JPH01139716A - 耐高温用ロール - Google Patents

耐高温用ロール

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Publication number
JPH01139716A
JPH01139716A JP29867287A JP29867287A JPH01139716A JP H01139716 A JPH01139716 A JP H01139716A JP 29867287 A JP29867287 A JP 29867287A JP 29867287 A JP29867287 A JP 29867287A JP H01139716 A JPH01139716 A JP H01139716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
roll
roll shaft
shaft
furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP29867287A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takase
高瀬 順一
Kimihiko Sato
公彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP29867287A priority Critical patent/JPH01139716A/ja
Publication of JPH01139716A publication Critical patent/JPH01139716A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハースローラ等の耐高温用ロールに関する。
〔従来の技術〕
鋼板、ビレットあるいはプルームなどの材料を高温状態
に維持したり、熱処理などのために、製鉄所では数多く
の加熱炉、均熱炉や熱処理炉を備えている。これらの炉
では主に材料をハースローラに乗せて搬送するようにし
である。
従来、非水冷タイプのハースローラは、耐熱鋼や耐熱合
金などの材質を使用している。これに対して、近年、搬
送材料の高温処理、加熱時または均熱時における均一性
を図り、耐ビルドアツプ、耐摩耗性の向上を目的として
、ハースローラ表面にセラミックスを溶射したり、金属
ローラ軸にセラミックス製のスリーブを取付けることが
行われている。後者の例としては、特開昭60−152
614号公報などのものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者のセラミックス溶射によるハースロ
ーラでは、炉内温度が高温になると、溶射部の剥離など
によってローラ寿命が、たとえば2〜3力月などのきわ
めて短いものであった。
他方で、セラミックススリーブを設ける例では、一般に
セラミックスは、衝撃力に対して破損し易く、したがっ
て材料が当ったり温度不均一による熱応力を受ける場合
などにおいて破損することがしばしばある。また、スリ
ーブをキーやビンなどによりローラ軸にタイトに固定す
ると、以上の理由からスリーブが固定箇所において、し
ばしば破損しがちである。又、従来非水冷金属軸にセラ
ミックススリーブを直接保持させるため高温炉内の使用
において金属軸に無理な曲げ応力がはたらき軸の曲りが
度々生じた。
そこで、本発明の主たる目的は、スリーブの破損、軸曲
り等を確実に防止でき、耐久性に冨む耐高温用ロールを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本発明は、金属製ロール軸
にセラミックス製スリーブを外装した高温下で使用する
ロールであって、前記ロール軸内を非冷却とし、このロ
ール軸と前記スリーブとは間隙をもち、前記スリーブの
両端のうち少くとも一方をその軸方向に前記ロール軸を
座とする押付材により弾圧的に押圧し、実質的にこの押
圧力のみで前記スリーブをその外面に対して直交する方
向に作用する荷重を支持するようにしたことを特徴とす
るものである。
〔作 用〕
本発明では、スリーブをその軸方向については押付材に
より弾性的に押圧することとした。したがって、タイト
にスリーブを固定する場合にみられるスリーブとロール
軸との膨張係数差によるスリーブの破損がなくなる。
また、スリーブが前記公報に示されるように、ロール軸
に遊嵌され、スリーブがロール軸に対して偏心している
と、搬送材料による不意の衝撃力が加えられると破損す
ることがあるが、本発明では、押付材による押圧力によ
りスリーブを保持して荷重を支えているので、スリーブ
の破損を防止できる。
一方、ロール軸は金属で形成するため、耐熱性および熱
変形防止に限度があるので非水冷金属軸に生じる曲げ応
力を小さくする様金属軸に作用する搬送材、セラミック
ススリーブ等の曲げ荷重は軸の軸受近くに押付材を介し
て伝達され、従来と同じロールサイズと金属材料では相
対的に曲げ応力は改善され軸曲りが少くなる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明を図面を参照しながらさらに詳説する。
第1図および第2図は、ローラハース炉に本発明のロー
ルを配設した例を示し、1は炉壁、2は炉内である。
本発明に係るロールは、両側炉壁1,1を貫いて水平配
置され、炉内2において鋼板等の搬送材3を支承しなが
ら、これを搬送する。ロールは、基本的に耐熱金属製の
ロール軸4とその中央部に被嵌されたセラミックス製ス
リーブ5とからなる。
ロール軸4は中空でも中実でも良いがロール軸4は水冷
や空冷を行わないようにしである。
一方、スリーブ5は炉中央から両炉壁1,1近くまで介
在しており、その両端にはたとえばリング状の固定用ス
トッパー7および押付材8が配されている。ストッパー
7はロール軸4に溶接や止め体9等によりタイトに固定
され、スリーブ5をインロウ構造Iの当接面10でスリ
ーブ5一端面の全面を支持している。
スリーブ5の他端面は押付材8により弾圧的に支持され
ている。この押付材8は、ロール軸4を座としてスリー
ブ5を弾圧的に押圧するものであれば限定されないが、
図示例では、ロール軸4に螺合された位置調整ナンド8
A、座リング8B、ロール軸4に巻回された圧縮バネ8
C1環状押し具8Dとからなっている。スリーブ5への
押し具8Dの押圧力は、ナツト8Aの螺進度合によって
言周整される。
またスリーブ5は、ストッパー7および押し具8Dとイ
ンロウ形弐で外面を面一として突き合わされている。す
なわち、第2図に示すように、押し具8Dのスリーブ5
がわ端面において、その下部が張り出して肩部8aが形
成され、この肩部8a近傍にスリーブ5が押圧されてお
り、万一過大な衝撃荷重が作用する場合にスリーブ5が
押し具8Dから外れることを防止している。
押し具8Dは一般に金属製とされ押し具8Dと軸4間に
は変形が小さく耐熱性に冨む摺動材1)゜1)を配しロ
ール軸4とスリーブ5との軸方向の熱膨張差を生じたと
き、摺動材1).1)とロール軸4外面との間で摺動す
るようにするのがよい。
また、ストッパー7はロール軸と炉外側のX。
7面で、押し具8Dは炉外側にて摺動材1),1)の内
面でロール軸4と接触しているので、スリーブ5に作用
した荷重による曲げモーメントを軸受13.13近くで
支持でき、耐久性が向上する。
なお、ストッパー7および押し具8Dはセラミックによ
り形成してもよい。12は空冷フィン、14は回転力伝
達用スプロケットである。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
(実施例1) 鋼板表面にメツキするための鋼板加熱炉において、第1
図に示すロールを次の条件にて用いた。
〈炉条件〉  炉 幅: 1726鶴 炉温:900℃ 〈ロール〉  外 径:φ120 セラミックス材質:SiC 押し具材質: MORE4 金属ロール軸:門0RE−I バネ押し付はカニ210kgf 〈搬送物〉  鋼板厚さ: max 4.5 mm幅 
   : max 1300m 温度:約640℃ その結果、ロール表面のビルドアップによる疵の発生が
12力月以上にわたってなく、さらに12力月以上(使
用期間)の寿命をみた。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、スリーブの破損を防止で
きるなどの点において耐久性に冨む耐高温用ロールが与
えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロールおよびその配置例の縦断面
、第2図はその要部拡大断面図である。 1・・・炉壁、2・・・炉内、4・・・ロール軸、5・
・・スリーブ、7・・・ストッパー、8・・・押付材、
8A・・・ナツト、8B・・・座リング、8C・・・圧
縮バネ、8D。 8D’、8D’・・・押し具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属製のロール軸にセラミックス製スリーブを外
    装した高温下で使用するロールであって、前記ロール軸
    内を非冷却とし、このロール軸と前記スリーブとは間隙
    をもち、前記スリーブの両端のうち少くとも一方をその
    軸方向に前記ロール軸を座とする押付材により弾圧的に
    押圧し、実質的にこの押圧力のみで前記スリーブをその
    外面に対して直交する方向に作用する荷重を支持するよ
    うにしたことを特徴とする耐高温用ロール。
  2. (2)押付材は、ロール軸に巻回されロール軸を座とす
    る圧縮バネと、この圧縮バネとスリーブ端との間に介装
    された押し具とを備え、この押し具のスリーブ端がわ端
    面のロール軸がわ下部に張り出し肩部を有し、この肩部
    近傍にスリーブが押圧されている特許請求の範囲第1項
    記載の耐高温用ロール。
JP29867287A 1987-11-26 1987-11-26 耐高温用ロール Pending JPH01139716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007032589A1 (en) * 2005-09-13 2007-03-22 Posco Hearth roll apparatus for annealing furnace

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007032589A1 (en) * 2005-09-13 2007-03-22 Posco Hearth roll apparatus for annealing furnace
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