち前記スリッ
プの注入口をもつ型面と相対向する型面をもつ吸水性鋳
型内に、通気孔を６つ管状体を埋設し、該管状体および
吸水性鋳型を介して真空吸引をして、前記厚肉キャどテ
ィ内のスリップの水系又は有機系分散媒体の除去を優先
的に行うことを特徴とする。
［実施例］
以下、具体的実施例により本発明を説明する。
本実施例では、以下にのべる実施例１、実施例２および
比較例１〜４のスリップキャスティング成形方法により
、第４図の説明断面図に示づ成形体８を製造した。この
成形体８は、断面０字状で厚肉部８１と薄肉部８２とか
ら成る。ぞしてこの成形体８のクラックの有無および厚
肉部８１と薄肉部８２との！５１を調べた。
比較例１〜４のスリップキャスティング成形方法により
、第４図の説明断面図に示づ成形体８を製造した。この
成形体８は、断面０字状で厚肉部８１と薄肉部８２とか
ら成る。ぞしてこの成形体８のクラックの有無および厚
肉部８１と薄肉部８２との！５１を調べた。
（実施例１）
本実施例のスリップキャスティング成形方法の説明図を
第１図に示す。この成形方法は、スリップを圧入するこ
となく通常の成形方法である。この方法に際して、まず
縦断面四角形状の第−型１１とこの第−型１１の各側方
に配置される第二型１２と第三型１３の石こう型１を準
備する。
第１図に示す。この成形方法は、スリップを圧入するこ
となく通常の成形方法である。この方法に際して、まず
縦断面四角形状の第−型１１とこの第−型１１の各側方
に配置される第二型１２と第三型１３の石こう型１を準
備する。
そしてこの第−型１１の内部には、多くの通気孔（外径
約ｏ、ｏｉｕ＋φ以下）をもつホース状の管状体（その
外径的１〜３ｎ＋ｍφ、長さ約２０Ｏｎ＋ｍ）３が３重
に巻かれた状態でを埋設されている。そしてこの場合こ
の管状体３は、注入口６をもつ型内７と相対向する型内
７１に近接する部分に集中的に巻かれて配置されており
、この相対向する型面７１からの真空吸引を優先的に行
なって水の除去を優先的に行うような構成になっている
。なおこの管状体３は繊維からなっている。なおこの管
状体３が埋設された第−型１１は、３重に巻かれた管状
体３を所定型内に配置して石こうスラリーを鋳込んで固
化させて脱型して製作された。また前記３つの型１１．
１２．１３からなるキャビティは、第４図に示す成形体
８形状に相当するものであり、厚肉部キャビティ部２１
と薄肉部主１２ビテ４部２２とから成り、断面Ｕ字形状
を示す。ざらに厚肉部キＶピティ部２１を構成する型面
には、スリップ注入口６をもつ型面７とこれと相対向す
る型面７１があり、この両型面はほぼ平行となっている
。
約ｏ、ｏｉｕ＋φ以下）をもつホース状の管状体（その
外径的１〜３ｎ＋ｍφ、長さ約２０Ｏｎ＋ｍ）３が３重
に巻かれた状態でを埋設されている。そしてこの場合こ
の管状体３は、注入口６をもつ型内７と相対向する型内
７１に近接する部分に集中的に巻かれて配置されており
、この相対向する型面７１からの真空吸引を優先的に行
なって水の除去を優先的に行うような構成になっている
。なおこの管状体３は繊維からなっている。なおこの管
状体３が埋設された第−型１１は、３重に巻かれた管状
体３を所定型内に配置して石こうスラリーを鋳込んで固
化させて脱型して製作された。また前記３つの型１１．
１２．１３からなるキャビティは、第４図に示す成形体
８形状に相当するものであり、厚肉部キャビティ部２１
と薄肉部主１２ビテ４部２２とから成り、断面Ｕ字形状
を示す。ざらに厚肉部キＶピティ部２１を構成する型面
には、スリップ注入口６をもつ型面７とこれと相対向す
る型面７１があり、この両型面はほぼ平行となっている
。
次いで、前記石こう型１の所定の注入口６から、セラミ
ック粉末（窒化ケイ素）と焼結助剤（アルミナ又はイツ
トリア）と水とからなるスリップ（セラミック粉末濃度
は約８０重量％）５を上記の石こう型１内に注入した。
ック粉末（窒化ケイ素）と焼結助剤（アルミナ又はイツ
トリア）と水とからなるスリップ（セラミック粉末濃度
は約８０重量％）５を上記の石こう型１内に注入した。
その後注入されたスリップ５を前記管状体３の先に連結
する真空ポンプ４の真空度を一７６０ｍｍＨＱとして真
空吸引をした。そしてスリップ３内のセラミック粉末を
所定の厚さに着肉させ次いで脱型して所定形状の成形体
８を成形した。
する真空ポンプ４の真空度を一７６０ｍｍＨＱとして真
空吸引をした。そしてスリップ３内のセラミック粉末を
所定の厚さに着肉させ次いで脱型して所定形状の成形体
８を成形した。
（実施例２）
本実施例の成形方法の説明図を第２図に示す。
この成形方法は圧力鋳込み方法であり、（１）従来の公
知の圧入手段を用いてスリップを圧入すること、（２）
注入口６８部分の第−型１２ａおよび第二型１３ａがテ
ーバ形状でないこと、以外は実施例１と同様にして、所
定形状の成形体８を製作した。
知の圧入手段を用いてスリップを圧入すること、（２）
注入口６８部分の第−型１２ａおよび第二型１３ａがテ
ーバ形状でないこと、以外は実施例１と同様にして、所
定形状の成形体８を製作した。
〈比較例１〜４）
比較例１の成形方法は、従来の通常の成形方法であり、
（１）第−型の内部に管状体が埋設されていないこと、
（２）真空吸引しないこと、（３）スリップを圧入しな
いこと、以外は、実施例１と同じである。比較例２の成
形方法は、従来の圧入鋳込み成形方法であり、スリップ
を圧入すること以外は、比較例１と同じである。
（１）第−型の内部に管状体が埋設されていないこと、
（２）真空吸引しないこと、（３）スリップを圧入しな
いこと、以外は、実施例１と同じである。比較例２の成
形方法は、従来の圧入鋳込み成形方法であり、スリップ
を圧入すること以外は、比較例１と同じである。
比較例３の成形方法は、前記特１ｍ昭６０−１５４００
４号公報に示されるものであり、真空鋳込み成形方法で
ある。この成形方法は、スリップが鋳込まれた石こう型
全体を真空槽内で減圧上脱水するものである。この場合
の真空度は一７６０ｍｍｈａである。比較例４の成形方
法は、スリップを圧入すること以外は比較例３と同じで
ある。
４号公報に示されるものであり、真空鋳込み成形方法で
ある。この成形方法は、スリップが鋳込まれた石こう型
全体を真空槽内で減圧上脱水するものである。この場合
の真空度は一７６０ｍｍｈａである。比較例４の成形方
法は、スリップを圧入すること以外は比較例３と同じで
ある。
（実施例、比較例の効果）
上記の実施例１．２において各々５ｖＡずつ鋳込んで５
つの成形体８を製作したところ、すべてクラックの生じ
ない成形体８を得ることができた。
つの成形体８を製作したところ、すべてクラックの生じ
ない成形体８を得ることができた。
なおこの判断は目視で行なった。一方比較例１〜４の成
形方法においては、すべてクラックが生じた。
形方法においては、すべてクラックが生じた。
また扱取りでクラックのないもの（実施例１）とあるも
の（比較例１）各々１個ずつのテストピース（５ｘ５ｘ
２０ｍｍ）を切り出し、その密度の測定を行った。この
比較例１におけるクラックが生じた場合の薄肉部の密度
は３．２１ｑ／ａｍ３であり、厚肉部は３．０２０／ｃ
ｍ３であった。
の（比較例１）各々１個ずつのテストピース（５ｘ５ｘ
２０ｍｍ）を切り出し、その密度の測定を行った。この
比較例１におけるクラックが生じた場合の薄肉部の密度
は３．２１ｑ／ａｍ３であり、厚肉部は３．０２０／ｃ
ｍ３であった。
一方上記実施例１におけるクラックが生じなかった場合
にみいては薄肉部および厚肉部ともにその密度が３．２
２ｇ／ｃｍ３であった。比較例１においては薄肉部と厚
肉部の密度差が生じたが、実施例１においてはその両部
間の密度差は生じなかつ １こ 。
にみいては薄肉部および厚肉部ともにその密度が３．２
２ｇ／ｃｍ３であった。比較例１においては薄肉部と厚
肉部の密度差が生じたが、実施例１においてはその両部
間の密度差は生じなかつ １こ 。
以上より本実施例においてはクラックの生じない成形体
を得ることができ、さらに成形体の厚肉部と薄肉部の密
度差がなくなり均一な成形体を青ることができた。
を得ることができ、さらに成形体の厚肉部と薄肉部の密
度差がなくなり均一な成形体を青ることができた。
なお、本発明においては、上記具体的実施例に示ずもの
に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々
変更した実施例とすることができる。
に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々
変更した実施例とすることができる。
即ち厚肉部の真空吸引を優先的に行うためには、上記実
施例の態様のみならず、第３図に示すように吸水性鋳型
例えば第−型１１を分離して、厚肉キャビティ部に接す
る面をもつ中央型１１１にのみ所定の管状体３を埋設し
その他の型１１２．１１３には所定の管状体を埋設しな
い吸水性鋳型１１とし、中央型１１１と他の型１１２．
１１３を分離する構成と１にとができる。前記管状体の
形状も前記具体的実施例のように長尺状で巻かれたもの
であってもよいが、これに限定されず、巻かれずに短い
管状体を複数配置したもの、等とすることもできる。ま
た真空吸引したい面に管状体を集中的に配置する方法と
しては、種々の方法を用いることができ、竹・状体の複
数配置等とすることもできる。また本成形方法に用いら
れる真空度も、目的および用途に応じて種々の真空度を
用いことができる。また本成形方法に用いられるヒラミ
ック粉末および水系又は有機系分散媒体も、上記実施例
のものに限らず、目的、用途に応じて種々の６のを選択
することができるし、またこれに種々の焼結助剤を添加
することもできる。この水系分散媒体としては、水のみ
ならず、水溶性溶剤を含むもの等とすることもできる。
施例の態様のみならず、第３図に示すように吸水性鋳型
例えば第−型１１を分離して、厚肉キャビティ部に接す
る面をもつ中央型１１１にのみ所定の管状体３を埋設し
その他の型１１２．１１３には所定の管状体を埋設しな
い吸水性鋳型１１とし、中央型１１１と他の型１１２．
１１３を分離する構成と１にとができる。前記管状体の
形状も前記具体的実施例のように長尺状で巻かれたもの
であってもよいが、これに限定されず、巻かれずに短い
管状体を複数配置したもの、等とすることもできる。ま
た真空吸引したい面に管状体を集中的に配置する方法と
しては、種々の方法を用いることができ、竹・状体の複
数配置等とすることもできる。また本成形方法に用いら
れる真空度も、目的および用途に応じて種々の真空度を
用いことができる。また本成形方法に用いられるヒラミ
ック粉末および水系又は有機系分散媒体も、上記実施例
のものに限らず、目的、用途に応じて種々の６のを選択
することができるし、またこれに種々の焼結助剤を添加
することもできる。この水系分散媒体としては、水のみ
ならず、水溶性溶剤を含むもの等とすることもできる。
。またキャビティの形状も厚肉部１？どティ部と薄肉キ
ャビティ部を有するものであればよく、その形状、大き
さ等は問わない。
ャビティ部を有するものであればよく、その形状、大き
さ等は問わない。
［発明の効果］
本発明のスリップキャスティング成形方法は、厚肉部を
有するセラミック成形体の成形方法であって、厚肉キャ
ビティ部を構成する型面のうちスリップの注入口をもつ
型面と相対向する型面をもつ吸水竹鋳型内に、通気孔を
もつ管状体を埋設し、該管状体および吸水性鋳型を介し
て真空吸引をして、厚肉キャビティ内のスリップの水系
又は有機系分散媒体の除去を優先的に行うことを特徴と
する。
有するセラミック成形体の成形方法であって、厚肉キャ
ビティ部を構成する型面のうちスリップの注入口をもつ
型面と相対向する型面をもつ吸水竹鋳型内に、通気孔を
もつ管状体を埋設し、該管状体および吸水性鋳型を介し
て真空吸引をして、厚肉キャビティ内のスリップの水系
又は有機系分散媒体の除去を優先的に行うことを特徴と
する。
従って本成形方法によれば、厚肉部と薄肉部の密度差を
減少させた均質な成形体を得ることができ、そのため乾
燥、焼成過程においてクラックの生じない成形体を得る
ことができる。また本成形方法によれば、真空吸引をす
るため着肉速度が増し、鋳込み時間を短縮することがで
き、さらに密度差が減少するため、製品強度のバラツキ
も少なくなる。
減少させた均質な成形体を得ることができ、そのため乾
燥、焼成過程においてクラックの生じない成形体を得る
ことができる。また本成形方法によれば、真空吸引をす
るため着肉速度が増し、鋳込み時間を短縮することがで
き、さらに密度差が減少するため、製品強度のバラツキ
も少なくなる。
第１図は実施例に係わる通常スリップキャスティング成
形方法の説明図である。第２図は実施例に係わる圧力ス
リップキャスティング成形方法の説明図である。第３図
は三方υ１した第一型を用いた吸水性鋳型の説明断面図
である。第４図は実施例において製造された成形体の説
明断面図である。 １・・・石こう型 １１・・・第一型１２・・・
第二型 １３・・・第三型２・・・キャビティ ２１・・・厚肉キャビティ部 ２２・・・薄肉キャビティ部 ３・・・管状体 ４・・・真空ポンプ５・・
・スリップ ６・・・注入ロア・・・注入口を
もつ型面 ７１・・・相対向する型面８・・・成形体 特許出願人 トヨタ自！ｊｌ車株式会社代理人
弁理士 大川 水 弟１図 第２図
形方法の説明図である。第２図は実施例に係わる圧力ス
リップキャスティング成形方法の説明図である。第３図
は三方υ１した第一型を用いた吸水性鋳型の説明断面図
である。第４図は実施例において製造された成形体の説
明断面図である。 １・・・石こう型 １１・・・第一型１２・・・
第二型 １３・・・第三型２・・・キャビティ ２１・・・厚肉キャビティ部 ２２・・・薄肉キャビティ部 ３・・・管状体 ４・・・真空ポンプ５・・
・スリップ ６・・・注入ロア・・・注入口を
もつ型面 ７１・・・相対向する型面８・・・成形体 特許出願人 トヨタ自！ｊｌ車株式会社代理人
弁理士 大川 水 弟１図 第２図
Claims (2)
- （１）セラミック粉末と水系又は有機系分散媒体を含む
スリップを、成形体の厚肉部を構成する厚肉キャビティ
部をもつキャビティを備える所定形状の吸水性鋳型に注
入し、その後注入された前記スリップを吸水性鋳型を介
して真空吸引して前記セラミック粉末を所定の厚さに着
肉させて所定形状の成形体を成形するスリップキャステ
ィング成形方法において、 前記厚肉キャビティ部を構成する型面のうち前記スリッ
プの注入口をもつ型面と相対向する型面をもつ吸水性鋳
型内に、通気孔をもつ管状体を埋設し、該管状体および
吸水性鋳型を介して真空吸引をして、前記厚肉キャビテ
ィ部内のスリップの水系又は有機系分散媒体の除去を優
先的に行うことを特徴とするスリップキャスティング成
形方法。 - （２）通気孔をもつ管状体は、注入口をもつ型面と相対
向する型面をもつ吸水性鋳型の該相対向する型面に近接
する部分に集中的に配置されている特許請求の範囲第１
項記載のスリップキャスティング成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30131987A JPH01141002A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | スリップキャスティング成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30131987A JPH01141002A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | スリップキャスティング成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01141002A true JPH01141002A (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=17895425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30131987A Pending JPH01141002A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | スリップキャスティング成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01141002A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997007948A1 (fr) * | 1995-08-26 | 1997-03-06 | Toto Ltd. | Procede de coulage en barbotine de poudres, moule utilise selon ce procede et procede de production de corps poreux a alveoles ouvertes a l'aide dudit moule |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP30131987A patent/JPH01141002A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997007948A1 (fr) * | 1995-08-26 | 1997-03-06 | Toto Ltd. | Procede de coulage en barbotine de poudres, moule utilise selon ce procede et procede de production de corps poreux a alveoles ouvertes a l'aide dudit moule |
| US6165398A (en) * | 1995-08-26 | 2000-12-26 | Toto Ltd. | Method of slip casting powdery material, using a water resistant mold with self-water absorbent ability |
| US6866803B1 (en) | 1995-08-26 | 2005-03-15 | Toto Ltd. | Mold for use in slip casting method, and method of manufacturing open porous body for use in mold |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2649630B2 (ja) | 陶磁器の鋳込み成形方法 | |
| US6528214B1 (en) | Ceramic membrane | |
| US5667548A (en) | Process for producing ceramic green compacts by double layer compression | |
| JPH01141002A (ja) | スリップキャスティング成形方法 | |
| CA2205632C (en) | Impregnated ceramic riser tube and method of manufacturing same | |
| JP2004174861A (ja) | 有底セラミックス管用成形型およびその製造方法 | |
| DE60215632D1 (de) | Formelement zum formen von artikeln durch schlickergiessen mit ton oder dergleichen und herstellungsverfahren dafür | |
| JPH0513522Y2 (ja) | ||
| JPH04257401A (ja) | スリップキャスティング成形方法及びスリップキャスティング成形型 | |
| JP2863085B2 (ja) | 鋳込成形型及び鋳込成形方法 | |
| JPH0577215A (ja) | セラミツクスの鋳込み成形方法及び成形用鋳型 | |
| JP3155660B2 (ja) | セラミック製鋳込成形型の製造方法 | |
| GB2424610A (en) | Forming method | |
| JP2000141334A (ja) | セラミック成形品の製造方法 | |
| JPH01269505A (ja) | 有底成形体の鋳込成形方法及び成形鋳込型 | |
| SU1392056A1 (ru) | Способ лить огнеупорных изделий | |
| JPH056484B2 (ja) | ||
| JPH02121801A (ja) | スリップキャスティング成形方法 | |
| Mitchell et al. | Ceramics via an Electrochemical Production Route | |
| JPH01186303A (ja) | 鋳込成形法 | |
| JPS61174918A (ja) | 多層セラミツクフイルタ−の製造方法 | |
| KR0137282B1 (ko) | 원심분리를 이용한 세라믹 튜브 성형방법 | |
| Rump | INFLUENCE OF PRESSURE CASTING ON THE MICROSTRUCTURE OF SiC MATERIALS | |
| Karlsson et al. | ADHESIVE FORCE OF SLIP CAST BODY TO PLASTER MOULD SURFACE | |
| JPH0957719A (ja) | 螺旋溝を有する成形体の鋳込み成形法 |