JPH01139770A - 光化学反応装置 - Google Patents

光化学反応装置

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JPH01139770A
JPH01139770A JP29881187A JP29881187A JPH01139770A JP H01139770 A JPH01139770 A JP H01139770A JP 29881187 A JP29881187 A JP 29881187A JP 29881187 A JP29881187 A JP 29881187A JP H01139770 A JPH01139770 A JP H01139770A
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JP
Japan
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reaction
substrates
light source
lamp
chambers
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Pending
Application number
JP29881187A
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English (en)
Inventor
Kenji Shibata
芝田 健二
Saburo Adaka
阿高 三郎
Hiroshi Yuasa
博司 湯浅
Atsushi Iwasaki
淳 岩崎
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光化学反応装置に係り、特に単位光源当たりの
生産性を向上させるのに好適な光化学反応装置に関する
〔従来の技術〕
光エネルギーにより反応性気体を活性化させることによ
り薄膜を形成する、所謂、光CVD法は従来の熱CVD
法、プラズマCVD法に比べて低温で薄膜形成が可能で
あることに加えて、薄膜に損傷を与えない利点がある。
この光CVD法を利用した光化学反応装置の従来の一例
を第3図に示す。第3図おいて、51は反応容器、52
は反応室、53は光源室、54は反応ガスノズル、55
は排気口、56は低圧水銀ランプ、57は基板、58は
光入射窓である。
この光化学反応装置では、反応ガスノズル5・1から反
応ガスが反応室52内に供給され、低圧水銀ランプ56
から光入射窓58を経て入射された紫外光により励起分
解して気相化学反応により生成した反応生成物が基板5
7上に堆積する。反応生成物及び未反応ガスは排気口5
5より排出される。(Photo−CV D  5il
icon  N1tride  Films。
Shimokuzawa  et、al/1983  
Dry  ProcessSyIIlposium ) 第4図にこの種の装置を用いてSiO□膜を単結晶基板
上に形成させたときの成膜速度を示す。
第4図の縦軸は成膜速度、横軸は基板上での紫外光(波
長185nm)強度である。ただし、このときの反応ガ
スはS iHaと0□、反応圧力はILorrである。
図から明らかなように成膜速度葉は紫外光強度が強い程
大きくなっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって、SiO□膜の成膜速度を向上させるには紫
外光光源強度をより強くれはよいことになる。しかし、
現状の低圧水銀ランプ56の製作技術では安価で、かつ
高い紫外光強度を持たせることは困難である。
紫外光強度を高める一手段として、低圧水銀ランプ56
の背面にAffi蒸着板等の反射板を設け、基板設置側
とは反対側に向かって放射された光を反射させることも
考えられる。この手段の場合、処理回数が1〜2回程度
の反射板表面が清浄な間は、若干の成膜速度の向上が認
められるが、その後は成膜速度の向上には実質的に関与
し得ないものであった。
また、複数の光源とその数に応じた反応室を設け、並列
処理することによって全体の処理速度を上げる方法も可
能であるが、高価な低圧水銀ランプを複数個要し、かつ
装置も大型化する。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、
装置を大型化することなく、かつ高価な光源装置を多数
用いることなく、基板の処理枚数を増大させることによ
り、結果的に成膜速度の向上を図ることができる光化学
反応装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的は、光源周囲の光照射領域に複数個の反応
室を配設することによって達成される。
〔作用〕
光源から放射される光は、発光管の中心から周囲に向か
う。紫外光はミラー等によって効率よく反射させること
はできないため、従来はランプハウスに吸収され反応に
寄与しなかった光は、反対側に設けられた反応室内にも
到達し、ここでの反応に寄与する。このため従来と同じ
光源を用いて処理速度を反応室の個数に応じて2倍乃至
それ以上に増大することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の光化学反応装置の一実施例を示す概略
的構成図である。
この光化学反応装置は、反応容器1の中心部に低圧水銀
ランプ2が配設され、この低圧水銀ランプ2の上方及び
下方にそれぞれ光入射窓3a、3bが設けられ、これに
よって反応容器1内は光源室4と上部反応室5及び下部
反応室6に区画されている。
上部反応室5及び下部反応室6には、それぞれ反応ガス
ノズル7.8、排気口9、IOが設けられ、基板!!載
置台1.12に基板13.14がセットされるようにな
っている。基手反13.14は図示していない加熱体に
より基板載置台11.12を介して所定の温度に加熱さ
れるようになっている。
次に上記のように構成される光化学反応装置の作用につ
いて説明する。
まず、基板載置台11,12にそれぞれ基板13.14
がセットされ、反応容器1内は図示していない真空装置
により排気口9.10を介して高真空に維持される0次
に図示していない加熱体に通電し、基板載置台11,1
2を介して基板13゜14が所定の温度に加熱されると
、低圧水銀ランプ2が点灯される。低圧水銀ランプ2か
らの紫外光は光入射窓3a、3bを透過して上部反応室
5と下部反応室6内に同時に放射され、各反応室内′の
基板13.14上の領域を同時に照射する。
このとき、反応ガスノズル7.8を経て上部反応室5及
び下部反応室6にそれぞれ反応ガスが導入される。反応
ガスは紫外光により励起分解さべ気相化学反応により反
応生成物が基板13.14上に同時に堆積する。
ここで、低圧水銀ランプ2から構成される装置光線は、
各ランプ毎に360度の方位に放射されるが、光入射窓
3a、3bを透過して上部反応室5及び下部反応室6内
にそれぞれセットされた基板13.14上に到達したと
きの強度は第4図に示す紫外光強度にほぼ等しくなる。
したがって、上部反応室5及び下部反応室6内の各基板
13゜14における成膜速度は、従来の装置における成
膜速度と等しくなる。このことは、1つの低圧水銀ラン
プ2当たりの基板処理枚数が従来装置の2倍にすること
ができることになる。したがって、低圧水銀ランプ2に
比べて低価格である反応容器を1つ追加するのみで基板
処理枚数を倍にできる。
第2図は本発明の光化学反応装置の他の実施例を示す概
略的構成図である。
この光化学反応装置は、反応容器21の中心部に重水素
ランプ22が配設され、この重水素ランプ22の周囲に
円筒状に形成された光入射窓23が設けられ、反応容器
21内は区画壁により各反応室毎にほぼ等面積で光入射
窓23がその頂部に配置された状態で第1反応室24.
第2反応室25、第3反応室26.第4反応室27に区
画されている。そして、光入射窓23内は光源室44を
構成している。
第1反応室24.第2反応室25.第3反応室26、第
4反応室27には、それぞれ反応ガスノズル2B、29
,30,31、排気口32,33゜34.35が配設さ
れ、基板載置台36.37゜38.39が設置され、こ
れらに基板40,41゜42.43が載置されるように
なっている。
次に上記のように構成される光化学反応装置の作用につ
いて説明する。
重水素ランプ22から放射された光は、光入射窓23を
透過して第1反応室24.第2反応室25、第3反応室
26.第4反応室27の各反応室に同時に、かつ均一に
放射され、各基板40.41.42.43上に照射され
る。反応ガスは反応ガスノズル28,29,30.31
からそれぞれ導入され、排気口32,33.34.35
から図示していない排気ポンプにより容器外に排出され
る。
本実施例では、重水素ランプ2を1本のみ使用してラン
プの周囲360度の方位にわたってその放射強度は均一
である。このため、4つの各反応室24,25,26.
27内の基板40.41゜42.43上での成膜速度は
いずれも等しくなる。
なお、第2図において、各反応室は反応容器21により
各々独立した構造となっているが、基板に対して同一生
成物を堆積させる場合、必ずしも各反応室を独立した構
造とする必要はない。
なお、各反応室を独立した構造としない場合、必ずしも
各反応室毎に反応ガス供給管及び排気口を設置する必要
はなく、例えば2つの反応室で共同して使用可能な反応
ガス供給管、排気口を設けてもよい。
また、本発明の光化学反応装置は、光源に対して均一に
照射される領域に複数の反応室を設けて同時に基板に対
して照射できればよく、したがって、反応室の数は任意
に選定することができる。
〔効果〕
以上のように本発明によれば、光源からの光の照射領域
を有効に利用して光源の周囲に複数個の反応室を設け、
これらの反応室内の基板に対して光源からの光を同時に
かつ、均一に照射することができる。したがって、単位
光源、単位時間当たりの基板の処理枚数を従来の2倍あ
るいはそれ以上に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光化学反応装置の一実施例を示す概略
的構成図、第2図は本発明の光化学反応装置0他の実施
例を示す概略的構成図、第3図は従来の光化学反応装置
の例を示す概略的構成図、第4図は5tC)z膜を形成
したときの成膜速度に及ぼす紫外光強度の影響を示すグ
ラフである。 1.21・・・・・・反応容器、2・・・・・・紫外線
ランプ、3a、3b、23・・・・・・光入射窓、4.
44・・・・・・光源室、5,6,24,25,26.
27・・・・・・反応室、7,8,28.29,30.
31・・・・・・反応ガスノズル、9,10.32,3
3,34.35・・・・・・排気口、11,12,36
.37,38.39・・・・・・基板載置台、13,1
4.40,41.42゜43・・・・・・基板、22・
・・・・・重水素ランプ。 代理人 弁理士 西 元 勝 − 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内部で光のエネルギーを利用して気相化学反応を行わ
    せる反応容器、この反応容器内に設置され、薄膜を形成
    させるべき基板を載置する基板載置台、基板載置台を介
    して基板を加熱する加熱体、反応容器内に導入された反
    応ガスを励起分解させるための光源、反応容器内に反応
    ガスを供給する反応ガス供給管及び反応容器内の未反応
    ガス等を排気する排気口を備えたものにおいて、前記反
    応容器内の前記光源の周囲に複数個の反応室を設置し、
    各反応室に少なくとも基板載置台及び加熱体を設けたこ
    とを特徴とする光化学反応装置。
JP29881187A 1987-11-26 1987-11-26 光化学反応装置 Pending JPH01139770A (ja)

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